草津温泉 観光 モデルコース|車なしで巡る観光&食べ歩きスポット
「草津温泉」は群馬を代表する人気観光地。
ノスタルジックな雰囲気が残る温泉街で、大人の街歩きにもおすすめのスポットです。
今回は車なしで巡る観光&食べ歩きスポットのモデルコースをご紹介します。
ぜひ草津温泉におでかけして、心身ともにリラックスできる一日を過ごしてみませんか。
草津温泉 観光 モデルコースルート&マップ
草津温泉の観光スポットのモデルコースを解説します。
草津温泉観光のスタートは、「草津温泉バスターミナル」です。
今回は車を使わず、徒歩で巡る観光スポットを、アクティビティジャパン編集部が独自に厳選しました。
ご紹介するスポットは全て巡る必要はなく、気になるスポットだけを選んだり、入れ替えてもOK。
時間やスケジュールに合わせて、自由に観光や散策を楽しんでくださいね。
湯畑
草津温泉バスターミナルから徒歩で約5分の場所にある「湯畑(ゆばたけ)」は、日本一の湧出量を誇る源泉地。毎分4000リットルもの温泉が湧き出ている草津温泉のシンボル的な存在です。
湯畑の周りには湯煙が立ち込め、エメラルドグリーンの温泉が滝のように流れ落ちる様子は迫力満点。散策を楽しむための歩道やベンチなども整備されています。
周辺には旅館や飲食店、土産物店などが軒を重ね、毎年多くの観光客でにぎわうスポットです。夜には湯畑がライトアップされ、日中とは違う幻想的な雰囲気も楽しめますよ。
住所:群馬県吾妻郡草津町草津
白旗の湯
湯畑から徒歩で約1分。「白旗の湯(しろはたのゆ)」は、無料で楽しめる共同浴場です。
白旗源泉は草津温泉に6つある源泉のひとつで、源頼朝(みなもとのよりとも)が狩猟の際に訪れ、入浴したといわれています。そのため源氏の旗印でもあった白い旗にちなんで「白旗」と名付けられたそうです。
レトロな雰囲気の白旗の湯は、草津温泉の中で最も大きな共同浴場です。硫黄分が多く含まれた乳白色のお湯は、湯の花も多く浮かぶ熱めのお湯がポイント。しっかりと温まりたい人におすすめです。
脱衣所には鍵付きのロッカーがないため、立ち寄る際は貴重品の管理に注意をしてくださいね。
群馬県吾妻郡草津町草津417-1
西の河原通りで食べ歩き
白旗の湯から徒歩で約3分、「西の河原(さいのかわら)通り」は、湯畑から西の河原公園まで続いている、草津のメインストリート。
土産物店や飲食店が軒を連ねており、食べ歩きも楽しめる人気スポットです。
松むら饅頭
湯畑から西の河原通りに向かって約100mほど歩いた場所にある「松むら饅頭(まんじゅう)」は、1945(昭和20)年創業の歴史ある和菓子店です。
メニューは、店名と同じ「松むら饅頭」と、「塩羊羹(しおようかん)」の2つのみ。
「松むら饅頭」は、週末になると午前中で売り切れてしまう日もあるほどの看板商品。黒糖が入ったふわふわの薄皮と、北海道産の小豆を使用したあんのバランスの良さが特徴。あんはなめらかで口当たりもよく、やさしい甘さです。
保存料を使用していないため消費期限は4日間と短いですが、冷めても風味が変わらずおいしく食べられるので、お土産にも人気の温泉まんじゅうです。
住所:群馬県吾妻郡草津町草津389
湯あがりかりんと
松むら饅頭から、西の河原通りを徒歩で進むこと約1分。かりんとう専門店「湯あがりかりんと」に到着します。
店頭には「湯の花かりんとう」や「黒糖蜂蜜かりんとう」など、バリエーション豊富に28種類のかりんとうが並んでいます。かわいい浴衣柄のパッケージは、草津温泉のお土産としてもおすすめですよ。
店内で販売されている「湯あがり上州牛まん」は、上州牛(じょうしゅうぎゅう)の旨みを贅沢に楽しめる人気の一品。牛肉の旨みがつまったジューシーな肉あんは、小腹がすいたときや食べ歩きにもおすすめです。
住所:群馬県吾妻群草津町草津泉水505
だんべえ茶屋
西の河原通りのほぼ中央にある「だんべえ茶屋」は、居酒屋とカフェメニューを同時に楽しめるお店。店頭ではアユ、イワナ、エビの塩焼きや串焼きが焼かれており、香ばしい香りが食欲をそそります。
ビール、ハイボール、ウーロンハイなど好きなお酒が選べる「お得な昼飲みセット」は、おつまみ3品と串焼き付きで、お昼からお酒を楽しみたい人におすすめのメニュー。単品メニューだけでなく、定食や丼ものもあるので、お酒が飲めない人は食事だけでもOK。
隣接のカフェとは店内で繋がっており、サイフォンで丁寧に淹れたコーヒーやあんみつなどのスイーツメニューも楽しめます。
サクッと食べ歩きをしたい人や、食事やカフェタイムを満喫したい人にとっては、立ち寄りやすさが魅力です。
住所:群馬県吾妻郡草津町大字草津486-2
西の河原露天風呂
湯畑から西の河原通りを歩いて約12分。「西の河原露天風呂」は、西の河原公園の一角にある露天風呂です。
男風呂、女風呂を合わせると総面積は約500平方mあり、草津温泉最大の広さを誇る露天風呂。360度見渡す限りの大自然の中での入浴は、至福のひととき。四季折々の開放的な風景を満喫しながら、心身の疲れをリフレッシュしたい人におすすめですよ。
毎週金曜日の17時30分~20時の時間帯は、男風呂が混浴になり、カップルや家族と一緒に露天風呂を楽しむことができます。
住所:群馬県吾妻郡草津町草津521-3
熱乃湯
西の河原露天風呂から徒歩で約10分の場所にある「熱乃湯(ねつのゆ)」は、草津温泉の伝統でもある「湯もみと踊りショー」を鑑賞できるスポットです。湯をかき混ぜて温度を下げる「湯もみ」は、成分を薄めず入浴するための工夫で、江戸時代から続く伝統文化。
長い木の板を持った女性たちが軽快な掛け声や歌とともに源泉を冷ます様子は、情緒を感じられる草津温泉ならではのエンターテインメントです。
スタッフの指導を受けながら参加できる「湯もみ体験」は、草津温泉の伝統を体感することができて、草津温泉を訪れたいい記念にもなりますよ。
住所:群馬県吾妻郡草津町草津414
草津温泉観光はモデルコースで巡ろう!
車なしで巡る、草津温泉観光のモデルコースをご紹介しました。
歴史ある良質なお湯を楽しめる草津温泉は、湯畑の周囲に温泉やグルメを楽しめるお店が集中しているため、徒歩でも観光しやすいのが魅力です。
ぜひ週末は女子旅やカップルで、草津温泉での散策を楽しんでみませんか。
※本記事の内容は2024年2月現在の情報です。