【陶芸体験とは?】人気工房のオススメプランをご紹介!
日本列島本州は近頃、太陽が出ている日中でもすっかり寒さが厳しくなってきました。気温が低くなってしまうと、なかなか外へ遊びに行こうと思えなくなってくるものです。年末年始には大型連休を控えている方が多いはずなので、せっかくのお休みなら旅行へ出かけて、ついでにアクティビティも楽しみたいですよね。
冬ならではの野外のアクティビティは多数存在しますが、そもそも寒さに弱いと高いハードルを感じてしまいます。そんな方には屋内アクティビティをオススメいたします。屋内であれば気温を気にすることなく体験できるので、とても寒い日でも気軽な参加が可能です。
しかし、一言に「屋内アクティビティ」と言っても、たくさんの種類があります。スタンダードな水族館やテーマパークから、ボルダリングなどの運動施設、さらに次世代機器を使ったVR体験や工場見学など、当ブログでも今までに広くご紹介してきました。読者の皆さんからすると、「結局どれが良いのだろう」と迷ってしまいがちです。そんな方は、日本らしい伝統的な文化に触れてみるのはいかがでしょうか。普段何気なく使っている伝統工芸品を、自らの手で作り上げる体験は、きっと貴重な経験となるでしょう。そこで今回は、伝統工芸の体験として最も代表的な『陶芸体験』についてご紹介しましょう。
陶芸体験とは?
当ブログでは、過去にも何度か『陶芸体験』についてご説明させていただきましたが、初めての方のために再度詳しく『陶芸』について記載しておきます。
粘土を成形して高温で焼成することで陶器などを作り出す技術が『陶芸』です。また、陶芸品は『焼きもの』とも呼称されます。これら『陶芸』を生業とする人たちのことを "陶芸家"、もしくは "陶工" と呼ばれています。
『焼きもの』の種類は大きく2種類に大別されます。ひとつは、高温で焼成した『炻器』、もしくは模様や絵を描かない施釉しない『土器』。もうひとつは、模様や絵を描いて施釉した『陶磁器』です。
『陶芸体験』で行う制作工程は、主に3つの技法に分かれています。ひとつは、陶芸と聞いて最も思い浮かびやすい『電動ろくろ』です。テレビのドラマやバラエティ、さらに映画などで陶芸シーンが登場する場合、おそらく『電動ろくろ』の使用を多く見ることでしょう。これは "轆轤" と呼ばれる手法で、粘土の球を鏡盤と呼ばれる回転台 (ロクロ) の中央に置いて回転させながら粘土成形を行います。"轆轤" による器作りには、熟練した技能と高い芸術的センスが必要と言われています。初めて『陶芸体験』で『電動ろくろ』を使用する場合、熟練者のサポートは必要不可欠です。
ふたつめの技法は、陶芸が始まった頃から存在したとされている『手びねり』です。その名の通り、粘土を手でこねて形を作っていきます。"轆轤" よりも時間を要しますが、形や大きさに制限がないため、アイディア通りの自由な作品を作れることが特徴です。世界でたったひとつのオリジナル作品も生み出しやすく、芸術作品を制作するには『手びねり』が最適と考える陶芸家さんもいます。3つ目は、装飾と施釉です。普段目にする陶器には様々な柄や色が施されていますが、これにも多種多様な手法があります。表面に文様や模様を入れるための絵付け技術は、釉下彩・釉中彩 (イングレーズ)・釉上彩・琺瑯が代表的です。また、保護と色付けの観点として "施釉" が用いられます。『釉薬』を使ってガラス質のコーティングを行い、『焼きもの』の器から水や液体のしみ出しを防ぎます。素焼きや本焼きなどで焼成すると釉の色は大きく変化するため、焼き上がりの色に関する知識と経験を持つ熟練者のサポートが必要です。
さて、基本的な制作工程を知っていただけたので、いよいよ『陶芸体験』に挑戦してみましょう。もし、「自信がない」や「難しそう」と考える未経験の方も、安心してください。以降にて厳選した受講プランは、初心者の方でもしっかりサポートしてもらえる体験コースです。
1.【東京・青山】青山一丁目駅すぐ☆挑戦派? 癒し派? アート派?駅近で陶芸トリップ♪☆陶芸一日体験
【東京青山】挑戦派?癒し派?アート派?手回しロクロで陶芸トリップ♪陶芸一日体験☆
- 4.7
- (41件の口コミ・体験談)
東京、名古屋、大阪、福岡に6教室を開校する「ゆう工房」。明るく気さくな専門スタッフがひとりひとりのスピードに合わせて一緒にお手伝い致します。☆美濃焼の土400gを使い、ロクロを回してうつわを手作り。 ①お茶碗 ②お湯のみ ③フリーカップ ④小皿 ⑤小鉢 からお好きな形を選んでお作りいただけます。☆体
《ツアー開催期間》
通年
《料金に含まれるもの》
体験料、材料費、焼成費、消費税
《参加年齢》
6才~
《集合時間》
10:30/14:30/17:00/19:00
《所要時間》
1~2 時間以内
※所要時間について:90分
《集合場所》
ゆう工房 東京青山教室
〒107-0061 東京都港区北青山1丁目3−3 三橋ビル5F
東京銀座線、東京半蔵門線、東京都営大江戸線「青山一丁目駅」1番出口より徒歩1分。青山通り沿いにある吉野家のビル5F。
東京のド真ん中、オシャレな大人が集まる街して有名な青山に構える陶芸教室『ゆう工房』が提供するプランです。東京観光が目的なら好アクセスなので、青山を起点にして周辺の観光スポット巡りをする場合にもピッタリの立地です。
東京の雑踏から少し離れたい時は必ずあります。静かな場所で心を落ち着かせ、何かに没頭してみたくなるでしょう。そんな時には、是非『陶芸体験』に参加してみてください。
こちらの教室では『手びねり』の技法を用いますので、発想した通りの好きな器を作ることができます。お茶碗、湯のみ、小鉢、小皿の4種類から制作目標を決めましょう。もちろん、陶芸が初めての方には専門スタッフさんが優しく手伝ってくれますので、安心してください。自分で作った陶器を使ってご飯を食べたり、お茶を飲んだりすると、また一味違うこと間違いナシです!!
