スキー 服装 完全ガイド!初心者向けの服装を解説
寒さの強まりとともに、スキー場のオープン情報も聞こえ始めています。
「久しぶりにスキーに行ってみようかな?」「初めてだけど、スキーにチャレンジしてみようかな?」という人もいるかもしれません。
本記事では、スキーの際の服装について、具体的なアイテムの紹介とともに、ゲレンデ初心者向けにおすすめの服装について解説いたします!
スキーウェアの中に着用するアイテムは、専門店でなくても用意できますよ!
記事を参考に、必要なものをそろえてみてくださいね!
スキーとは?
雪山をさっそうと滑り降りるスキー。
1980年代、日本国内では一大スキーブームが巻き起こりました。現在ではウィンタースポーツの代表格となり、老若男女が楽しめるアクティビティです。
「数年ぶりにスキーをしたいけれど、どんなウェアを用意すればいい?」「ウェアの中には何を重ね着すればいい?」など、さまざまな疑問について、以下で説明しますので、久しぶりにスキーをやってみようという人や、初めてスキーに挑戦しようという人はぜひ参考にしてくださいね!
スキーとスノボ:ウェアの違い
スノーボードは1990年代、日本国内に広まったアクティビティ。
現在ではスキーと人気を二分するウィンターアクティビティにまで成長しています。
以下、スキーウェアとスノーボードウェアの大きな違いを解説します。
| エッジガード | 有 | 無 |
|---|---|---|
| パンツ丈 | やや短め | やや長め |
| 全体のシルエット | タイト | リラックス |
スキーやスノーボードの板には英語で刀を意味する「エッジ」という金具が取り付けられていて、エッジで雪面を削りながら滑り降ります。
1枚の板に両足を固定するスノーボードとは異なり、スキーでは転倒の際などにパンツの裾を反対足のエッジで切ってしまうことがあるので、一般的なスキーウェアには、パンツ裾の内くるぶし付近に「エッジガード」と呼ばれる防刃加工などが施された特殊素材が取り付けられています。
また、スキーのブーツは、バネの付いたバックルを締めて固定します。
パンツ丈が長すぎると、バックルが引っかかるなど調節しづらくなってしまうことも。
そのため、スキーウェアはスノーボードウェアよりも裾が少し短めに作られているものが多いようです。
ほかにもスキーとスノーボードのウェアには細かい違いがありますが、いずれも専用のウェアでなければアクティビティができない、ということはありませんので、スキー・スノーボードのどちらも楽しみたい人なども安心してくださいね!
スキーの服装
スキー基本の服装
- スキーウェア上下 or ワンピースタイプ
- ミッドレイヤー(ミドルレイヤー)
- 長袖インナー
- タイツ
- 靴下
- グローブ
- ゴーグル/サングラス
- ヘルメット/ニット帽
スキーをする時期や場所により、気温は大きく異なります。また、気温の感じ方には個人差がありますので、スキーウェアの中の重ね着でこまめに調節ができるようにしておくとよいでしょう。
また、多くのスキー場やスキースクールでは、安全のためにヘルメットの着用を推奨しています。
着脱のわずらわしさや被り心地に違和感を覚えるなど、デメリットもありますが、大きなケガから身を守るためにも、可能な限りヘルメットを着用するようにしましょう。
スキーウェアの下(中)は何を着るの?(レイヤリング)
「レイヤリング(レイヤード)」という言葉を聞いたことはありませんか?
直訳すると「積み重ねる」という意味で、重ね着スタイルのことを指します。
登山やウィンタースポーツを楽しむ際には、スキーウェアの中にレイヤリングをすることで、暖かさや湿度を保ちます。
- アウターレイヤー(アウターシェル)
スキーウェアなど、強度と防水性のあるもの - ミッドレイヤー(ミドルレイヤー)
インナーフリースや中綿の入ったジャケットなど、保温性を高めてくれるもの - ベースレイヤー(ファーストレイヤー)
長袖インナーなど、吸湿性や速乾性に優れたもの
- アウターレイヤー(アウターシェル)
スキーウェアなど、強度と防水性のあるもの - ミッドレイヤー(ミドルレイヤー)
スウェット(スエット)やジャージなど、動きを妨げないもの - ベースレイヤー(ファーストレイヤー)
タイツやレギンスなど、伸縮性が高く吸湿性や速乾性に優れたもの
スキーの服装、注意点
スキーは手軽に楽しめるレジャーのひとつではありますが、スポーツ種目のひとつでもあります。
スキーウェアの中に、体の動きを妨げる動きづらい服は着用しないようにしましょう。
また、厚着のしすぎにも注意してください。
実際にゲレンデに出てみてから、寒ければインナーを足したり厚手のものに変更するなど、調節ができるように準備しておくとよいですね。
注意が必要なのが、吸湿発熱繊維で作られたインナーの着用です。
スキーは体を動かすスポーツですので、思っている以上に汗をかきます。吸湿発熱繊維を着用して汗をかきすぎると、逆に冷えを招いてしまうことも!
