別府温泉 観光|女子旅やカップルにおすすめのスポット&グルメ
別府温泉&観光を特集。
大分の東海岸中央に位置する別府市は、温泉県でも有名な大分の人気の観光地です。
今回はアクティビティジャパン編集部が厳選した、温泉と一緒に楽しめる別府の観光スポットやグルメをご紹介します。
別府観光に興味のある人はぜひ、おでかけの参考にしてくださいね。
別府温泉とは
「別府温泉(べっぷおんせん)」とは、大分・別府市内にある温泉の総称です。
別府温泉は泉質(せんしつ)の種類が豊富なことでも有名で、デリケートな肌にも刺激の少ない「単純温泉」や、保湿効果の高い「塩化物泉・硫酸塩泉」、美肌の湯と呼ばれる「炭酸水素塩泉」など、多種多様。
別府市内に点在する「浜脇(はまわき)温泉」「鉄輪(かんなわ)温泉」「明礬(みょうばん)温泉」「観海寺(かんかいじ)温泉」「亀川(かめがわ)温泉」「別府(べっぷ)温泉」「柴石(しばせき)温泉」「堀田(ほりた)温泉」の、8つの温泉郷のことを「別府八湯(べっぷはっとう)」といい、それぞれ趣の異なる温泉を楽しめるのも、別府温泉の魅力です。
次に、別府温泉をさまざまな形で満喫できる、おすすめスポットをご紹介します。
別府温泉観光スポット1|別府地獄めぐり
「別府地獄めぐり」は、自然に湧き出る源泉を地獄に見立てた、別府を代表する観光スポットです。
地獄は、「海地獄」「鬼山地獄」「白池地獄」「かまど地獄」「鬼石坊主(おにいしぼうず)地獄」「龍巻(たつまき)地獄」「血の池地獄」の7つあり、温泉の色や形態など、それぞれの特徴や見どころも異なります。
モクモク湯けむりが立ち上がるそれぞれの地獄の温度は100℃近く。
国の名勝に指定されているものや足湯を楽しめる地獄もあり、温泉たまご、まんじゅう、プリンなど、各源泉の熱を利用して作る各地獄の名物グルメは、食べ歩きにもおすすめです。
別府地獄めぐりは、地獄それぞれの入場料を支払い、巡りたい地獄だけを選ぶこともできますが、5つ以上の地獄を巡るなら「共通観覧券」の購入がお得。
龍巻地獄と血の池地獄は他の地獄と少し離れています。
徒歩でも行けますが、早く巡りたい人はバスでの移動かレンタサイクルの利用がおすすめですよ。
大分県別府市大字鉄輪、大分県別府市野田
別府温泉観光スポット2|竹瓦温泉
「竹瓦温泉(たけがわらおんせん)」は、1879(明治12)年に創設された、歴史ある源泉かけ流しの温泉浴場です。
もともと竹屋根葺き(たけやねふき)だった浴場が、1938(昭和13)年の改装により、瓦葺きになったことが名前の由来になっています。
寺院のような重厚感がある唐破風造(からはふづくり)の建物は、天井が高く、どこか懐かしい風情を感じさせてくれる雰囲気が魅力です。
竹瓦温泉には普通湯のほか、名物の「砂湯」があります。
砂湯は、砂を温泉に浸して温めるため、ずっしりとした重さがあり、しっかりと体に密着し全身を温めます。
砂湯は室内で行われるので、寒い季節や天候を気にしないで楽しめますよ。
湯上がり後は、ロビーにある休憩スペースで水分補給をして一息。
竹瓦温泉オリジナルの「かぼす甘酒」は、さっぱりとした口当たりなので、入浴後にぜひ味わってみてはいかがでしょう。
大分県別府市元町16-23
別府温泉観光スポット3|大分香りの博物館
「大分香りの博物館」は、香りをテーマにした博物館。
世界中から集められた香水ブランドのコレクションがあり、さまざまなブランドの香水を常設展示しています。
中にはとても貴重な香水瓶などもあり、香水好きにはたまらない施設。
蒸留器や香炉などの展示や天然香料の香りを確かめられるなど、香りの歴史について深く知ることができます。
香水作りや匂い袋作りなどの体験ゾーンは、自分好みのオンリーワンの香りを見つけたい人にもおすすめ。
各インストラクターが丁寧に教えてくれるので、初めての人でも簡単に香水や匂い袋を作ることができます。
