数々の職人を排出した九谷焼窯元
九谷焼の成形から絵付けまで一括して行う窯元。
特に京都まで絵描きの修行に行った初代による図案は産地内でも貴重な資産となっています。
現在の往年の九谷焼作家も徳田家の初代や2代に師事した人も多いく、3代以降は高温で焼き上げることで表現される深い色合いが特徴的。
初代が研究した釉薬の調合を3代が受け継ぎ100色以上を自在に操る「耀彩(ようさい)」という技法として確立し、平成5年には人間国宝に認定されました。
現在の4代徳田八十吉氏も、3代の作風を受け継ぎ、深いグラデーションを器物全体に纏った作品が印象的です。
少々お待ちください