キャンプの服装解説!季節別(春・夏・秋・冬)ガイド
人混みを避けて自然を満喫できると、年々人気が高まっているキャンプ。
より快適にキャンプを楽しむためにも、適切な服装や持ち物を理解しておきましょう。
本記事では、キャンプに適した基本の服装を紹介したうえで、季節ごとに取り入れるとよいアイテムからNG例まで網羅的に解説!
さらに、あると便利なアイテムやリーズナブルにキャンプギアが購入できるお店もご提案しています。
キャンプに挑戦したい人や事前準備でお悩みの人は、ぜひ参考にしてくださいね。
キャンプとは?
日本キャンプ協会のホームページによると、「日本キャンプ協会のキャンプインストラクター用テキストでは、自然環境のもとで、必要最小限の装備で生活したり宿泊したり活動したりすることをキャンプと呼びます」と書かれています。
キャンプの歴史は古く、当初は教育的育成や組織形成の一環を目的としてスタートしました。
同ホームページによれば、キャンプの始まりは「米国が世界に先駆けて行ったという教育的キャンプは記録をたどっていくと1861年に遡(さかのぼ)ることが出来ます」と紹介されています。
日本で娯楽としてのキャンプが広く普及したのは、1961(昭和36)年の「スポーツ振興法」制定が影響しています。
「スポーツ振興法」の中でキャンプは「スポーツのひとつ」として位置づけられました(「スポーツ振興法」は2011年に「スポーツ基本法」に改正)。
時代の変化とともに、現在のような自然を楽しむ自由なスタイルのキャンプが浸透し、親しまれるようになったのです。
キャンプの服装
自然の中で過ごすキャンプでは、気温や天候の変化に対応できるように、機能性の高い服装や持ち物を準備するとよいです。
キャンプの基本の服装からNG例はもちろん、季節ごとのポイントをご紹介します。ぜひ、キャンプにでかける際の参考にしてみてくださいね。
キャンプ基本の服装
キャンプの基本の服装は、以下の7つです。
キャンプは屋外で過ごす時間が長いため、服装は動きやすさと機能性を意識したコーディネートを心がけましょう。
キャンプでは、テントの準備をしたり、食事用の火を起こしたりと体を動かす場面も多いです。
吸水速乾性に優れた素材の肌着やTシャツを着用し、体を冷やさず快適に過ごせるように工夫するとよいでしょう。
また、紫外線や虫除け対策として、長袖のシャツや十分丈のパンツで露出を控えることをおすすめします。
首の後ろなどのカバーしにくい箇所は、つばの広い帽子をかぶるとカバーできますよ。
キャンプ中に必要な水を用意するために、川や水場に出向く場合もあるでしょう。
慣れない水場で足を滑らせないように、キャンプの際は滑り止めのついたハイキングシューズやスニーカーを選びましょう。
両手を使えるように、リュックやバックパックで手元を自由にさせるとさらに安心です。
キャンプでNGの服装
キャンプでNGの服装としては、以下5つのポイントに注意しましょう。
自然の多い環境下では、害虫の存在に気を付ける必要があります。
タンクトップやミニ丈のボトムなど、露出の多い服装は控えましょう。
また、虫は黒色のものに寄り付きやすいため、黒色のウェアや帽子を避けるようおすすめします。
またキャンプ中は、たき火を楽しむ人も少なくないでしょう。
着衣着火防止のポイントとして、裾や袖口が広がったデザインのウェアやスカーフやマフラーなど長く垂れ下がるものは外し、炎に接しないように注意しましょう。
同時に、着火しやすい綿・レーヨン素材のウェア・小物を避けるように気を付けましょう。
【季節別】キャンプの服装ポイント
キャンプに行く際は、基本の服装にプラスして、季節を考慮したアイテムを取り入れましょう。
ここでは、季節ごとのキャンプの服装やポイントをご紹介します。
シーズンに合わせて、参考にしてみてくださいね。
キャンプ春・秋の服装
春・秋のキャンプの服装のポイントは、気温の変動に対応できるコーディネートです。
以下のアイテムを、その日の気温や天候に合わせて、基本の服装に取り入れましょう。
季節の変わり目の春・秋は、寒暖差が激しい時期です。
春はマウンテンパーカーやウインドブレーカーなどの羽織り物、秋はフリース素材の長袖ジャケットやスエットパーカーなどを重ね着して、体温を調節しましょう。
また、動きやすさの観点から、袖口にゴムが入っていて腕まくりをしやすいデザインが最適です。
ほかに、肌寒いときにブランケット代わりになるような大判ストールも便利です。
なかでも、ウール素材のストールは温かく防寒対策にもなり、肩からかければ羽織り物の代わりにもなるので持参するとよいでしょう。
ただし、火が燃え移る危険があるので、ストールを着用しているときは火から距離を置くようにしてください。
