築地観光 モデルコース 食べ歩きマップ&散歩コース
築地観光を特集! 魚河岸(うおがし)の街としても人気の築地。周辺には観光に最適なスポットも多く、デートや散策に最適です。
築地を満喫したいけどどこにおでかけしようかわからない人、迷っている人に向けて、徒歩で巡る築地観光のモデルコースをご提案。
あわせて、アクティビティジャパン編集部が厳選したグルメスポットもご紹介します!
築地観光 おすすめモデルコース 食べ歩きマップ&散歩コース
モデルコースは、あくまで一例です。コースを順序通り全て回らなくても楽しめます。
お好きなスポットだけ選んだりコースの順番を入れ替えたりと、アレンジしながら築地を巡ってみてくださいね。
築地観光 モデルコース 食べ歩き&散歩コース:築地本願寺
東京メトロ・築地駅から徒歩約1分の場所にある「築地本願寺(つきじほんがんじ)」は1617(元和3)年、浅草に建てられた、400年以上の歴史を持つ浄土真宗本願寺派の寺院です。
動物の石像やステンドグラスなど、一般的な寺院とは異なる独創的な建物が特徴です。本堂と石塀、門柱は、国の重要文化財に指定されています。
1657(明暦3)年に起こった大火事「明暦の大火(めいれきのたいか)」で焼失し、浅草から現在の場所に移転して再建されましたが、1923(大正12)年に起こった関東大震災による火災で再び焼失。1934(昭和9)年に、建築家の伊東忠太(いとう ちゅうた)が設計し、現在の姿になりました。
アジアの仏教建築を模した外観や、本堂入り口にあるステンドグラスの装飾、パイプオルガン、いたる所に配置されている動物の彫刻など、実際に見てほしい建築美が満載です。
敷地内にはカフェや、お土産も購入できるショップなどもありますよ。
築地観光 モデルコース 食べ歩き&散歩コース:築地場外市場
「築地場外市場」は、築地本願寺から徒歩約4分の場所にあります。
2018年に、場内市場(東京都中央卸売市場)の機能が築地から豊洲(とよす)に移転した後も、プロの仕入れはもちろん一般客・観光客も多く訪れて賑わっている「築地場外市場」。築地観光には外せないスポットです!
営業日 | 月、火、木、金、土 (東京都中央卸売市場休業の水、日は原則休業) |
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営業時間 | 6:00頃 〜 9:00頃 業務用仕入れがメイン 9:00頃 〜14:00頃 通常の販売時間 ※14:00頃からは自由営業(店舗により異なる) |
年末年始 | 12月31日〜1月4日は原則休業 ※カレンダーの並び等により異なる年あり |
日曜日は原則休業、ということもあり、土曜日の築地市場は年間を通じて混雑する傾向にあります。
年末年始は、東京都中央卸売市場の休市に合わせ、12月31〜1月4日の間は休業する店舗が多いようです。ただし、築地場外市場は各店舗の判断で営業する「自由営業」を基本としていますので、お出かけの際には各店舗の公式HPなどを確認してくださいね。
気軽に食べられるものを店頭で販売している店舗も多いのですが、くれぐれも「歩き食べ」はNG!マナーを守り、イートインスペースなど飲食可能な場所で食べるようにしましょう。
まぐろや黒銀 築地場外市場本店
築地で絶品マグロを食べたいなら、築地本願寺から徒歩3分ほどの場所にある「まぐろや黒銀 築地場外市場本店」がおすすめ。青森・大間産の本マグロをはじめ、全国各地のマグロを食べられる専門店です。
中でも、マグロが贅沢に巻物になった「まぐロール」が人気。ほかにも店頭で好きなマグロを選んで、丼にしたりお寿司にしたりと、気軽にお好みの食べ方ができます。
丸武
卵焼き専門店の「丸武」は、職人が丁寧に手作りする卵焼きで人気のお店です。出汁をたっぷり含んだ卵焼きは、口に入れた瞬間、ふんわりととろけます。
定番の厚焼玉子以外にも、ねぎが入ったねぎ玉など味のバリエーションも豊富。大正末期から続く伝統の味は、築地に来たらぜひ味わいたいグルメのひとつです。
築地 山長
「山長」も、人気の卵焼き専門店です。ひとつひとつ手割りされた卵に丁寧に取ったかつお出汁を加えた、シンプルな味わいで知られています。
プレーンな卵焼きはもちろん、味の違いが楽しめるよう複数の種類がワンパックになったセットがおすすめ。贈答やお土産用のギフトボックスもありますよ。
斎藤水産
創業から50年を超える、魚の目利きに絶対の自信を持つ鮮魚店「斎藤水産」。「美味しくないものは売るな」という創業者のこだわりが、今も受け継がれています。
産地にこだわらず、季節ごとに全国各地で旬を迎える美味しい魚を仕入れているそう。ウニや生カキ、マグロ刺身盛り合わせなどが、店頭で気軽に味わえることで人気です。
築地うなぎ食堂
うな丼・うな重やひつまぶしがリーズナブルに楽しめることで人気の「築地うなぎ食堂」。ウナギをもっと身近なものにしてもらうため「毎日が土用丑の日」をモットーに努力しているそう。
店頭で、ウナギはもちろん新鮮な海鮮串も販売しています。少しずつたくさんの種類のグルメを楽しみたい人にもおすすめですよ。
築地観光 おすすめツアー
街のシンボルともいえる築地本願寺からスタートする「築地場外市場」の散策ツアーは、市場を深く知りたい人におすすめ!
