日本一長い鍾乳洞は?全国まとめ 24選
夏は涼しく、冬は暖かく1年を通じて快適な鍾乳洞。 大自然が幾年もかけて作り上げた神秘的な世界を体感できます。 今回は鍾乳洞を厳選。関東や関西など全国にあるおすすめの鍾乳洞を紹介します。 日本一長い鍾乳洞、日本三大鍾乳洞なども登場! 鍾乳洞は気軽に探検気分を体験できるので、子供連れの家族にもおすすめ。 最近はライトアップをしている鍾乳洞も多く、ロマンティックなムードを楽しめる観光スポットとしても人気。日焼けを気にする女性も誘いやすいアクティビティなので、デートにも最適ですよ!
鍾乳洞とは
まずは鍾乳洞について解説していきます。一緒に見ていきましょう。
鍾乳洞について
鍾乳洞とは、石灰岩(せっかいがん)が長い年月を経て浸食されできた洞窟のこと。
古いものでは数億年前に形成された鍾乳洞も。内部に遺跡が発見された鍾乳洞もあり、歴史のロマンを感じさせます。
石灰岩とは、貝殻やサンゴなど海の生物の死骸が長い年月を経て積み重なり、固い岩石に変化したもの。
ちなみに、鍾乳洞に垂れ下がっているつらら状の鍾乳石は石灰岩から溶け出した炭酸カルシウムが成長し、作り出したものです。
鍾乳洞と洞窟の違い
「鍾乳洞と洞窟の違いってなに?」「なんとなくはわかるけどはっきりわからない」という人も多いのではないでしょうか。
洞窟は崖や岩石内に生じた空洞(洞穴)全般のこと。鍾乳洞も洞窟のひとつです。
洞窟には自然にできたもの、人工的に作ったもの、自然+人工的に作成した部分を含むものがあります。
鍾乳洞に行く服装
鍾乳洞に行く時の服装について解説します。 しっかりと事前に準備し、現地で安全・安心して散策できるようにしてくださいね。
鍾乳洞は夏でもひんやりとして涼しいことが多いので、カーディガンやシャツなど「1枚羽織れるもの」があると安心です。
鍾乳洞によっては急勾配の手すりや階段を上ることもあるため、スカートは避けましょう。 水中を歩いて進んで行く鍾乳洞もあるので、きつすぎず裾をまくりやすい長ズボンを。 水深がある鍾乳洞では丈が短く濡れにくい半ズボンやハーフパンツがおすすめです。
狭くて通るのがギリギリだったり、腹ばいで穴を這って進んだりするような鍾乳洞もあるため、汚れてもよい服装で行きましょう。
鍾乳洞によっては水滴が落ちるエリアもあり、滑りやすいのでハイヒールはNGです。 鍾乳洞を散策している時に脱げてしまうようなサンダルも控えましょう。
ホームページに適切な服装を記載している鍾乳洞もあるため、遊びに行く前にチェックを。
鍾乳洞を探検するツアーに参加する場合、専用のつなぎなどに着替えて長靴に履き替えるケースもあるため、事前にショップに確認してくださいね。
鍾乳洞に行く時の注意事項
上記でもお伝えしましたが、天井から水滴が落ちてくることもあるのでタオルを持参しましょう。
散策するのにヘッドライトやハンドライトが必要な鍾乳洞もあるため、ホームページをチェックしてください。
なかには水中を歩いたり、腹ばいで穴を這って進む鍾乳洞もあるので、現地を知りつくしたガイドツアーに参加すると安心ですよ!
全国のおすすめ鍾乳洞をチェック!
「鍾乳洞ってどこにあるんだろう」「家から日帰りで行けるエリアにあるのかな?」と思いますよね。
そこでアクティビティジャパン編集部が全国にある鍾乳洞を厳選。おすすめの鍾乳洞を紹介します!
