サップ・SUPとは？ボードの種類や初心者向けおすすめ体験ツアーを徹底紹介！

このページでは、マリンアクティビティとして絶大な人気を誇る「サップ・SUP（スタンドアップパドルボード）」を大特集！

サップ・SUPの基礎知識をはじめ、乗り方のコツや必要な道具・服装、できる場所や種類etc...サップ・SUP初心者が知っておくべき情報をまとめてご紹介します。

全国のエリア・体験ツアー人気ランキングと合わせて「大人気アクティビティのサップ・SUPとは何か？」をまとめてチェックしていきましょう。

サップ・SUPとは？

まずはじめに「サップ・SUPとは何なのか？」という基本的な概要をおさらいしておきます。

サップ・SUPとは、正式名称で「スタンドアップパドルボード（Stand Up Paddleboard）」というウォータースポーツの一種です。

英語の頭文字を略して「SUP」と表記され、「サップ」や「エス・ユー・ピー」あるいは「スタンドアップパドル」などと呼ばれています。

その名の通り、ボード（板）の上に立ちパドル（水かき）を使って水面を漕ぎ進むことが最もポピュラーな楽しみ方。

さらに、サップ・SUPを利用した釣り（サップフィッシング）やヨガ（サップヨガ）などさまざまな利用方法があります。

サップ・SUP体験ツアー人気プランランキング

サップ・SUPの歴史と発祥

サップ・SUPが発祥したのは1960年代のアメリカ合衆国ハワイ州。

ワイキキを拠点とするローカルサーファー・ビーチボーイズたちにより、サーフィン（波乗り）のトレーニング用として開発されたのが始まりとされています。

サップ・SUPにはサーフボードよりも大きな9フィート（約274.3cm）以上のボードを使用するため水面での安定性が高いことが特徴。

そのため、サーフ用語で波が立っていないことを表す「フラット」な日でも水面にテイクオフ（立って）して楽しむことを可能としています。

サップ・SUPができる場所

マリンスポーツとしてのイメージが強いサップ・SUPですが、海だけではなく川や湖などあらゆるウォーターフィールドで楽しめることも魅力です。

サーフィンのように波乗りを楽しんだり、時にはカヌーやカヤックのようにクルージングを楽しんだりと多種多様な楽しみ方ができることが最大の特徴。

以下では、海・川・湖それぞれの楽しみ方と特徴を解説していきます。

海のサップ・SUP

サップ・SUPの最もポピュラーな楽しみ方が海をプレイフィールドとする「SUPクルージング」や「SUPサーフィン（パドルサーフィン）」です。

「SUPクルージング」は波がなく海が穏やかな日に最適な楽しみ方で、コツを掴めば初心者でもその日のうちにテイクオフすることができます。

一方で、「SUPサーフィン」はある程度の経験とスキルを要するものの、ロングボードサーフィンと同じ要領で波乗りを楽しむことができます。

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川のサップ・SUP

川や運河などでサップ・SUPを楽しむことをアウトドアアクティビティ業界では「リバーサップ（River SUP）」と呼びます。

ゆったりと穏やかな川の流れを楽しむ「SUPクルージング」や激流・急流を攻略する「ダウンリバーSUP」など多種多様な楽しみ方があります。

初心者には、山間部を流れる川をクルージングしながら大自然に囲まれる気持ちよさ、あるいは周辺の景色を堪能する体験ツアーがおすすめです。

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湖のサップ・SUP

湖でサップ・SUPを楽しむことをアウトドアアクティビティ業界では「レイクサップ（Lake SUP）」と呼びます。

海よりも波が立ちづらく川よりも水の流れの影響を受けづらいため、カヌーやカヤックのようにゆったりとクルージングできることが魅力です。

そのため、小さい子供や初心者など初めてサップ・SUPを楽しまれる方にもっともおすすめなプレイフィールドと言えます。

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サップ・SUPは勝手にやっていい？

自然湖などでサップ・SUPの乗る場合には、原則として届出は不要となり誰もが自由に楽しむことができます。

一方で、所有者や管理者からの許可が必要な場所も多いので必ず確認してから楽しむようにしましょう。

また、カヌーやカヤックなど非動力のボート類は許可されていてもサップ・SUPはNGという場所も多くあります。

