オンラインツアー体験記:よゐこ濱口さんと行く!福島の海を満喫レポート
福島といえば、豊かな自然。面積は北海道・岩手に続いて日本で三番目に広く、食の宝庫として有名ですが、中でもエサが豊富な海で育った魚は全国的にも知られています。 今回はそんな福島が誇る食の魅力を伝えるオンラインツアーを開催。ゲストにお笑いコンビ・よゐこの濱口優(まさる)さんを迎え、現地からお伝えします。 濱口さんといえば、人気バラエティ番組で素潜りや釣りに挑戦し「獲ったどー!」というセリフを思い浮かべる人も多いのでは。 濱口さんはオンラインツアーで釣りにも挑戦してくれますよ!はたして釣果は?! アクティビティジャパン編集部Cがオンラインツアー体験をレポートします!
よゐこ・濱口優さんが登場!
オンラインツアー当日。開催時間の数分前にZOOMにアクセスすると、すでに多くの人々が!
参加者のみなさんと待ちわびていると、濱口さんと司会を務めるフリーアナウンサー・高橋万里恵さんが登場。
まずは福島・いわき市にある海と魚のフードパーク「いわき・ら・ら・ミュウ」から中継します。
高橋さんによると、「いわき・ら・ら・ミュウ」はいわきのいいものが全部ある」というエキサイティングな施設とのこと。
新鮮な魚介を使った丼ものや定食はもちろん、東北ご当地サミットで選出された「カレーせんべい」など福島土産にぴったりの逸品も購入可能。
施設内にはいわき市の情報が盛りだくさんの「いわきライブミュウじあむ」も。入場料無料なので、観光や旅行でいわきに行く際には立ち寄ってみるのがおすすめですよ!
施設内では新鮮なイカ・ホタテ・サザエの浜焼きも販売中。
オンラインツアー開催前に「いい匂いにつられて思わずイカ焼きを食べた」という高橋さん。
「いわき・ら・ら・ミュウ」には新鮮な魚介がいっぱい!画面を見ている&話を聞いているだけでお腹が空いてきます。
と、ここで「加藤商店」の社長・加藤さんにインタビュー。
福島の魚介を中心に取り扱う「加藤商店」には新鮮で青く光るサンマやタコ、干物などが所狭しと並んでいます。
加藤さんによると、福島でいま旬な魚は「ヒラメやアンコウ」とのこと。しかしオンラインツアーの中継時にはすでに売り切れてしまったそうです。
福島の魚がおいしい理由は「暖流と親潮がぶつかり合うため、プランクトンなどのエサが豊富なこと」なんだとか。ちなみに親潮とは、北海道本島沖にある千島列島(ちしまれっとう)に沿って南下し、日本の東まで達する寒流のことを指します。
みなさんは親潮のことを知っていましたか?アクティビティ編集部Cは初めて知りました。
福島はエサが豊富な漁場だからおいしい魚が獲れるんですね!勉強になります。
福島にある「おすすめの観光スポット」を発表!
福島は3つのエリアに分かれており、それぞれに特徴があります。
続いて福島・いわき市にある人気&おすすめの観光スポットを紹介します!
アクアマリンふくしま
福島・いわき市にある「アクアマリンふくしま」は約800種もの生物を展示している東北最大級の水族館。
「アクアマリンふくしま」には世界で唯一、水槽で泳ぐ魚たちを眺めながらお寿司を食べられる寿司処があるそう!
「アクアマリンふくしま」は珍しい寿司処のほかにも釣り体験などもできるという楽しい水族館です。
スパリゾートハワイアンズ
映画の舞台にもなった「スパリゾートハワイアンズ」は福島屈指の人気観光スポット。
温泉・プール・ショー・ゴルフが楽しめる大型施設です。
最近人気を集めているグランピングも体験可能!
キャンプ気分を味わいたい人におすすめです。
浜の駅松川浦
福島・相馬市にある「浜の駅松川浦」では地元で獲れた新鮮な魚はもちろん、旬の野菜や果物、お土産などを販売しています。
浜焼きなどのイベントも開催しているので、相馬市へ遊びに行った時にはぜひ立ち寄ってみたい観光スポットの1つ。
「2021年6月。原発事故以降、初めて福島で獲れた魚が海外(タイ)に輸出されました」と司会・高橋さん。これは福島の漁業界にとって大きな一歩といえます。
福島で獲れた魚は「厳格な検査に合格したものを出荷している」とのこと。
今後も福島を応援していきたいですね!
