バックカントリーとは?スノーボード・スキーの初心者おすすめツアー&人気ランキング
このページでは、バックカントリーツアーを大特集!
スキー場・ゲレンデ外のルートでスノーボードやスキーを楽しめる初心者向けおすすめツアーや人気ランキングを徹底紹介します。
合わせて、聖地と呼ばれる人気スポットや必要な装備・道具や服装などの情報をまとめてチェックしていきましょう。
バックカントリーツアー人気ランキング
まずはじめに、アクティビティジャパン最新予約データに基づく「バックカントリーツアー人気ランキング」をご紹介します。
北海道や関東甲信越などバックカントリーの聖地と呼ばれる人気スポットのツアーが人気を集めています。
ツアー内容や料金(価格)をはじめ、レビュー・口コミ体験談による評判を参考にプラン選びの比較検討にお役立てください。
【あさま軽井沢/長野 群馬】スノーシューハイキングお手軽1day『スモールピークハント』 ☆初めてOK!スノーシューで冬山雪山登り体験ツアー
- 5.0
- (1件の口コミ・体験談)
朝は少しゆっくりめ&手軽にたっぷり内容充実!初めての冬山、スノーシュー雪山登り体験にオススメ手軽な本格ピークハントでわっくわくの浮遊感◎雪上ランチタイム・冬のピクニック体験でほっこり小浅間山(浅間山に大接近)、高峰山(手軽に2000m越え)など積雪状況に応じて最適なフィールドへ軽井沢近郊・北軽井沢〜
【新潟・越後湯沢・スノーシュー】越後をぷらっと雪上ハイキング!
アクセス抜群越後湯沢駅西口0分。冬しか見られない景色がいっぱいです。普段人が立ち入らないエリアへ、スノーシューを履いて探検へ出かけましょう。プラン説明文 積雪豊富な越後湯沢エリアでスノーシューツアー!駅前集合でアクセス楽々を普段は人が立ち入らない雪原にスノーシュー履いて探検に出かけうよ!誰でもサクサ
【北海道・富良野】「三段山」へのバックカントリーガイドツアー!ビギナーからエキスパートまで楽しめる!
- 4.8
- (2件の口コミ・体験談)
雄大な十勝岳連峰が連なる富良野・美瑛地区には2,000m級の山々が多くあります。 その中でも比較的アクセスしやすい三段山をその日の天候、雪質を考慮して最適なエリアへとガイドします。〜当日の流れ〜8:00 白銀荘もしくは凌雲閣出発事前説明、装備品の確認後出発となります。10:30 頂上到着天
【ニセコ|パウダーガイディング】パウダースノーの聖地ニセコで極上のパウダーを味わおう!プロのガイド付きで安心&安全に楽しめます!
北海道の中でも世界的に有名なニセコ!ニセコは、世界中から極上のパウダースノーを求めて多くのスキーヤー、スノーボーダーたちが訪れる場所です☆一度ニセコのパウダースノーを味わったら病みつきになること間違いなし!! ニセコならではのパウダースノーで特別な浮遊感を味わってみませんか??「北海道に行くからには
【ルスツ|パウダーガイド】サイドカントリーで極上のパウダースノーを味わおう!プロのガイドが付くから初めてのパウダーでも安心して楽しめます!
