SUP(サップ)の服装・持ち物とは?季節ごとの必需品や購入先の全知識
誰でも気軽に参加できると最近人気のアクティビティ、SUP(サップ)体験。みなさんはSUP(サップ)を体験する時の服装や持ち物について、正しく把握できていますか?
道具のレンタルを行っている施設も多いですが、必要最低限のアイテムは自分で準備しなくてはなりません。
本記事では、SUP(サップ)の基本の服装・季節ごとの必需品や選び方を説明した上で、あると便利なアイテムや購入先もご紹介!初心者におすすめのツアープランも併せてご案内します。
SUP(サップ)の体験前に、ぜひ参考にしてみてください。
SUP(サップ)とは?
SUP(サップ)とは、「スタンドアップ・パドルボード」の略称のこと。ロングボードに立った状態で乗り、パドルを漕いで水上を楽しむアクティビティです。
SUP(サップ)は、海・川・湖など、さまざまな水辺で楽しめるのも魅力。初心者の場合は、水流や波が激しくない湖や入り江などを選ぶと挑戦しやすいでしょう。
クルージング感覚で水上を楽しむだけでなく、立った状態で乗るため体幹トレーニングにもおすすめ!
最近では、SUP(サップ)と「ヨガ」を掛け合わせた「SUP(サップ)ヨガ」、SUP(サップ)と「釣り」を掛け合わせた「SUP(サップ)フィッシング」などの体験も注目を集めています。
特に「SUP(サップ)ヨガ」は、女性を中心に「心地よい波に揺られてリラックスしながら、身体も鍛えることができて一石二鳥!」と、年々人気が上がっています。
SUP(サップ)の服装
SUP(サップ)の体験ツアーでは、ライフジャケットやパドルなど、道具のレンタルも料金に含まれているケースが主流です。しかし、直接肌に触れるような最低限のウェアは自分で用意しなくてはなりません。
ここでは、初めてSUP(サップ)に挑戦する人向けに、適切な服装や季節に応じた選び方のポイントをご説明します。
SUP(サップ)基本の服装
基本的なSUP(サップ)の服装は、下記の通りです。
アクティビティ中はもちろん、体験場所に向かう前後にそのまま着用できる服装を選ぶのがちょっとしたポイント!それぞれの選び方の要点をご案内します。
アウタータイプのラッシュガード
ラッシュガードは、マリンアクティビティ用ウェアの代表格。日焼け対策や肌の保護、体温の低下を防ぐ目的で着用します。
ウェットスーツの下に着込めるようなインナータイプのものから、さらっと羽織れるアウタータイプのものまで種類も豊富。水を弾きやすく、アクティビティの邪魔にならないフィット感のある素材が使われています。
SUP(サップ)では、長袖やフード付きパーカーなどのラッシュガードを選び、アウターとして着用しましょう。SUP(サップ)体験中は水上で過ごす時間が長いため、水面からの照り返しによる紫外線からも肌を守ることができ、体温の低下を防げます。
アウターでラッシュガードが用意できない場合は、速乾性の高いシャツがおすすめ。
具体的には、ポリエステルやナイロン素材が最適です。吸水性の高い素材は、水を吸って重たくなるとアクティビティ中の身動きが取りづらくなる上、体温も奪われてしまいます。綿などの高吸収性素材は避けるようにしましょう。
水着
マリンスポーツを楽しむ際には、インナーとして水着の着用が欠かせません。SUP(サップ)体験も同様です。
女性の場合、アクティビティ中に脱げてしまわないよう、紐で結ぶようなデザインは避けておくと安心です。
男性の場合は、フィット感のある水着を選ぶと動きやすく、足さばきもラクに行えます。
ボードショーツ/サーフトランクス
速乾性に優れた生地でできているボードショーツやサーフトランクスは、デザイン的にも水陸兼用で使えるものが多いです。
体験の前後、そのまま普段着としてタウンユースできるので、着替えを持参する手間が省けます。
フィット感が控えめのゆったりしたデザインのものは、ヒップラインをカバーをしたい人に最適。レギンスやトレンカタイプのラッシュガードの上に重ねれば、日焼け対策をしながら下半身の体型カバーが可能です。
トレンカ/レギンス
トレンカやレギンスは、水中の思わぬ岩場や障害物によるケガから足元を守るために欠かせません。日焼け対策をしたい人、素足の露出を控えたい方にもぴったりです。
一般的なファッションアイテムのトレンカ/レギンスではなく、マリンアクティビティ用のアイテムを用意するように注意しましょう。水中に入るなど水場で遊ぶ予定がある場合は、足の甲までカバーできるトレンカタイプが安全でおすすめです。
マリングローブ
マリングローブは、日焼けやケガの防止、手元の冷えを防ぐ効果が期待できます。
SUP(サップ)では、手のひら部分に滑り止め加工が施されているタイプを選ぶと、パドルを握りやすくなります。
アクティビティ中に写真や動画を撮影したい人は、指先だけ露出したデザインのマリングローブがおすすめです。
マリンシューズ/ゴム底のサンダル
SUP(サップ)体験時は、水場や水中に足を踏み入れるシーンも少なくありません。移動中のケガ防止や、ボード上で滑りにくくするためにも、最適な靴を選ぶようにしましょう。
通常のスニーカーやサンダルは水を吸いやすいため、マリンシューズをおすすめします。
速乾性があり軽いので、水場の移動もスムーズ。足裏に滑り止め加工が施されていれば、さらに安心。
マリンシューズを用意できない場合は、3cm前後のゴム底で安定感のある、かかとつきのサンダルを履きましょう。靴底が薄く厚みが無いものは、鋭利な障害物を踏んだり滑ったりした際にケガをしてしまう恐れがあります。
