- 3歳~99歳
- 2~3時間
無農薬・自然栽培のお茶を作って14年になります。 私の住んでいる集落では、新茶の時期に一年間に飲むお茶を摘んで釜炒り茶を作ります。 一般的に飲まれているお茶は煎茶で茶葉を蒸して作るのですが、熊野では大きな鉄釜で茶葉を炒って作ります。 炒っただけでは発酵がすぐには止まらないので半発酵になり、中国茶の製法と同じであるためウーロン茶のような半発酵のお茶になります。 そして使う時にさらに焙じて「番茶」にして、郷土食である茶粥を作るのです。一番茶で作るほうじ茶は香りが格別!甘みがあって本当においしい。 初めて飲んだ時にその香りと味わいに惚れ込んで、茶畑のある家を借りているほどです。 そんな熊野のふるさとの味をお伝えしたくて体験メニューにしました。 お茶を作っている関係で繁忙期には受け入れは出来ないのですが、味わいが濃くてしっかりしたお茶が出来る二番茶のシーズンから受け入れています。 (茶葉の伸びる時期が気候により毎年確定しないので、お問い合わせください)。 無農薬自然で、剪定もしていないこだわりの畑や在来種の茶の木の話などしながら自分の手で茶摘みをしてもらいます。 ある程度量が採れたら鉄釜で茶葉を炒ります。火加減が難しいので、様子を見ながら手早く炒ります。 茶葉の色が変わってしなっとしてきたら火からおろしてむしろの上で茶もみをします。今では昔ながらのむしろが販売されていないのすごく貴重です。 つまり、このような手間暇かけて作るお茶はほとんどないということです。 長年使っているむしろには、茶渋がついてきらきらと茶色く光っています。 地域のおじいさんは、誇らしげにその茶渋を自慢するのです。 おじいさんが元気でタイミングが良ければお茶づくりの指導をしてもらえます。 地域では高齢化が進んでいて、あと5年も経てばほとんどの集落の人がいなくなってしまう。 そうなると世界遺産登録である文化的景観を守ることができないと危機感を抱きつつ、 出来ることには限界がある・・・・シカによる茶葉の食害もなどとそんなジレンマの話も少しお伝え出来たらと思います。 体験料とティータイム、お菓子付。2時間ほど摘んで揉んで、天日に広げるの一連の作業の合計が2時間半程度。 乾かしている間に、熊野古道を歩くことも可能です。
自然にのびのび育てられたお茶は野趣あふれて力強いです。摘んだ葉をお茶にする作業も五感を使ってとても楽しく、お茶の香りに癒されました。 熊野の釜炒り茶は半発酵状態になるとのことで、日本茶とはまた異なる風味で、茶殻のおひたしは今まで食べた中でも香りも味も素晴らしかったです。 教えてくださった方は、明るく経験豊富な方で、お茶づくりや地元のお話もとても面白かったです。 笑いが絶えない心に残る旅になりました! また機会があれば再訪したいです。
- 6歳~100歳
- 4~5時間
京都府和束町にある郷土料理体験教室“和束家”でございます。 和束茶は、お茶の魚沼産コシヒカリとも称され、宇治茶の中でも特に香りのよいお茶として名高い銘茶です。そんな和束茶を使用した日本ならではの体験を、当店では貸切でお楽しみいただけます。 茶蕎麦打ち体験や茶摘み体験など、様々な茶にまつわる体験をご用意しております。 和束町は、日本の美しい村100選に認定されるほどの自然豊かな場所で、どこまでも続く茶畑の絶景をご覧いただきながら、当店の茶体験を通して日本文化をお楽しみいただけたら幸いでございます。 〜こんな方におすすめ〜 日本の伝統文化や風習に興味がある方 日本を代表する自然豊かな風景を楽しみたい方 贅沢なお茶体験を求める方 静寂な環境でリラックスしたい方 日本の歴史や文化に触れたい方 プライベートな空間で贅沢なひとときを過ごしたい方 お茶に関する知識や技術を学びたい方 京都や奈良を訪れる機会がある方 日本の田舎でのんびり過ごしたい方 美しい風景をバックにした写真を撮影したい方 リゾート地とは異なる、日本独特の文化を探求したい方 VIPの皆様に特別なひとときを提供できることを心よりお待ち申し上げております。
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