パラグライダーライセンス取得の期間・費用・種類とおすすめスクールプランを徹底紹介!

このページでは、パラグライダーライセンス(免許)を大特集!
取得期間やライセンスの種類、費用や全国のおすすめスクールプランなどの情報を徹底紹介します。
合わせて、パラグライダーライセンス取得講習人気ランキングやレビュー・口コミをまとめてチェックしていきましょう。
パラグライダーとは?

空を飛ぶスカイアクティビティの王道種目として人気の「パラグライダー」。
初心者からライセンス・免許を保持する中級者・上級者までさまざまなレベルに多くの愛好家を持つアウトドアスポーツです。
グライダー(翼)とハーネス・フライトスーツ・ヘルメット・緊急用パラシュートなどの専用装備を身につけて大空を飛行することが主な楽しみ方。
大自然の風を感じながら大空を飛び回り、鳥の目線から見渡す絶景は実際に飛んだ者のみが得られる感動体験です。
全国各地のスクールでは、未経験者から楽しめる「浮遊体験」や「タンデムフライト」をはじめ、「ライセンス取得」のプランなどが開催されています。
全国のパラグライダー体験人気ランキング
【鳥取砂丘・安心・快適・本格的・手厚い砂丘本舗】小さなお子様~お年寄りの方まで、すべてが整った専用施設で初めてでも安心のパラグライダー体験!
- 4.8
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雄大な日本海を眺めながら、空を飛ぶことができ、気分は爽快!!お子様やお歳を召した方、体力や運動神経に自信がない方でも安心して飛んでいただけるよう日々工夫を積み重ねています。「鳥取砂丘でのパラグライダー体験は、どこで体験しても同じ── そう思っていませんか
【高知・仁淀川町】初めての飛行体験!吾川スカイパーク「パラグライダー半日体験コース」6才から体験可能
- 4.6
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高度差30Mの初心者用スロープから100Mぐらいを自分ひとりで飛べるようレクチャーいたします。初めは直線フライトですが、徐々に左右のコントロールもできるようになり、短時間でふわふわ空中散歩を楽しむ事ができるようになります。所要時間2~3時間のお手軽コースです。*服装:基本的には長袖、長ズボン、手袋(
【栃木・那須高原】初めてでも安心!タンデムフライト体験!!プロのタンデムパイロットとの2人乗りで、空中散歩!!
- 4.5
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プロのパイロットと一緒に高度差300mからのフライトにチャレンジ!初めての方も安心してご参加いただけます。那須山を臨む広大な景色はもちろん!足が離れたときのドキドキ感、顔にあたる風の爽快感をご体感ください。【プランの流れ】①受付(5分)➁離陸場まで山道を移動(15分)➂簡単な説明&準備(5分)④フラ
【愛媛・松山】パラグライダー体験~インストラクターと二人乗りで伊予灘を望む高度800mから空中散歩!
- 4.9
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とりあえず、飛んでみたい!大空を飛びたい人、集まれ!インストラクターと2人乗りで空中散歩です。空からの絶景を満喫できます。空中で写真も撮れます。※『75歳以上は要相談』※『体重85kg以上の方は要相談』
【鳥取砂丘】高さ数10メートルのフライト!パラグライダー体験(半日スクール)
- 4.6
- (26件の口コミ・体験談)
ゼロパラグライダースクールでは、まったくの初心者でも強風でなければ数10メートルの高さから飛べるんです!インストラクターがしっかり飛ぶまでのサポートをするので、安心して飛んでいただけます!お客様の体力に合わせての体験になりますので、ちょっぴり運動ニガテな方も、おまかせください!※但し、機材は原則とし
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パラグライダーライセンス取得おすすめプラン
「パラグライダーライセンス取得講習はどこがいい?」など、受講するプラン選びに迷われている方も多いのではないでしょうか?
アクティビティジャパンでは現在、関東甲信越を中心としたパラグライダーライセンス取得プランをご紹介中です。
以下では、アクティビティジャパン編集部が厳選する「パラグライダーライセンス取得おすすめプラン」をご紹介していきます。
埼玉のおすすめプラン
【埼玉・ときがわ町】パラグライダーを始めてみたいけど、少し不安も、、まずは入校体験トライアルコースから!
