『ゆうきの里東和』宣言
この地は西に安達太良連峰を望み、木幡山、口太山、羽山の伏水が阿武隈川に注ぐ里山の営みが連綿と息づいてきました。
春の山菜、秋の野菜、秋はきのこに雑穀、いも類、果実、冬の漬物、味噌、納豆、餅の文化を生業として暮らしに活かしてきました。
わたしたちは「山の畑の桑の実を小籠に摘んだはまぼろしか…」と唄われた桑畑、麦畑、棚田の稲穂を赤とんぼが舞うふるさとの原風景を子供たちに伝えます。
わたしたちは平らな土地は一坪でも耕すという先人の哲学を受け継ぎ、自然との共生、新たな技、恵みを創造します。
わたしたちは心にやさしく、たくましく、生きる喜びと誇りと健康を協働の力で培います。
わたしたちは「君の自立、ぼくの自立がふるさとの自立」輝きとなる住民主体の地域再生の里づくりをすすめます。
わたしたちは歴史と文化の息づく環境を守り育て、人と人、人と自然の有機的な関係と顔の見える交流を通して、地域資源循環のふるさと「ゆうきの里東和」をここに宣言します。
道の駅を拠点として先人の技と知恵を活かし、高齢者もいきいきと元気な地域を再生しています。
新規就農した若い世代も参入し、人と人による活性化が進んでいます。
当協議会では福島県ふるさと暮らし案内人窓口などを通じて定住二地域居住のわかりやすいガイド役を担っています。
土づくり+地産地消地元産のげんき堆肥を中心とした真面目な土づくり。
耕作放棄された里山をひとつずつ再生し新規就農する人々も交え野菜、桑、エゴマ、麦畑などに甦らせて、里山の生活を見直しています。
平成21年、長年の取り組みに対し、大きな賞を2つ頂きました。
田畑に流れる水は山林が荒れると枯れてしまいます。
山の整備は大変重要です。
子孫に伝えられる様、間伐材の薪・炭、落葉の堆肥など山の恵みを活用します。
平成29年に多様な取り組みが評価され、日本農林水産祭でむらづくり部門で表彰されました。
少々お待ちください