新妻秀規復興副大臣が登場
と、ここで濱口さん&高橋さん、参加者一同でVTRを観ることに。
なんと、新妻秀規(にいづまひでき)復興副大臣が登場。
「釣りは約40年ぶり」という新妻復興副大臣が早朝から釣りにチャレンジします。
はたして・・・?!
この日は風が強く、釣りをするにはかなり過酷な状況。
この日はあいにくの天候で残念ながら新妻復興副大臣は「釣果なし」でした。
さて濱口さんはいかに?!
いよいよ濱口さんが釣りに挑戦!「獲ったどー!」は出るか?!
新妻復興副大臣に続き、濱口さん&高橋さんが出発!
「プレッシャーかかるなあ・・・」と呟く濱口さん。
が、海を見据えて「絶対釣りたい」と決意を語ります。
濱口さんの目標は「100cmサイズのヒラメ!」。ちなみに福島では50cm以下のヒラメはリリースしなくてはならないそうです。
「待ってろよー!ヒラメ!!獲ったるどー!!!」と叫ぶ濱口さん。
はたして釣果は?!
...数分後。
「キターーー!!!」
濱口さんに大きいイナダがヒット!
念願の「獲ったどーー!!!!」に参加者も大喜び。
続いて高橋さんも高級魚・ホウボウを釣り上げました!
「海の神・ポセイドンに祈った甲斐があった!ありがとーーーー!!!」と朝日に向かって叫ぶ濱口さん。
強風で釣りには厳しい天候でしたが、お二人とも釣れてよかった!
福島の逸品を楽しむ!料理教室
ここで、VTRからスタジオの料理教室へ。
事前に送られてきた福島の名産を使い、参加者も一緒に「常磐物ヒラメと福島産漬物のセビーチェ風 和風タルタル」を作ります。
料理を指導してくれるのは萩春朋(HAGIフランス料理店オーナーシェフ)さん。
萩シェフは福島・いわき市出身。フランスで修行し、2000年いわき市に「HAGIフランス料理店」を開店。2014年農林水産省料理人顕彰制度(料理マスターズ)の顕彰を受賞した経歴の持ち主です。
大きくて立派なヒラメにびっくり!普段ではなかなか見ることができないサイズです。
参加者にはヒラメの柵が届きましたが、華麗な技で一匹をさばいていく萩シェフ。
カルパッチョの要領で薄切りに。
ここでオンラインツアー参加者と一緒に料理を進めます。
ヒラメが重ならないようにして皿に並べて軽く塩をふり、レモンとオリーブオイルをかけます。
漬物をみじん切りにし、ヒラメとよく混ぜ合わせてマヨネーズは皿の端に。
マヨネーズはお皿の上でスプーンを使って広げると素敵になりますよと萩シェフ。ほんのひと工夫でおしゃれなフランス料理風に!
「普段ほとんど料理はしない」という濱口さんですが、ヒラメを並べて盛り付けに挑戦!
「真ん中を高くするのがフランス料理のコツ」と荻シェフ。
濱口さんは仕上げに食用のお花も並べて、ステキな盛り付けが完成!
参加者の方々と作った料理を見せ合うと、モノトーンのシックな器やブルーの美しい器に美味しそうな完成品が!力作揃いです。
試食の前に「もう1人サプライズでゲストが登場します!」と高橋さんがアナウンス。
一体誰なんだろう?
VTRがスタートすると・・・
釣り名人の大魔神・佐々木主浩さんがサプライズで登場!
釣り好きで有名な元プロ野球選手で元メジャーリーガーの佐々木主浩(かづひろ)さん。宮城出身で「福島には家族で遊びに来たこともある」とのこと。しかし福島で釣りをするのは初めてだそう。
「釣れなかったらどうしよう・・・」と不安そうな佐々木さん。
が、しかし!
さすがは釣り名人。メバルやアイナメなどが続々ヒットし、初の福島釣りは「大漁」でした!