日本一長い鍾乳洞:安家洞/岩手・岩泉
まずは日本で一番長い鍾乳洞「安家洞(あっかどう)」を紹介します。
安家洞(あっかどう)は岩手・岩泉町に位置。 2億5,000年ほど前に三陸海岸が隆起してできたとされ、全長は23.7km。日本で一番長い鍾乳洞です。
1000カ所以上もの分かれ道が確認され、日本では希少な「迷宮型の鍾乳洞」。 一般に公開されているのは入口から500mまで。 全貌はまだ解明されておらず、壮大なスケールを感じさせます。
あまり観光地化されていないため、「東北にある穴場の観光スポットに行きたい」「人工物のない鍾乳洞に行ってみたい」という人におすすめです。
日本三大鍾乳洞ってどこにあるの?
「日本三大鍾乳洞」とは、岩手・龍泉洞(りゅうせんどう)、山口・秋芳洞(あきよしどう)、高知・龍河洞(りゅうがどう)のこと。
地底湖で知られる龍泉洞、百枚皿で有名な秋芳洞、弥生時代の遺跡が発見されている龍河洞など、それぞれの魅力や見どころを紹介します!
龍泉洞/岩手・岩泉町
龍泉洞(りゅうせんどう)は岩手・岩泉町に位置。 全長は5km以上と推定され、そのうち700mが一般に公開されています。
洞窟内には、ウサギコウモリをはじめとした5種のコウモリが生息する珍しい鍾乳洞。 なお、龍泉洞は生息するコウモリとともに国の天然記念物に指定されています。
龍泉洞の見どころは多数のコウモリが生息する「蝙蝠穴(こうもりあな)」と、LEDで幻想的にライトアップされた「月宮殿(げっきゅうでん)」。 さらに世界でも有数の透明度を誇る青い地底湖もおすすめ。全部で8つある地底湖のうち、3つを公開しています。 「ドラゴンブルー」と称される澄んだ青色でとても神秘的です。
秋芳洞/山口・美祢
秋芳洞(あきよしどう)は山口・美祢の東部に位置。 「秋吉台国定公園」の地下100mにある鍾乳洞で全長は10.7kmと国内2位の長さ。 国の特別天然記念物に指定されています。
一般に公開されている約1kmの観光コースでは、悠久の時を経たダイナミックな自然の造形美を見ることができます。 まるで棚田(たなだ)のように、幾重にも折り重なった「百枚皿」はSNS映え間違えなしのスポット。
洞内の温度は年間を通じて17℃と一定しているため、夏は涼しく冬は暖かく感じられ、一年中心地よく散策できます。
龍河洞/高知・香美
龍河洞(りゅうがどう)は高知・香美(かみ)に位置。 全長は約4km、1億7,500万年の歳月を経て形成されました。
内部で弥生時代の生活跡が発見されるなど、歴史的にも価値のある鍾乳洞。 天然記念物及び史跡に指定されています。
一般に公開している観光コースの中で見どころといえば「神の壺」。 弥生時代に洞窟内で生活していた人々が使用した土器が約2,000年を経て鍾乳石と一体化したもので、歴史のロマンを感じさせます。 ほかにも「天降石」や「絞り幕」など、随所にアート作品のような見どころがいっぱい。
2019年7月よりLEDを使用したライトアップや、プロジェクションマッピングを使用した演出がスタートし、SNSでも話題に。 美しいライトアップと壮大な鍾乳洞が神秘的な光景を織り成します。
関東にある鍾乳洞
東京や神奈川、埼玉や群馬など関東にある鍾乳洞を紹介します。
都心から最も近い鍾乳洞は電車で1時間ほど。アクセスもいいので気軽に遊びに行けますよ!
