徳之島の観光スポットおすすめ8選&グルメも紹介

奄美群島にある徳之島は、世界遺産にも登録された豊かな自然が魅力の観光スポットです!
今回は、徳之島で人気の観光地やグルメなど、おすすめスポットを厳選して紹介します。
旅行がより楽しくなる体験など、旅行前に知っておくと便利な情報も網羅!
ぜひおでかけの参考にしてください。
徳之島ってどんな島?

鹿児島・奄美群島の中央部に位置する徳之島は、手つかずの自然と独自の文化が息づく島です。
透明度の高い海に緑深い亜熱帯の森、闘牛文化や長寿を支える暮らしなど、ほかでは味わえない魅力が豊富!
2021(令和3)年7月には、希少な動植物が生息する生物多様性の高さが評価され、世界自然遺産にも登録されました。
アクセス方法は、鹿児島空港から飛行機で約1時間半。
都会の喧騒を離れ、ゆったりとした時間を過ごすにはぴったりの場所です!
観光スポットを巡るだけでなく、海遊びや自然体験など、アクティブに楽しめるプランも充実!
以下では、徳之島で楽しめる人気アクティビティを紹介しています。
スケジュールに合わせて、気になる体験があればぜひ、チェックしてみてください!
【鹿児島・徳之島】世界自然遺産の島で、1組限定のSUP or カヤックツアー★初心者から経験者まで♪写真データ無料!
世界自然遺産の森と、奄美群島国立公園の海の両方が満喫できる徳之島。ADVENTURE & ACADEMICをテーマとした大人気のSUPツアーは、1組限定の少人数制!3密の心配は一切有りません!!初心者から経験者まで、その日の天候・風向き・潮位などに応じて、コースを選択します。徳之島唯一のガイドと一緒
【鹿児島・徳之島】世界自然遺産の島で、サンセットSUP or カヤックツアー★初心者から経験者まで♪写真データ無料!
世界自然遺産の森と、奄美群島国立公園の海の両方が満喫できる徳之島。時間がゆっくりと過ぎてゆく中で、青から赤にそして黒に色を変えてゆく空。沈みゆく夕陽を見ながら、ゆっくりと過ぎてゆくサンセットツアーは、まさに至福の一時。自然が作りだす芸術的な時間は、その場に居合わせたあなただけにしか味わうことができな
【鹿児島・徳之島】世界自然遺産 徳之島で出逢う アマミノクロウサギ ナイトハイク
2021年に世界自然遺産に登録された徳之島。その徳之島を舞台にADVENTURE & ACADEMICをテーマとした新しいツアーです。世界中で奄美大島と徳之島にしか生息していないアマミノクロウサギをはじめ、夜の森では様々な生き物たちとの出逢いが待っています。人とアマミノクロウサギが共生する当部集落
徳之島で訪れたいおすすめ観光スポット 8選
手つかずの自然や伝統文化にふれられるスポットなど魅力あふれる徳之島。
以下では、徳之島のおすすめ観光スポットを紹介します。
1. 金見崎ソテツトンネル

植物のソテツが長い年月をかけてつくり出した「金見崎(かなみざき)ソテツトンネル」。
ソテツの樹齢は約300〜350年。もともとは畑の境界の目印や北風対策として植えられたものが、自然の力でゆっくりとアーチ状に育ち、現在のトンネルになりました。
約250m続くトンネルを抜けると、太平洋と東シナ海を一望できる「金見崎展望所」が見えてきます。
自然の魅力がたっぷりで、南国の空気を感じながら歩くだけでも特別な旅の思い出になるはずです!
住所:鹿児島県大島郡徳之島町金見
2. ムシロ瀬

「ムシロ瀬」は、奄美群島では珍しい花崗岩(かこうがん)の大地が広がるダイナミックな景勝地です。
「ムシロ」という名前のとおり、敷物のように連なる岩肌が特徴!
近くには大島紬の染料として使われる「車輪梅(しゃりんばい)」も群生し、自然と文化が交差する場所でもあります。
展望台や遊歩道が整備されているほか、車いす対応の駐車場やトイレも完備されており、誰でも気軽に訪れることができる観光スポットです。
住所:鹿児島県大島郡天城町与名間
3. 犬の門蓋

アートのような絶景が広がる、「犬の門蓋(いんのじょうふた)」。
隆起したサンゴ礁が波に削られてできた奇岩や断崖が見どころで、なかでもメガネのように2つの穴が空いた「めがね岩」は人気のフォトスポットです!
12月〜4月には沖合にザトウクジラが現れることもあり、タイミングが合えば感動的な出会いがあるかもしれません。
住所:鹿児島県大島郡天城町兼久
4. ウンブキ

「ウンブキ」は、海とつながる神秘的な海底鍾乳洞。
鍾乳洞の沈下によって、約400m先の海と地下でつながっており、洞窟の中には淡水と海水が混じり合う特殊な生態系が広がっています。
ウンブキでは、まだ和名のついていない魚が見つかっており、2011(平成23)年には日本初の新種「ウンブキアナゴ」が発見されました。
潮の満ち引きで水位が変わるエメラルドグリーンの池も、幻想的で見ごたえ抜群!
空港から車で2分ほどとアクセスも良く、旅の合間に立ち寄るのにぴったりです。
住所:鹿児島県大島郡天城町浅間23
5. 母間ハート

