ハイキングにおすすめの服装とは?揃えてほしいアイテム紹介
ハイキングは登山のように厳重な防寒対策や装備の必要はありませんが、ハイキングにも適した服装があります。 本記事ではハイキングに適した基本の服装をベースにして、季節ごとに取り入れたいアイテムや持ち物の他に、リーズナブルに購入できるお店もご紹介。 これからハイキングの準備をする人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
ハイキングとは?
ハイキングとは、自然に触れながら野山を歩くアクティビティです。
高低差の緩やかな野山を、2時間から3時間程度歩きます。
遠くの景色を眺めたり草花の匂いを感じたりなど、五感を楽しみながら歩くのもハイキングの魅力です。
登山やトレッキングとの違い
似たようなアクティビティに「登山」や「トレッキング」がありますが、それぞれ違いがあります。
「登山」は一般的に山頂を目指す山登りのことを言います。 難所を登る場合も多く、専用の道具を使用し、装備もしっかり整えないといけません。
「トレッキング」も山登りを指しますが、山頂を目指すことが目的ではなく、山の中を散策し自然を楽しむことを目的にしたアクティビティです。 難所を避ける場合が多いので、登山ほどの装備は必要ありません。
登山もトレッキングも歩く場所は「山」ですが、ハイキングで歩く場所は山に限りません。 一般的にハイキングコースは整備されたルートが多く、特別な装備も必要なく、日帰りのため服装も軽装が多いです。
ハイキングは持久力が必要な登山やトレッキングとは異なり、体力に自信のない人や幅広い年代にもおすすめのアクティビティといえるでしょう。
ハイキングの服装
ハイキングの服装は、温度調節がしやすいように重ね着をすることがポイントです。
ハイキングの基本の服装から、季節ごとの服装のポイントについてご紹介します。ぜひ、ハイキングの際の参考にしてみてくださいね。
ハイキング基本の服装
ハイキングの服装は、以下の7つを揃えておくとよいでしょう。
ハイキングは天候や気温の変化で汗をかきやすいです。温度調節がしやすいように、肌着やTシャツなどを重ね着して体温を調節しましょう。
素材は体を動かしやすいストレッチ素材のものや、汗をかいても調節してくれる吸湿速乾性の高いものだと快適です。
リュックやバックパックは、アウトドアブランドのものを選べば素材も軽くフィット感もよいので、ハイキング中も疲れにくいですよ。
ハイキング春・秋の服装
基本の服装に体温調節ができる防寒着をアイテムに取り入れましょう。
春や秋は日中は過ごしやすい気温ですが、朝晩は冷え込みやすいです。
中でもマウンテンパーカーは防寒の他にも防水機能など、急な天候の変化にも対応できる高機能なアイテム。 軽量で持ち運びも楽なので、1枚は持っておくと便利です。
フリースやセーターなどは、保温性の高い天然素材か吸湿速乾性の高い化学繊維など、それぞれの素材の特徴で使い分けましょう。 着脱しやすいものを選んでおくと、素早く体温調節ができて便利です。
ハイキング夏の服装
夏のハイキングは、けがの他にも、日焼けや虫対策も必要です。以下のアイテムを基本の服装に合わせて組み合わせましょう。
ハイキングコースに合わせて、薄手の長ズボンにしたり、ハーフパンツに登山タイツやレギンスをプラスしたりするなどして組み合わせていきます。
アイテムに吸湿速乾性のあるものや、接触冷感などの機能のある素材を取り入れていると快適に過ごせますよ。
ハイキング冬の服装
冬のハイキングは防寒対策が必須です。
保温性が高いダウンジャケットは、汗をかく原因にもなります。着脱しやすいよう、軽量でコンパクトになるものが携帯にも便利です。
ダウンジャケットは水に弱い特徴があるため、耐水性が強く撥水加工がしてあるものがおすすめ。 首元や指先も冷えないように、ネックウォーマーやグローブなどのアイテムを取り入れて防寒しましょう。
防寒着をプラスするだけではなく、肌着を2枚重ねしたり、保温性の高い素材を着用するなど、体を冷やさないようにしましょう。
ハイキングの持ち物リスト
服装以外で用意しておくと便利な持ち物について見ていきましょう。
必ず用意したい持ち物
山の天気は変化しやすいため、レインウェアなどの雨具は必須アイテム。
レインウェアはポンチョタイプより、セパレートタイプの方が風の抵抗を受けにくいのでおすすめです。中で蒸れないよう透湿性がある素材のものを選ぶとよいでしょう。
水筒は保温性の高いアルミやステンレスタイプの他にも、折り畳み式のボトルは持ち運びに便利です。
歩く時間や気候にもよりますが、最低でも500リットルから1リットルの水分は用意しておくとよいでしょう。
チョコレートやドライフルーツ、スポーツ用の栄養補助食品などの、短時間でエネルギーを補給できるおやつなども用意しておくと、疲れたときや小腹がすいたときも安心です。
持っておくと便利な持ち物
絆創膏や消毒液などの救急セットや保険証は、いざというときのために準備しておくと安心。
手を洗う場所がなくてもウェットティッシュがあれば、清潔に保てるので用意しておくと便利です。
自分が出したゴミは必ず持ち帰るのがマナー。ジップ式のナイロン袋をゴミ袋代わりにすれば、少し水分があるものでも漏れにくく匂いも防げますよ。
サングラスは紫外線対策にもなりますが、風が強い日の防塵(ぼうじん)対策にも便利。 登山用コンパスや地図は正確な方位を測定するのに役立ちます。
足腰の負担を和らげるトレッキングポールは、伸縮式や折りたたみ式など、コンパクトになるものを選べば邪魔になりません。
他にもスマホを守ってくれる防水ケースは、雨以外にも泥や落下からも保護してくれるので、ひとつ持っていると便利です。
ハイキング服を買う場所
次にハイキングの服を購入できるお店をご紹介します。
アウトドアブランドには憧れるけど、高価なものも多いので購入を悩んでいる人は、まずは、リーズナブルに購入できるアイテムから取り揃えてはいかがでしょう。
ワークマン
「ワークマン」は、職人系の服などを扱う作業着専門店です。
機能的でデザイン性も高いアイテムは、アウトドアアイテムとしても人気に火がつきました。 速乾シャツや防寒ウェアなど、コスパもいいのでハイキングウェアにおすすめ。
「#ワークマン女子」は、デザインと機能性が両立したブランド。 女性客をメインターゲットに立ち上げられたブランドですが、「#ワークマン女子店」では男女兼用アイテムが豊富に揃います。
ユニクロ
「ユニクロ」は、日本のファストファッションを代表するブランドで有名です。
リーズナブルで機能性の高いアイテムが豊富で、インナーからアウターまで全てのウェアをユニクロで買い揃えることができます。 年齢を問わずコーディネートがしやすいのも人気の理由です。
「エアリズム」や「ヒートテック」などのアイテムは高機能に加えコスパもよく、1枚は持っておきたいアイテム。
ハイキング初心者におすすめのツアーランキング
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ネイチャーガイドと一緒にハイキングの楽しさを満喫しましょう。
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最適な服装でハイキングを楽しもう
ハイキングでの服装についてご紹介していきました。
ハイキングでは、基本の服装ベースに季節にあったアイテムをプラスして調節しましょう。
「ワークマン」や「ユニクロ」は、リーズナブルで高機能なアウトドアウェアが豊富なので、ハイキングウェア購入前であれば、一度足を運んでみてはいかがでしょう。
機能性を重視しつつ、おしゃれも一緒に楽しんでハイキングを満喫してくださいね。
※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年8月現在の情報です。