せっかく北海道に来てくださったのですから、北海道ならではの極上のパウダースノーを味わってみませんか?☆北海道のルスツ・ニセコエリアは世界的にもパウダースノーで有名で、パウダー好きのスキーヤー、スノーボーダーたちがこぞってルスツにパウダーを求めて来ています。一度ルスツのパウダースノーを滑ればヤミツキに
【群馬・みなかみ・スノーシュー・1日】奥利根の絶景を見つけに!(ランチ付)
スノーシューを履いて、雪の中に出かけよう!約6時間のツアーで、魅力をたっぷりお楽しみいただけます。キーンと張り詰めた空気の林を散策したり、一面雪化粧を集落や特別な時間を楽しめます。雪の上は遊び方無限大!キャンパスみたいに真っ白な雪原に足跡を付けたり、冠雪した木々を縫うようにして歩いたり! みんなで滑
スノーシューを履いて、雪の中に出かけよう!約3時間のツアーで、魅力をお手軽にお楽しみいただけます。キーンと張り詰めた空気の林を散策したり、一面雪化粧を集落や特別な時間を楽しめます。雪の上は遊び方無限大!キャンパスみたいに真っ白な雪原に足跡を付けたり、冠雪した木々を縫うようにして歩いたり! みんなで滑
【長野・信濃町】黒姫高原の御鹿池でスノーシュー&歩くスキー 選べるアクティビティ体験
童話の森周辺と御鹿池ライト散策 黒姫高原の幻想的な森と、こじんまりとした御鹿池を短時間ながらスノーシューで散策。森林セラピー基地として活用されている森で、雪の時期の静かな時間を楽しむスノーシューツアーです。黒姫高原 童話の森スノーウェーブ駐車場から直線でおよそ400m。御鹿池周遊およそ500mの、ラ
【岩手県盛岡市】初体験の方大歓迎!本州一寒い地域!盛岡市薮川地区で雪山を遊びつくそう!雪板トレッキング!スノーシュー体験をしながら自然観察!
ニューヨーク・タイムズ紙「2023年に行くべき52カ所」に選出された岩手県盛岡市。盛岡市薮川地区は本州一寒い地域としても有名です。そこで体験できる雪板トレッキング!!目的地までは自然観察をしながらスノーシュー体験、目的地に着いたら雪板体験がスタート!広大な敷地で自由に滑走が可能です!ふかふかのパウダ
OneDropが主催するバックカントリースキー&スノーボードのツアーです。ゲレンデではもう満足できない!というハードユースなお客様達の為のツアーです!自分の足で登って、至極の1本を滑走する喜びを味わいましょう!※バックカントリーツアーは滑走を指導するものではありません。 ゲレンデでしっかりと滑走技術
バックカントリーツアーの人気スポット
「バックカントリーをするならどこ?」や「バックカントリーの聖地は?」などスポットについてリサーチされている方も多いと思います。
以下では、アクティビティジャパン最新の予約データに基づく「バックカントリーツアー人気都道府県ランキング」をご紹介します。
開催される体験ツアーが多くのスノーボーダー・スキーヤーに支持される都道府県をチェックしていきましょう。
バックカントリーツアー人気都道府県ランキング
第1位 |
長野 |
---|---|
第2位 |
北海道 |
第3位 |
青森 |
第4位 |
岩手 |
第5位 |
群馬 |
関東甲信越のバックカントリーは長野が人気!
東京都内からもアクセスのよい関東甲信越エリア。
関東甲信越エリアでは、白馬や飯山、軽井沢などウインタースポーツの名所が点在する「長野」が人気を集めます。
初心者から参加できるツアーも開催されているため、初めてのバックカントリーにおすすめなスポットです。
おすすめツアー
【長野・白馬】ビギナー・バックカントリー初体験!女性や初心者も楽しめる、山のお話オリエン含むゆっくりプラン(青色)。BC用具もレンタルOK!
- 4.0
- (1件の口コミ・体験談)
バックカントリー初体験、また気軽に楽しんでみたい方対象のバックカントリーツアーです。白馬VALLEY一帯には、世界でもまれに見る様々なバックカントリーフィールドが広がります。そんなフィールドにおいて、各ツアー当日にはその時々の状況に合わせたベストなフィールドへご案内してまいります。ゲレンデで、パウダ
【長野・白馬】アドバンス・バックカントリー熟練者におすすめ!ポテンシャルある白馬の山深いBCを楽しんでみるワンデイプラン(赤色ガイド)!
