さっぽろ雪まつり 2025 歴史・会場・日程や見どころを解説!
「さっぽろ雪まつり」といえば、冬に開催される北海道の一大イベント!
今回は2025(令和7)年2月4日(火)~11日(火)に開催されるさっぽろ雪まつりを特集します。
記事ではさっぽろ雪まつり 2025についてわかりやすく解説!
大通会場・すすきの会場・つどーむ会場、それぞれの特徴や見どころを紹介しますよ!
ほかにも、さっぽろ雪まつりの歴史や雪像も解説します。
さっぽろ雪まつりの歴史
1950(昭和25)年、地元の中・高校生が6つの雪像を大通公園に設置したのをきっかけにさっぽろ雪まつりはスタートしました。雪合戦や雪像展、カーニバルなどもあわせて開催。5万人あまりの人出と、予想以上の人気を博しました。
以後、札幌の冬の行事として市民に定着。1953(昭和28)年には高さ15mの大雪像「昇天」が初めて作られました。
1955(昭和30)年には自衛隊が参加して大規模な雪像を制作。第10回開催時の1959(昭和34)年には、雪像制作に2500人を動員し、初めてテレビ、新聞でも紹介されました。
翌年からは本州からの観光客も増えて大盛況に。札幌の雪まつりから日本の雪まつりへと発展しました。
さっぽろ雪まつり 雪像とは?
さっぽろ雪まつりと聞いて「雪像」をイメージする人も多いのではないでしょうか。
しかし「雪像の種類はいくつあるのか」「雪像を作る人は誰なのか」など、知らない人も多いかもしれません。
そこで以下では、雪像についてわかりやすく解説します!
大雪像
- 高さ:15mほど
- 雪量:雪量5tトラックで500台程度
- 制作する人:陸上自衛隊と大雪像制作委員会
中雪像
- 高さ:高さ10mほど
- 雪量:雪量5tトラックで300台程度
- 制作する人:主に市民グループ
小雪像
- 高さ:2mほど
- 雪量:雪量5tトラックで2台程度
- 制作する人:主に市民グループ
さっぽろ雪まつりの会場:大通会場
札幌の都心部・大通公園の西1丁目から西11丁目にわたり幻想的な雪の世界が出現。
大雪像5基をメインとして、中小雪像や市民雪像、スノーアクティビティなどが楽しめます。
開催場所(開催場所) | 大通公園の西1丁目から西11丁目 |
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開催期間(日程) | 2025年2月4日(火)~11日(火・祝) ※ライトアップは22:00まで |
みどころ | 大雪像・中雪像・小雪像、市民雪像 |
大雪像1『転生したらスライムだった件』:STV広場/大通会場4丁目
大人気アニメ『転生したらスライムだった件』の大雪像が登場!
異世界転生アニメをモチーフにした作品はさっぽろ雪まつり史上初とのこと。
白銀の大雪像で表現される、極上の異世界転生エンターテインメント作品をお見逃しなく!
大雪像2「札幌へ駆けるサラブレッド」:道新 雪の広場/大通会場5丁目
札幌のシンボルである時計台から、札幌競馬場のゴールを目指し疾走するサラブレッドを表現した大雪像です。
北海道は明治期以降、長い歴史を持つサラブレッドの一大産地。国内で生産されるサラブレッドのうち約98%が北海道で生まれ、その数は毎年7,000頭を超えます。
また、雪像にはプロジェクションマッピングも実施され、北海道の名所を巡って駆け抜けるサラブレッドを描きます。スピード感や立体感のある映像表現にも注目!
大雪像3「北海道庁旧本庁舎~赤れんが庁舎~」:HBC広場/大通会場 7丁目
大通7丁目会場は、1974(昭和49)年から雪まつりにおける国際交流を象徴する大雪像を制作する会場でしたが、2025(令和7)年より「時代や環境の変化に応じた多様な大雪像」を制作する会場に変わります。
2025(令和7)年、最初の大雪像は「北海道庁旧本庁舎~赤れんが庁舎~」!
赤れんが庁舎は1888(明治21)年に建設。現在は改修工事中で、2025(令和7)年7月25日のリニューアルオープンに先立ち、赤れんが庁舎の姿を大雪像で再現します。
大雪像4「小樽 銀鱗荘」:雪のHTB広場/大通会場 8丁目
大通会場8丁目、雪のHTB広場には「銀鱗荘」が登場!
小樽の銀鱗荘は、明治後期に建てられた鰊漁家建築。
もとは余市町にありましたが、1938(昭和13)年に小樽市に移築され、2023(令和5)年2月には国の登録有形文化財(建造物)に登録されました。
栄華の歴史を伝える銀鱗荘を再現する大雪像を見て、思いを馳せてみてはいかがでしょう。
大雪像5『モンスターハンターワイルズ』:UHBファミリーランド/大通会場 10丁目
大人気ゲーム『モンスターハンター』シリーズ最新作の発売に先駆け、新作のメインモンスターとサポートキャラ「アルシュベルド&オトモアイルー」が大雪像になって登場!
大迫力の大雪像で『モンスターハンターワイルズ』の世界観をぜひ感じてみては。
さっぽろ雪まつりの会場:すすきの会場
テーマは「氷を楽しむ・触れる」。大・中の氷像が観客を幻想的な世界へと誘います。
魚入り氷像や氷彫刻コンクールの作品も登場。写真サービス、インフォメーション、飲食ブースなどもあります。
開催場所(開催場所) | 南4条から南6条までの西3・4丁目(札幌駅前通) |
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開催期間(日程) | 2025年2月4日(火)~11日(火・祝) ※ライトアップは23:00まで ※最終日は22:00消灯 |
氷像 | 60基 |
みどころ | 氷像、氷彫刻コンクール |
さっぽろ雪まつりの会場:つどーむ会場
屋外会場には大きなすべり台やスノーラフトなど、雪で遊べるアクティビティが登場。
子供から大人まで楽しく遊ぶことができます。
屋内会場には休憩所のほか、北海道のグルメが集まるブースも登場。
楽しく遊んだ後には、北海道のいろいろな美味しいものを味わえますよ!
開催場所(開催場所) | 札幌市スポーツ交流施設 コミュニティドーム(愛称:つどーむ) |
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開催期間(日程) | 2025年2月4日(火)~11日(火・祝)10:00〜16:00 ※混雑状況により、一部アトラクションの受付時間を早めに終了する場合あり。 |
みどころ | すべり台、スノーラフト |
さっぽろ雪まつり 2025を楽しもう!
さっぽろ雪まつり2025は全国でも有数の規模を誇る冬の一大イベントなので、「一度は行ってみたい」と思う人も多いはず。
会場ごとに個性があり、さまざまな楽しみ方があるのも魅力ですよね。
さっぽろ雪まつり2025では雪像や氷像はもちろん、グルメや雪と遊べるスノーアクティビティも満載!
記事を参考にして思う存分楽しんでくださいね!
※本記事の内容は2025年1月現在の情報です。