キャンプ夏の服装
夏のキャンプの服装は、炎天下でも体調を崩さないように意識したコーディネートが重要です。
基本の服装を用意する際、以下の2つを取り入れてみてください。
夏のキャンプは、炎天下で長時間過ごすので、紫外線や熱中症対策を意識する必要があります。
特に、直射日光を防ぎにくい首の後ろをカバーできるようなバケットハットや、つばが広いデザインの帽子がおすすめです。
最近では、紫外線防止素材で作られた帽子も充実しているので、チェックしてみてください。
また夏場でも、低体温症になることがあります。
汗をかきやすい夏場は、汗で体が冷えないように注意しましょう。
吸水速乾性の高い素材のウェアや冷涼効果のある素材、メッシュ素材の肌着を素肌の上に着ておくと、汗がこもらず体温の低下を防げますよ。
キャンプ冬の服装
冬のキャンプの服装のポイントは、屋外の活動・宿泊で体温が下がり過ぎないように保温効果のあるコーディネートを意識することです。
基本の服装に以下のアイテムを取り入れてみてください。
冬場は気温が低く外気も冷たいため、保温効果に優れたウール・毛織素材のインナーウェアを取り入れましょう。
十分丈のレギンスやタイツをボトムの下に履いておくと、足元が冷えづらいのでおすすめです。
キャンプ中はアクティブに動くシーンが多いため、無作為に重ね着したレイヤードコーディネートでは動きづらさを感じる場合もあるでしょう。
そのため、ひとつひとつのアイテムを、保温性・発熱機能を意識して選ぶことをおすすめします。
また、活発に動いていると暑く感じることもあるので、着脱しやすいインナーダウンジャケット/ダウンベストで体温を調節できる工夫をしておきましょう。
手先や首・耳元など露出する箇所も冷えやすいので、防寒アイテムも取り入れると安心です。
キャンプの持ち物リスト
キャンプをより快適に楽しむために、持参すると役立つ持ち物を見ていきましょう。
ここでは、自分でキャンプ道具一式を用意すると仮定してご紹介しています。
必ず用意しておきたいアイテムから、あると便利なアイテムまで、リストアップしてるので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
必ず用意したい持ち物/必須アイテム
- テント
- 寝袋
- テントマット
- ランタン or ヘッドライト
- テーブル&チェア
- 調理用バーナー
- 調理器具
- 食器&カトラリー
- タオル
- ティッシュペーパー/ウエットティッシュ
- ビニール袋
キャンプの設営を自分で行う際は、寝食に必要な上記11個のアイテムをそろえておきましょう。
最近は、ワンタッチで組み立てられる自立式テントや、キャンプ道具の基本キットが専門店やオンラインサイトで充実しています。
特にキャンプ初心者の場合は、準備の難易度が低いアイテムを選ぶと安心です。
また、キャンプ中は、屋外で飲食したり、自然に触れる機会が多いです。
ゴミを持ち帰るためのビニール袋などを持参しましょう。キャンプ場をきれいに使い、マナーを守った行動を心がけることが大切です。
あると便利な持ち物/キャンプお役立ちグッズ
- 救急セット
- 常備薬
- 健康保険証
- 日焼け止め
- 虫除けグッズ
- モバイルバッテリー
- 湯たんぽ
キャンプ中は、急な体調不良やけがに備えて、救急セットや常備薬、健康保険証を持参しておくと安心です。
また、紫外線や虫除け対策も、日焼け止めや虫除けスプレーなどのグッズを持参してさらにカバーするとよいでしょう。
キャンプ中は、地面と近い距離で眠ることが多いです。
そのため、肌寒いシーズンは、湯たんぽなどの暖をとれるアイテムも用意すると体を冷やさずに快適に過ごせますよ。
キャンプ用の服を買う場所
次に、キャンプ用の服を購入できるお店をご紹介します。
実店舗とオンライン販売のいずれも展開しているので、「実際に商品を見てから選びたい」という人は実店舗で商品を見てからオンラインで購入してもいいですね。
ワークマン
「ワークマン」は、アウトドア・スポーツウェア・作業服の専門店です。
昨今のキャンプ人気の影響もあり、ワークマンは2022年2月よりキャンプギアの本格展開をスタートしています。
1万円以内でそろえられるキャンプウェアも充実しており、圧倒的なコストパフォーマンスの良さが魅力のひとつ。
また、テントを張る際に用いるペグ(杭)を1本199円で購入できるなど、専門的なキャンプ道具もお手頃価格でそろっています。
また、オンラインショップでは、キャンプ用品のWebカタログなどを展開しています。
旬なキャンプギアがわかりやすく、キャンプ初心者の場合でも簡単に必要なアイテムを把握することが可能です。
