青森観光 おすすめモデルコース 1泊2日

今回の特集は青森観光！

青森観光の観光スポットを車を使い、1泊2日で巡ります。
定番の観光スポットや都市部・山間部の絶景スポット、ご当地グルメスポットをモデルコースで周遊。
JR青森駅周辺は徒歩で、そのほかメインのモデルコースは乗り捨てOKのレンタカーを借り、車で巡ります！

各スポット周辺で楽しめるアクティビティ＆体験も紹介しているのでぜひチェックしてください。

青森観光 1泊2日 おすすめモデルコース：ルート＆地図

青森観光モデルコース×1泊2日の旅は、JR青森駅からスタートします！

まずは車を使用せず、JR青森駅周辺のベイエリアにある観光スポットを徒歩で散策。
ランチ後にJR青森駅周辺で乗り捨てOKのレンタカーを借りて「奥入瀬渓流・十和田湖」方面に向かいます。
夜は「十和田湖」周辺のホテルに宿泊。

2日目は「八甲田山」を経由して津軽エリアへ。
ランチ後は日本海や「白神山地」方面に南下して、自然豊かなビュースポットを散策しましょう！

ねぶたの家 ワ・ラッセ

JR青森駅から徒歩約1分。
JR青森駅の東口を出て左手に広がる地区、青森ウォーターフロント（青森ベイサイド）内の観光施設です。

すぐそばには土産物屋やフードマルシェ、りんごのお酒・シードルの醸造所などが併設された複合施設「A-FACTORY（エーファクトリー）」や、夜にライトアップされる「青森ベイブリッジ」がありますよ！

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」では、青森市街で毎年8月に開催される「青森ねぶた祭」に関する紹介・展示が行われています。

1階「ねぶたミュージアム・ねぶたホール」では高さ約5mの大型ねぶたが展示されています。 「青森ねぶた祭」のシーズン以外に訪れても、ねぶたの迫力や勇姿を間近で見学できますよ！

ホール内には「青森ねぶた祭」の情緒を感じさせる「ねぶた囃子（ばやし）」が流れているので、展示を見て回るだけでも祭りの雰囲気を疑似体験できちゃいます！

また、「青森ねぶた祭」の演者や踊り手を体験できる「ねぶた囃子演奏・ハネト体験」も毎日3回開催。
楽しく演奏・踊って、より本格的に「青森ねぶた祭」の空気に浸っちゃいましょう！

2階の「ねぶたミュージアム」では「青森ねぶた祭」の歴史や、ねぶたの制作過程を学べます。
ねぶたの作成技術や作風などがわかりやすく紹介されているので、学習後は1階に戻り、より深い視点でねぶたを鑑賞して魅力を再発見しましょう！

青森港北防波堤西灯台 あすぴぃ

「ねぶたの家 ワ・ラッセ」から徒歩30分ほど、青森港・北防波堤先端にある灯台。
1961（昭和36）年に設置され、正式名称は「青森港北防波堤西灯台」です。

一般的には、「アスパム灯台」と呼ばれ親しまれてきました。

2021（令和3）年に地元・青森出身のアーティストによりかわいらしい顔のようなペインティングが行われました。

2022（令和4）年8月にはペインティングイベントの1周年を記念し、名称を公募する企画を開催。
付近にある巨大な三角形の青森県観光物産館「アスパム」にちなんだ名称「あすぴぃ」が採用されました。

キラキラとした瞳とポップなカラーが三角形の灯台と合わさってインパクトは抜群！
陸奥湾（むつわん）をバックに映える写真を撮影しましょう！

また、防波堤先端ということもあり「あすぴぃ」からは視界が遮られることなく、陸奥湾の大パノラマを楽しめるのもおすすめのポイント。
夜にはキラキラとライトアップされた、青森ウォーターフロント（青森ベイサイド）一帯の夜景を見ることもできますよ。

お食事処おさない

「青森港北防波堤西灯台 あすぴぃ」から徒歩約30分。
JR青森駅前の「青森市新町商店街」にあるお食事処です。

大きなホタテの写真が目印のオーソドックスな定食屋で、肉・魚・麺類などのさまざまな料理を提供しています。

特に、新鮮なホタテ・マグロ・ヒラメ・イカの刺身が食べられる定食メニューは要チェックです。

中でもおすすめのメニューは、ホタテの身とダシ汁を味噌と合わせて卵でとじた青森の郷土料理「ほたて貝焼きみそ」！
口の中にじんわりと広がるホタテの旨みと、味噌の塩味が絶妙なハーモニーを奏でます！

