オンラインツアー体験記 沖縄・宮古島の星空を自宅で天体観測！

それは3年前に沖縄・石垣島を訪れたとき。何気なくビーチに寝転がって見上げると、そこには夜空に輝く無数の星たちが！

よーく見てみると、なんだか東京では見たことのない星座もありました。石垣島から帰宅して調べると、それは南半球でしか見られない「南十字星」と判明。

沖縄の離島では、美しい星空、そして、ここでしか見られない星や星座に出会えることが強く印象に残りました。

「またあの星空を見てみたい…」と思っていたところ、お試し版オンラインツアー体験「沖縄・宮古島星空観測ツアー」を発見！

星空への知識はゼロに等しいアクティビティジャパン編集部Sですが、ワクワク気分で自宅からオンラインツアー体験に参加しました。

「宮古島星空ナビすばる」とは

オンラインツアー体験「沖縄・宮古島星空観測ツアー」を主宰するのは「宮古島星空ナビすばる」のしんぺいさんとあきなさん。

2014年夫婦で宮古島に移住し、星空の美しさに感動。現地で星空観測ツアーを開催するように。

星空観測ツアーでは星の探し方や神話、宇宙の不思議まで幅広くレクチャー。わかりやすく、誰でも楽しめる内容で好評を博し、年間1500人以上が参加したそうです。

まずは宮古島の位置や現地の様子を丁寧に解説

まずは、「宮古島星空ナビすばる」のしんぺいさんとあきなさんが沖縄・宮古島の位置を解説してくれます。

宮古島は沖縄本島から南西の方向に約310kmの位置にある離島。東京からは1,800kmほど離れています。

星空ナビゲーターのあきなさんとしんぺいさんが宮古島の位置をGoogle Mapを活用しながら解説。

「普段は夜、与那覇前浜ビーチにシートを張って、寝転がりながら星空観測ツアーをするんですよ。波の音がBGM代わりです」としんぺいさん。

ロマンチックな風景が想像できます。与那覇前浜ビーチの周辺はさとうきび畑で、人工の灯りが少ないため、星もよく見えるのだそう。旅行できる日が来たら、実際に現地に行ってみたいですね！

ちなみに宮古島へは東京（羽田・成田）、大阪（関西）、名古屋（中部）、福岡のほか、沖縄（那覇）から飛行機が運航されています。

飛行機では、東京から3時間、大阪からは2時間半で訪れることができますよ。

いよいよ宮古島の星空へ。北極星、冬の大三角形・ダイヤモンドに出会う

今回のツアーで観測をするのは冬の星座。実際に1月ごろ与那覇前浜ビーチで録画した星空の動画を使って、あきなさんが星座の見つけ方を解説してくれます。

最初は北極星から。北極星は回転の中心にあって動かないため、星座観測で最初に探すのだそう。見つけやすいカシオペア座を座標にして北極星を探す方法を丁寧に紹介してくれました。

「宮古島は北緯24度。緯度が違うと星の見える高さも変わってきます。北緯34～36度の東京や大阪より、宮古島ではげんこつ1個分ほど北極星が下に見えるはずです」

次に北極星を起点にした、冬の大三角形、冬のダイヤモンドなど星座の探し方も教えてくれます。

「冬の大三角形のひとつ、オリオン座のペテルギウスはおじいちゃん星。今後10万年から100万年のうちになくなるといわれています。消滅してしまったら、冬の大三角形という定義がなくなるのかもしれません」

星にまつわる小話も交えながら教えてくれるので、星座や星について「もっと知りたい！」という気持ちになります。

自宅で宮古島の美しい星空に出会おう

今回はお試し版なので45分という短めの時間での開催でしたが、実際の通常版オンラインツアー体験の雰囲気を感じることができ、現地のツアーにも参加してみたくなりました！

　

動画で見せてもらった宮古島の夜空には満点の星が輝いていました。綺麗な星空の動画は、リフレッシュ効果も抜群です。イラストつきの動画で教えてもらえるのもオンラインならでは。わかりやすく、基礎知識がなくても十分に楽しめます。

通常のオンラインツアー体験では、季節ごとの星座も紹介してくれるそう。

冬の大三角形など小学校の理科で習う内容も含まれているので、子供と一緒に家族みんなで参加するのもおすすめですよ！