トレッキングの服装解説!初心者が知っておきたい季節別アイテムの選び方
登山よりも気軽に山の中を散策できると人気のアクティビティ、トレッキング。
より快適にトレッキングを楽しむためにも、適切な服装や持ち物を理解しておきましょう。
本記事では、トレッキングに適した基本の服装を紹介したうえで、季節ごとに取り入れるとよいアイテムも解説!
さらに、あると便利なアイテムやリーズナブルでおしゃれなアイテムがそろうお店もご提案しています。
トレッキングが気になる人や事前準備でお悩みの人は、ぜひ参考にしてみてくださいね。
トレッキングとは?
「トレッキング」とは、山の中を散策して、自然を楽しむアクティビティのことです。
トレッキングは、山頂を目指して山登りを楽しむ「登山」とは違い、必ずしも山頂を目指す必要がありません。
また、山に限らず野山を散策する「ハイキング」と似た印象ですが、トレッキングは山の中の散策を指します。
登山ほどの持久力を要さず、険しい山道を避けて散策するケースが多いので、体力に自信がない人にもおすすめのアクティビティといえます。
トレッキングの服装
トレッキングでは、気温や天候が変わりやすい山の中で快適に過ごせるように、体温調節しやすい服装を心がけましょう。
トレッキングの基本の服装からNGの服装はもちろん、季節ごとの服装のポイントをご紹介します。
ぜひ、トレッキングの際の参考にしてみてくださいね。
トレッキング基本の服装
トレッキングの基本の服装は、以下の7つをそろえておくとよいでしょう。
トレッキングの基本の服装は、レイヤードコーディネートです。
基本のレイヤードとしては、肌着で汗を抑え、Tシャツなどの中間着で体温を維持し、長袖シャツなどのアウターで寒さや雨風を防ぎます。
トレッキング中は、急な天候の変化で雨に降られたり、散策中に汗をかいたりと体が濡れて冷えやすい傾向にあります。
低体温症のリスクを抑えるためにも、ウェアは吸水速乾性に優れた素材のものを選びましょう。
また、険しい山道でも動きやすいストレッチ素材のトレッキングパンツを合わせると、足さばきよく山の中を散策できます。
さらに、アウトドアブランドのトレッキングシューズやリュックなどの小物を選ぶと、素材や軽さも最適化されているため、装備による負担やストレスがなく過ごせますよ。
トレッキングでNGの服装
トレッキングでNGの服装としては、以下3つのポイントに注意しましょう。
綿素材は肌触りがよいものの、水分を吸収しやすく乾きにくい特徴があります。
低体温症を引き起こす可能性があるため、トレッキングには不向きです。また、デニムパンツも濡れると乾きづらく、水を吸って生地が硬くなり足さばきが悪くなるため避けましょう。
トレッキング中は、整備されていない道を歩く場合もあります。
そのため、足元を保護できないハーフパンツでは怪我をする恐れがあるため避けると安心です。
ハーフパンツを履く場合は、下に十分丈のトレッキング用レギンスやタイツを履いて重ね着するなどの対策をとりましょう。
【季節別】トレッキングの服装ポイント
トレッキングに行く際は、基本の服装にプラスして季節の気候・天候を考慮したアイテムを取り入れましょう。
ここでは、季節ごとのトレッキングの服装やポイントをご紹介します。
足を運ぶシーズンに合わせて、参考にしてみてくださいね。
トレッキング春・秋の服装
春・秋のトレッキングの服装のポイントは、気温変動に対応できるコーディネートです。
以下のアイテムを気温や気候に合わせて、基本の服装に取り入れましょう。
化繊素材は速乾性や吸水性に優れています。
そのため、直接肌に触れる下着や肌着、靴下などで取り入れると汗がこもりづらく快適です。
季節の変わり目の春・秋は、気温が変動しやすい時期です。
春は、防水・防風性を兼ね備えたウインドブレーカーやソフトシェルジャケットを羽織っていくと、体温調整はもちろん、急な雨や水場の散策も安心できるでしょう。
秋は暖かさを意識して、フリース素材の長袖ジャケットを持参すると安心です。
トレッキング夏の服装
夏のトレッキングの服装のポイントは、汗をこもらせないインナーウェアを取り入れることです。