- 5.0
- (11件の口コミ・体験談)
バックカントリー熟練者、またより白馬バックカントリーの魅力に触れ楽しんでみたい方対象のバックカントリーツアーです。白馬VALLEY一帯には、世界でもまれに見る様々なバックカントリーフィールドが広がります。そんなフィールドにおいて、各ツアー当日にはその時々の状況に合わせたベストなフィールドへご案内して
北海道にはバックカントリーの名所がたくさん!
北海道には世界的にも有名なバックカントリースポットが多く点在しています。
中でも、ニセコ・ルスツや富良野、旭川などのバックカントリーツアーが人気。
経験豊富なインストラクターがガイドするツアーに参加して、安全にバックカントリーをお楽しみください。
おすすめツアー
【北海道・旭川】プロガイドと行く旭岳周辺バックカントリーガイド<初心者OK>
旭川駅発着!大雪山ロープウェイを利用して、旭岳周辺を滑るバックカントリーガイドツアーです。冬はマイナス20度を下回る厳しい環境がもたらす最高のドライパウダーを味わえる場所です。山麓の旭岳温泉から標高1,600m地点まではロープウェイで行けるので、極上のパウダーを気軽に何度でも楽しめます。天候が良けれ
【北海道・富良野】「三段山」へのバックカントリーガイドツアー!ビギナーからエキスパートまで楽しめる!
- 4.8
- (2件の口コミ・体験談)
雄大な十勝岳連峰が連なる富良野・美瑛地区には2,000m級の山々が多くあります。 その中でも比較的アクセスしやすい三段山をその日の天候、雪質を考慮して最適なエリアへとガイドします。〜当日の流れ〜8:00 白銀荘もしくは凌雲閣出発事前説明、装備品の確認後出発となります。10:30 頂上到着天
【ルスツ|パウダーガイド】サイドカントリーで極上のパウダースノーを味わおう!プロのガイドが付くから初めてのパウダーでも安心して楽しめます!
せっかく北海道に来てくださったのですから、北海道ならではの極上のパウダースノーを味わってみませんか?☆北海道のルスツ・ニセコエリアは世界的にもパウダースノーで有名で、パウダー好きのスキーヤー、スノーボーダーたちがこぞってルスツにパウダーを求めて来ています。一度ルスツのパウダースノーを滑ればヤミツキに
おすすめ特集記事
バックカントリーとは?
バックカントリー(backcountry)とは、日本語に直訳すると「未開の地」や「辺境の地」などを意味する言葉です。
転じて、スキーやスノーボードなどのウインタースポーツ業界では、スキー場・ゲレンデのように整備されていない「天然の雪山」のことを指します。
その手付かずのままに残る森林地帯や雪山・雪原をプレイフィールドにふわふわ新雪のパウダースノーを滑走できることが最大の魅力。
また、人間の手が一切入っていない自然界のコースでは、スキー場・ゲレンデでは決して味わえないアドベンチャー体験を体感できます。
バックカントリーの種類
ゲレンデ以外のルート・コースで極上のパウダースノーを満喫できるバックカントリーツアー。
バックカントリーツアーは大きく分けて、「バックカントリー」と「サイドカントリー」の2種類があります。
ここからは、その2種類の特徴を解説していきます。
バックカントリー
一般のスキー・スノーボード客は侵入が禁止されている雪山をプレイフィールドとする「バックカントリー」。
バックカントリーのツアーは主に、雪山を登る「フルハイク」がコースに含まれます。
自身の足で雪山を登頂して滑り降りることで、より本格的且つ満足度の高いバックカントリーを楽しむことができます。
サイドカントリー
サイドカントリーとは、スキー場・ゲレンデのコースに配されたゲートからバックカントリーエリアに侵入する方法です。
フルハイクとは違い、スキー場・ゲレンデ内のリフトやゴンドラを利用してポイント近くまで登れることがメリットです。
バックカントリー初心者は、まずは比較的難易度が低いサイドカントリーのツアーに参加してみましょう。
バックカントリーの装備・道具