日原鍾乳洞/東京・奥多摩
日原(にっぱら)鍾乳洞は東京・奥多摩町に位置しています。 全長は1.27km。江戸時代には山岳信仰の聖地として多くの修験者が訪れていました。
関東随一という規模を誇り、洞内の気温も年間を通じて約11℃と快適なため、特に夏季や週末には多くの人々が足を運ぶ人気の観光スポット。 東京都の天然記念物に指定されています。
一般に公開されている800mの鍾乳洞内には、白衣を着た観音様が佇んでいるような「白衣観音(ひゃくいかんのん)」、2m50cmほどの巨大な石筍(せきじゅん:たけのこ状に伸びた岩石)である「金剛杖」など、荘厳で幻想的な世界を体感することができます。
大岳鍾乳洞/東京・あきる野
大岳(おおたけ)鍾乳洞は東京・あきる野に位置。 大岳山(おおたけさん)の麓・標高520m「大岳キャンプ場」内にある鍾乳洞です。
全長は約1.002km(1,002m)。東京都の天然記念物に指定されています。
都心から車で約90分とほど近く、東京でも知る人ぞ知る穴場の観光スポット。
一般公開されている約330mは「通常コース」と「チャレンジコース」に分かれています。 「通常コース」は道幅がかなり狭くて天井が低いエリアが多く、屈んで移動するところもあるので体力がある人におすすめ。 「チャレンジコース」は「通常コース」よりハードで、腹ばいに這って穴を抜けるエリアがあるため、本格的な探検気分を味わいたい人に最適です。
橋立鍾乳洞/埼玉・秩父
埼玉・秩父にある34カ所の札所(巡礼者が参拝のしるしとして札を受け取るところ)のひとつ、石龍山橋立堂(せきりゅうさんはしだてどう)の敷地内にある鍾乳洞。 埼玉に多数ある鍾乳洞のうち、唯一の観光洞です。
洞内の3分の2は竪穴(地面から垂直に続く穴)式。 竪穴式の鍾乳洞は国内でも珍しく、1936(昭和11)年3月に埼玉県の天然記念物に指定された歴史がある鍾乳洞です。
見学路の長さは140mで鍾乳洞内はフラッシュ撮影禁止。
高低差は最大で30mほどで、起伏に富んだ形状が冒険心を刺激します。 つららのように垂れ下がる鍾乳岩や石筍や石柱を実際に現地に行き、体験してみてくださいね。
不二洞/群馬・上野村
不二洞(ふじどう)は群馬・上野村に位置。全長は約2.2km、関東で最も長い鍾乳洞です。 現在も調査中で全貌は明らかになっていません。
3mを超える大石柱「灯の柱」や「閻魔の金剛杖」など、地獄や極楽にちなんだ名称がつけられたパワースポットが多数あり、見どころ満載。
洞内には階段とLEDライトが整備され、幻想的な景観を楽しむことができるのが魅力です。
年間を通して洞内の気温は約10℃と、夏は涼しく冬は暖かいため、一年中快適。 季節を問わず立ち寄りたい観光スポットです。
江の島岩屋/神奈川・藤沢
神奈川・江の島岩屋は波の浸食でできた海食洞窟。 新宿から小田急ロマンスカーで約70分。江の島の最奥部に位置する湘南の人気パワースポットです。
富士山の氷穴に通じているとされる第一岩屋、「龍神伝説の地」と伝わる第二岩屋があります。 第一岩屋は全長152m、第二岩屋は56m。
弘法大師や日蓮上人も修行し、源頼朝や北条時政が祈願に訪れたと伝えられ、江島神社発祥の地として古くから崇められてきました。 ろうそくの炎に照らされた石像や岩壁が神秘の世界へと誘います。
関西にある鍾乳洞
関西で一番長い鍾乳洞を紹介。
ほかにも、個人が私財を費やして発掘したユニークなスポットや穴場の鍾乳洞をお伝えします!