サップ・SUPを安全に楽しむためにも、初心者はガイドインストラクターが帯同する体験ツアーに参加することをおすすめします。

サップ・SUPの楽しみ方・種類

以上まででサップ・SUPが海だけではなく川や湖などあらゆるウォーターフィールドで楽しめることがお分かりいただけたと思います。

さらに、サップ・SUPは大きく浮力があるボードの特性を利用してさまざまな楽しみ方が可能な多様性の高さも魅力です。

ここからは「サップ・SUPの楽しみ方・種類」として代表的な利用方法をご紹介していきます。

サップクルージング（SUP CRUISING）

サップ・SUPを楽しむ上でもっとも基本となるスタイルが「サップクルージング（SUP CRUISING）」です。

サップクルージングとは、ボードの上に立ちパドルで水を掻きながら手漕ぎボートの要領で水面を漕ぎ進む楽しみ方のことです。

海、川、湖など日本全国のウォーターフィールドで開催される初心者向け体験ツアーに参加してまずはその魅力を体感してみましょう。

サップサーフィン（SUP SURFING）

サップ・SUPを使ってサーフィンのように波乗りを楽しむスタイルが「サップサーフィン（SUP SURFING・パドルサーフィン）」です。

海でサップ・SUPを扱うことに慣れてくると、ロングボードサーフィンのようなゆったりとした波乗りを楽しむことができるようになります。

サップ・SUPだけではなくサーフィンのスキル・技術も必要とするため、中級者から上級者におすすめの楽しみ方です。

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サップヨガ（SUP YOGA）

サップ・SUPボードの上でヨガやピラティスなどのエクササイズを楽しむスタイルが「サップヨガ（SUP YOGA）」です。

美や健康に意識の高い女性層を中心に人気が火がつき、現在ではサップ・SUPの楽しみ方の一つとして定番的な人気を誇ります。

不安定な水面に浮かぶボードの上では、地上よりもインナーマッスルの強化や脂肪燃焼効果が高いことが期待されます。

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サップフィッシング（SUP FISHING）

サップ・SUPボードをフィッシングボートのように利用して釣りを楽しむスタイルが「サップフィッシング（SUP FISHING）」です。

その需要の高さから、積載量やギミックなど通常のサップ・SUPよりも釣りに特化した「フィッシングサップ」という種類のボードも販売されています。

クルージングと同様に、海、川、湖など全てのウォーターフィールドでさまざまな魚種をターゲットとして狙う釣りを楽しむことができます。

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サップ・SUPの乗り方・コツ

つづいては、実際にサップ・SUPを楽しむために乗り方とコツを簡単に解説していきます。

とはいえ、サップ・SUPに乗れるようになるためには、文章の解説を読むよりも「実際に体験してみる」ことがもっとも上達する方法です。

準備や基本を理解したらインストラクターがレクチャーしてくれる体験ツアーに参加して実際にサップ・SUPに乗ってみることをおすすめします。

パドルの調整

ボードを水に浮かべる前に、自身の身長や手の長さなどに合わせてパドルの長さ調整をしましょう。

ブレード（水かき）部分を下に向け、手を上に伸ばして肢の部分に手が届くくらいの長さが適切だと言われています。

サップ・SUPの上でパドリングすることに慣れてきたら、好みに合わせて長さを調整することも可能です。

ボードの上での基本姿勢

サップ・SUPボードの上に乗ったら、ほぼ中央部分のもっとも安定するポイントを見つけましょう。

サーフィンやスケートボードのような横乗りの姿勢ではなく、左右並行に足を置く「パラレルスタンス」が基本姿勢です。

パドルは肢の先端と肩幅よりも少し広くなるくらいの場所を力まずにリラックスして握りましょう。

サップ・SUPの漕ぎ方

サップ・SUPは、パドルのブレード（水かき）を前方の水面に差し込み、後方に漕ぐようにパドリングします。

パドリング時は、膝を軽く曲げて背筋を伸ばすイメージで漕ぐとボード上での姿勢が安定します。

コツを掴むとあまり力をかけずに軽く漕いでいても前に進む推進力をつけることができるようになります。

最初は座って漕いでもOK！

初心者でもその日のうちに立てるようになることが多いですが、最初は座って漕いでも問題ありません。