「母間(ぼま)ハート」は、母間の砂浜に下りる階段の壁に開けられたハート形の穴です。
地元の土建業者の遊び心から生まれたもので、穴越しに見える青空や海がフォトジェニック!
青空が広がる日中はもちろん、夕焼けに染まる空と海のコントラストも美しく、SNS映えする写真が撮れると人気のスポットです。
住所:鹿児島県大島郡徳之島町母間2831
6. 徳之島なくさみ館

「徳之島なくさみ館」は、島最大の闘牛場と資料館を備えた施設。
「なくさみ」とは、慰めるという意味。農業の疲れや暮らしの辛さを癒やすために始まったといわれる闘牛文化が、今も受け継がれています。
屋根付きの全天候型の闘牛場では、全島一大会などの大会が開催され、迫力ある牛のぶつかり合いを見ることができます!

また、資料館では、闘牛の歴史から勝敗のルールまでをじっくりと学べるので、大人から子どもまで楽しめます。
島の伝統と熱気を感じたい人は、ぜひ訪れてみてください!
住所:鹿児島県大島郡伊仙町目手久626
7. 犬田布岬

「犬田布岬(いぬたぶみさき)」は、徳之島の最西端に位置し、海に三角形に突き出した断崖がダイナミックな景勝地!
東シナ海に面した切り立った海蝕崖と、180度広がる海とのコントラストは圧巻で、「奄美十景」のひとつに選定されています。
また岬には、沈没した戦艦大和にちなんで建てられた全長24mの「戦艦大和慰霊塔」があり、戦争の歴史にもふれられます。

近くの施設には、戦艦大和に関わる展示スペースや、喫茶スペースもあり、ひと息つけるのもうれしいポイントです。
住所:鹿児島県大島郡伊仙町犬田布
8. 畦プリンスビーチ

約1.5km続く白砂とコバルトブルーの海が美しい「畦(あぜ)プリンスビーチ」。
1972(昭和47)年に、当時の皇太子殿下(現上皇陛下)夫妻が訪れたことをきっかけに名付けられた、歴史あるビーチでもあります。
海水浴やシュノーケリングに最適で、運がよければ、色鮮やかな熱帯魚やタツノオトシゴ、大きなヒトデに出会えることも!
遠浅で波も穏やかなため、子連れの家族にもおすすめ。ただし、場所によっては急に深くなるエリアもあるので、注意してください。
更衣室・シャワー・トイレ完備で、安心して一日楽しめますよ!
住所:鹿児島県大島郡徳之島町畦
徳之島で味わいたいおすすめのご当地グルメ 4選

観光を満喫したら、次は徳之島ならではのグルメも楽しみたいですよね。
以下では、徳之島の郷土料理や、お土産にもぴったりのご当地グルメを紹介します。
1. ヤギ汁
ヤギ汁は、奄美地方や沖縄に古くから伝わる郷土料理のひとつ。ヤギの骨と肉をじっくり煮込んだスープで、塩味のシンプルな味付けが特徴です。
地元では、結婚式や新年会など、おめでたい日に振る舞われる特別な料理として親しまれています。
独特の風味があるため、好みは分かれますが、栄養満点で、クセになる人も続出の料理です!
2. 豚骨料理
豚骨料理は、徳之島をはじめ、奄美群島で広く親しまれているソウルフード!
徳之島では豚足を黒糖焼酎や黒砂糖でコク深くトロトロになるまで煮込んだ「ワンフニ」が人気で、家庭料理として受け継がれています。
3. シークニン
シークニンは、徳之島原産の島みかんで、「酸っぱいみかん」という意味を持ちます。
シークヮーサーの原種ともいわれ、驚くほどの酸味と豊富な栄養素が特徴!
なんとシークヮーサーの約20倍のビタミンCを含むといわれ、スーパーフードとして注目を集めています。
非常に酸味が強いため、生で食べるよりも、ジャムやゼリー、果汁ドリンクなど加工された商品が人気!お土産にもおすすめです。
4. 徳之島コーヒー
徳之島は、日本国内でも希少な国産コーヒー豆の生産地。
温暖で湿潤な亜熱帯気候が、香り豊かなコーヒー栽培に適しており、島内では自家焙煎の徳之島産コーヒーを味わえる喫茶店も増えています。
観光に訪れたら、希少な味わいをぜひ堪能してください!
徳之島での観光を満喫しよう

今回は、徳之島観光の魅力を特集しました。
手つかずの自然に、伝統文化にふれられるスポット、そしてご当地グルメなど、どれもが心に残るものばかりです!
都会の喧騒を離れて、ゆったりとした時間と豊かな自然に癒やされたい人は、ぜひ訪れてみてください。
※本記事の内容は2025年10月現在の情報です。
アイキャッチ画像提供:PIXTA