爽快感がかなりスゴイ！キャニオニングの楽しさを知って欲しい！北海道富良野編！

さて、キャニオニングとは、そもそもなんぞや？どんな事するの？…一言でいうと「渓谷（キャニオン）の川下り」でござる。ラフティングのように、ボートで下るのではなく、自分の足で、沢登りや水泳も交えてトレッキングする。途中滝壺ダイブ(飛び込み)や天然ウォータースライダーなどのアトラクションもあり。

初心者ツアーの装備は大体、ウエットスーツ、ライフジャケット、ヘルメット、リバーシューズ、といったところか。登山と違って、基本、水場をわたるので、現地の地形をわかったガイドの先導案内も必要である。川の中の細かなクセは、地図には載っていない。岩場の高さ、流れの速さ、各通過場所の水量、当日の天候によっても条件が変わるのが、川である。参加者の体力と通過ルートの難易度をマッチさせる判断は、その川を事前に熟知している現地ガイドにしか任せられないのでござる。悪天候だと開催前日に「要当日問い合わせ」になったり、主催者側からキャンセルをお願いされるケースが発生する事もある。予約はなるべく、当日の天候を予想できる、体験日に近い日程がベターである。

というとものすごく難しそうだが、適切な日程で、初心者向けのコースを選べば、そうでもない。変化する景色と水場を楽しみながら進んでいくうち、普段は運動をしない大人でも安心して参加でき、いつのまにかすごく運動できている・・・というタイプのスポーツでもある。スポーツが苦手な友人でも「キャニオニングならまたやりたい」と言うほどである。山の大自然と綺麗な空気の中、さらさらとべたつかない淡水を浴びて（時にはもぐって）進む川遊びは、体感しないとわからない、格別の爽快感なのでござる！

アクティビティツアーとして主催されているキャニオニングは、だいたい、クライマックス・ポイントとして「天然のウォータースライダー」を目指す。天然のウォータースライダー＝人が滑って遊ぶことが可能な程度の滝つぼ、である。拙者もいくつかの「天然のウォータースライダー」を経験したが、人口のそれとは全く別モノである。長さ１００ｍ以上の人口のウォータースライダーに比べれば、たかだか３～５メートル程度の滝つぼのほうが、ドキドキするし、気持ちがいい。スリルという点でも、安全管理された人口物のスリルよりも、大自然の地形を借りて自己判断で滑るスリルのほうが大きい、と、拙者は感じた。ドキドキを乗り越えて飛び込めば、「自然の中で、こんなこともできるのか！」という大きな感動が待っている。

所要時間半日程度のコースでも、プールや海に行くより、かなり「アドベンチャー！」なのである。これからの暑い季節や夏休みに、ぜひ挑戦してみて欲しい。関東近郊だけでも、初心者向け、中級者向け、送迎つき、温泉付き、写真や動画撮影込み（インスタ映え？）など、様々なサービスと組み合わさったプログラムが実施されている。どのツアーも、必要な道具のレンタル料金は、すべて参加費に含まれており、アウトドアといっても、当日、集合場所でレンタル装備に着替えるだけ、気軽に参加できるのでござる。気になる！と思ってくれた諸兄は、ぜひチェックしてみていただきたい。暑い期間ならではの、この時期、自信をもって一番におすすめできるアクティビティでござる。

ちなみに拙者が、夏休みのファミリー旅行に合わせて参加してみたいなぁ～、と、検討しているのがこちらのプランでござる。

北海道富良野市の空知川、ややアドバンス向けのキャニオニングポイント、とある。「参加は中学生以上からＯＫですが、元気いっぱいの小学校高学年もＯＫ」と書かれているあたり、身長が高くてアクティブな我が家の娘（小学校低学年）でも受け入れてもらえるかも？と考えているのだが。もし娘のキャニオニング参加がまだＮＧなら、１年待ってもいい（笑）。周辺には、釣りのポイントや美瑛の景勝地、人気のトマムリゾートなど、楽しめる場所が沢山ある。でっかいどう、北海道には、自然とコンタクトできるスポットも方法も豊富なのだ。流水域の広い空知川には、本州の川では見られないスポットがあるかもしれない。すぐに、が無理でも、ぜひ制覇したいキャニオニングスポットなのである。