砺波観光 遊ぶところ&穴場のグルメスポット
今回は富山・砺波市(となみし)を特集!
富山西部の豊かな緑と水源に恵まれた砺波市には、魅力的な観光スポットが数多くあります。
砺波市の中でも特におすすめの遊ぶところ・穴場なグルメスポットをピックアップ!
あわせて周辺で体験できるおすすめの体験ツアー・ものづくり体験も紹介します。
ぜひ、富山旅行の参考にしてくださいね!!
砺波観光 遊ぶところ&有名なスポット1:砺波チューリップ公園
場所はJR砺波駅の北東方面。
園内とその周辺には「砺波市美術館」「砺波郷土資料館」「砺波市文化会館」など、砺波市の文化施設が点在しています。
「砺波チューリップ公園」は、砺波の特産品であるチューリップをテーマにした公園です。
春のオンシーズンには、300品種300万本の色鮮やかなチューリップの花が咲き乱れる美しい風景を楽しむことができます。
夏〜秋に訪れると、緑から赤へと染まるコキアやパンジーなど、チューリップと同様にカラフルな花々を見て回ることができますよ!
砺波市の「市の花」にもなっているチューリップの栽培が同地で始まったのは、1918(大正7)年!その後、砺波市のチューリップ産業は、一時期は海外への輸出を行うまでに発展しました。
砺波市は、冬場の降雪のおかげで病気を媒介する虫が発生しにくい環境。また、花が咲く春頃の日照時間が長く、雪解けによる豊かな水源に恵まれているなど、チューリップを栽培するのに理想的な環境がそろっています。
チューリップ球根の生産量は、現在でも国内トップクラスです。
砺波チューリップのいちばんの見頃は、4月中旬から5月にかけて!
同時期には砺波チューリップ公園にて、多くの観光客が訪れる一大イベント「となみチューリップフェア」が開催されます。
フェア中の園内には、数十万本のチューリップで描く「大花壇の地上絵」や、高さ4mのチューリップの壁で構成される回廊「花の大谷」をはじめ、するさまざまなビュースポットが出現!
見頃を迎えたカラフルなチューリップたちを、異なる景観・セットで楽しめますよ。
春に砺波を訪れる・観光する人は要チェックのイベントです!
一方、冬場の12月初旬からクリスマスまでの期間は、園内をきらびやかにライトアップするイベント「チューリップ公園KIRAKIRAミッション」が行われ、人気を集めています。
公園のランドマーク「チューリップタワー」をはじめ、公園各所がイルミネーションに照らされる幻想的な風景は、満開のチューリップとはまた違った感動を与えてくれますよ!
砺波市は時期によっていろいろな楽しみ方ができますね。訪れる時期を調整して、こちらもぜひチェックしてください!
ほかにも、砺波チューリップ公園内とその周辺には、砺波観光におすすめスポットが点在。
園内に設置されている、連なった5つの水車が回る「五連揚水水車(ごれんようすいすいしゃ)」は、豊かな水源を誇る砺波市の風情を感じるのにぴったりです!
砺波チューリップ公園に隣接する「チューリップ四季彩館」もおすすめの観光スポットですよ!前述した砺波チューリップの歴史について学べるほか、チューリップを活用したフォトジェニックなスポットが満載。
鏡写しで無限に広がるチューリップに囲まれる「パレットガーデン」や、左右上下にチューリップが飾られたガラスの部屋「チューリップパレス」は要チェックです!
スケジュールに余裕があれば、砺波チューリップ公園を観光するかたわら、立ち寄ってみてくださいね。
砺波観光 遊ぶところ&有名なスポット2:エレガガーデン (富山県花総合センター)
砺波チューリップ公園の東。
公園から東に向かって延びる「フラワーロード」沿いに位置しています。
「エレガガーデン(富山県花総合センター)」は、花の栽培・活用といった花に関するさまざまな情報を提供している施設です。
施設敷地内にはバラ・スイセン・シャクナゲなど多種多様な植物が植えられており、季節ごとに見頃を迎える美しい花々を見て回ることができます。
エレガガーデン(富山県花総合センター)には「展示温室」もあり、こちらでは洋蘭など亜熱帯植物の鑑賞も可能です!
エレガガーデンの中心となる本館では、年に3回、館内の展示ホールで「季節を彩る花まつり」が開催されます。
園内を散策して見頃の花を愛でつつ、こちらでも季節の花を鑑賞して美しい花尽くしの時間を過ごしましょう!
