【岡山県津山市】静寂と醸造の饗食～本源寺で味わう特別精進料理と日本酒文化の極み

本プランでは、地元食材を活用した特別精進メニューを開発し、森家菩提寺の本源寺で特別に味わうことができる機会を設けました。
また、ユネスコ無形文化遺産「日本の伝統的酒造り」における津山市の酒造「多胡本家酒造場」において、職人の技と文化を学びながら、日本酒の試飲を楽しめる日本の食文化を堪能いただける内容となっています。

津山藩主・森家の菩提寺として由緒ある本源寺にて、特別に振る舞われる精進料理をお楽しみいただきます。この料理は、五感で味わう「心の修養」ともいえるもので、動物性の食材を使わず、旬の野菜や山の恵みを用いて丁寧に調理されています。料理の一品一品には仏教の教えや自然との共生の思想が込められ、見た目にも美しい器とともに提供されます。

静寂に包まれた寺院空間の中で、心身を整えるひととき。戦国時代からの歴史を刻む本源寺の佇まいとともに、日常では味わうことのできない。精神性に満ちた食の体験をご堪能いただけます。

江戸時代中期より300年以上の歴史を誇る多胡本家酒造場では、今もなお受け継がれる伝統的な手法で日本酒が醸されています。本プランでは、酒造りに使用される仕込み水や酒米、麹の説明を受けながら、歴史ある酒造を見学し、職人の技と酒造りの精神に触れることができます。

見学後は、地元津山の風土を映した銘酒を蔵元直伝の解説とともにじっくりお楽しみいただけます。
日本酒の奥深さを五感で感じる、贅沢で知的な時間をご提供します。

慶長12年（1607年）に建立された津山藩主森家の菩提寺。装飾性あふれる霊屋と表門は、寛永16年（1639年）の建立で、江戸前期の霊廟建築として貴重です。
霊屋背後には森忠正等の大型五輪塔墓があり、石敷の参道や石灯籠とともに、津山藩主一門の菩提所としての威厳を保っています。