いよいよ乾杯&試食
スタジオではサプライズゲストの佐々木さんの登場&釣果に「さすが元メジャーリーガー!」と驚いていました。そしていよいよお待ちかね、参加者と一緒に乾杯!
萩シェフがセビーチェに合わせてセレクトしたのは福島・浪江町にある酒蔵「鈴木酒造店」の日本酒(磐城壽:いわきことぶき)。
鈴木酒造店は東日本大震災の津波ですべての酒蔵が流され、原発事故のため避難生活を余儀なくされてしまったそうです。
しかし、研究のために預けていた酵母が奇跡的に残っていました。その酵母を使用し、現在も酒造りが続いているそうです。
最初はヒラメと漬物を、続いてマヨネーズを付けて試食。「おいしい!」と濱口さん&萩シェフ。
ここでお二人への質問コーナー。
「福島でやりたいことは?」という質問には「バイクで走りたい」「キャンピングカー買ったのでキャンプをしたい」と濱口さん。
萩シェフには「ヒラメに合うお酒は?」という質問があり、「ビール・焼酎・ワインなんでもOK」と回答。また、ヒラメ以外でおすすめの魚を聞かれると「ノドグロ・ズワイガニなど福島はなんでも獲れるんですよ!」と答えてくれました。
と、ここでオンラインツアー体験が終了。あっという間の90分でした!
よゐこ濱口さんと行く!福島の海を満喫に参加した感想
オンラインツアー体験後、料理に挑戦した編集部C。
冷凍したヒラメを解凍してもドリップが出ない!新鮮でおいしいヒラメを丁寧に処理して冷凍した技術の高さがうかがえました。
ヒラメを包丁で切ってみると、肉厚で弾力がすごかったです。
そして実食。最初はヒラメと漬物を食べ、後でマヨネーズを付けてみると、まろやかな味わいで美味。
実は編集部Cは漬物の食感が苦手。ですが、今回の漬物はパリポリ食感がアクセントに!ゆず風味で妙に後を引きました(止まらない感じ)。
萩シェフが「料理は日本酒・磐城壽に合わせた」という通り、ベストマッチ。いわば「互いに欠かせない相棒」という感じ。
東日本大震災の被害を乗り越えて継承された磐城壽の歴史に想いをはせながら、残りの日本酒は毎日少しずつ飲みたいです。
今回のオンラインツアー体験では「暖流・親潮のおかげで福島の魚がおいしいこと」「お寿司が食べられる水族館がある」と初めて知りました。
今度は実際に福島に行き、オンラインツアー体験で知った観光スポットを巡り、ご当地グルメを食べ尽くしたいです!
新妻秀規復興副大臣からのメッセージ
東日本大震災の発生から10年が経過し、ほぼすべての魚種の出荷制限が解除されるなど、復興は着実に進んでいます。※アクティビティジャパン編集部注:2021年12月すべての魚種の出荷制限が解除 一方で、沿岸漁業などの昨年度の水揚げ量は震災前の18%にとどまっており、本格操業に向けて段階的に水揚げ量を増やしていく移行時期にあります。 福島の漁業の復興はまだ途半ばです。まずは、本格操業の開始を次のステップとして1日も早い復興を実現できるよう、国としてもしっかりと支えてまいります。 福島の海で獲れる「常磐もの」は身が締まり、味がよく品質は間違いありません。世界で最も厳しいレベルの基準による、安全性に関する検査もクリアして流通しております。 一度食べていただくと、「応援する」というところから「おいしいからまた食べよう!」という気持ちに必ずなると思います。「常磐もの」を食べて、ぜひ福島の復興再生を応援していただきたいと思います。
今回のツアー
※催行済みのツアーのため現在予約は受け付けておりません【福島の海を満喫】よゐこ濱口さんと行く!福島の海/オンラインでつながって、作って、食べて、旬の味を楽しみましょう♪(福島名産品つき)
- 4.8
- (5件の口コミ・体験談)
ゲストのよゐこ濱口さんが、福島県いわき市で海釣りと水産物を使った簡単な調理を行うとともに、みなさまと一緒に福島県産水産物や観光地の魅力を体感するZOOMオンラインイベントです!特に調理では、お申込み頂いたみなさまにイベント内で使用する福島県産水産物を事前にご郵送し、よゐこ濱口さんと一緒に「常磐物ヒラ