砺波観光 遊ぶところ&有名なスポット3:庄川峡
砺波市中心部から見て南東方面。
「庄川峡(しょうがわきょう)」は、砺波市内を流れる庄川(しょうがわ)をさかのぼった山間エリアに位置する景勝地です。
現地へは車での移動が可能。
周囲の景色をゆっくり楽しめる「庄川遊覧船」も運航しているので、市街地から気軽にアクセスしてスムーズに観光を楽しめますよ。
庄川峡の魅力は、川沿いの山々が見せる四季折々の景観!
春・夏には色濃く染まった新緑が生い茂り、秋には美しく紅葉した山々を見て回ることができます。エメラルドグリーンの水面ともベストマッチ。
特に、庄川に架かる赤いアーチ形の利賀大橋(とがおおはし)とあわせて見える景観は必見です!
また雪深い冬に訪れると、降り積もった雪に黒々とした木々が映えて、ほかの季節とは違った雰囲気を楽しめます。
どこか水墨画のようなわびさびを感じさせる風景は圧巻。ぜひとも写真に収めておきたいところです。
一度、庄川峡を訪れてその景観に魅せられたなら、違う季節にリピート観光してみるのもアリですよ!
また、車やバスに乗り換えて、庄川峡からさらに上流へとさかのぼると、合掌造りの建造物が有名な世界遺産「白川郷・五箇山の合掌造り集落」がある五箇山エリアにアクセスできます。
砺波観光を楽しむ道すがら、スケジュールに余裕を持たせて世界的な観光地に立ち寄ってみてはいかがでしょうか?
砺波観光 穴場のグルメスポット1:旬彩いろり茶屋 鮎の庄
「旬彩いろり茶屋 鮎の庄(しゅんさいいろりちゃや あゆのしょう)」は、砺波市の南東に位置する旅館「人肌の宿 川金(かわきん)」に併設されている食事処です。
高級感あふれる和テイストな内装の店内で、店の目の前を流れる庄川で捕れた鮎を使った鮎料理を提供しています。
ひと口に鮎料理といっても、調理法はさまざま!
炭火を使って串焼きにした塩焼きをはじめ、お造り(季節限定)・唐揚げ・天ぷら・南蛮漬け・甘露煮など、バラエティ豊かなメニューで、砺波・庄川名産の味を堪能できますよ。
おすすめメニューはやっぱり「あゆの塩焼き」です!
店内の囲炉裏で炭火焼きされた塩焼きは、上質な川魚の味をシンプルに楽しむのに最適。
豊富なラインナップに目移りしてしまうなら、塩焼きと一緒に複数の富山の味を楽しめる「あゆ御膳」がおすすめですよ!
そのほか気になるメニューがあれば迷わず注文して、豊かな水源に恵まれた砺波グルメを満喫しましょう!
砺波観光 穴場のグルメスポット2:河合菓子舗
「河合菓子舗(かわいかしほ)」は、JR砺波駅北口側の市街地にある地元の菓子店!
創業1868(明治元)年と非常に長い歴史を持つ、砺波観光の穴場的グルメ・スイーツスポットです。
店内には砺波の名産・チューリップをメインに据えた手作り菓子がめじろ押し。
地元で「チューリップもなか」と呼ばれて親しまれている、立体的なチューリップ型の焼き菓子「三色チューリップ」が人気。ほかにも、砺波土産にもぴったりなご当地グルメが数多く販売されています。
中でも要チェックなのは、食用チューリップ球根が入ったオリジナル菓子「チューリップ球根パイ」と「球根菓(きゅうこんか)」!
それぞれの菓子の中には、本来の甘さを引き出すために蜜漬けにされた柔らかいチューリップ球根が丸ごと入っています。
食感はもちろんのこと、球根が入ることによって生み出される独特の味わいは、河合菓子舗でしか楽しめない特別なものです。
砺波グルメとして堪能するのはもちろん、ユニークな土産品としてぜひチェックしてみてくださいね!
砺波観光を満喫しよう!
今回は富山・砺波市を特集しました。
緑と水の両方に彩られる砺波の地には、一年を通して楽しめる観光スポットや穴場的グルメスポットが満載です!
「北陸応援割」を利用する際にも、ぜひ今回の特集を参考に、楽しい砺波観光を満喫してください。
※本記事の内容は2024年1月現在の情報です。