初心者向けグランピングガイド!全国のおすすめグランピング施設を紹介
最近のアウトドアブームと相まって人気のグランピング。
とはいえ、「グランピングって何?」という人もいるのではないでしょうか?
そこで、グランピングの種類や特徴、キャンプの違い、メリット・デメリットなど、初心者向けにわかりやすくグランピングを解説します。
他にグランピングと一緒に楽しめるアクティビティ&レジャーも紹介。
あわせて、全国でおすすめのグランピング施設もお伝えします!
グランピングとは
「グランピング」は英語のGlamorous(グラマラス:魅惑的・魅力な)とCamping(キャンピング)を組み合わせた造語。
グランピングにおいて、テント設営やBBQ(バーベキュー)の道具を揃えたりする必要はありません。初心者でも気軽にキャンプを楽しむことができるため、注目を浴びています。
最近では、ホテルや高級リゾート地に滞在するような豪華な設備があるグランピング施設も!
グランピングはキャンプの解放感、ホテルのような快適な環境で「非日常のひととき」を過ごすことができます。
グランピングとキャンプの違い
グランピングのメリットは「手ぶらで気軽に楽しめる」ということ。自分でテントを設営する必要がないので知識や経験がなくても大丈夫!
キャンプ用具を準備しなくてよいため、アウトドア初心者でも挑戦しやすいといえます。朝食・夕食つきのプランを予約すれば料理する必要もありません。
通常、グランピング施設にはシャワー、風呂、ベッド、トイレが完備しているので、キャンプに慣れていない女性も安心。
中には豪華なリビングやホテルのように大きいベッドが完備している施設もあり、自然を身近に感じながらも、ラグジュアリーな気分を味わえます。
一方、デメリットはキャンプよりも料金や費用がかかる点。キャンプよりも施設が完備されているため、どうしても料金や費用が高くかかります。
全国的にはまだ「グランピング施設の数が少ない」というのもデメリットといえるでしょう。
そのため、人気のグランピング施設は予約が取りにくいということもあります。
「グランピング施設を見つけたけど、アクセスしにくいエリアにしかない」「希望のエリアではグランピング施設がない」という場合も。キャンプ場と比べると、まだまだ選択肢は少ないといえます。
キャンプのメリットはグランピングよりも「リーズナブルに体験できること」。初期費用はかかりますが、一度キャンプ用具を揃えれば低予算でアウトドア・ライフを楽しめます。
また、好みのテントやシュラフを揃えたりと、自分で1つひとつを揃えたり作り上げていく楽しみがあるのも魅力。一度キャンプ用具を揃えれば、災害時にも役立ちます。
家族でキャンプに行く場合、親子でテントを設営したり、料理をしたりとアウトドアや自然について楽しみながら子供に教えることができるのもメリットといえますね。
一方、キャンプのデメリットは用具を揃えるのに「初期費用がかかること」。キャンプにはテント、シュラフ、椅子、テーブルなどの用具を購入しなくてはいけません。
また、購入したキャンプ用具を収納するスペースも必要になります。
家族やグループの場合、大きなテントや人数分のシュラフなどを揃えなくてはならないため、1人でのキャンプよりも費用がかかります。
キャンプ用具を揃えるだけでなく、現地まで運ぶ必要があります。食材を含め大量の荷物を車に積み、さらに現地に到着後、キャンプ用具や食材を降ろしてテントを設営しなくてはなりません。
キャンプが終わったら、片づけなど撤収作業をする必要もあります。
ゆえに、自分たちでキャンプをするなら、ある程度の経験や知識がないと難しいといえます。
キャンプ場によってはトイレやシャワー、お風呂がないところも。アウトドア初心者や女性の中には、それらの設備がないことに、戸惑う人もいるでしょう。
グランピングのおすすめポイント
初心者向けにグランピングの特徴&おすすめポイントをわかりやすく紹介します。
「どんな人におすすめか」も記載しますので、「グランピングに興味がある」という人はぜひ参考にしてくださいね!
続いて、グランピングの種類を解説します。
グランピングの種類
グランピングの種類は主に3つ。テント型・コテージ(ヴィラ型)・キャビン型があります。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
テント型
形は主に三種類。もっとも人気があるドーム型、モンゴルの移動式住宅・パオを模した円錐形の鐘(ベル)型、タマネギ型があります。
コテージ型(ヴィラ型)
別荘のような一戸建ての宿泊施設。ヴィラと呼ばれる場合も。通常、複数の部屋があり、キッチン、シャワー、トイレ、ベッドのほかに冷暖房が完備していることが多い。しっかりとした設備と快適な環境を求めている人におすすめ。
キャビン型
木造の小屋で部屋は1室のみというのがほとんど。シンプルなため、コテージよりは設備面では劣りますが、リーズナブルな場合が多いのが魅力。費用を抑えてグランピングしたい人に最適。
トレーラー型
エンジンと運転席がなく、自動車で牽引するキャンピングカー。キッチン、トイレ、シャワー、ダイニングテーブル、ベッドなど生活に必要な設備・環境が完備。内装・外観ともにアメリカンな雰囲気が魅力。インスタ映えを求める人や写真好きな人におすすめ。
ここまで、グランピングの種類について紹介しました。
グランピングにはどのような楽しみ方があるのか、続いて解説していきます。
グランピングの楽しみ方
何もせずゆっくりする
グランピングは冷暖房が完備していたり、高級家具が揃っていたりと快適な空間でゆったりできるのが魅力。周辺の自然を散策して疲れたらコーヒーを飲んだり。心地よい空間で自由に過ごせば日頃の喧噪も忘れ、気分もリフレッシュできます。
グルメを楽しむ
最近ではグルメにこだわっているグランピング施設も増えています。雄大な自然と高級グルメを手ぶらで楽しめるのはグランピングならでは!