面不動鍾乳洞/奈良・天川村
面不動(めんふどう)鍾乳洞は奈良・天川村に位置。 洞川(どろがわ)温泉にある鍾乳洞で全長は280m。奈良県の特別天然記念物に指定されている関西で一番長い鍾乳洞です。
かつては、洞川温泉街など現在の集落を含む一帯は巨大な鍾乳洞だったと推察されています。 しかし崩れ落ちてしまい、面不動鍾乳洞が残ったのではといわれています。
「金糸の窟(きんしのくつ)・銀糸の窟(ぎんしのくつ)」にあるストロー鍾乳管(細長いストロー状の鍾乳石)は国内でも珍しく、とても希少。
海抜878mと集落を一望できる高台にあるため、丸太風のトロッコ列車に乗って鍾乳洞を目指すのも楽しみのひとつです。
五代松鍾乳洞/奈良・天川村
五代松(ごよまつ)鍾乳洞は奈良・天川村に位置し、全長200m以上続く鍾乳洞。
1929(昭和4)年、地元に住む赤井五代松(ごよまつ)が発見し、親子二代にわたり十余年の歳月と私財を投じて掘削、整備しました。 彼の功績を称えて「五代松鍾乳洞」と名づけられています。
洞内には多様な鍾乳石が美しくライトアップされ、見ごたえ十分。 特に8mにも達する最大の石柱「大黄金柱」は迫力満点です。
五代松鍾乳洞へのアクセスは、アトラクション気分を味わえる観光用モノレールに乗って行くのがおすすめ。
戸津井鍾乳洞/和歌山・由良町
戸津井(とつい)鍾乳洞は和歌山・由良町に位置し、全長は約100m。 ペルム紀(2億9900万年前~2億5100万年前)の石灰岩が侵食されてできた貴重な鍾乳洞です。
戸津井鍾乳洞は、1913(大正2)年4月から1945(昭和20)年ごろまでは、石灰採石場として利用されていましたが、戦後に閉鎖されました。 当時から鍾乳石の存在は確認されていたため、地元の声にこたえて1980(昭和55)年に由良町の事業として一般に公開。
週末や祝日、町立由良小中学校の長期休暇に合わせて営業するなど公開日が限られているため、和歌山でも穴場の観光スポットといえます。
河内風穴/滋賀・多賀町
河内風穴(かわちのかざあな)は滋賀・多賀町に位置し、鈴鹿山脈の麓にある鍾乳洞。 55万年ほどの長い年月をかけ、水が石灰岩を溶かして形成されたとされます。
全長は10.02kmですが、現在も調査中のため今後延びる可能性も。洞口から200mまでは見学が可能です。 関西でも有数の規模を誇る鍾乳洞として知られ、滋賀県の天然記念物に指定されています。
入口の高さはわずか1mほどですが、鍾乳洞内は第四層まで分かれており巨大な地下空間が広がっているのが特徴。 散策道があり、手すりがついているので子供連れの家族でも楽しめる観光スポットです。
質志鍾乳洞/京都・京丹波町
京都唯一の鍾乳洞で全長は52.5m。高低差が25.1mあり、上下左右の変化に富んだ地形が特徴。 ほぼ垂直にかけられたはしごや急勾配の階段を進んでいくため、スリルやドキドキ感を味わえます。
個体数の減少が危ぶまれているコキクガシラコウモリが生息していることでも有名。
鍾乳洞内では急に水滴が落ちてくることがあるので、驚かないように注意を。 ワイルドな鍾乳洞に行ってみたい人、探検気分を満喫したい人、体力がある人におすすめです。
沖縄の鍾乳洞
沖縄というと「美しい海」を思い浮かべる人も多いでしょう。 でも実は、沖縄は「鍾乳洞の宝庫」でもあるんですよ。
サンゴ礁に囲まれ亜熱帯の島々が連なる沖縄には600から最大で2,000以上もの鍾乳洞が存在するとされています。
沖縄を旅行するなら海だけでなく、ぜひ自然の神秘を感じさせる鍾乳洞も楽しんでくださいね!
