京都 お花見・桜の穴場 ランキング【2024】
今回は京都×お花見特集!
知る人ぞ知る京都のお花見穴場スポット&桜の名所を紹介します。
幻の桜を見に行く期間限定のツアーも紹介!
日本気象協会のウェブサイトによると、2024(令和6)年の京都の桜開花予想日は3月22日(金)です。
各スポットの見頃を考慮しつつ、ぜひタイミングを合わせてお花見in京都穴場スポットの旅へおでかけしてくださいね!
京都 お花見 桜の穴場スポット1位:京都府立植物園
「京都府立植物園(きょうとふりつしょくぶつえん)」は、穴場の桜スポット。多種多様な桜を見て回ることができます。
京都府立植物園は、JR京都駅から見て北方面、京都御所のさらに北、加茂川沿いに位置しています。
園内には複数の庭園や国内最大級の温室を有し、2024(令和6)年に開園100周年を迎える日本最古の公立植物園としても有名です。
広大な敷地内に植生されている桜の数は、約500本!
桜の品種も約180種とかなり多く、それぞれ見頃を迎える時期も3月上旬から4月下旬までと幅広いのが特徴です。
比較的混み合いにくい穴場スポットなので、混雑を避けたい場合は少しフライング気味に訪れてみてはいかがでしょうか?
園内で桜が見られるのは、「桜林」と「桜品種見本園」の2スポット。
特に4月上旬には、桜林で満開のソメイヨシノ・シダレザクラを見て回れるとともに、京都北部にそびえる北山連峰をバックにした春の絶景を満喫できますよ!
桜林のそばには赤のチューリップ畑が広がり、桜のピンクと合わさった春一色の景観は、園内でも屈指のフラワービューとして人気を集めています。
同時期には桜林で夜間ライトアップも行われます。昼間とは違った表情の桜を楽しむこともできますよ。
昼と夜、両方を訪れて、それぞれ異なるテイストの花見を楽しむのもまた一興です。
桜の開花予想 | 2024年3月22日(金) |
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例年の見頃 | 3月上旬〜4月下旬 |
夜桜・ライトアップ | 2024年3月23日(土)〜4月7日(日)の日没〜21:00 |
桜の名所&穴場スポット | 桜林 |
屋台 | なし |
料金(入場料) | 一般 200円 |
京都 お花見 桜の穴場スポット2位:桜花苑/熊野若王子神社
「桜花苑(おうかえん)」&「熊野若王子神社(くまのにゃくおうじじんじゃ)」は、京都市北東部、銀閣寺から見て南に位置する神社&花見スポットです。
熊野若王子神社の創建は、平安時代後期の1160(永暦元)年。
熊野参詣に傾倒していた後白河法皇が、近隣の寺「禅林寺(永観堂)」の守護神として熊野権現を勧請したのが始まりとされています。
神社は、小川の岸に桜のトンネルが続く京都屈指の人気花見スポット「哲学の道」の南端付近に位置しており、銀閣寺方面へと向かう花見散歩の起点としても有名。
境内にも多くの桜の木が植生され、毎年4月第1日曜日には、参詣の安全祈願や詩吟の奉納などが行われる「桜花祭(おうかさい)」が催されます。
祭りに参加したいなら、開花予想と照らし合わせつつ、訪れるタイミングを図りましょう!
そして、花見シーズンで一番の見どころとなるのが、神社裏手の小高い丘の上に築かれた桜花苑です。
桜花苑内で見られるのは、約60本の陽光桜(ようこうざくら)。
三重の農場で開発された陽光桜は、病気や寒暖差に強く、濃いピンクの花を咲かすのが特徴。教え子を戦地に出征させた元教師が、戦死した若者の鎮魂と世界平和への思いを込めて作り出した品種です。
観光客でにぎわうエリアからはずれた場所にある桜花苑は、陽光桜を静かに見て回るのに最適な京都×穴場の桜スポット!
桜花苑の桜の見頃は、3月下旬から4月上旬ごろです。
にぎやかな哲学の道や桜花祭での花見を楽しむ最中にふらっと立ち寄って、世界平和への思いが込められた美しい桜を、まったりと楽しんでみてはいかがでしょうか?
桜の開花予想 | 2024年3月22日(金) |
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例年の見頃 | 3月下旬~4月上旬 |
夜桜・ライトアップ | なし |
桜の名所&穴場スポット | 桜花苑 |
屋台 | なし |
料金(入場料) | 無料 |
京都 お花見 桜の穴場スポット3位:幻の桜 千眼桜/大原野神社
「大原野神社(おおはらのじんじゃ)」は、良縁や玉の輿など縁結びに関するご利益があることで有名な神社です。
京都市街地の西端、紫式部『源氏物語』にも登場する日野山(ひのさん)の麓に位置しています。
創建時期は、784(延暦3)年。
桓武天皇(かんむてんのう)による長岡京遷都に伴い、藤原氏によって奈良の「春日大社(かすがたいしゃ)」の分社として、春日大社の神々を祀ったのが始まりとされています。
大原野神社のご利益は、祭神ではなく、藤原家の慣習によるもの。藤原家に女児が産まれた際に、中宮や皇后といった地位に就けるよう、代々参拝されてきたことに由来します。
お花見in京都×女子旅・カップル旅で訪れた際は、忘れずに参拝を済ませておきましょう!
