神の子池はなぜ青い？どこにあるの？おすすめのツアー・体験も紹介！
今回は北海道・道東エリアで人気のネイチャースポット「神の子池」について特集。
神の子池の特徴である青い輝きの秘密や現地へのアクセス方法、名前の由来となった言い伝えなどを紹介します！
親子で参加したい、神の子池を訪れるおすすめツアーもあわせてピックアップしていますよ。
次の北海道旅行では、親子で道東エリアでのネイチャー体験を楽しんでみませんか？
神の子池とは
以下では神の子池についての基本的な情報や注意点を紹介します！
神の子池はどこにあるの？アクセスは？
神の子池があるのは北海道の東部。
網走の南東、摩周湖の北の清里町内に位置しています。
現地へのアクセス方法は、基本的に車のみ。
所要時間は1時間半ほどです！
網走・清里エリアから向かう場合は、摩周湖へ向かう道道115号摩周湖斜里線を利用しましょう。
途中で右折したのち、青看板の案内通りに林道を走れば、最寄りの駐車場に到着します。
駐車場から池への移動手段は徒歩のみです。
神の子池の特徴や魅力＆魅力
緑深い大木が生い茂る森林の中にたたずむ神の子池。
池の源流は、摩周湖の外輪山の伏流水といわれています。
サイズは水深約5m・周囲220mほどと小さめ。
池の水温は、年間を通して8℃前後と常にひんやりしています。
そのため池の中に沈んだ倒木は腐ることなく姿が保たれ、池の景観の一端を担っています。
池の名称の由来は、アイヌ語で「神の湖（カムイトー）」と呼ばれる摩周湖。
摩周湖の伏流水が湧き出る池として、「神の子池」という名前が付けられたのだとか。
池の外周には木道が整備されており、池全体をさまざまな角度から観察可能です。
神の子池はなぜ青い？
神の子池は、夏にはコバルトブルー、冬場は深い藍色に変化し、訪れる人の目を楽しませてくれます。
池が青く見える理由のひとつは、池の水に含まれる成分が湧水によって激しく動き、光が散乱するためなのだそう。
ほかにも、堆積物により池の底が白いことや、湧水の透明度が高いことも、池が青く見える一因です。
実際に現地を訪れた際には、じっくりと池の色をチェックして、季節ならではの色合いを楽しんでみてください！
神の子池にはどんな生き物がいるの？
神の子池には、オショロコマと呼ばれる魚が生息しています。
寒冷地の淡水に生息するオショロコマは、サケ科でイワナの仲間。
体はあまり大きくありませんが、ブルーの池の中で見つけやすい赤い斑点が特徴です。
池の中の倒木の間を悠々と泳ぐさまは、どこか神秘的。
木道からじっと目を凝らして、神の子池を彩る姿を探してみてはいかがでしょうか？
神の子池に行く際の注意点
神の子池があるのは、人里離れた森の中。
池の周辺にはクマが出没することもあり、現地を訪れる際には注意が必要です。
事前にクマの出没情報をチェックしておくほか、食べ物や食べ物のゴミは車の中に置いて現地に向かいましょう。
念のため、カバン・ポーチに鈴を付けて音を鳴らし、常に人間の存在を周囲に示しておくことも効果的ですよ。
また、森林地帯の水辺には、ブヨ・蚊など吸血する虫が多く生息しています。
ハチやアブといった攻撃性の高い虫へも警戒が必要です。
当日は、狙われやすいとされる黒い服を避けて、上下ともに肌を覆う長袖長ズボンスタイルで行くのがおすすめですよ。
神の子池 地図
神の子池 おすすめの遊び＆アクティビティ1：スノーシュー体験
冬場は、神の子池の周辺の道路が雪に閉ざされて通行止めとなるため、個人が車で現地へアクセスするのは不可能。
冬の北海道旅行で神の子池を訪れてみたいなら、アクティビティも兼ねて、スノーシューツアーに参加するのがおすすめです！
白銀に染まった美しい雪原・森林を行くスノーシュー体験。
通常のハイキングやトレッキングとは違い、スポーツ感覚で北海道の冬ならではの景観を満喫することができますよ！
人里離れたネイチャースポットの中で、童心に返ってちょっとした雪遊びを楽しんでみるのも、また一興です。
以下では、神の子池を訪るスノーシュー体験プランを掲載中！
6歳から参加可能なので、小学生の子供を連れて行くこともできます。
プランによっては、無料送迎や、摩周湖の伏流水を使ったホットドリンクのサービスなど、お得な特典も利用可能です！
スノーシューのほかにも、別のアクティビティに参加できるセットプランもあります。
人気なのは、熱気球のフライト体験を含めた1日体験ツアー。
熱気球での飛行体験とスノーシューハイキングの両方を一日で楽しめるツアーは、かなり希少です！
スノーシュー体験では冬カラーの神の子池を、熱気球では雪深い北の大地や流氷を観察できますよ。
北海道の大自然を満喫しながら、天と地それぞれからの北海道らしい映えを狙いましょう！
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神の子池 おすすめの遊び＆アクティビティ2：観光タクシーツアー
初めて北海道を訪れる人にぴったりなのは、土地勘がなくても神の子池＆周辺スポットをスムーズに回れる観光タクシー！
ツアーでは、摩周湖・神の子池を含む阿寒摩周国立公園を中心に、複数の観光スポットを訪れます。
ツアーに含まれるスポットは、なだらかな大地と遠くに地平線が伸びる多和平（たわだいら）や、山肌からモクモクとダイナミックに噴煙が立ち上がる硫黄山などなど。
いずれも道東観光で人気を集めている場所ばかりです！
ツアーのスタート地点は釧路市街のため、公共交通機関を使って集合場所にアクセスできる点も魅力的。
ツアー時間は6時間以上とたっぷりあるので、一日かけて、神の子池を含めた北海道ならではの魅力を満喫しちゃいましょう！
また、オプションを利用すれば、最大9人乗れるジャンボタクシーも利用可能。
両親・子供を含めた親子3世代での北海道旅行などに利用してみるのもおすすめです！
【北海道・釧路】観光タクシーで巡る阿寒国立公園の旅「摩周湖・屈斜路湖コース」
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神の子池に行ってみよう！
人里から離れた森の中にたたずむ神の子池は、北海道の自然を体験＆映えを狙える人気スポットです。
今回の特集を参考に、次の北海道旅行ではぜひおすすめツアーに参加して神の子池を訪れてみてください！
※本記事の内容は2025年1月現在の情報です。
アイキャッチ画像提供：PIXTA
