スノボ初心者向けの服装(レディース・メンズ)&ウェアの下(中)に着るものを解説
スノボ初心者向けの服装について解説。
スノボは、雪の斜面を滑る爽快感や浮遊感を、絶景と共に楽しめる冬の人気アクティビティです。
今回は、スノボを快適に楽しむための服装選びのポイントや、避けたいアイテムなどについてご紹介します。
これからスノボを始めたい人はぜひ参考にしてください。
スノボとは?
スノボ(スノーボード)とは、1枚のボードの上に足を乗せ、雪面を滑るスポーツです。
スキー場がオープンする11月から5月中旬くらいまで楽しめます。
ボード上に付いた「バインディング(ビンディング)」と呼ばれる留め具に足をしっかりと固定し、サーフィンのように横向きの体制になって雪の斜面を勢いよく滑走します。
スノボとスキーの違い
雪面を滑るスポーツにはほかにスキーがあります。スノボと異なる点といえば、道具と滑り方です。
1枚のボードで滑るスノーボードに対し、スキーは2枚のスキー板と、滑走する際にバランスをとるための「ストック」を使用するという違いがあります。
横向きの姿勢で滑るスノボに対し、スキーは初心者なら斜面に向かって足を八の字状にし、ひざを曲げて重心を低く保ちながら滑ります。
スキーは両手両足でスピードや方向を調節できるため、スノボと比べるとバランスはとりやすいでしょう。
スノボとスキー、初心者にはどっちがおすすめ?
スノボとスキーの大きな違いは道具の数です。スノボはボードのみのため、持ち運びもしやすいメリットがあります。
スキーは、初心者の場合は足を八の字にしエッジを立て、雪の斜面に対して角度をつけて停止します。
スノボは、体とボードを斜面に対して真横に向け、重心を後ろに下げて停止します。
初心者の場合は尻もちをつくように座ることですぐ停止することもできるため、いざというときのハードルは低いです。
スキーの場合は2本の板とストックを使用するため、重心を安定させることができます。
一方、1枚の板に両足を固定するスノボは止まったままだと立ちにくいため、初心者の場合、転倒するリスクはスキーよりもスノボの方が高いです。慣れるまでは、転ばずに立つ練習も必要になります。
スノボにもスキーにもそれぞれに良さがあり、楽しみ方も異なります。
どちらも初心者向けのレッスンやコースがあるため、両方にチャレンジして自分が好きな方を選ぶといいでしょう。
スノボの服装
次に、スノボでのおすすめの服装とNGの服装を解説します。
寒い時期のため防寒対策や動きやすさなど、服装を選ぶ際のポイントについて見ていきましょう。
スノボ基本の服装
スノボウェアを選ぶポイントは以下の5つです。
スノボの服装選びのポイントは、まず耐水性と透湿性です。
またスノボジャケットやロングパンツには、転倒した際に雪の侵入を防ぐための二重構造「パウダーガード」付きのものがおすすめ。
保温性の高さも重要ですが、ウェア内にこもった熱気を排出する機能「ベンチレーション」があるかどうかも大切です。
寒い雪山でも運動をすると体は温まり、汗をかくこともあるため、ウェアを選ぶ際にはチェックしておくとよいでしょう。
スノボは、体勢を大きく変える動きをすることも多いので、普段の服より少し大きめサイズを選び、生地に余裕を持たせておくと動きも安定しやすいのでおすすめです。
スノボウェアの下(中)は何を着るの?
- インナー
- 長袖Tシャツ
- パーカー
- フリース
- レギンス
スノボウェアの下(中)は、「ベースレイヤー」と「ミドルレイヤー」の2枚の重ね着で体温調節をします。
肌に直接触れるベースレイヤーを選ぶポイントは、汗冷えを防ぐために、綿素材よりも保温性・吸水性・速乾性を兼ね備えているウールやポリエステルなどがおすすめです。
長袖Tシャツやトレーナー、フリースなど、ベースレイヤーに重ねるミドルレイヤーは、気候によって使い分けて着用しましょう。
着脱しやすいようにジッパータイプのものがおすすめです。
ボトムスの下(中)の防寒には、伸縮性のあるレギンスやタイツなど薄手のアイテムだと動きの邪魔をしません。
スノボでNGの服装
ポリエステル素材でも「ヒートテック」などの発熱機能のあるインナーは、実はスノボでは避けた方がよいアイテムです。
冬でもアクティブな運動をすれば体が温まり、汗が出るほど暑くなります。
「ヒートテック」などの発熱機能のあるインナーは、保温・保湿効果には優れていますが、速乾性が高くないため汗冷えの原因になります。特に汗をかきやすい人は避けると無難でしょう。
また、寒いからといって厚手の服を着込むと、動きづらいうえに体温調整もしづらいです。
インナーで薄手の服を重ね着し、暑くなったら脱ぐなどして調節をするとよいでしょう。
スノボレディース(女性)の服装
ゲレンデファッションは、女性らしくおしゃれに決めたいという女性も多いのではないでしょうか。
近年はおしゃれなスノボウェアも多く、コーディネートしやすいようにセット販売されているものもあります。
ニット帽や手袋など小物を上手に取り入れて、こだわりのスノボファッションを楽しむのがおすすめですよ。
スノボメンズ(男性)の服装
カラーバリエーションも豊富にあるメンズスノボウェア。
デザイン性の高いものも人気ですが、初心者がウェアを選ぶ場合は、セットアップで選ぶと間違いありません。