ご飯・ビール、どちらに合わせても相性抜群です。
同行者に運転してもらえる場合は、思い切ってランチビールを楽しんでみては？

「食事処おさない」でのランチ後は、徒歩約5分のJR青森駅周辺にあるレンタカーショップへ移動します。

奥入瀬渓流

JR青森駅から車で2時間ほど。
青森市中心部から見て南東方面、秋田との県境にほど近く、すぐそばには後述する人気の観光スポット「十和田湖（とわだこ）」が広がっています。

「奥入瀬渓流（おいらせけいりゅう）」は十和田湖から北に約14km続く清流で、国の特別名勝・天然記念物に指定された景勝地です。

山間の自然豊かな清流でありながら、川の流れに沿うように遊歩道・車道が整備されているのでアクセス＆移動は楽ちんですよ！

約14kmの間には、ゆったりとした水の流れと木々の緑のコントラストが美しい「三乱（さみだれ）の流れ」や「石ヶ戸（いしけど）の瀬」、落差が産む水しぶきと木漏れ日による光の筋が見どころの「銚子大滝」など、大自然が織りなすビューポイントがそろっています！

時間の許す限り見どころを巡って日々の喧騒を忘れ、緑深い北国の渓流でリフレッシュしましょう。

十和田湖

奥入瀬渓流から車で約25分。青森の南部に位置する観光スポットです。
秋田との県境にあり、周囲には「奥入瀬渓流」を含めた豊かな自然が広がっています。

「十和田湖」は最大水深約327m・広さ約61平方kmの巨大な湖で、日本で3番目に深い湖として知られています。

青森側には、湖中央に突き出た2つの半島「御倉（おぐら）半島」「中山半島」があり、特に「中山半島」東岸の「イトムカの入り江」はおすすめのビューポイント！

「イトムカ」とはアイヌ語で「光り輝く水」の意味を持ち、「イトムカの入り江」では名前の通り水面が青く輝く幻想的な風景を木々の緑に覆われた空間で楽しむことができます。

「イトムカの入り江」は、十和田湖が属する「十和田八幡平国立自然公園」内の特別保護区に含まれており、訪れるにはカヌーやボートの利用が必須です！

十和田湖ではカナディアンカヌーツアーや、十和田八幡平国立自然公園内の特別保護区を巡るボートを使ったツアーが人気です。
湖上から、大自然が織りなす神秘的な光景を楽しんでみては？

十和田湖でツアー・アクティビティを楽しんだら、青森観光モデルコース1日目は終了！
周辺のホテルに宿泊しましょう。

八甲田山

一夜明けて、青森観光モデルコースの2日目がスタート！
遠方にある観光スポットもあるので、すべて行かなくてもOK。
スケジュールにあわせて観光してくださいね！

「十和田湖」周辺のホテルを出発して、車で1時間半ほどの場所にある「八甲田山」に向かいます。

八甲田山は十和田エリアと青森市街の間に位置し、山肌の地形を生かした人気のスキーリゾートとして有名。
ひと口に「八甲田山」といってもひとつの山を指すのではありません。
八甲田山は、1500m級の「大岳（おおだけ）」をはじめとした18の火山の総称です。

気楽に八甲田山の自然を満喫するなら、山の西側に位置する「八甲田山ロープウェー」がおすすめ！

ロープウェーで山頂に向かう際、眼下には緑豊かな木々・紅葉・荒々しくそびえる樹氷と、季節ごとに装いを変える大自然の絶景が広がります。

「八甲田山ロープウェー」の「山頂公園駅」がある田茂萢岳（たもやつだけ）エリアには、平地では見られない高山植物が多く自生しています。
自然を満喫できる所要時間30分ほどの短い散策路も整備されていますよ！

また、「山頂公園駅」の屋上展望台からは、北方面に伸びる津軽半島・下北半島の両方を見渡すパノラマを楽しめます！
これから再び巡る、青森の大地の風景をバックに、絶景写真に残しておきましょう。

八甲田山では、初心者でも参加しやすい、ロープウェーを利用した初級登山ツアーが人気です！
八甲田山の魅力を気楽に、全身で体感しましょう！

太宰治記念館「斜陽館」

「八甲田山」から車で約1時間50分。
津軽半島中部、金木（かなぎ）エリアの施設です。

金木エリアの南部の五所川原市街は、3大ねぶた祭りのひとつ「五所川原立佞武多（ごしょがわらたちねぷた）」の開催地として有名です。

「太宰治記念館『斜陽館』(だざいおさむきねんかん・しゃようかん）」は、名称の通り、金木エリア出身の世界的文豪・太宰治に関連した展示を行っています。
太宰治が使用した執筆用具や生活用品・原稿の現物など、展示品はいずれも貴重なものばかりです！