座った状態でサップ・SUPに乗っていることに慣れてきたら落ち着いてボードの上に立ってみましょう。

この際、ボードや水面を見るのではなく、前方を見ながらスッと立ち上がることをイメージするのがコツです。

サップ・SUPに必要な道具

つづいては、サップ・SUPを楽しむために必要な道具・装備について解説していきます。

サップ・SUPの基本となる道具・グッズは、SUPボード、パドル、リーシュコード、水着（ウエットスーツ）の4点です。

以下ではそれぞれの特徴と役割をまとめています。

サップ・SUPボード

サップ・SUPボードには、「ハードボード」と「インプレーダブルボード」の大きく分けて2タイプあります。

ハードボードとは？

インプレーダブルボードとは？

この2種類は「どちらの方が良い」という話ではなく、ライフスタイルに合ったサップ・SUPボードを選ぶことが重要なポイントです。

パドル

サップ・SUPに使用するパドルは、長さ・大きさや重さ、素材や収納方法などの違いによりさまざまな種類が販売されています。

素材一つ取っても、アルミ製、カーボン製、グラスファイバー製などがあり、それぞれに特性の違うモデルがあります。

また、ア水かき部分の大きさは水面を進む推進力に影響し、全体の重量は操作性や強度などに影響してきます。

用途や体力、あるいは持ち運び方法や保管場所などを鑑みてパドル選びをすることが重要なポイントです。

リーシュコード

リーシュコードとは、サップ・SUPボードが体から離れて水に流されないように足首と繋ぐコードのことです。

自身の安全を守るため、また事故やトラブルを防ぐためにもサップ・SUPを楽しむ際に必ず必要となる道具です。

水着（ウエットスーツ）

サップ・SUPは水面で楽しむウォータースポーツのため、水着やウエットスーツの着用が基本となります。

サーフパンツやラッシュガード、気温や水温が低い場合はウエットスーツ（ドライスーツ）を着用しましょう。

また、落水時に身の安全を守るライフジャケットの着用が義務付けられているほか、サーフグローブやマリンシューズなどの着用も推奨されます。

サップ・SUPの値段は？

サップ・SUPの道具には、メーカー・ブランドや素材などの違いによってさまざまな価格帯のものがあります。

また、ボード・リーシュコード・パドルなどが一式となっている低価格な初心者向けのサップ・SUPボードセットも販売されています。

初めてサップ・SUPを楽しまれる際は、マイグッズを買い揃える前にグッズレンタル付きの体験スクールやツアーに参加することをおすすめします。

サップ・SUPに適した服装・格好

サップ・SUPを楽しむ際に「何を着ればいい？」や「必要な持ち物は？」などの疑問をお持ちの方も多いと思います。

結論から言うと「海水浴や水遊びを楽しむ場合と同様」の服装と持ち物があれば問題なくサップ・SUPを楽しむことができます。

ここからは、サップ・SUPボード一式をレンタルする前提で「サップ・SUPに適した服装と持ち物」をリストアップしていきます。

水に入る時の服装

水に入る前後服装

持ち物・用意するもの

以上のリストは、サップ・SUPに適した服装と持ち物の一例です。

ここまでで挙げられたリストを参考に、ご自身の経験や体験ツアーを開催するショップのルールに従って服装・持ち物を準備しましょう。

サップ・SUPの人気エリア

以下では、アクティビティジャパンの最新予約データに基づく「サップ・SUP体験ツアーの人気エリアランキング」をご紹介します。

ご自宅周辺や旅行・ドライブ・デートなどのお出かけ先近くのスポットから人気の高いサップ・SUP体験ツアーを検索してみましょう。

サップ・SUP体験ツアーの人気エリアランキング

第1位	沖縄
第2位	神奈川
第3位	滋賀
第4位	千葉
第5位	山梨
第6位	鹿児島
第7位	東京
第8位	北海道
第9位	兵庫
第10位	静岡

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サップ・SUP体験ツアー人気プランランキング

最後に、アクティビティジャパン最新予約データに基づく「サップ・SUP体験ツアー人気プランランキング」をご紹介します。

体験場所や体験料金（価格）をはじめ、ユーザーからのレビュー・口コミ体験談による評判を参考にプラン選びに比較検討にお役立てください。

※本記事の内容は2023年10月現在の情報です。

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