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始めてみたいけど、少し不安がある方、スクールの雰囲気を感じてみたい方、一回だけでは物足りない方、空を飛んでみたい方、、まずはスカイときがわパラグライダースクールで入校体験トライアルコースに参加してみませんか?!グランドトレーニング(地上練習)をしてからショートフライト(斜面からのフライト)の完成を目
茨城のおすすめプラン
【つくば・土浦】パラグライダー ライセンス取得「パラメイトコース」
3つの贅沢!入門コース本格フライトにむけた練習ができる入門コースです。登録スクールで教習は行います。①講習&実技で中身たっぷり山頂からのソロフライトのため、基礎トレーニングもしっかりと行います。パラメイトコース期間内には、ステップアップする中で8mの練習用斜面からのフライト練習や、フライトに関する講
「パラグライダーをもっと詳しく知りたい」「パラグライダーのライセンス取得に興味がある」そして「スクールの雰囲気ってどーなの?」疑問や不安を解消するには最適。パラグライダー初級ライセンス取得に向けた実技講習とタンデム(二人乗り)フライト2本を含む2日間のコースです。
【茨城・つくば】世界で飛んでみたい!上級ライセンス「ブラッシュアップコース」(パイロット技能証必須)
「ブラッシュアップコース」は、すでにパイロット技能証をお持ちの方が対象です。パイロット証のスキルより、さらに高いレベルを目指します。ブランクがある方は、最新のメソッドで不安を解決して行きましょう。
【茨城・つくば】世界で飛んでみたい!上級ライセンスXC証取得コース(パイロット技能証必須)
「XCライセンス」とはクロスカントリーライセンスといい、すでにパイロット技能証をお持ちの方が対象です。フライトエリアから飛び立ち、遠くまで飛んでいく「クロスカントリーフライト」をする為に必要な知識と技術を身に付けて頂きます。
【茨城・つくば】世界で飛んでみたい!中級ライセンスP証取得コース(パイロットライセンス)
「Pライセンス」とはパイロットライセンスといい、世界中のエリアで飛ぶための、知識と技術を習得するコースです。様々な上昇気流に乗り、ソアリングができるようになるコースです。日本ハング・パラグライディング連盟のパイロット技能証を取得できます。
【茨城・つくば】高い所から飛んでみたい!中級ライセンスNP証取得コース(ソアリングにチャレンジ)
「NP」とはノービスパイロットといい、上昇気流に乗り、ソアリングができるようになるコースです。日本ハング・パラグライディング連盟のノービスパイロット技能証を取得できます。
【茨城・つくば】高い所から飛んでみたい!初級ライセンスB級取得コース(標高500mからソロフライト)
大空を飛ぶ、鳥の気分を味わえるコースです。B級取得コースでは、自分一人で操作をし、標高500mの山頂からの単独でのフライト達成を目指します。東京タワーより遥かに高いところを、自分の操作で飛行します。その眺めは、まるでSFの世界!!
【茨城・つくば】ここから始めよう!初級ライセンスA級取得コース(フライト高さ10m距離100m)
ライセンスはA級、B級、NP証、P証と順に取得して頂き、徐々にステップアップして頂きます。それぞれの段階で実技と学科の試験があり、P証を取得すると一般的に一人前とみなされています。自動車免許に例えると、所内教習、路上教習(仮免許)、免許取得に近いイメージです。
【茨城・石岡】パラグライダースクール~日本代表選手による指導で「A級ライセンス取得コース」
公益社団法人日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)公認ライセンスを取得するコースです。山から飛べるようになるには、まずはA級コース から。最初は平坦な地面で機材の取り扱いを学び、徐々に緩斜面での離着陸の練習をして、一人で離陸、直線飛行、着陸ができるようになります。
長野のおすすめプラン
【長野・青木村】自力で夢のフライト!パラグライダー「パラメイト取得コース(練習生)」12才~OK
自分の力で空を飛びたい、と本格的にパラグライダーをしたい方にオススメのコースです。こちらは練習生パラメイトとなり、パラグライダーの最初の段階のライセンスになります。一人で離陸・着陸、直線飛行等ができる技術と初歩的な知識が修得できます。
パラグライダーライセンスの種類

ここからはパラグライダーライセンスの種類および取得方法について見ていきます。
以下では、複数あるパラグライダーライセンス発行団体の説明やその概要について解説しています。
ライセンス取得は単独飛行の必須条件
まず前提として知っておきたいのは、日本国内にパラグライダーに対する法規制はなくフライトライセンスは国家資格ではないということ。
専門的な知識と確かな技術を身に付け、安全にフライトを楽しむために必要な免許という位置づけです。
またライセンス取得によって参加できるパラグライダーコースの選択肢を増やせることがメリットです。
もちろん独学でマスターできるほど簡単なスキルではないため、パラグライダー単独飛行を楽しむ場合においては必須条件と言って良いでしょう。