また、ビーチサンダルのように足首やかかとが固定できない履物も、SUP(サップ)体験時には履かないようにしましょう。
SUP(サップ)夏の服装
夏場のSUP(サップ)では、基本の服装をベースに「日焼け」「紫外線」の対策を強化しましょう。
ラッシュガードは長袖タイプを選び、スタンドネックやフード付きのデザインを選ぶと安心。水面からの照り返しによる紫外線を防ぎ、顎の下や首の後ろなど、見落としがちなポイントの日焼け対策ができます。
露出が免れない箇所は、念入りに日焼け止めを塗って対策を。SUP(サップ)は終始水に濡れるアクティビティなので、ウォータープルーフタイプの日焼け止めを使いましょう。
その他、紫外線と熱中症対策のため帽子をかぶることもおすすめします。紛失防止のため、紐やストラップが付いたものを選んでくださいね。
SUP(サップ)春・秋の服装
寒暖差が激しく気候が不安定な春と秋は、水温が低い状態です。
水に濡れていると体温を奪われやすいため、春や秋にSUP(サップ)を体験する際は、基本の服装に「ウェットスーツ」や「ウィンドブレーカー」などをプラスして、保温対策を心掛けましょう。
「ウェットスーツ」は、レンタル品として料金に組み込まれているプランも多くあります。予約時にレンタルがあるか、確認しておくと安心です。
SUP(サップ)冬の服装
冬場にSUP(サップ)を楽しむ際は、春・秋よりも寒さ対策が重要になります。
厚みがある生地のウェットスーツを選んだり、ノースリーブでロング丈のパンツスタイルのウエットスーツ「ロングジョン」の上にジャケットを重ねたりと、体温が奪われない工夫が必要です。
他には、耳をカバーできるような帽子をかぶる、サーフィン用のマリンブーツを履くなどし、身体の末端を冷やさないようにしてみてくださいね!
SUP(サップ)の持ち物リスト
SUP(サップ)を体験する際、一緒に持参しておくと安心な持ち物を、リストアップしてご紹介します。
必ず用意すべきアイテムからあると便利なアイテムまで、網羅的にご紹介します。事前準備の参考にしてみてください。
必ず用意したい持ち物
- タオル
- 着替え
- 飲み物
特にタオルは、全身用とフェイスタオルをそれぞれ用意しておくとよいでしょう。
施設によってはアクティビティ後のシャワーの準備と合わせ、レンタルタオルを用意してくれている場合もありますが、余分に持参しておくと安心です。
フェイスタオルは、頭や首からかけると夏場の簡易的な日除けになったり、水に濡らして首元を冷やして暑さを凌いだりと、マルチな使い方ができます。
あると便利な持ち物
- 酔い止め薬
- 防水スマホケース
- 防水バッグ
- 日焼け止め
- サングラス
- メガネバンド
海遊びの際に便利な持ち物は、SUP(サップ)でも同様に重宝します。
特に「酔い止め薬」は、SUP(サップ)初心者におすすめの持ち物!
波や水流が穏やかな場所を選んでも、SUP(サップ)は立って乗るので、最初はバランスが取りづらく想定以上に身体が揺れます。
三半規管が弱い場合や、アクティビティ後に他の観光の予定が控えている場合は、念の為に酔い止め薬を用意しておくとよいでしょう。
SUP(サップ)服を買える場所
SUP(サップ)を楽しむ予定を入れたら、必要なアイテムを用意しましょう。
最近は、マリンアクティビティ専門店でなくとも、SUP(サップ)に使えるアイテムを買えるショップが増えてきています。
ここでは、全国的に店舗数が多く、気軽にアイテムを購入できるショップをご紹介しますね。
ワークマン
「ワークマン」は、アウトドアウェアや作業服などを取り扱うショップ。
昨今では「#ワークマン女子」というシリーズを展開し、女性向けアイテムにも力を入れています。ファッション性が高く、おしゃれで手頃な価格帯のレディースウェアやアイテムが揃っています。
もともと、作業着・作業服のメーカーなので、マリングローブやマリンシューズなどの小物も手に入るのが嬉しいポイントです。
ユニクロ
日本を代表するファストファッションブランドの「ユニクロ」。ユニクロにも、スポーツやアウトドアで活用できるウェアが揃っています。
速乾性のある素材を使ったインナーやアウター、UV対策素材のパーカーや帽子などもあるので、「専門的なアイテムじゃなくてもよいけど、揃えておきたい」という方におすすめです。
SUP(サップ)初心者におすすめのツアーランキング
SUP(サップ)初心者の場合、どのように体験すればよいかも迷ってしまいますよね。
これから始めようか迷っている人・初心者には、ツアープランへの参加をおすすめします!
ツアーなら、必要な道具のレンタルはもちろん、自分で用意すべきアイテムについても事前に教えてもらえるので、必要最低限の準備で思う存分SUP(サップ)を楽しめますよ。
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SUP(サップ)の服装を揃えて楽しもう
今回は、SUP(サップ)の服装や必需品、おすすめのツアープランなどをご紹介しました。
人気急上昇中のSUP(サップ)は、マリンアクティビティ好きな方だけでなく、楽しみながら身体を動かしたり体幹トレーニングをしたい方にもぴったり!
いつもと違った体験をしたくなったら、SUP(サップ)に挑戦してみてはいかがでしょうか。
SUP(サップ)の服装や必要な道具、体験先の情報については、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年7月現在の情報です。