ユニクロ
ファストファッションブランド「ユニクロ」でも、キャンプに最適なウェアが充実しています。
たとえば、UVカット機能や耐久撥水加工を兼ね備えたパーカーやハット、コンパクトに折り畳めるインナーダウンやジャケットなど、さまざまなアイテムを低価格でそろえることが可能です。
また、ユニクロといえば、速乾性・保温性に優れたインナーウェアも見逃せません。
肌着はもちろん、レギンスやタイツを取り入れるとキャンプ中のけがから体を守ることができますよ。
GU
ユニクロの姉妹ブランド「GU」でも、キャンプ向きのウェアを購入できます。
たとえば、ポケットが多いマウンテンパーカーやウエストがゴム製の伸縮するデニムパンツなど、機能性が高いアイテムが充実しています。
タウンユースできるデザインのウェアが多いので、「キャンプ用の服にお金をかけられない」とお悩みの方に特におすすめです。
キャンプ初心者におすすめのプランランキング
キャンプ初心者の場合、どのような場所で何を持参すればよいか、わからなくて迷ってしまいますよね。
初心者・ソロキャンプの場合は、まずお得に体験できるツアーへの参加がおすすめです。
キャンプギアの貸し出しがあるプランや、現地の食材を味わえるBBQ(バーベキュー)付きのプランなどもあります。初心者でもキャンプの楽しさを手軽に体験できますよ。
【埼玉】EnglishOK!上空ドリンク・軽食付き、現役選手が案内する最高1000mの熱気球本格フリーフライト体験!
- 4.8
- (23件の口コミ・体験談)
渡良瀬バルーンレース期間(12/13~12/15)も催行決定!30機を超える熱気球が飛ぶ大絶景を空から眺めてみませんか?(気球への接触事故を防ぐため大会期間のみドローン撮影は不可)2024年熱気球世界選手権に出場する現役選手が本格的なフリーフライト体験で、最高高度1000mの世界へご案内します。多数
【埼玉・加須】ペット可能!英語対応可能!熱気球の学びとフォトジェニックな体験ができる係留体験、バルーンワークショップ!
- 4.8
- (28件の口コミ・体験談)
ペット可能!英語対応可能!子供から大人、海外の方や高いところが苦手な方、車椅子・医療用バギーユーザーの方やペットまで一緒に楽しめる熱気球体験です。組み立てから一緒に行い、フォトジェニックなシーンをたくさんご用意します。仕組みや歴史の解説を聞いてから乗る熱気球は、感動がより一層大きいはず。10月から4
【東京・奥多摩】白丸湖でカナディアンカヌーをレンタル!(初心者歓迎!)
- 4.5
- (1件の口コミ・体験談)
都内から電車で2時間半でアクセス可能な国立公園に位置する奥多摩・白丸。自然雄大な湖でカヌーをレンタルすることができます。カヌーは安定性抜群、濡れるのが嫌な方でも安心して楽しめます。1隻で最大3名まで利用可能(3,000~円/2時間)ライフジャケット+パドル付き。初めてカナディアンカヌーに乗る人でも安
【千葉/印西】炎のゆらめきがヒーリング♪森の中で直火の焚き火調理体験!コーヒー×ホットサンド×焼き芋が作れる!都心から60分×無料送迎
- 4.0
- (1件の口コミ・体験談)
コーヒーは生豆の焙煎、粉挽き、ドリップまで体験!自分で作ったコーヒーや焼き芋たちは世界一美味しいですよ♪食材を持ち寄ればオリジナルサンドイッチも作れちゃう!最寄駅から無料送迎あり★アウトドアフィールド CIMAX×東京バギー村都心から60分の森あそび超穴場スポット!直火焚き火で調理体験をすることがで
【埼玉】EnglishOK!上空ドリンク・軽食付き!現役選手が案内する最高1000mの熱気球本格フリーフライト体験の貸切プラン!
- 4.8
- (2件の口コミ・体験談)
渡良瀬バルーンレース期間(12/13~12/15)も催行決定!30機を超える熱気球が飛ぶ大絶景を空から眺めてみませんか?(気球への接触事故を防ぐため大会期間のみドローン撮影は不可)2024年熱気球世界選手権に出場する現役選手が案内する本格的なフリーフライト体験の貸切プランです。大切な人、友人や家族で
キャンプには季節に合った服装で!
今回は、キャンプの服装や必要な持ち物、購入場所、おすすめのツアープランなどを網羅的にご紹介しました。
自然の中で長時間過ごすキャンプは、普段忙しく働く方のデジタルデトックスや気分転換にもぴったりです。
四季の移ろいや新鮮な空気を感じたくなったら、キャンプに挑戦してみてはいかがでしょうか。
キャンプの服装や必需品のそろえ方は、ぜひ本記事を参考にしてみてください!
※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年10月現在の情報です。