パラグライダーライセンス発行団体
パラグライダーのライセンスは現在、「公益社団法人日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)」及び「NPO法人日本パラグライダー協会(JPA)」により発行されています。
また、国際航空連盟(FAI)の下部団体である「公益社団法人日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)」のライセンスは国際ライセンスとして認められ、国際技能証であるIPPIカードの発行も行っています。
それらパラグライダーの免許を取得するためには、免許発行団体の公認を受けたショップ・スクールが開催する「パラグライダーライセンス取得コース」に参加し受講することが必要となります。
JHF技能証の種類と取得資格
パラグライダーライセンスには、レベルに応じたグレード(階級)があります。
以下では、「公益社団法人日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)」が発行する「JHF技能証」のライセンスグレード及び免許取得に必要な条件をまとめています。
PGA級パイロット技能証(A証)
取得条件 | インストラクターの補助を受けずに一人で安全な離陸、直線飛行、着陸ができる技術を習得する |
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対象年齢 | 申請を行う日迄に14才に達していること。但し保護者の承認が有れば限定しない。 |
取得期間 | 概ね1〜2日 |
取得金額 | 概ね1~2万円 |
PGB級パイロット技能証(B証)
取得条件 | インストラクターの補助を受けずに安全且つ確実な離着陸及び高高度フライト20本、飛行中に180度旋回を習得する |
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対象年齢 | 申請を行う日迄に14才に達していること。但し保護者の承認が有れば限定しない。 |
取得期間 | 概ね5~7日 |
取得金額 | 概ね2~3万円 |
PGノービスパイロット技能証(NP証)
取得条件 | ホームエリア(管理された空域内)で穏かな上昇風を利用し自己の判断と責任で「ソアリングフライト」ができる技能を習得する。また、B級証取得後の合計飛行時間5時間、飛行回数60回の飛行経験が必要。 |
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対象年齢 | 申請を行う日迄に14才に達していること。但し保護者の承認が有れば限定しない。 |
取得期間 | 概ね1年間 |
取得金額 | 概ね3~5万円 |
PGパイロット技能証(P証)
取得条件 | ホームエリア(管理された空域内)で「競技飛行」、「記録飛行」、「検定飛行」、その他すべての飛行を自己の判断と責任にで行う技能を習得する。また、NP証取得後の合計飛行時間30時間、3ヶ所以上の飛行経験が必要。 |
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対象年齢 | 申請を行う日迄に16才に達していること。 |
取得期間 | 概ね1年間 |
取得金額 | 概ね3~5万円 |
PGクロスカントリー技能証(XC証)
取得条件 | フライトエリアを飛び出し、最も広い範囲を飛べる技能証。航空法など関連法規を遵守し、クロスカントリーフライトで「競技飛行」、「記録飛行」、「検定飛行」、その他すべての飛行を自己の判断と責任にで行う技能を習得する |
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対象年齢 | 申請を行う日迄に18才に達していること。 |
取得期間 | 概ね6ヶ月 |
取得金額 | 概ね3~5万円 |
インストラクター従事者に必要なライセンス
上記以外にも「PGタンデムパイロット技能証(TD)」や「上級タンデム技能証」、「PG補助動力技能証」や「PG教員技能証」などのパラグライダーインストラクターとして従事するために必要な免許があります。
パッセンジャーに制限のない(不特定多数の人を同乗させる)タンデムフライトを楽しむ為には、2019年4月1日より新設された「上級タンデム技能証」を取得する必要があります。
詳しくは、JHF(日本ハング・パラグライディング連盟)公式ホームページをご確認ください。
パラグライダーライセンス取得の期間
パラグライダーライセンス取得にかかる期間は、ライセンスのグレードやスクールに通う頻度によって異なります。
例えば、パラグライダースクールに毎日通った場合でおおよそ2ヶ月から3ヶ月。
一般的には、土日祝日などの休日を利用して受講するとおおよそ1年から2年程度の期間を要すると言われています。
取得期間に関する質問や要望は、受講するパラグライダースクールにお問い合わせください。
パラグライダーライセンス取得の費用
