【2024年】上高地の紅葉はいつ?見頃時期と絶景スポット
紅葉の時期になると国内外から多くの観光客が訪れる人気のスポット、長野・上高地(かみこうち)。
今回は、2024(令和6)年の上高地の紅葉の見頃の時期や、絶景スポットを紹介!
ぜひ上高地散策の参考にしてくださいね。
上高地の紅葉
上高地は、長野・松本市にある標高1,500mの高原地帯。北アルプスの玄関口として知られています。
上高地は、文化財保護法によって特別名勝及び特別天然記念物に指定されています。
上高地は比較的高低差が少なく、初心者でも登山やハイキングを楽しむことができることから、年齢を問わず人気があります。
秋には、モミジやカエデなどが美しく色づき、多くの観光客が紅葉を楽しむために訪れます。
2024年紅葉見頃時期
2024(令和6)年の上高地の紅葉の見頃は、10月中旬と予想されています。
例年は10月上旬から11月上旬にかけて見頃。
そのため2024(令和6)年の紅葉の見頃は、例年と比較すると「平均並」ということになります。
紅葉時期の混雑状況
上高地は人気の紅葉スポットなので、シーズン中は非常に混雑します。
特に週末や祝日、天候が良い日には多くの観光客が訪れます。紅葉が見頃になる10月中旬から11月上旬にかけて、特に三連休の11月2日(土)・3日(日・祝)・4日(月・振替休日)は、ピークの混雑が予想されます。
混雑を避けるためには、できるだけ平日や早朝に訪れるとよいでしょう。また、交通手段や宿泊施設の予約を早めに行いましょう。
上高地へのアクセス
上高地では、通年マイカー規制が実施されています。
自家用車(自動二輪を含む)は、釜トンネルより先は通行禁止となるため、沢渡(さわんど)駐車場・平湯あかんだな駐車場より、シャトルバスかタクシーを利用する必要があります。
- 車の場合
■松本方面から:長野自動車道・松本ICから沢渡(さわんど)駐車場まで約1時間
■高山方面から:中部縦貫自動車道・高山ICから平湯あかんだな駐車場まで約45分
各駐車場より、シャトルバスかタクシーに乗り換え約30分 - 公共機関の場合
■松本電鉄上高地線・新島々駅(しんしましまえき)よりバスで約1時間
紅葉シーズンは特に混雑が予想されます。訪れる際には事前に交通情報を確認し、適切なアクセス方法を選ぶようにしましょう。
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上高地の紅葉絶景スポット
上高地でおすすめの紅葉スポットは、以下の4つです。
- 梓川・河童橋
- 田代池
- 大正池
- 明神池
以下では、各紅葉スポットの特徴や見どころを紹介します。
河童橋
河童橋は、梓川(あずさがわ)を渡る木製の吊り橋。
河童橋から眺める穂高連峰は、季節を問わず景勝地として名高く、秋にはコハウチワカエデやシラカバなどが色づき、景色を彩ります。
そして、シーズンの終盤にはカラマツが黄金色に染まり、美しい風景を見せてくれます。
田代池
原生林の中にぽっかりとあいた湿原に、浅く広がる美しい池。透明度が高く清澄な池水が特徴的です。
池の中には島が点在し、まるで水田のような風景が広がっています。しかし、台風や大雨によって流れ込む土砂が次第にたまって底が浅くなり、湿原化の過程にあるとされています。
湿原風景ならではの魅力的な紅葉が広がります。
大正池
1915(大正4)年に焼岳(やけだけ)が噴火し、それによって噴出した熔岩や泥流によって梓川がせき止められてできた池。
当初は「梓湖」と呼ばれていましたが、いつしか「大正池」と親しまれるようになりました。
大正池には立ち枯れの木が点在。そして澄み切った水面が、穂高連峰の雄大な姿を鏡のように映し出す水鏡として、特に知られています。
穂高連峰と枯木が湖面に映る風景は、上高地ならではの美しい光景。紅葉の時期にはさらに幻想的な景色を演出します。
明神池
明神岳のふもとの美しい湖で、標高1,530mに位置しています。
穂髙神社の奥宮内という神域にある湖で、「鏡池」とも称されています。
早朝はもやが出やすく、朝もやに包まれた湖は実に神秘的。また晴れた日の水面には明神岳や周囲の山々が映り込み、美しい風景を作り出します。
紅葉の時期には、周囲が緑、赤、黄などの多彩な色に染まります。
上高地の紅葉を楽しもう!
上高地は日本屈指の紅葉スポット。
紅葉時期は混雑も予想されるので、事前の確認や交通機関の予約をするようにしてくださいね。
上高地ならではの美しい紅葉をぜひ楽しんでください!
※本記事の内容は2023年10月現在の情報です。