汗をかいたらできるだけ早く、インナーを着替えるようにしてください。
スキーの服装:持参する?レンタルする?
必ず用意したい持ち物
- ミッドレイヤー(ミドルレイヤー)
- 長袖インナー
- タイツ
- 靴下
- グローブ
- ゴーグル/サングラス
- ヘルメット/ニット帽
グローブやゴーグルなど、直接肌に触れるものはレンタルされていない場合も。
また衛生面が気になる人もいるでしょう。直接肌に触れるものは事前に購入しておくことをおすすめします。
タイツやシャツなどのインナー類は、濡れたり汗をかいた時すぐに取り替えられるよう、複数枚準備しておきましょう。
特に小さい子供連れの場合、少し多めに持っていくと安心ですよ。
レンタル可能品
- スキーウェア(アウターシェル)
- グローブ
- ヘルメット
アウターとなるスキーウェアは、多くのスキー場でレンタルが可能です。
レンタル品は、スキー場周辺にあるショップや宿泊施設で取り扱っている場合もあります。
先述の通り、グローブはレンタルされていないことも珍しくありません。
しかし、スキーを楽しむ際には必須のアイテムですので、注意が必要です
ヘルメットについては、年齢を問わず安全性から着用が推奨されています。
特に子供のヘルメット着用について、諸外国では子供がスキーをする際のヘルメット着用が法律で義務化されている国もあるほど重要視されています。
グローブとヘルメットは、できる限り事前に用意しておくことをおすすめします。
レンタル可能品は、スキー場によりまちまちです。
レンタルの予定がある場合には、事前に必ず確認をしておきましょう。
あると便利な持ち物/お役立ちグッズ
- フェイスマスク
- ネックウォーマー
- 耳あて/イヤーマフ
- インナーグローブ
- リフト券ホルダー
- 使い捨てカイロ
- フットカバー/レッグカバー
ゲレンデで転倒したり座りこむことが多い初心者は、グローブが濡れたりスキーブーツ内に雪が入り込んでしまいがちです。濡れて手足が冷えると体感温度も下がります。
ブーツにフットカバーやレッグカバーを被せたり、インナーグローブや靴下の替えを用意するなど、手足の冷えを防ぐ工夫をしてくださいね。
また、鼻先や耳は、しもやけ(凍傷)になりやすい部位。ネックウォーマーを鼻まで上げる、帽子やヘルメットで耳を覆うなどして保護しましょう。
スキー用の服を買う場所/おすすめのショップ
スキーウェアの中に重ね着するものは、専門のショップでなくても購入することができますよ!
おすすめのショップやアイテムを紹介します。
ユニクロ
普段着からビジネススタイルまで、幅広い品ぞろえが特徴の「ユニクロ」。
子供、大人、男女の区別なく利用することができます。
スポーツに特化した衣類も取り扱いがありますが、レインウェアや小さく折り畳める軽いダウンジャケットなど、普段使いも可能なアイテムをスキーウェアの中に重ね着してみてはいかがでしょうか。
ワークマン
主に作業現場や工場などで着用する衣類や雑貨を取り扱っている「ワークマン」。
最近では、低価格でありながらレディース向けにデザインを重視したアパレルも展開し、おしゃれでリーズナブルなブランドのひとつに数えられています。
中綿の入ったパンツや防水性に優れたアウターは、春スキーのアウターウェアとしても使用可能。機能的なジャケットはミッドレイヤーとしてもおすすめです。
100円均一ショップ
インナーグローブや靴下など、交換が頻繁で多めに用意したいアイテムを気軽に購入できる「100円均一ショップ」。
最近では、ネックウォーマーやフェイスマスクなどを季節商品として取り扱っている店舗もあります。スキーに行く前にのぞいてみては?
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スキーの服装 まとめ
スキー初心者や、久しぶりにスキーを楽しんでみようと思う人向けに、スキーの服装について解説しました。
事前の準備がしっかりとできていれば、ゲレンデでの心配ごとも少なくて済みますね。
道具やアイテムの準備と一緒に、スキー場のリフト券やスキースクール、雪遊びなどのアクティビティ予約もお忘れなく!
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この冬は、仲間や家族と一緒に、楽しく雪とたわむれてくださいね!
※プランや料金・紹介施設などの情報は2025年1月現在の情報です。

