志賀高原スキー場はどこがいい?リフト券や周辺情報を解説!し
本州随一のスキーリゾート、志賀高原を大特集!
志賀高原は長野北部、群馬との県境にあり、多彩なゲレンデとパウダースノーで、国内外のスキー客から人気があるスキーリゾートです。
記事では、志賀高原スキー場のゲレンデ紹介はもちろん、志賀高原周辺の温泉情報や、スキー・スノーボード以外のおすすめアクティビティもあわせて紹介しますよ!
志賀高原スキー場とは
志賀高原 SHIGA KOGEN MOUNTAIN RESORT
長野県の上信越高原国立公園内にある「志賀高原スキー場(志賀高原マウンテンリゾート)」。歴史も古く、スキー場の開業は昭和初期にまでさかのぼります。
1980年には、ユネスコにより「志賀高原ユネスコエコパーク」に承認され、生態系の保全はもちろん、観光を通じて人間と自然との共生について理解を深める取り組みなどが進められています。
日本最大級のゲレンデ
志賀高原スキー場は、大小18ものスキー場から構成されている、日本最大級のスキーリゾート。連絡コースで接続されているスキー場もあるので、コースバリエーションはかなり富んでいると言えます。
「日本三大スキー場」のひとつにも数えられており、集客ランキングでは「不動の1位」を誇ります!
雪質について
「JAPOW(ジャパウ)」という言葉をご存知でしょうか?「JAPAN」と「Powder Snow」を合わせた造語で、日本の雪質の良さを表すため海外のSNSなどで使われています。
志賀高原周辺には、乾燥した雪が多く降ります。サラサラのパウダースノーは、まさにJAPOW!本州の他のスキー場に比べ雪質の良さが際立っている志賀高原スキー場は、国内外のスキーヤー・スノーボーダーに人気です。
リフト券の種類が豊富
志賀高原スキー場のリフト・ゴンドラは、ICチップが内蔵されたリフト券による自動改札方式です。左腕近辺のポケットなどにリフト券を入れておくと、各のりばのカードリーダーがチケットを読み取り、ゲートが開きます。
ゲートシステムは志賀高原全山で導入されていますが、スキー場が全部で18ヶ所もあるため、リフト券の種類が非常に多いです。
全てのスキー場共通で使用可能な「全山共通リフト券」「ポイント券」、さらには決められたエリア内でのみ使用可能な「エリア券」「各スキー場限定リフト券」etc……。各自の滑走レベルはもちろん、当日の天候によっても最適なリフト券は異なります。滑る時間やリフトの乗車回数など、どの程度滑るかの計画を立てた上で、購入するリフト券を決めると良いでしょう。
志賀高原はいつからいつまで滑れる?
標高が高く雪の多い志賀高原は、スキーシーズンが長いことでも知られています。毎年の降雪状況にもよりますが、早ければ11月の中・下旬から、雪が残っていれば5月のゴールデンウィーク(GW)前後まで、半年もの間滑走が可能!
初滑りや春スキーの期間には、お得な料金のリフト券も発売されますので、要チェックですよ!
志賀高原スキー場どこがいい?おすすめは?
先述の通り、志賀高原スキー場は18ヶ所のスキー場で構成されています。大きすぎて、どこに行ったらいいか迷ってしまいますよね?
以下、リフト券の区分をもとに各スキー場を独自に5つに分類し、特徴や特色について簡単にまとめました。ゲレンデ選びの参考にしてくださいね!