春頃の境内では、ソメイヨシノをはじめとする桜の木が見頃を迎え、美しい朱色の社殿と一緒に花見を楽しめます。
中でも、境内に植生されている一本木の桜「千眼桜(せんがんざくら)」は、花見in京都で特におすすめのスポット!
満開時には1本の木とは思えないほど大量の花を咲かせることに加え、満開の状態が3日と短いことから、「幻の桜」と呼ばれています。
満開の姿を見ることができれば「千の願いが叶う」とされ、観光客からはお花見兼パワースポットとして人気です。
開花予報を随時チェックして、満開のタイミングを狙って京都を訪れてみてはいかがでしょうか?
アクティビティジャパンでは、幻の桜・千眼桜を見に行くツアーを予約できます。
千願桜のほかにも、京都の桜を現地ガイドと一緒に見に行ってみては。歴史や現地のお得な情報も、いろいろと教えてもらえますよ!
桜の開花予想 | 2024年3月22日(金) |
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例年の見頃 | 3月下旬から4月上旬 |
夜桜・ライトアップ | なし |
桜の名所&穴場スポット | 千眼桜 |
屋台 | なし |
料金(入場料) | 無料 |
京都 お花見 桜の穴場スポット4位:清凉寺(嵯峨釈迦堂)
「清涼寺(せいりょうじ)」、通称「嵯峨釈迦堂(さがしゃかどう)」は、『源氏物語』の主人公のモデルと言われる、源融(みなもとのとおる)と縁のある寺院です。
京都市街地の西、京福電気鉄道・嵐山駅の前を走る29号線を北に向かった突き当たりに位置しています。
「渡月橋(とげつきょう)」をはじめとする嵐山の人気観光地から離れていることから、花見シーズンでも比較的落ち着いた雰囲気の中でお花見を楽しむことができます。
清涼寺がある場所は、かつて源融の別荘があったとされる地で、当人の死後に寺院になったとされています。
別名・嵯峨釈迦堂は、奝然上人(ちょうねんしょうにん)が宋から持ち帰った釈迦如来像に由来。
釈迦如来像安置の際に新たに堂が建立され、宗派が華厳宗へと改められた際に、現在と同様に清涼寺と呼称されるようになりました。
広大な敷地を誇る境内では、江戸時代に再建された山門から本堂に至るまで、日本古来の建築美を見て回ることができます。
春には境内各所に植生された桜が見頃を迎え、和建築と桜の花が織りなす美しい京都の風景を体験可能。
特に、2階建ての仏塔「多宝塔(たほうとう)」と、塔前の桜が重なるアングルが撮れるスポットはおすすめですよ!
桜の開花予想 | 2024年3月22日(金) |
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例年の見頃 | 4月上旬から4月中旬 |
夜桜・ライトアップ | なし |
桜の名所&穴場スポット | 多宝塔前 |
屋台 | なし |
料金(入場料) | 一般 400円 |
京都 お花見 桜の穴場スポット5位:北野天満宮
「北野天満宮(きたのてんまんぐう)」は、学問の神様として有名な菅原道真を祀る天満宮の総本社です。
金閣寺の南東、京都市街を南に向かって流れる天神川(てんじんがわ)沿いに位置しています。
創建は平安時代後期の947(天暦元)年で、菅原道真が天神として祀られたのは987(永延元)年とされています。
国宝に指定されている本殿は、1607(慶長12)年に豊臣秀頼の命によって造られたもの。
要所に金の意匠が映える桃山建築の建築美が見事です!
北野天満宮は京都屈指の梅の名所であり、毎年2月頃には花見客と参拝者でにぎわいを見せます。
しかし、北野天満宮で楽しめるのは梅だけではありません。
近年では、シダレザクラやヤマザクラを美しい桃山建築とあわせて楽しめる、お花見in京都×穴場スポットとしても密かに人気!
特にチェックしておきたいのは、社務所の前に植生された北野天満宮でしか見られない希少な新品種の桜「北野桜」。
開花が進むと花の色が白から濃いピンクへと変化するのが特徴で、見頃は4月中旬ごろからと比較的遅咲きです。
濃いピンクに染まった北野桜の花見を楽しみたいなら、一般的な花見シーズンより少し遅めのタイミングで北野天満宮を訪れてみてください!
桜の開花予想 | 2024年3月22日(金) |
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例年の見頃 | 4月上旬から4月中旬 |
夜桜・ライトアップ | なし |
桜の名所&穴場スポット | 北野桜 |
屋台 | なし |
料金(入場料) | 一般 400円 |
お花見は京都で!
今回は、京都のお花見スポット&桜の名所を特集しました。
観光客でにぎわう京都の町には、有名スポット以外にも落ち着いて花見を楽しめる桜の名所がたくさんあります。
今回の特集を参考に、2024(令和6)年のお花見はぜひ京都で楽しんでください!
※本記事の内容は2024年3月現在の情報です。