体験コーナーは事前予約が必要なので、注意しましょう。
ほかにも季節の花々を鑑賞できるハーブガーデンがあります。
ローズマリーやレモンバームなど、さまざまな種類のハーブや、天然温泉の足湯を楽しむこともできますよ。
香りの博物館・予約(大分香りの博物館 Webチケット)(大分県 別府市・博物館)
大分県 別府市にある「大分香りの博物館 Webチケット」をネットで購入!オプショナルツアー予約サービスKKdayでは大分香りの博物館 のWebチケットを販売中です。「香り」をテーマにした博物館!紀元前から現代までの貴重な香水瓶、香炉などの展示や希少な天然香料の試嗅も楽しめる博物館は、世界に1つだけのオリジナル香水作りに匂袋作りなどの体験メニューが充実しています。
大分県別府市北石垣48-1
別府温泉観光スポット4|レストラン 東洋軒
1926(大正15)年創業。本格中華料理が食べられる「レストラン 東洋軒」は、大分のご当地グルメでもある「とり天」の発祥の店としても人気の老舗レストランです。
下味がついた鶏肉を油でカリッと揚げたとり天はとても柔らかく、唐揚げとは異なるふわっとした食感がたまりません。
爽やかな酸味のあるタレと一緒に、さっぱりした味わいですよ。
とり天以外にも、肉や海鮮、麺、点心など、種類豊富な中華メニューはどれも絶品。
ボリュームたっぷりの定食メニューから贅沢なコースメニューまで幅広く、単品での注文も可能です。
別府でのランチやディナーにもおすすめですよ。
大分県別府市石垣東7-8-22
別府温泉観光スポット5|胡月
「胡月(こげつ)」は、別府冷麺の発祥店です。
別府冷麺とは、そば粉を配合した麺と和風だしの冷たいスープ、トッピングにキャベツのキムチと牛肉のチャーシューがのっているのが特徴。
そば粉が入ったコシの強い麺は太麺でもちもちとした弾力があり、食べごたえがあります。
胡月のトッピングには、自家製のキャベツキムチと牛肉のチャーシュー、ゆで卵、ネギ、ゴマがのっており、醤油ベースの和風だしはあっさりとしたおいしさ。
期間限定で食べられる「カボス冷麺」は、カボスの風味がさらに食欲をそそります。
サイズは並盛りから麺が3玉も入ったジャンボまでの4種類から選べます。
冷麺だけでなく、温かいスープで食べる「温麺」もありますよ。
大分県別府市石垣東8-1-26
別府温泉観光スポット6|別府ラクテンチ
「別府ラクテンチ」は、1929(昭和4)年創業の老舗の遊園地。
メインゲートから遊具のある園内には、ケーブルカーを利用して昇ります。
桜の名所としても有名で、3月下旬から4月上旬の時期には、約3,000本の桜が園内に咲き誇り、花見をしながらさまざまなアトラクションを楽しめます。
天びんのような形が珍しい二重式の観覧車は、日本では別府ラクテンチだけの貴重な遊具。
地上約240mの高さから眺める別府湾や別府市街地の絶景は爽快ですよ。
園内には動物コーナーもあり、ふれあいコーナーでは実際に動物たちにエサをあげることもできます。
また1950(昭和25)年から続いている「あひるの競走」は、大人も思わず応援に熱がはいって盛り上がる人気のプログラムです。
遊び疲れた体を癒やす温泉や足湯などもあり、入園者は無料で利用できるのがうれしいポイント。
園内にはベビールームも完備されているので、小さい子供のいる家族連れにもおすすめのスポットですよ。
大分県別府市流川通り18
別府温泉観光マップ
別府温泉観光を楽しもう!
女子旅やカップル旅行にもおすすめしたい、別府温泉を満喫できる観光スポットをご紹介しました。
温泉の街として知られる別府。
さまざまな形で温泉を楽しめるスポットだけでなく、香りの博物館やレトロな遊園地などもある魅力ある街です。
ぜひ、別府で温泉を満喫しながら、のんびり観光を楽しんでみませんか。
※本記事の内容は2024年10月現在の情報です。