ペットと楽しむ
ペットと一緒に宿泊できるグランピング施設も少しずつ増えています。ドッグランやペット専用の温泉が併設されていたり、愛犬の食事も付いたプランを提供している施設もあるので、気になる人はぜひチェックを!
周辺アクティビティを楽しむ
グランピング施設は都内にもありますが、自然に恵まれたエリアに位置するものも。山、川、湖、海辺などに位置するグランピング施設ではロケーションを生かしたアクティビティやレジャーを体験できます。
以下で詳しく紹介します。
グランピングで人気のアクティビティ
「普段体験できないことをしてみたい」「もっと自然を満喫したい」という人におすすめしたいのが、アウトドア・アクティビティ。
以下では、グランピングと相性の良いカヌー・カヤック、渓流釣り、SUP(サップ)、テントサウナ、熱気球体験の特徴や魅力を紹介します!
カヌー・カヤック
カヌーやカヤックは小舟に乗り、漕いで進むアクティビティ。カヌーとカヤックの違いはパドル(漕ぐための道具)にあります。
カヌーはブレード(水かき)が片側に1つだけあるシングルブレード。カヤックは両サイドに付いたダブルブレードです。
グランピング施設は湖や川、海辺などの近くにあることが多く、グランピング体験とカヌーやカヤックツアーをセットで提供している場合もあります。カヌー・カヤックの体験中は目線が水面に近くなるので、普段とは異なる美しい景色を眺めることができます。
渓流釣り
河川の上流部・渓流と呼ばれるエリアで行う渓流釣り。生い茂る木々や川のせせらぎ、鳥のさえずりを聞きながら、大自然を相手に釣りを楽しめるのが魅力。
川近くのグランピング施設では、敷地内で渓流釣り体験を提供しているところもあります。中には釣り道具をレンタルできたり、釣った魚をその場で焼いて食べられたりするプランもあります。
SUP(サップ)
Stand Up Paddle Board(スタンドアップパドルボード)の頭文字をとったSUP(サップ)はボードの上に立ち、パドルを使って漕ぎ進むアクティビティ。浮力があり、安定したボードに乗るので年齢を問わず気軽に楽しめるのが魅力です。
パドルを漕ぐのに力をあまり必要としないため、女性や子供連れの家族にもおすすめ!
グランピングと一緒に体験し、心ゆくまで大自然を満喫してくださいね。
テントサウナ
耐火テント内で薪ストーブを焚き、サウナを楽しむテントサウナ。
以前はキャンプ場で入浴する場合、コインシャワーを使用するか近隣の温泉に行くしかありませんでした。
しかし、昨今のキャンプ・アウトドアやサウナブームによりテントサウナが増えつつあります!
薪が燃える音、鳥のさえずり、川のせせらぎ・・・。大自然の音に耳を傾けながら、ゆったりとした時間の中で心身ともにリフレッシュできますよ!
熱気球
熱気球は、球皮(エンベロープ)と呼ばれる気球の本体にバーナーで熱した空気を送り込み、発生する浮力を利用して浮遊します。
雄大な自然を高いところから360度のパノラマで一望できるのが熱気球の魅力。エリアによっては春は桜、秋は紅葉など四季折々の表情を眺めることができるのも楽しみの1つです。
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グランピングは冬も楽しめる
暖房が完備しているグランピング施設なら、冬でも寒くありません。快適な環境でアウトドアを楽しめます。
冬は空気が澄んでいるため、夏よりも星空がきれいに見えるのでおすすめ。エリアによっては雪景色が見えるところも!
冬ならではの情緒ある風景を体感できますよ!
まとめ
今回は初心者向けにグランピングの特徴や種類、メリット・デメリット、キャンプとの違いを解説しました。
グランピングは、キャンプの経験や知識がない初心者も安心して参加可能です。基本的に手ぶらOKなので、気軽に楽しめると思います。
ロケーションを生かしたアクティビティやレジャーとの相性も抜群のグランピング。ぜひ両方とも体験して、楽しいひとときを過ごしてくださいね!