パラグライダーライセンス取得にかかる費用は、受講するスクールによってさまざまです。
主に、コース料金やライセンス検定料、機材購入費や保険料などがライセンス取得するための費用に含まれます。
たとえば、初級クラスの場合で数万円、上級クラスの場合で数十万円程度が費用の目安となります。
以下では、アクティビティジャパン掲載プランの中から「パラグライダーライセンス取得料金が安い順ランキング」をご紹介します。
パラグライダーライセンス取得料金が安い順ランキング
【茨城・つくば】高い所から飛んでみたい!中級ライセンスNP証取得コース(ソアリングにチャレンジ)
「NP」とはノービスパイロットといい、上昇気流に乗り、ソアリングができるようになるコースです。日本ハング・パラグライディング連盟のノービスパイロット技能証を取得できます。
【茨城・つくば】世界で飛んでみたい!中級ライセンスP証取得コース(パイロットライセンス)
「Pライセンス」とはパイロットライセンスといい、世界中のエリアで飛ぶための、知識と技術を習得するコースです。様々な上昇気流に乗り、ソアリングができるようになるコースです。日本ハング・パラグライディング連盟のパイロット技能証を取得できます。
【茨城・つくば】世界で飛んでみたい!上級ライセンスXC証取得コース(パイロット技能証必須)
「XCライセンス」とはクロスカントリーライセンスといい、すでにパイロット技能証をお持ちの方が対象です。フライトエリアから飛び立ち、遠くまで飛んでいく「クロスカントリーフライト」をする為に必要な知識と技術を身に付けて頂きます。
パラグライダーライセンス取得の年齢制限
パラグライダーライセンスを取得するためには、年齢制限をクリアする必要があります。
多くのパラグライダースクールでは、16歳以上から60歳までの年齢制限が設けられています。
一方で、保護者の同意を得た16歳未満や60歳以上のシニアに向けた講習を開催しているスクールもあり。
レジャーとして楽しまれる体験フライトでは、6歳(小学生)以上から参加できるプランが開催されています。
パラグライダーライセンス取得の体重制限
パラグライダーライセンスを取得するためには、設定されている体重制限をクリアする必要があります。
パラグライダーで安全に飛行するには、軽すぎても、逆に重すぎても適切ではないとされています。
そのため多くのパラグライダースクールでは、40kgから90kgほどまでの体重制限が設けられています。
一方で、パラグライダー器材によっては90kg以上の方が参加できる場合もあります。
パラグライダーの服装や持ち物
つづいては、パラグライダーに適した服装や事前準備についてご説明します。
持ち物について明確な規定はなく、各パラグライダースクールによってルールが異なります。
以下は、パラグライダーを安全に楽しむための推奨される服装リストです。
- 動きやすい長袖シャツ・長ズボン
- スニーカーやトレッキングシューズ
- マウンテンパーカー等の防寒着
その他、帽子や日焼け止め、サングラスや飲み物、タオルや着替えなどアウトドアレジャーを楽しむ際に必要な持ち物は用意していきましょう。
また、写真や動画を撮るためのカメラやスマートフォンなどを携帯してのフライトは基本的にNGとなります。
機体に装着するウェアラブルカメラ(GoPro等)を貸し出ししてくれるプランをご利用のうえ各ショップ・スクールのルールに従って安全なフライトをお楽しみください。
※本記事の内容は2025年7月現在の情報です。
パラグライダーライセンスのよくある質問
Qパラグライダーの基礎知識
A 『パラグライダー』はグライダーと呼ばれる翼とハーネス、緊急用パラシュートなどの専用装備を身に付け空を飛ぶ、スカイスポーツの一種です。風を感じ鳥の目線で見渡す絶景は、実際に飛んだ人だけが得られる超感動体験です。初心者からライセンス取得を目指す経験者、大会に出場する本格的な競技者に至るまで、様々な層に親しまれています。
Qライセンスは必要?
A パラグライダーの操縦に関する国家資格はありません。しかし、専門知識や技術無しで安全に滑空することはまず不可能です。現在、国内には複数のライセンス発行団体があり、安全なフライトのための講習を行っています。尚、インストラクターに操縦を任せる二人乗りの「タンデムフライト」であれば、ライセンス不要で体験可能です。
Qパラグライダー ライセンスの種類について
A 日本国内には「公益社団法人日本ハング・パラグライディング連盟(JHF)」及び「NPO法人日本パラグライダー協会(JPA)」のパラグライダーライセンス発行団体があります。海外でのフライトを希望する場合には、JHFで発行している「国際技能証IPPIカード(国際ライセンス)」の取得が望ましいとされています。
Qライセンス取得に必要な期間は?費用は?
A ライセンスは、免許発行団体公認のスクールに通い取得します。取得に要する期間はライセンスにより異なりますが、スクールに通うペースを考えると通常は数ヶ月~1年程度必要であると言われています。費用についてはそれぞれのライセンスで数万円の受講料の他、数千円の検定料、用具をレンタルする場合には都度レンタル料も発生します。