2.【大阪・天王寺】陶芸体験教室・電動ろくろコース(あべのハルカスから徒歩5分の陶芸教室です)
【大阪・天王寺】陶芸体験教室「電動ろくろコース」あべのハルカスから徒歩5分の陶芸教室!
- 4.5
- (24件の口コミ・体験談)
天王寺駅より徒歩3分!堀越陶房の体験教室です。電動ろくろできれいな器づくりにチャレンジしてみませんか?※こちらのプランは日本在住の方専用プランです。代理でお申し込みの方は訪日外国人向けプランもしくはデラックスプランにてご予約ください。
《ツアー開催期間》
通年
《料金に含まれるもの》
体験料、材料費、焼成費、釉薬代、消費税
《参加年齢》
5才~
《集合時間》
10:30
11:30
14:30
16:00
お申し込みの時間にお越しください。
《所要時間》
1 時間以内
1~2 時間
《集合場所》
堀越陶房
大阪府大阪市天王寺区堀越町10-13 堀越陶房ビル
2014年に「あべのハルカス」が開業して以降、大阪の観光名所として注目を集めるようになった天王寺。古くからの趣あるスポットと、新しくオシャレなスポットが混在しているので、大阪らしいごった煮感が楽しめます。そんな天王寺にも、心を落ち着かせて集中できる陶芸教室があります。それが、『堀越陶房』です。天王寺駅より徒歩2分の好立地なので、観光ついでの体験にもピッタリ。
このコースでは『電動ろくろ』を用いて粘土成形を行います。『電動ろくろ』が初めての場合、成形は正直難しいですが、スタッフの方がコツを教えてくれますので安心です。『電動ろくろ』を使いこなせれば、とてもきれいな形の器を作ることができます。是非挑戦してみてください。
3.【台座プレゼント】粘土からシーサー作り体験【美ら海水族館まで1分】可愛いシーサー専門店
【沖縄・本部】粘土からシーサー作り体験! 美ら海水族館まで1分!当日持ち帰れる!スタッフがレクチャー♪
- 4.9
- (100件の口コミ・体験談)
【感動の沖縄No.1の思い出とお土産を持ち帰ろう】当日お持ち帰りOK!のシーサー作り体験★嬉しい!直前予約もOK★当日キャンセル無料でOKは嬉しい!高評価人気店【美ら海水族館から車で1分】大通り沿い【プラン内容】沢山のシーサーの中から見本にするシーサーを選んで、制作していこう。ビールを飲んでいるシー
《ツアー開催期間》
通年
《料金に含まれるもの》
シーサー制作体験料、材料費粘土ひと袋(通常サイズ1匹分)、焼成費、プチプチ、専用箱(厳重に無料梱包)袋
※制作されたシーサーに色塗りもされたい場合はプラス500円ずつ/人で体験可能
《参加年齢》
0才~
《集合時間》
体験時間と同じでOK
《所要時間》
2~3 時間
※所要時間について:個人差がとても大きいコースです。 1匹作り上げるまでに1時間半程度の方もいれば、3時間、5時間とお時間をかけて作られる方も。 時間が見えないからこそ午前中のアクティビティとしての体験がお勧めです
《集合場所》
誠もち店美ら海工房 2F
沖縄県国頭郡本部町山川 969
※ナビ:マップコード検索『553 045 823 *46』
日本を代表する観光地・沖縄。その沖縄の道を歩くと、至る所で獣像を目にします。あの獣像は、沖縄に古くから伝わる守り神『シーサー』です。この『シーサー』は、基本的に沖縄旅行のお土産として購入されることが多いでしょう。しかし当プランでは、『シーサー』を自分で制作できちゃう内容です。
たくさんの見本品から作りたいシーサーの姿を選び、実際に制作していきます。土から作るコースであれば、予約の際に飾り方を決めることができます。1匹で飾る場合、スタンダードに2匹の場合、家族と同じ構成のファミリーシーサーを飾りたい場合など、様々な希望に応えてくれます。
また、オフシーズンであれば、朝得プランも用意されています。もし朝10時半までに来店できるなら、割引でお得な朝得コースをオススメしますよ♪
沖縄旅行ならではの思い出作りになりますし、『シーサー』は家の守り神や魔除けの役目を果たすので、大切な人へのプレゼントとしても最適です。
当プランを提供してくれる『瀬底島まいまいシーサー』は、Instagram でも楽しい制作現場を伝えています。アカウント [@49mymy] をチェックしましょう!
最後に
いかがでしたでしょうか。今回は陶芸の制作手法や技術について説明しましたが、実際に経験してみないと奥深さはわからないでしょう。昨今では若者からお年寄りまで、様々な年齢層の方々が趣味で陶芸を始める方も増えてきます。陶芸体験ではお茶碗・湯のみ・小鉢などの小ぶりな陶器制作が基本ですが、レベルアップすれば花瓶などにも挑戦できます。美しい陶器を自分で作れるようになれば、きっと精神面にも良い影響が望めるでしょう。まずは体験して、奥深さを味わってみてください!
Blogger's Profile
ニックネーム:DJ BUTTER
年代 30代 性別 男性 職業 音楽家/DJ
音楽、アニメ、映画などをはじめとしたジャパニーズカルチャーに広く精通
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