沖縄最大の鍾乳洞・玉泉洞/沖縄・南城
玉泉洞(ぎょくせんどう)は沖縄の自然や文化を体験できる人気の観光スポット「おきなわワールド」に位置。 沖縄で一番大きな鍾乳洞で全長は5km。そのうち一般に公開しているのは890mです。
サンゴが隆起し、約30万年もの年月を経てつくられたといわれています。 地元・沖縄では「宇和川壕(うゎーがー)」と呼ばれ、古くから親しまれてきました。
玉泉洞の特徴は「多彩な鍾乳石」。37種類と国内で最多の鍾乳石があります。 ほかにも、6階建てのビルが建つほどの巨大な空間「東洋一洞」、ブルーにライトアップされたロマンティックな「青の泉」など見どころ多数。
玉泉洞のほかにも、斎場御嶽(せーふぁうたき)や戦跡など、沖縄の観光スポット・パワースポット・歴史スポットをラクに効率よく巡りたいという人は、ぜひバスツアーに参加してみてくださいね!
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【沖縄・那覇】南部半日観光 おきなわワールド散策コース|ラドOSB号
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那覇市内から那覇空港に行かれる方におすすめのプランです。朝7:40~8:00頃那覇地区の3か所から出発。帰着は13:10頃に空港または、13:25頃那覇の中心県庁前。最終日の観光に人気のツアーバスです。コースのみどころは人気のパワースポット斎場御嶽や玉泉洞など、半日観光でも満足していただけるツアー内
辺戸岬ドーム(宜名真海底鍾乳洞)/沖縄・国頭村
沖縄本島の北部、国頭村(くにがみそん)・辺戸岬(へどみさき)近くにある海底鍾乳洞です。 通称は「辺戸岬ドーム」ですが、正式な名称は「宜名真海底鍾乳洞(ぎなまかいていしょうにゅうどう)」。
1万年以上前に水没したとされる鍾乳洞で旧石器が発見されたこともあり、太古のロマンを感じることができます。
日本で最初に発見された海底洞窟といわれ、最近ではダイビングスポットとしても人気です。 中・上級者向けを対象としたツアーなので、ダイビング経験がある人は神秘の海底鍾乳洞を旅してみては。
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【沖縄本島北部】辺戸海底鍾乳洞ダイビング(2ダイブ)写真動画撮影プレゼント
沖縄本島最北端辺戸岬近郊での迫力ある地形ダイビング。1万5千年前に水没した海底鍾乳洞。ロマンを追い求める方や超古代の歴史話が好き方はぜひ!【Schedule/ スケジュール】08:00 現地集合、書類記入、ご精算08:15 海に入る前に丁寧に説明させていただきます08:30 港からポイントへ出発09
沖縄のダイビングポイントは、多数あり迷ってしまうばかりです。辺戸岬は沖縄本島最北端にあるポイントです。旧石器も見つかっていて、かつては陸地だったといわれています。また、出口に向かうと吸い込まれそうなブルーの光が見えてきます。ポイントまではショップから港まで車で約2時間半、港からは船で約10分です。※
【沖縄・辺戸岬】ファンダイビング(辺戸岬ボートダイビングコース)
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パンプキン鍾乳洞/沖縄・宮古島
沖縄・宮古島にある鍾乳洞。入口は海に面しているため、干潮時のみアクセス可能です。 海の神様を祀る御嶽(うたき/祈りを捧げる拝所のこと)であり、宮古島屈指のパワースポット。
正式な名称は「保良泉(ぼらがー)クバクンダイ鍾乳洞」。 かぼちゃに似ていることから、通称「パンプキン鍾乳洞」「パンプキンホール」とも呼ばれています。
神々しくも可愛らしいパンプキン鍾乳洞に安心して遊びに行くには、やはりツアー参加がおすすめ。 天候や海の状況をしっかりと見極められるベテランガイドが案内してくれますよ!
