- 6歳~80歳
- 1~2時間
- 12:00 / 18:30
- 12歳~99歳
- 1~2時間
- 11:00 / 17:00
- 3歳~99歳
- 2~3時間
無農薬・自然栽培のお茶を作って14年になります。 私の住んでいる集落では、新茶の時期に一年間に飲むお茶を摘んで釜炒り茶を作ります。 一般的に飲まれているお茶は煎茶で茶葉を蒸して作るのですが、熊野では大きな鉄釜で茶葉を炒って作ります。 炒っただけでは発酵がすぐには止まらないので半発酵になり、中国茶の製法と同じであるためウーロン茶のような半発酵のお茶になります。 そして使う時にさらに焙じて「番茶」にして、郷土食である茶粥を作るのです。一番茶で作るほうじ茶は香りが格別!甘みがあって本当においしい。 初めて飲んだ時にその香りと味わいに惚れ込んで、茶畑のある家を借りているほどです。 そんな熊野のふるさとの味をお伝えしたくて体験メニューにしました。 お茶を作っている関係で繁忙期には受け入れは出来ないのですが、味わいが濃くてしっかりしたお茶が出来る二番茶のシーズンから受け入れています。 (茶葉の伸びる時期が気候により毎年確定しないので、お問い合わせください)。 無農薬自然で、剪定もしていないこだわりの畑や在来種の茶の木の話などしながら自分の手で茶摘みをしてもらいます。 ある程度量が採れたら鉄釜で茶葉を炒ります。火加減が難しいので、様子を見ながら手早く炒ります。 茶葉の色が変わってしなっとしてきたら火からおろしてむしろの上で茶もみをします。今では昔ながらのむしろが販売されていないのすごく貴重です。 つまり、このような手間暇かけて作るお茶はほとんどないということです。 長年使っているむしろには、茶渋がついてきらきらと茶色く光っています。 地域のおじいさんは、誇らしげにその茶渋を自慢するのです。 おじいさんが元気でタイミングが良ければお茶づくりの指導をしてもらえます。 地域では高齢化が進んでいて、あと5年も経てばほとんどの集落の人がいなくなってしまう。 そうなると世界遺産登録である文化的景観を守ることができないと危機感を抱きつつ、 出来ることには限界がある・・・・シカによる茶葉の食害もなどとそんなジレンマの話も少しお伝え出来たらと思います。 体験料とティータイム、お菓子付。2時間ほど摘んで揉んで、天日に広げるの一連の作業の合計が2時間半程度。 乾かしている間に、熊野古道を歩くことも可能です。
自然にのびのび育てられたお茶は野趣あふれて力強いです。摘んだ葉をお茶にする作業も五感を使ってとても楽しく、お茶の香りに癒されました。 熊野の釜炒り茶は半発酵状態になるとのことで、日本茶とはまた異なる風味で、茶殻のおひたしは今まで食べた中でも香りも味も素晴らしかったです。 教えてくださった方は、明るく経験豊富な方で、お茶づくりや地元のお話もとても面白かったです。 笑いが絶えない心に残る旅になりました! また機会があれば再訪したいです。
- 3歳~99歳
- 1~2時間
【ゲストへのご挨拶】 素朴なめはりも、食材、調味料をほんまもんにこだわって、自分で握ると本当においしくて驚きます。 食べるもので身体が作られ、心も育まれます。お米も醤油も作った人の愛情や想いが込められているから、 小さい子でも食べるとわかります。 和食に欠かせない調味料が生み出された和歌山で、本当においしい物を食べましょう。 小さいころから親しみのあるめはり寿司でしたが、お料理上手のおばちゃんから教えてもらっためはりは、今までで一番おいしく、 そして何もかもが今まで食べためはりとは全く違っていました。 そのおばちゃんは、調味料を自分で作り、高菜も原種の自家交配で育てていて、 こだわりのあるほんまもんの食材のもつ力も教わりました。その感動をお伝えしたい! めはり寿司の他に自家製味噌と旬の地域でとれた野菜を使った具だくさんのお味噌汁も作ります。 おいしいものが溢れ、コンビニやレトルトなど便利な時代だからこそ、手のぬくもりを感じる食が、 安心・安全な食材を使って丁寧に作って、五感で味わって食べることに意味があると感じています。 この体験では、材料は地域で作られた無農薬のものを使用し、添加物のない調味料等を用意しています。 丁寧に作られた醤油やみそ、鰹節といった和歌山発祥の調味料等の食文化もお伝えし、 その日だけの単なる体験・思い出では終わらず、自宅でも簡単に取り入れられるノウハウも持ち帰っていただきます。 高菜の漬物上手のおじいちゃんから、発心門という集落のこと、日本ミツバチの養蜂や山での日々の生活なども教えてもらえます。
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