バックカントリーを楽しむためには、一般的なスキー・スノーボードの道具以外にもさまざまな装備が必要です。
また、板(ボード)やブーツ、ビンディングなどの道具も、過酷な雪山にも耐え得るバックカントリーに適したアイテムの準備が必須。
以下では、初めてバックカントリーツアーに参加する初心者に向けて「バックカントリーの装備・道具」の一例を一覧としてリストアップしています。
- スキー板・スノーボード
- ブーツ
- ビンディング
- ゴーグル
- グローブ
- 滑り止めシール
- ストック
- バックパック
- スノーシュー
- ヘルメット
- ヘッドライト
- 救急セット
- マッチ・ライター
- 防寒着と下着
- 電池
- GPS
- 行動食
- 飲料水
- 雪崩ビーコン
- プローブ・ゾンデ棒
- 携帯スコップ
- など
アウトドアショップが開催するバックカントリーツアーでは、専門的な道具のレンタルを行なっている場合があります。
質問や不明点がある場合は参加するバックカントリーツアー開催ショップに事前に問い合わせしましょう。
バックカントリーの服装・ウエア
雪山トレッキングの要素も含むバックカントリーでは、スキーやスノーボードウェアの着用を基本として適切な服装選びが重要なポイントとなります。
雪山トレッキングおよび登山などの服装として用いられる、脱着がしやすく保温性を高める「レイヤリング(重ね着)」を意識することが重要です。
「レイヤリング(重ね着)」は、ベースレイヤー、ミッドレイヤー、アウターレイヤーの3層で構成されます。
ベースレイヤー
ベースレイヤーとは、肌に直接触れる「下着」のことです。
雪山トレッキングでは気温が低くても汗をかきやすいため、汗を素早く吸収して乾きやすい吸湿速乾性のものを選びましょう。
汗によって急激に冷えることを防ぎ、体温の調整をスムーズに行うことがポイントです。
ミッドレイヤー
ミッドレイヤーとは、下着の上に重ね着する「中間着」のことです。
防寒性や保温性はもちろんのこと、動きやすく軽い素材で作られたフリースやインナーダウンなどが推奨されています。
また、気温の変化などによって脱ぎ着をしやすいようにフロントジップのものを選ぶと便利です。
アウターレイヤー
アウターレイヤーとは、一番上に重ね着するスキー・スノーボードウェアやマウンテンジャケット(マウンテンパーカー)などを指します。
ゴアテックス(GORE-TEX)など防水・防風・透湿性に優れた高機能素材のものを選ぶと良いでしょう。
また、万一遭難した時にレスキュー隊から見つけやすくするため、赤や黄色、緑色など原色系の派手な色を選ぶことをおすすめします。
以上で解説した「レイヤリング(重ね着)」を基本に、参加するツアー開催ショップのルールに従って服装・ウェアを準備しましょう。
また、持ち運びの利便性を考慮して、服装・ウェア類は小さくたためる(パッカブル)なものや軽量なものを選ぶことが推奨されています。
バックカントリーの注意点
自然の雪山をプレイフィールドとするバックカントリーでは、さまざまな危険を回避するための注意点があります。
怪我や遭難はだけではなく最悪の場合には死亡事故につながる危険性もあるため事前準備およびプランニングは徹底した備えが必要です。
まずは、「バックカントリーで起こり得る危険」の中からもっとも気をつけるべきポイントをおさらいしておきましょう。
- 天気の変化
- 雪崩
- 木や岩での事故
- 低体温症
- 遭難
バックカントリーでは、急激な天候の変化により吹雪や雨などにさらされる場合があります。
ホワイトアウトなどの現象によって周囲の見通しが悪くなったり、雪崩に巻き込まれて雪に埋もれてしまう危険性も孕んでいます。
また、木や岩での衝突事故が起こる可能性や体力や体温が奪われ低体温症になってしまう場合も考えられます。
それらのリスクを最小限に抑えるためには、適切な装備の準備や経験豊富なガイド・インストラクターが同行するツアーに参加することが必要です。
※本記事の内容は2024年12月現在の情報です。