シーカヤックやシュノーケリング、SUP(サップ)などいろいろなアクティビティを一度に楽しめるお得なツアーも多数。 写真無料のツアーもあるので、ぜひチェックを。
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ゴールデンケイブ/沖縄・石垣島
沖縄・石垣島のとある場所にある「ゴールデンケイブ」。その名の通り、黄金に輝く鍾乳洞です。
地元の人もほとんど知らない、まさに穴場の中の穴場! 地図には掲載されておらず、ネットで検索してみても「(ツアーを開催している会社以外は)ほぼ情報がない」というナゾの鍾乳洞です。
人の手が入っていない鍾乳洞のため、ガイドなしでは立ち入ることができないという、石垣島の秘境。 ツアーに参加し、レア度MAXの体験をしてみませんか。
沖縄や石垣島の「穴場の観光スポットに行ってみたい」「手つかず&自然のままの鍾乳洞を探検したい」という人におすすめです!
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東海にある鍾乳洞
東海を代表する鍾乳洞を紹介。
東海で一番長い鍾乳洞や日本で一番標高が高い観光洞が登場します。
東海一長い鍾乳洞:竜ヶ岩洞/静岡・浜松
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は静岡・浜松の奥浜名湖エリアに位置する東海一長い鍾乳洞です。 全長は1.046km(1,046m)、一般には約400mが公開されています。
落差が30mもある「黄金の大滝」は見どころのひとつで、洞窟内を天然の滝が流れ落ちる光景は大迫力。 「水神様エリア」は2mほどの池がブルーライトに照らされて幻想的に輝くパワースポットです。
竜ヶ岩洞内の道は広すぎず、鍾乳洞を間近に見ることができるのが魅力。 歩道や階段にはあまり段差がなく、子供からシニアまで幅広く楽しめます。
竜ヶ岩洞を探検した後は浜松名物の餃子作りを体験してみては。 その場で食べてもOK。持ち帰って竜ヶ岩洞の思い出を語りながら食べることもできますよ!
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飛騨大鍾乳洞/岐阜・高山
飛騨大(ひだだい)鍾乳洞は標高3,000m以上の名峰が連なる麓、岐阜・高山に位置。 全長1.8km。標高900mで観光できる鍾乳洞としては日本一高い場所にあります。
いろいろな方向にねじ曲がった「ヘリクタイト」という鍾乳石が日本で一番多くみられるのが特徴。 一般に公開している約800mの見学路は、第一洞・第二洞・第三洞に分かれています。
2億5千万年以上かけて作り上げられた鍾乳洞をLEDライトで演出。 青くライトアップされた地下水の上に鍾乳洞が広がる「竜宮の夜景」、第一洞と第二洞をつなぐ地下トンネル「愛深スポット」など、ロマンティックな雰囲気でデートにも人気の観光スポットです。
ペットも入場できる珍しい鍾乳洞なので、愛犬と一緒に探検してみるのもおすすめ。
九州にある鍾乳洞
九州を代表する鍾乳洞を紹介。
世界でも珍しい水中鍾乳石が見られる「稲積水中鍾乳洞」や、わき水が流れる水中を歩いて散策できる「千仏鍾乳洞」など、神秘的で特徴的な鍾乳洞は必見です!
