小田原 観光 モデルコース!徒歩で巡る観光スポット
江戸時代には宿場町として栄えた歴史ある街である神奈川・小田原。都心からのアクセスもよく、観光におすすめのスポットです!
今回は、JR小田原駅を中心に徒歩で観光スポットを巡るモデルコースを紹介します。
定番から穴場、映えスポット、小田原エリアのおすすめアクティビティまで紹介していますので、参考にしてください!
小田原観光 おすすめモデルコース ルート&マップ
今回のモデルコースはJR小田原駅からスタートし、電車と徒歩で小田原エリアの観光スポットを巡る想定です。
すべてをまわる必要はありません。
今回紹介したモデルコースを参考に、気になったスポットだけをチョイスしたり、入れ替えたりして楽しんでくださいね!
北条早雲公像
JR小田原駅、西口広場のロータリーにある「北条早雲(ほうじょうそううん)公像」は、小田原駅前のシンボルです。高さ5.7m、重さ7tと日本最大級の銅像であり、小田原観光時にははずせない写真映えスポット!
北条早雲は、戦国時代に現在の神奈川県である相模国(さがみのくに)を統一した武将であり、小田原城の城主です。
ちなみに鎌倉幕府の執権・北条氏とはまったく関係ありません。「北条早雲公像」は、北条早雲が小田原城を落とした時の戦法と言い伝えられている「火牛の計(かぎゅうのけい)」を題材にしています。
ぜひ、勇ましい騎馬姿をチェックしてください。
緑豊かな山と美しい海や川など、自然に恵まれた小田原周辺では、魅力的な体験・アクティビティも開催されています!観光とあわせて、楽しんでくださいね!
住所:神奈川県小田原市城山1
小田原城
北条早雲公像から10分ほど歩くと、小田原を代表する観光名所「小田原城」があります。
小田原城は、15世紀中ごろ、室町時代の武将・大森氏によって築かれたのがはじまりといわれています。その後、1595(明応4)年に北条早雲が奪取し、以後、北条氏の居城として整備・拡張されました。
幾度にもわたる上杉謙信の城攻めにも落ちなかったことから「難攻不落の城」といわれるようにもなり、全国的に知られるようになりました。
豊臣秀吉に攻撃され北条氏が滅亡した後には、徳川家臣であった大久保忠世が入城。しかし、大久保氏の改易によって小田原城は一時廃城に。建物の大部分は解体され、残っていた石垣も関東大震災の影響で崩落しました。
現在の天守閣は江戸時代の模型、図面をベースに、1960(昭和35)年に市民の寄付などにより復興されたされたものです。
見どころは、標高約60mの最上階からの眺望。相模湾が一望でき、天気の良い日には房総半島まで見ることができますよ!
小田原城からは相模湾人気のダイビングポイント・石橋も見えます。
都心からアクセスがよく、日帰りで気軽に水中散策が楽しめますので、ぜひチェックを!
住所:神奈川県小田原市城内6-1
報徳二宮神社
小田原城から徒歩で3分ほどの距離には「報徳二宮神社(ほうとくにのみやじんじゃ)」があります。
報徳二宮神社は、薪を背負いながら本を読む姿で有名な二宮金次郎こと二宮尊徳を祀った神社です。 1894(明治27)年に創建され、130年近い歴史を誇る神社でもあります。
金次郎(尊徳)が日々学問に励んでいたことから、学業成就(合格)のご利益があることで有名です。しかし、のちに財政再建や農村復興に貢献したことにより、商売繁盛(経営)、開運出世などのご利益もあります。
報徳二宮神社だけでも訪れる価値がありますが、せっかくなら神社に隣接した「報徳博物館」もあわせて訪れたい小田原の観光スポット!金次郎(尊徳)に関する文献や遺品、文化財を見学することができます。
住所:神奈川県小田原市城内8-10
きんじろうカフェ
報徳二宮神社の境内には、地域の人や物が集まる場所として「杜のひろば」もあります。杜のひろば内で、食事やスイーツ、ドリンクが楽しめるのが「きんじろうカフェ」。
「きんじろうカフェ」には、江戸時代に二宮金治郎(尊徳)が食べていたと言われる「呉汁(ごじる)」や、金次郎のシルエットが入ったカプチーノなど、金次郎にちなんだメニューが豊富!
カフェにはオープンテラスもあるので、緑豊かな環境で鳥のさえずりを聞きながらゆったりとした時間を過ごすのもいいですね。
小田原周辺でもたくさん楽しいアクティビティ・体験ができますが、小田原とほど近い湯河原や真鶴でもさまざまなアクティビティ・体験が開催されています。
ダイビングをはじめ、陶芸体験や器への絵付け体験などのものづくり体験もありますので、観光の記念に作ってみてはいかがでしょうか。
住所:神奈川県小田原市城内8-10 小田原城隣接 報徳二宮神社内
海へと続くトンネル(防潮扉)
きんじろうカフェから徒歩18分ほど歩いたところに、「海へと続くトンネル(防潮扉)」があります。
頑丈な構造のトンネルであり、若者に人気のフォトスポット!
人気の理由は、コンクリートのトンネルを抜けた先に広がる色鮮やかな海とのコントラスト。トンネルの先に見える海は、「天然の額縁に広がる海」として広まり、SNS映えすると話題になっています。
固有の正式名称はなく、人によっては「扉を隔てて世界観が一変するトンネル」「海へと誘うトンネル」などといわれることもあります。
ぜひ、その眺めを、自分の目で確かめに行ってみてはいかがでしょうか。
住所:神奈川県小田原市本町3-16
御幸の浜
海へと続くトンネル(防潮扉)を抜けた先にあるのが、「御幸の浜(みゆきのはま)」です。
御幸とは「天皇や上皇、法皇の外出・旅行」を指す言葉。御幸の浜は、1873(明治6)年に明治天皇と皇后が二人そろって訪れて、漁夫の地引網を見た浜であることが由来になりました。
「御幸の浜」は弓のように曲がった浜辺で、相模湾に面しているため、真鶴半島や三浦半島、房総半島まで眺めることができますよ!
夏には泳いだり、元旦には初日の出を眺めたりと、観光客だけでなく、地元民からも愛されているスポットです!
住所:神奈川県小田原市本町3-16
小田原観光はモデルコースで散策しよう!
今回は、小田原観光のモデルコースを紹介しました。
自然豊かな絶景を楽しんだり、情緒あふれる下町の雰囲気を肌で感じたりと、さまざまな楽しみ方ができる小田原。
ぜひ、周辺のアクティビティ・体験とあわわせて思いっきり楽しんでみてくださいね!
※本記事の内容は2023年10月現在の情報です。