智頭町では、“森林は町の大切な財産”としてとらえ、森林の持つ癒し効果に着目し「森林セラピー」をまちづくりのメインテーマのひとつとして取り組んでいます。智頭町森林セラピー推進協議会の設立や智頭町森のガイドの養成、実験実証などを行い、平成22年4月に鳥取県初の「森林セラピー基地」として認定され、平成23年7月にグランドオープンしました。
元森林管理署の職員で林業の良き時代を知る山林の専門家。智頭町町づくり委員会（百人委員会）の農林業部会メンバーで「森林セラピー」を町へ提案したのがことの始まり。「愉快に 楽しく 朗らかに」を信条に、何より安全で、楽しんでいただくことが大切と親父ギャグの一つも言いたいが、逆にセラピーのお客さんに気を使わせたくないので、今は封印中と、「目配り 気配り 心配り」にも心掛けておられます。
独身の頃から山登りが好きで、特にここ10年、九州や信州、東北などへ出かけてお仲間と楽しんでいる登山愛好家。少々体調が良くなくても山に登れば、忘れていますとのこと「山の植物や花の名前を多少知っているので、それを活かすことができれば」と女性ならではのひとこと。芦津渓谷の魅力は、手つかずの自然そのままの姿が残っていること、あわせて「ここに来て良かった」と言っていただけるようにしていきたいと心配りされています。
自動車の営業マンとして長年培ってきた接客の技をセラピーガイドに役立てたいと、普段から積極的に森に入っている一人。芦津の森を知り尽くし、「必ず感動して帰ってほしい」と、胸打つ美景スポットや興味深い景観へと体験者を導いています。営業で鍛えたトークが楽しい小林さん。しかし、お客さまの心に残ってほしいのは名ガイドではなく「森」。空気のごとく寄り添うガイドを目指しているそうです。
森や山が大好きで、若い頃からよく山歩きしていたという前橋さん。かつて芦津の森を走っていたトロッコ列車にも乗ったことがあるんですよと、目を輝かせます。樹木や山野草の知識も豊富。長い時間をかけて成長してきた天然杉の大木など、人の手が入っていない自然を見てほしいと語ります。季節なら新緑の頃や初夏がオススメとか。要望をくみつつ、体験者が心から森にとけ込めるようなガイドを心がけています。
仕事のかたわら、ガイドの予定が入れば事前に森に入り、動植物の様子を観察に出かける努力家。季節ごとに表情が変わり、何回訪れてもワクワクすると、心から森に魅了されているようです。セラピーで得たリラックスの感覚を忘れず、自宅に帰っても日常生活の中にある緑で試してほしい、と語ります。自分自身も森に入るたびに癒されている経験から、背伸びしない等身大の目線で体験者を案内しています。
リフレクソロジートップインストラクターの資格を持つ、いわば「リラックス」のエキスパート。森の癒しを存分に感じてもらいながら、自身の持つ専門知識も生かしてガイド。自らの足で森を歩いて癒しを得てゆく森林セラピーは、心身のバランスが整い、ストレス軽減に最適と太鼓判を押します。木漏れ日がスッと差し込んだ時の森の美しさ、季節ごとの魅力など、一瞬の感動をお客さまとともに味わうのが楽しみとのこと。
学生時代から「森林医学」に興味を抱き、卒論で研究に取り組んだことがあるという隠れた先駆者。それから約10年後、「森林セラピー」という新しいカテゴリーで再会したことをきっかけに「森林セラピスト」の資格を取得。芦津の森はすぐそばに渓流があり、森林とせせらぎの両方から癒やしを享受できるから最高、と笑顔で語ります。頑張っている人たちに“リフレッシュできる場所がここにあるよ”って伝えたい、と張り切っています
健康維持のために始めた山歩きが趣味だという田中さん。自宅から近い大山や氷ノ山、そして日本アルプスへと登山の幅を広げる中、「山の頂上を目指すのもいいけど、のんびりと横方向に歩くのもいいのでは」と思うようになったとか。自然を楽しみたいのなら、いきなり標高の高い山に挑戦するよりまずは智頭のような里山をゆったり歩くのがおすすめ、だそうです。お客さまと一緒に森の素晴らしさを共感できるガイドを目指しています。
20代の頃から登山やスキーが大好きで、登山ガイドの経験もあるほど。森林セラピーガイドを定年後の活躍の場として選んだのは、ごく自然な流れだったようです。奥田さんいわく、智頭町の魅力は他の基地に比べセラピーメニューが充実しているところにあるとか。メニューを通じて閉じていた五感を開放し、自分自身の“命の力”に気付くことができれば人生がより豊かになるはず。「そのお手伝いができれば」と、目を輝かせています。
小さい時から地元・智頭の森が遊び場で、当たり前のように慣れ親しんできたという声高さん。芦津は広葉樹中心の自然林と杉の人工林とのバランスが非常によく、両方の魅力を味わうことができるお得な森、と太鼓判。おすすめは秋の紅葉シーズンで、杉の深緑とモミジの赤のコントラストがとても印象的だとか。“森のパワー”を体感するとともに町内の観光スポットも存分に楽しんでほしいと、多くの方の来訪を心待ちにしています。
草花を眺めながら山を散策するのが特に好きで、その知識をガイドに活かしたいと森のガイドへ。芦津の魅力は、渓流を眺めながら森を散策でき、植物が豊富で歩きやすいところ。デビューしたてにもかかわらず、お客様に「初めて会った気がしない。一緒に帰ろう」と言われたのがうれしかったとのこと。お客様にくつろいで楽しんでいただくことが一番大切と気配りしながら、少しでも問いかけに応えるられるように、努力していきたいです。
山歩きで草花を見るのが好きで「森は、気持ちが癒される力を持っている」ことを伝えられたらと森のガイドへ。お客様のストレス度チェック値がニュートラルとなり“腕がいい”と仲間から誉められたのがうれしかったと。芦津の森の魅力は、緑が濃くて植生が豊かで、空気感が良いこと。必要以上にしゃべらないで森に身を任すようにそっとしておくのもいいかなと、自問自答しながら気遣っています。芦津の森は「みなさんをひきつけていい気持ちにさせる」ところを伝えていきたいです。
大阪在住の小林さん。森林セラピストの資格取得したところに智頭町で森林セラピーグランドオープンの情報を得、応募して森のガイドへ。芦津の森の魅力は、最初その雄大さに圧倒され、季節や1日毎、時間によって表情が変化して訪れる度に発見があり、とくに渓流の音が心地よいこと。目指すガイド像は、自然が語りかけることに心を向けてもらえるよう“いるかいないかわからない”くらいに自然に溶け込んで、自然そのものになりたいです。
| 加入保険の情報 | レクリエーション保険、賠償責任保険 |
|---|---|
| 所持ライセンス・資格名 | 智頭町森のガイド |
| 在籍スタッフ数 | 70人 |
| 営業時間 | 9:00~18:00 |
|---|---|
| 定休日 | 年末年始 |
少々お待ちください