稲積水中鍾乳洞/大分・豊後大野
稲積水中(いなづみすいちゅう)鍾乳洞は大分・豊後大野(ぶんごおおの)に位置。 稲積山(いなずみやま)の東麓にある鍾乳洞です。
全長は約1km。現在も調査中であるため、今後全長はさらに延びる可能性も。 3億年前の古生代に形成され、およそ8万5,000年前に発生した阿蘇山の大噴火によって水没し、現在の姿を形成したといわれています。
水中に鍾乳石が見られるのは世界でも希少で、水深は40mを超えます。 日本で一番長い水中鍾乳洞として知られ、大分の観光スポットとして人気。
鍾乳洞内では、釣り鐘型のくぼみが天井に伸びていく「ベルホール」、地下水が壁に沿って流れ落ちながら形成された「フローストーン」など、さまざまな鍾乳石を見ることができます。
千仏鍾乳洞/福岡・北九州
千仏(せんぶつ)鍾乳洞は福岡・北九州に位置。 カルスト高原(石灰岩が雨や地下水などにより溶かされて形成した地形)の平尾台にあります。
1935(昭和10)年に国の天然記念物に指定された由緒ある鍾乳洞。
全長は1.2kmで入口から900mの地点まではライトが設置されています。 大小30ほどの鍾乳石が垂れ下がった入口は抜群の撮影スポット。
入口から480mの地点までは靴のまま進むことができますが、「奥の細道」と呼ばれるエリアからは足元にわき水が流れ、水中を歩きます。 無料で借りられるサンダルに履き替え、濡れないように膝くらいまで裾をまくることができるパンツを着て行くのがおすすめ。
ライトが設置されていない300mのエリアを探検する場合は、懐中電灯が必要。 天井が低く、さらに神秘的なアドベンチャー気分を楽しむことができます。
東北の鍾乳洞
東北を代表する鍾乳洞を紹介。
福島・田村には東北を代表する鍾乳洞「あぶくま洞」と「入水鍾乳洞」があります。
2つの鍾乳洞は車で約10分と近いですが、まったく別のもの。 車ですぐアクセスできるため、両方に行き比べてみるのもおすすめですよ。
あぶくま洞/福島・田村
あぶくま洞は福島・田村に位置。標高1,192mの大滝根山の麓にある鍾乳洞です。
全長は3.3km。一般に公開されている600mのコースには、天井まで29mという「滝根御殿」や表情がユニークな「妖怪の塔」など見どころがいっぱい。
注目ポイントは「月の世界」。 日本にある鍾乳洞で初めて舞台用の調光システムを導入し、朝日が昇り、夕日が沈むまでを表現しています。
「恋人の聖地」にも認定されており、幻想的でロマンティックな雰囲気がカップルにも人気。 デートにもおすすめの鍾乳洞です。
入水鍾乳洞/福島・田村
入水(いりみず)鍾乳洞は、同じく福島・田村に位置し、国の天然記念物に指定されている鍾乳洞。 全長は約900mでA・B・Cコースに分かれています。
- Aコース:入口から150mの地点まで進む一般的なコースで所要時間は30分ほど。着替えやライトは不要です。
- Bコース:入口から600mの地点まで進み、所要時間は約1時間。 常に水中を進んで行くため、冒険度は高め。ヘッドライトまたは防水加工のハンドライトが必要です。
- Cコース:洞窟内の全エリア。奥の900m地点まで進み、所要時間は90分ほど。探検するには事前に予約が必要です。 ライトは一切なく、暗闇の中を探検して行くのでアウトドア上級者におすすめ。 ヘッドライト付きヘルメットと膝あてパッドは料金に含まれています。
B・Cコースは水中を歩くので上下の着替えが必要。クロックスやビーチサンダルを持参する必要があります。 水温は約10℃以下で痛みを感じるほど冷たいので、寒さが苦手な人は防寒対策を。
入水鍾乳洞は穴場の観光スポットを探している人や本格的な探検をしたい人に最適です。 子供連れで安全に楽しみたい人はツアーがおすすめですよ!
全国 おすすめの鍾乳洞 地図
神秘の世界・鍾乳洞に行ってみよう
今回は全国の鍾乳洞を紹介しました。
鍾乳洞は大自然が育んだ神秘的な存在。非日常を体験したい人や珍しいデートを楽しみたいカップルにおすすめです。
着替えを用意する必要がなく、そのままの服装で楽しめる鍾乳洞も多いので子供連れの家族にも最適。子供だけでなく大人も冒険心が刺激されるはず!
夏でも冬でも快適な鍾乳洞にぜひ行ってみてくださいね!
※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年8月現在の情報です。