横手山・渋峠エリア
横手山
標高2307m、日本で最も標高が高いスキー場です。山頂にはカフェもあり、晴れた日には壮大な景色を眺めながら、軽食とおいしいコーヒーが味わえます。
高い標高ゆえ、天気の急変や強風により、リフトの運行に影響が出る場合があります。当日の運行情報について、公式ホームページなどでこまめに確認してくださいね。
渋峠
横手山山頂から群馬側に下りていくゲレンデ。コースバリエーションは少なめですが、しっかりと整えられたコンディションの良い中級コースが広がっています。
リフト乗り場付近には、ホテル内に群馬・長野の県境があることで有名な「渋峠ホテル」がありますよ。
熊の湯エリア
北向きの斜面で直射日光の影響をあまり受けないため、日中でも雪の緩みが少なく、一日を通じてコンディションが良いスキー場と言われています。
志賀高原内のスキー場の中では小さいですが、扇形に広がるコースは迷いにくく、全体を見渡しやすいので、子供と一緒にスキーやスノーボードを楽しむのに最適です。
志賀高原中央エリア
ジャイアント・蓮池・丸池・サンバレー
志賀高原スキー場の玄関口とも言える「志賀高原山の駅(志賀高原リゾートセンター)」周辺のゲレンデです。規模としては大きくはありませんが、各スキー場とのアクセスが良いのが特徴です。
志賀高原のハブとなるバスターミナルがあることに加え、周辺にはホテルや旅館も多いので、公共交通機関で志賀高原を訪れる人におすすめのスキー場です。
高天ヶ原マンモス・東館山・西館山・発哺ブナ平・タンネの森オコジョ・寺小屋
白樺の木々の間を滑るコースや、幅の広い一枚バーンなど、コースバリエーションが豊か。初級者から上級者まで、レベルを問わず楽しめます。
最も標高の高い位置にある寺子屋ゲレンデから発哺ブナ平ゲレンデにかけて、最長6kmものロングラン滑走にもチャレンジできますよ。
一の瀬(ファミリー・ダイヤモンド・山の神)
幅広の大きな斜面に加え、アドベンチャー感たっぷりの林間コースもあります。ゲレンデでは、スキースクールや修学旅行生のレッスン風景もよく見られます。
志賀高原内の他エリアとの行き来がしやすいので、ちょっと欲張ってあちこち滑りたい人におすすめです。
焼額山エリア
大型リゾートホテルグループが運営するスキー場。ホテルや駐車場がゲレンデサイドにあり利便性が高く、小さい子供がいるファミリー層にもおすすめです。
スケールが大きく、コースバリエーションも豊か。スキーの世界大会が行われた急斜面からそり遊びができるちびっこゲレンデまで、多くの人の満足度が高いスキー場です。
奥志賀高原エリア
スノーボードの解禁が他のエリアに比べ遅かったことが影響しているのか、落ち着きのある大人の空気感が漂うスキー場です。ヨーロッパのスキーリゾートをほうふつとさせます。
歴史あるスキースクールには、子供からシニアまで、上達を目指す受講者が多く集います。ゲレンデサイドのホテルで、ちょっとリッチなランチを食べるのもおすすめですよ。
志賀高原スキー場周辺情報
温泉
志賀高原に最も近い列車の駅は、長野電鉄・湯田中(ゆだなか)駅です。駅の周囲には、1,300年以上前に開湯したと言われている由緒ある9つの温泉地「湯田中渋温泉郷(ゆだなかしぶおんせんきょう)」が広がります。レトロな雰囲気の温泉街には、長期滞在する湯治客も多く訪れます。
日帰り入浴はもちろん、スキーの前後で温泉街に宿泊するのもおすすめです!
雪が降りしきる中、露天風呂に入る猿の写真や動画を見たことはありませんか?外国人観光客に話題となり、人気に火がついた「地獄谷野猿公苑(じごくだにやえんこうえん)」も、志賀高原スキー場の近くにあります。
長い年月をかけ、野生のニホンザルと人との共生を実現した保護観察施設です。運が良ければたくさんのニホンザルに出会えますよ。ルールを守り、サルたちを静かに見守ってあげてくださいね。
スキー以外のアクティビティ
雪の上で楽しむアクティビティは、スキーやスノーボードに限りません。特におすすめしたいのがスノーシューです!
スノーシューは、「西洋かんじき」とも呼ばれる歩行器具を履いて雪の上を歩き、トレッキングやハイキングを楽しむアクティビティです。特別な技術を必要としないので、老若男女、誰でも気軽に体験が可能!
スキーやスノーボードよりも雪に親しめる体験として、注目を集めています。
今年の冬は、スノーシューにも挑戦してみませんか?
【長野・信濃町】黒姫駅から牟礼駅へ。柏原宿と牟礼宿を結ぶ、雪の旧北国街道をスノーシューで歩く 約3~4時間のプライベートツアー
黒姫駅からスタート。黒姫駅周辺の旧宿場は「柏原宿」と「古間宿」とに別れており、黒姫駅至近の宿場は「柏原宿」です。そして、善光寺方面は牟礼駅のある「牟礼宿」となります。宿場の説明をそれぞれ少し。飯山道、戸隠道への分岐点「柏原宿」東から飯山道、西から戸隠道が傍流する交通要衝で、信越を結ぶ物流の拠点であっ
志賀高原スキー場を満喫しよう!
志賀高原スキー場について、スキー場全体・エリア別・周辺の観光情報などをまとめて紹介しました。
日本最大級の大きさを誇る、志賀高原スキー場。スキー王国・長野の中でも、特に注目のスキー場です。
今年の冬はぜひ、志賀高原で雪を楽しんでみませんか?
※本記事の内容は2023年12月現在の情報です。