同行するガイドの話を聞きながら、活気ある市場の様子が見学できます。ぜひ参加してみてくださいね!
【朝食なしプラン】築地de朝活WALK!~本格始動前の築地市場へようこそ~
卸売市場が移転した今でも、場外市場の活気は健在。ガイドのお話を聞きながら、築地で朝活してみませんか?★ご予約はお早めに!!-----------------------------------------●料金 4,527円 ※2歳未満無料●出発時間 08:00
【朝食付きプラン】築地de朝活WALK!~築地本願寺で朝食を~
築地本願寺内のカフェで、数量限定の朝食が食べられちゃう!ガイドのお話を聞きながら、築地で朝活してみませんか?★ご予約はお早めに!!-----------------------------------------●料金 7,596円 ※2歳未満無料●出発時間 8:0
築地観光 モデルコース 食べ歩き&散歩コース:かちどき橋の資料館
「かちどき橋の資料館」は、築地場外市場から徒歩約7分の場所にある資料館。
「勝鬨橋(かちどきばし)」は、日本初の可動橋として、1940(昭和15)年6月に建造されました。
橋を開くために使用されていた変電所を利用して作られた資料館には、勝鬨橋だけでなく隅田川の橋にまつわる貴重な資料が展示されています。
入場は無料ですが、観覧できるのは、火曜・木曜・金曜・土曜のみ。おでかけの際は、開館日を事前にチェックしておくと安心ですよ。
実際に勝鬨橋へ行く前に、あらかじめ資料館で情報を知っておくと、また違った視点で勝鬨橋を楽しめます。
築地観光 モデルコース 食べ歩き&散歩コース:勝鬨橋
かちどき橋の資料館から徒歩で約1分。全長246mの「勝鬨橋」があります。
勝鬨橋は、1940(昭和15)年に予定されていた万国博覧会のメインゲートとして、当時の最先端の技術を用いて建造された橋でした。
博覧会は日中戦争の影響により中止を余儀なくされましたが、中央が開閉する勝鬨橋は、東洋で最も優れた跳開橋(ちょうかいきょう)として、大型船舶の通航において活躍。
しかし航行する船が減少したため、1970(昭和45)年11月29日を最後に開閉はされていません。
2007(平成19)年6月には、国の重要文化財に指定。
現在もドラマのロケ地に使われたり、夜景スポットとしても人気です。
時期ごとに変わるライトアップや遊歩道から眺める高層ビルの街並みなど、ロマンチックな雰囲気を楽しめるので、デートにもおすすめですよ。
築地観光 モデルコース 食べ歩き&散歩コース:隅田川テラス
「隅田川テラス」は、隅田川両岸を整備して作られた遊歩道です。
堤防補強のため護岸基礎部分を活用した遊歩道ですが、水辺からさらに一段高い部分をテラス化することで、普段は公園の役割も兼ねています。
歩道沿いは緑化され、心地よい川辺の風や景色を楽しみながら散策する人や、ランニングを楽しむ人たちにとっての憩いの場です。
春は桜の美しいスポットとしても人気で、周辺にはレストランやカフェなども多くあります。
隅田川の景色を楽しみながら、のんびりとした時間を過ごせますよ。
築地観光 モデルコース 食べ歩き&散歩コース:築地 胡蝶
隅田川テラス(勝鬨橋)から徒歩で約7分。
「築地 胡蝶(こちょう)」は、築地場外市場に2020年6月にオープンした築地の隠れ家的な甘味処です。
路地裏の奥まった場所にあるので、賑わう築地場外市場から少し離れてゆっくり休憩したい人にもおすすめ。
和風の落ち着いた店内では、おしるこやあんみつ、アイス最中など種類豊富な和スイーツを中心に楽しめます。
早朝6時30分からオープンしているので、朝活にもぴったりです。
築地観光はモデルコースで満喫しよう!
築地でおすすめの観光スポットや食べ歩きを楽しめるスポット、周辺で楽しめる人気のアクティビティを一緒にご紹介しました。
築地は、場内市場が豊洲に移転した後も、食べ歩きや観光を存分に楽しめる街です。
今回ご紹介したモデルコースを参考に、歴史探訪やグルメ巡りが充実の築地観光を、ぜひ満喫してください!
※本記事の内容は2024年12月現在の情報です。