またヘルメット対応のフードや、ポケットが多めに付いているなど、機能性を重視すると便利です。
ウェアはシンプルに、ゴーグルやネックウォーマーなどの小物類で変化をつけるなど、小物でアクセントをつけるのもおすすめです。
スノボの持ち物リスト
スノボをする際に必要なアイテムと、用意しておくと便利なお役立ちグッズについてご紹介していきます。
必ず用意したい持ち物/必須アイテム
- ゴーグル
- グローブ
- 帽子
- フェイスマスク
- ネックウオーマー
- 日焼け止め
- リップクリーム
- ハンドクリーム
- ポケットティッシュ
- 健康保険証
- 現金
ゴーグルやグローブはボードと一緒にレンタルできる場合もありますが、自分にフィットする使いやすいものがおすすめ。
帽子は転倒した際に頭を保護する役割が、フェイスマスクは眼球や顔面を保護する役割があるため、寒暖に関わらず着用するようにしましょう。
ネックウオーマーは防寒対策にも日焼け対策にもなるため、紫外線が気になる人は必須アイテムです。
雪の太陽光反射は、日焼けや乾燥の原因になります。
むき出しの状態だとお肌の乾燥は進むばかりですので、日焼け止めやリップクリーム、ハンドクリームなどで保湿しましょう。
顔が寒いと鼻水が出やすくなります。
ポケットティッシュを持っておくと、いざというときも安心。万が一に備えて健康保険証も準備しておきましょう。
スキー場では現金払いしかできない場所も多いため、現金を持っておくといいでしょう。
財布ごと持っていくのは落としてしまったり濡れてしまったときのリスクが高いため、小銭入れやパスケースなどに入れておくのがおすすめです。
あると便利な持ち物/お役立ちグッズ
- ヒッププロテクター
- リフト券ホルダー
- ゴーグルの曇り止め
- スマートフォン耐衝撃ケース
- お菓子
- ばんそうこう・薬
転んでしまうことも多い初心者におすすめなのが、ヒッププロテクターです。
ウェアの下(中)に身に着けておけば、転倒の際のダメージを軽減してくれます。
リフト券をなくさないよう、リフト券ホルダーはあると便利なアイテム。
スマートフォンは、倒れた衝撃で壊れないように、耐衝撃ケースに入れて携帯すると安心です。
小腹がすいたときに食べられるちょっとしたお菓子は、飴やチョコレートなど手軽に食べられるものがおすすめ。
薬やばんそうこうは持っているだけで安心できるアイテム。使い慣れているものを準備しておきましょう。
スノボ用の服を買う場所/おしゃれな人気ブランド
スノボウェアを購入できるブランドをご紹介します。
機能性も高く、デザインも人気のスノボブランドも紹介しますので、ぜひ購入の際の参考にしてください。
ユニクロ
日本のファストファッションブランドの「ユニクロ」。
世界的に有名なプロスノーボーダーとコラボし、競技用スノボウェア並みの高機能を備えたジャケット「ハイブリッドダウンスノーボードパーカ」は、動きやすく日常使いもできるすぐれものです。
「ユニクロ」では、吸汗速乾性が高い「エアリズム」をはじめとするインナーやTシャツなど、高機能アイテムがリーズナブルにそろえられるため、初心者にもおすすめのブランドです。
バートン(BURTON)
アメリカで1977年に誕生した「バートン」は、多くのプロたちも愛用する人気のスノボのブランドです。
スノボウェアだけでなく、ボードやバインディングなども販売しているため、スノボに必要なすべてのアイテムがそろえられます。
保湿性と防水性を備えた「GORE-TEX(ゴアテックス)」シリーズは、メンズ、レディースのほかにキッズウェアも取り扱っているため、家族でのコーディネートも楽しめます。
エアブラスター(AIRBLASTER)
「エアブラスター」は、2002年にアメリカで設立されたブランドです。
スノボウェア以外にもゴーグルやヘッドウェアなどのアイテムも充実しています。
メンズ、レディースのほかにキッズウェアもあり、ファッション性と機能性の両方を兼ねそなえている人気のブランドです。
「REVERT JACKET(リバートジャケット)」は、1994年の復刻モデル。
雪の侵入を防ぐ調節可能なフードも付いているなど、リーズナブルで高機能なウェアを探している人にもおすすめのシリーズです。
ダブルエーハードウェア(AA HARDWEAR)
「ダブルエーハードウェア」は、日本のスノボウェアブランドです。
耐水性や透湿性など高機能なウェアは、メンズ、レディースサイズを展開。ウェアのカラー展開も豊富です。
ゲレンデだけでなく普段着としても着用できるデザインも多く、ファッション性が高いのも魅力。
スノボウェア初心者にもおすすめのブランドです。
スノボ初心者に人気のツアーランキング
スノボのほかにもスキーやバックカントリーガイドなど、さまざまなウィンタースポーツを満喫できるプランをご紹介。
スノボウェアやボードのレンタルもあるので、まずはどんな感じかを体験してみるのもおすすめですよ。
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必要なアイテムがレンタルできるプランもあるため、ぜひ気になるプランを見つけて、スノボにチャレンジしてみてくださいね。
※本記事の内容は2023年1月現在の情報です。