基本の服装を用意する際、以下の5つを意識して取り入れてみてください。
汗をかきやすい夏場は、極力汗をこもらせない服装を選ぶ必要があります。
冷涼効果のある素材やメッシュ素材の肌着を素肌の上に着ておくと、汗による体温の低下を防いで快適にトレッキングを楽しめるでしょう。
また、日差しの強い夏場は、UV素材の長袖シャツやパーカーで直射日光を遮断するのもポイントです。つばの広い帽子もプラスして日よけを意識することで、熱中症リスクも低下します。
十分丈のトレッキングパンツでは暑いという場合は、登山用スカートと十分丈のタイツの重ね着がおすすめです。ケガと日焼けを予防でき、通気性もよく快適に過ごせるでしょう。
トレッキング冬の服装
冬のトレッキングの服装のポイントは、体温が下がり過ぎないよう保温効果のあるコーディネートを意識することです。
基本の服装に以下のアイテムを取り入れてみてください。
冬場は気温が低く外気も冷たいため、保温効果に優れたウール・毛織素材のインナーウェアを取り入れましょう。
肌着はもちろん、十分丈のレギンスやタイツをトレッキングパンツの下に履いておくと足元が冷えにくくおすすめです。
また、トレッキング中に暑さを感じる場合もあるので、着脱しやすいインナーダウンジャケット/ダウンベストで体温を調節できるよう重ね着をしておきましょう。
積雪が見られるような雪山でトレッキングをする場合は、より保温効果の髙いダウンジャケットを選び、雪で滑らないようなトレッキングシューズで足元の安全も守りましょう。
手先や首・耳元など露出する箇所は冷えやすいので、防寒グッズを取り入れると安心です。
トレッキングの持ち物リスト
トレッキングをより快適に楽しむために、持参しておくと役立つ持ち物を見ていきましょう。
必ず用意しておきたいアイテムから、あると便利なアイテムまで、リストアップしてご紹介します。
ぜひ参考にしてみてくださいね。
必ず用意したい持ち物/必須アイテム
- 雨具/レインウェア
- 靴下の替え
- タオル
- ティッシュペーパー/ウエットティッシュ
- 非常食/おやつ
- 水
- ビニール袋
山の天気は変わりやすいので、雨具を必ず用意しましょう。
雨以外にも、トレッキング中は、川や水たまりを散策して濡れるケースも想定されます。
そのため、全身用のタオルとフェイスタオルをそれぞれ準備し、交換用の靴下も持参すると安心です。
またトレッキングは体力を使うので、非常食やおやつ、水も持参しましょう。
最近はトレッキング用の携帯食料などもあります。コンビニでも手軽に買えるチョコレートや栄養補助食品など、短時間でエネルギーを補える食料がおすすめです。
山の中で食事をとる場合は、おにぎりやパンなど、携帯しやすく腐りにくい食品を選びましょう。
空腹と水分不足を避けることで、エネルギー不足による低血糖も防げます。
ビニール袋も必ず持参しましょう。
トレッキング中のゴミを持ち帰ることは、美しい自然の景観を守るためにも必要な最低限のマナーです。
あると便利な持ち物/お役立ちグッズ
- トレッキングポール
- 救急セット、常備薬
- 健康保険証
- スマートフォンの携帯用バッテリー
- 登山地図
- コンパス
険しい山道の散策を楽しむ場合は、トレッキングポールが2本あると安心です。
膝の負担を軽減してくれるため、足腰や体力に自信がない方でも安心してトレッキングを楽しめるでしょう。
また、トレッキング中の急な体調不良やケガに備えて、救急セットや常備薬、健康保険証を持参しておくと役に立つはずです。
山の中を散策するトレッキングでは、道に迷い遭難してしまう可能性もゼロではありません。
万が一のケースに備えて、スマートフォンの携帯用バッテリー・登山地図・コンパスも準備しておくと安心といえます。
トレッキング用の服を買う場所
次に、トレッキング用の服を購入できるお店をご紹介します。
実店舗とオンライン販売のいずれも展開しているので、「実際に商品を見てから選びたい」という人は参考にしてみてくださいね。
ワークマン
「ワークマン」は、アウトドア・スポーツウェア・作業服の専門店です。
トレッキングなどのアウトドアシーンはもちろん、日常生活にも取り入れやすいおしゃれなアイテムがそろっています。
