《2018年最新》京都・伏見観光おすすめグルメ・レジャースポットランキングBEST10

赤い鳥居が続く幻想的な風景がある、伏見稲荷神社。「お稲荷さん」の愛称で親しまれています。全国30,000社ある稲荷神社の総本宮が「伏見稲荷大社」です。稲荷信仰の原点は稲荷山で、商売繁盛・五穀豊穣の神様として、あつい信仰を集めています。近年では海外の日本旅行ガイドブックなどで紹介されたことから、外国人観光客をはじめ、多くの参拝客が訪れています。境内を歩けば至るところで、稲荷大神のお使いである“キツネ”に出会います。「千本鳥居」が有名で、朱色の鳥居がどこまでも続く光景は素晴らしくてフォトジェニック♫伏見稲荷神社ならではの、狐の形をした「願掛け絵狐」や、本殿などの国の重要文化財は必見です！

豊臣秀吉が催したと言われる「醍醐の花見」で有名な醍醐寺。醍醐寺は、貞観16年（874年）に、空海の孫弟子にあたる「理源大師聖宝」が、醍醐山（笠取山）頂上に「准胝観音・如意輪観音」を迎えて開山したことに始まります。醍醐天皇の祈願寺として発展の後、応仁の乱などの戦乱により荒廃してしまい、五重塔のみが残されたのですが、豊臣秀吉による「醍醐の花見」がきっかけとなり、紀州から寺院が移築、三宝院が建設されるなどして現在の姿となりました。醍醐寺は徒歩で1時間以上もかかる険しい山で隔たれた、上醍醐と下醍醐からなっています。京都最古の国宝五重塔があり、醍醐寺は世界遺産ということで、京都へいったら行きたい寺院の1つです♫

「カッパッパ～」のＣＭソングで有名な黄桜酒造。黄桜酒造プロデュースの酒と食のテーマパーク「キザクラ カッパ カントリー」。豊かな伏流水に恵まれ、酒造りに適した伏見には多くの酒蔵があります。黄桜もその一つで、この伏見の地に育まれた酒造メーカーです。懐かしのＴＶＣＭの展示や伝統的な酒造りなどを紹介した「黄桜記念館」、河童のことなら何でもわかる「河童資料館」、地ビールや吟醸酒、酒蔵京懐石などこだわりの料理が楽しめる「黄桜酒場」、お土産やグッズが購入できる「黄桜商店」など大人も子供も楽しめるスポットです♫

境内の神苑に植えられている沢山の枝垂れ梅が観光名所にもなっている城南宮。名神高速京都南ＩＣのすぐ南に位置し、平安京の守り神として東西南北に置かれた神のうち、南の守護神として置かれた神社です。ご祭神は国常立尊、八千矛神、息長帯日売尊を合わせ祀り、家庭円満や厄除や安全祈願にご利益があるとされています。梅や椿も有名ですが、城南鳥居の上部にある、太陽と月と星を組み合わせた「三光の御神紋」は必見です。この神紋は三光（さんこう）と呼ばれていて、神功皇后が新羅遠征の際に軍船に立てた旗にこの紋章があり、その旗をこの神社に納めたのが由来と言われています。

古い歴史を誇る、月桂冠の大倉酒造。その本社近くには、土蔵造の建物を利用して造られた「月桂冠大倉記念館」があります。酒造りのプロセスを映像と展示パネルで解りやすくガイドするほか、昔の酒造りに使用した道具などを展示しています。ロビーで吟醸酒やプラムワインの試飲もできますし、利き酒をさせてくれたり、日本酒のお土産がもらえたりと、お酒好きにはたまらない観光地♫酒香房（酒造りのミニプラント）の見学は事前に予約が必要（１５名以上の団体）ですので要注意です。

港町伏見の歴史を伝える遊覧船、伏見十石舟。十石船の乗船場は「月桂冠大倉記念館」の南西側すぐにあります。伏見は悠久の昔より水運の拠点として栄え、明治時代までは多くの十石舟や三十石船が伏見～大阪間を行き来していました。伏見十石舟は当時の運搬船を再現した屋形船で、酒蔵と柳並木に囲まれた風情ある水辺をのんびり巡ることができます。明治維新の舞台にもなった、坂本龍馬ゆかりの地で当時に思いをはせ、ほろ酔い気分での船旅はいかがでしょうか？アクセスは京阪本線・宇治線ともに中書島駅の利用が便利です。

幕末を代表する史跡のひとつの寺田屋。文久2年（1862）島津久光の命により薩摩藩の尊攘派9名が殺害された寺田屋事件、慶応2年（1866）坂本龍馬が幕吏に襲撃をうけ危うく難を逃れた坂本龍馬襲撃事件の場所です。寺田屋は江戸時代から続く旅館であり、鳥羽伏見の戦いで焼けたあと、隣接する場所に当時のようすを再現して再建されました。現在でも実際に宿泊できる旅館として営業しています。見学の場合は利用料（大人400円）が必要です。歴史好きな方は要チェック！

酒どころ伏見の氏神様が祀られる、御香宮神社。地元の人たちから「ごこんさん」の愛称で親しまれ、境内には伏見酒の全銘柄の酒樽が積まれています。香りの良い水が湧き出したので清和天皇から御香宮の名を賜ったといいます。現在も日本名水百選にえらばれた御香水を汲みにここを訪れる人が絶えません。また、お宮参りや安産祈願のご利益を授かりたい方も大勢訪れています。小堀遠州ゆかりの枯山水庭園もみどころです♫アクセスは京阪電車京阪本線伏見桃山駅、 近鉄電車京都線桃山御陵前駅から共に徒歩5分です。

伊藤若冲ゆかりの寺、石峰寺。天明8年京都洛中の大火事で何もかも失った若冲がここに草庵を営み、85歳まで制作に励んだ禅宗・黄檗宗のお寺です。伊藤若冲最後の傑作が残されています。庶民から米一斗の寄進で掘られた五百羅漢は見もの。境内には若冲のお墓がひっそりと建っています。紅葉の時期が特におすすめです。アクセスは深草駅より徒歩5分です。

100点を超える体験型の展示品をとおして、楽しみながら理科・科学を学べる「京都市青少年科学センター」。地元の自然や動物の生態、恐竜に科学の仕組みなど、身近な不思議をわかりやすく解説してくれます。館内では2階・3階が展示場となっており、体験しながら学べる楽しい展示物が盛りだくさん。なかには魚竜イクチオサウルスの実物化石やティラノサウルスの動く復元模型などもあり、充実した内容が魅力です。館内はプラネタリウムを完備。実験や工作などのイベントも多数開催されています。

さて、皆様にランキング形式でご紹介させていただきましたがいかがでしょうか？　上記のランキングを組み合わせてモデルコースのように観光する旅も素敵ですが、稲荷山の自然や街並みを楽しみながら「お山めぐり」するもおすすめです。それぞれの季節もまた違った味わいになること間違いなし！住所や電話番号をはじめ、定休日や営業時間、入館料やご予約などは事前に該当のホームページやお電話にてご確認ください。皆さんの京都・伏見観光がより一層充実したものになりますように☆