また、「太宰治記念館『斜陽館』」は明治期に建てられた太宰治本人の生家でもあり、和室や洋風建築が混在する和洋折衷のレトロな近代建築として、見て回る価値が十分にあります。
現代とは異なる雰囲気抜群の部屋ばかりなので、文豪の息吹を感じつつ古き良き時代の空気を満喫しましょう！

2階の廊下からは、広々とした日本庭園を見渡すことができますよ。

奴寿し

太宰治記念館「斜陽館」から車で1分ほど。金木市内にある寿司屋です。
店名は「奴寿し（やっこずし）」と読みます。

青森産の魚介類をふんだんに使った海鮮メニューを提供しており、握り寿司は大ぶりで食べごたえがあります。

「奴寿し」を訪れる際に必ず味わいたいのが、ビッグサイズの「太巻き寿司」！

「奴寿し」の太巻きは一般的なものよりもはるかに太く、中にはこだわりのネタがぎっしり。
ウニやスジコなど潰れやすくほかの具に干渉しやすいネタは、まず細巻きにしてから太巻きに巻きこんでいます。

見た目のインパクトはもちろん、味も抜群で大きな寿司が特徴の「奴寿し」の中でも人気のメニューです！
口いっぱいに頬張って、青森の海の幸を堪能してみては？

千畳敷海岸

「奴寿し」から車で約1時間45分。
「千畳敷海岸（せんじょうじきかいがん）」は、青森南西部・深浦町の景勝地です。

最寄りのJR五能線・千畳敷駅には青森西側を走る特急列車「リゾートしらかみ」も停車するので、青森観光モデルコース1泊2日×車なしの旅でも気軽に訪れることができます！

海岸には地震による隆起によって形成された奇岩や岩棚が広がっており、かつて津軽藩の殿様が千畳の畳を敷いて宴会をしたことから名前がつけられたといわれています。

岩棚の隙間に波が入り込み、激しく水が吹き上がる迫力ある風景が楽しめますよ！

夕暮れ時には、日本海に沈む太陽に照らされ、奇岩のシルエットがくっきりと浮かび上がるユニークな光景を見られます。

吹き上がる波と合わせてベストショットを狙ってみては？

青池

「千畳敷海岸」から車で1時間35分ほど。
青森・秋田の県境にまたがる世界自然遺産「白神山地」西部。

森林の中で複数の湖・沼が集まった景勝地「十二湖」にある池です。

「青池」の特徴は透明度と色！水底に横たわる木が見えるほど透き通っています。

さらに池全体は名前の通りコバルトブルーの輝きを放ち、まるでフィクションの世界さながらの雰囲気です。

「青池」のコバルトブルーの色は、沈殿物が極端に少ない抜群の透明感により生じています。
「白神山地」の自然が生み出した、「十二湖」屈指の映えスポットですよ！

映画やアニメの世界に迷い込んだかのような、唯一無二の光景を目に焼き付けつつ、映える写真を残しましょう！

青森旅行人気のアクティビティ・体験ランキング

青森南東の八戸（はちのへ）エリアでは、沿岸部の絶景を楽しむトレイルツアーが人気！

同じく青森南東の三戸（さんのへ）エリアでは、囲炉裏のある趣深い民宿でのホームステイ体験が楽しめますよ！

青森西部にある城下町・弘前（ひろさき）エリアでは、街歩きにぴったりな浴衣・着物レンタルプランがおすすめです！
青森×女子旅にいかがでしょうか？

体験したいアクティビティ・体験があれば、周辺の観光スポットとあわせてモデルコースに追加しちゃいましょう。

青森観光はモデルコースで巡ろう！

今回は青森観光モデルコース×1泊2日×車をテーマに、青森でおすすめの観光・絶景・ご当地グルメスポットを特集しました。

広大な土地と自然が広がる青森の各スポット周辺では、それぞれの特色を生かしたアクティビティ・体験が楽しめます！

ぜひ今回の特集を参考に、青森観光をモデルコースで楽しんでみてくださいね。

※本記事の内容は2024年4月現在の情報です。

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