手頃な価格帯のアイテムが豊富なうえに、専門店ならではの品ぞろえが魅力です。
ウェアはもちろん、トレッキング向きのシューズや小物など、トータルコーディネートできます。
ユニクロ
日本を代表するファストファッションブランド「ユニクロ」でも、トレッキング用のアイテムをそろえることが可能です。
ユニクロでは、速乾性・保温性に優れた素材のウェアはもちろん、靴下・リュック/バックパックなどの小物類もリーズナブルな価格帯で販売しています。
サイズ展開も豊富なので、自分に適したサイズのアイテムを見つけやすい点もおすすめの理由です。
また、ユニクロでは秋から冬にかけて、コンパクトにまとめて専用の袋で持ち運べる軽量のダウンジャケットも登場します。
冬場のトレッキングの防寒具として特におすすめです。
モンベル
「モンベル」は、日本のアウトドアブランド。創業者が著名な登山家ということもあり、アウトドアウェアやアウトドアグッズを豊富に展開しています。
モンベルでは、ヘッドランプやトレッキングポール、雪山トレッキング用のグッズなどの専門的なアウトドアグッズを購入できるのが特徴です。
オンラインショップでは、用途別に必要なウェアやアイテムが紹介されているので、何からそろえるべきかわからないトレッキング初心者におすすめの購入先といえます。
トレッキング初心者に人気のおすすめのツアーランキング
トレッキング初心者の場合、どのようなコースで散策すればよいかも迷ってしまいますよね。
初心者が1人で体験する場合は、まずはお得に体験できるツアーへの参加がおすすめです。
ネイチャーガイドが山の中の楽しみ方や見どころを教えてくれたり、同じツアー参加者とトレッキング仲間になれたりと、よりトレッキングの楽しさを満喫できるでしょう。
【福島・会津・裏磐梯】手ぶらOK!「神秘の森を歩く‼ 五色沼スノーシューウォーク」13:30集合~16:15終了
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☆世界自然遺産・知床☆スノートレッキング 3時間コース 原生林と知床岬まで続く断崖を眺望
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【西表島/夜】星空&ジャングルナイトツアー★天然プラネタリウム×南国のレア生物★当日申し込みOK!
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★累計参加人数30万人突破!安心安全なツアー!★初心者にもおすすめのアクティビティ!★参加者特典(飲食店等で利用できるクーポン、穴場スポット情報)付き!【ナイトツアー】西表島の綺麗な星空と亜熱帯ジャングルの生き物たちが楽しめます!西表島の夜が満喫できます!ジャングルでの生き物探しや天気が良ければ満天
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【西表島・半日】カヌーとトレッキングで行く!ピナイサーラの滝つぼコース♪所要約4時間
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<プランのイメージ>初めて西表島に来られる方には最初に訪れてほしいフィールドです。マングローブに囲まれた川、亜熱帯ジャングルのトレッキング、そして沖縄県最大落差の滝、半日のコースでこれほど充実したプランはありません。完成された内容です。<おすすめポイント>・マングローブカヌーの距離と時間がちょうどい
最適な服装でトレッキングを満喫しよう!
今回は、トレッキングの服装や必要な持ち物から購入場所、おすすめのツアープランなどを網羅的にご紹介しました。
トレッキングは山登りが好きな人だけでなく、四季折々の自然の移ろいを感じたい人にもぴったりです。
いつもと違った方法で自然を楽しみたくなったら、トレッキングに挑戦してみてはいかがでしょうか。
トレッキングの服装や必需品のそろえ方、体験先の情報については、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年10月現在の情報です。