神津島への行き方:東京・静岡・神奈川からのアクセス
東京都心の南方、伊豆諸島のひとつに数えられる神津島(こうづしま)は、東京都に属する人気の離島スポット!
標高572mの天上山(てんじょうやま)を中心とした台形のシルエットが特徴です。
豊かな自然が残る島内と近辺の海では、スターウォッチングやダイビングなど、東京にいながら南の島にいるかのようなアクティビティを楽しむことができます。
今回は、神津島への行き方・アクセスを紹介!
東京、静岡(熱海・下田・伊東)、神奈川(久里浜)からの行き方を解説します!
フェリー・カーフェリー・大型客船・飛行機など、さまざまなアプローチ方法をピックアップ。
料金の安いアクセス方法とともに、現地で楽しめるアクティビティを一緒に解説しますよ!
週末や連休の旅行先に、東京の離島を訪れてみてはいかがでしょうか?
神津島 行き方:東京からのアクセス
東京から神津島までの行き方は、3つあります!ジェット船と大型客船、飛行機です。
船の場合は、ジェット船・大型客船ともに竹芝客船ターミナルから出発、飛行機の場合は調布飛行場から出発します。
船で神津島へアクセスする際の到着場所は、西岸の神津島港(前浜港)か、東岸の三浦港(多幸湾)。
到着する港は天候によって異なり、当日の朝に決定します。
事前に到着地を知っておくためにも、旅行当日や到着日の朝に運航会社の情報をチェックしましょう。
東京から神津島へ行く場合、いちばん料金が安いのは大型客船、所要時間が短いのはダントツで飛行機、船の揺れが少なく楽に移動できるのは高速ジェット船です。
快適な移動を求めるなら高速ジェット船、限られた日程で神津島観光をめいっぱい楽しむなら飛行機、神津島観光と一緒に船旅も楽しむなら大型客船がおすすめ。
旅行の目的やスケジュールに合わせて、最適な行き方をチョイスしましょう!
手段&区間 | ジェット船(竹芝客船ターミナル→神津島港) | 大型客船/夜行(竹芝客船ターミナル→神津島港) | 飛行機(東京・調布飛行場→神津島飛行場) |
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所要時間(片道) | 約3時間10分 | 約10時間 | 約50分 |
料金の目安(片道) | 15,000円 | 10,000〜30,000円 | 18,000円 |
メリット | ・揺れが少ない ・大型客船よりも移動時間が短い |
・船内で散策可能 ・ゆったりと船旅を楽しめる |
・最速で現地へ移動できる ・小型プロペラ機に搭乗できる |
デメリット | ・1日1便と運航本数が少ない ・天候による欠航リスク |
・移動時間が長い ・基本的に夜行便 ・席によっては相部屋の場合がある |
・席数が少なめ ・ピーク時にチケットが取りにくい ・天候による欠航リスク |
どんな人におすすめか | ・船酔いが心配な人 | ・神津島観光と一緒に船旅を満喫したい人 ・移動時間を快適に過ごしたい人 |
・旅行日程が短い人 ・現地の滞在時間を長くしたい人 |
神津島 行き方:静岡・熱海&伊東&下田からのアクセス
静岡から神津島への行き方も、主に3つ。
出発地点は、伊豆半島の北東部・熱海、半島中東部・伊東、半島南東部・下田の3ヶ所です。
熱海と伊東からは高速ジェット船、下田からはカーフェリーを利用して伊豆諸島へアクセスできます。
3つのエリアは、いずれも伊豆の人気温泉地として有名!
前乗りして温泉地の観光を楽しんでから、翌日に神津島へ向かうのもおすすめです。
海道新幹線の停車駅である熱海なら、東西から向かうのに便利ですよ!
ただし、神津島へ直接アクセスできるのは熱海・下田発のルートのみ。
伊東から神津島へアクセスするには、大島での乗り継ぎが必要。
最短では3時間程度で神津島に到着します。
季節や曜日により運航されていない日もあるため、事前に確認してくださいね。
下田発のカーフェリーを利用する場合は、自動車を乗せて神津島へ移動可能です。
現地でマイカー移動したい人は、下田ルート一択!
乗船前日に車で伊豆半島周辺をドライブしながら下田へ移動、温泉地で1泊してから神津島へ、といったスケジューリングもできちゃいますよ!
手段&区間 | 高速ジェット船(静岡・熱海港→神津島港) | 高速ジェット船(静岡・伊東港→神津島港) | カーフェリー(静岡・下田港→神津島港) |
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所要時間(片道) | 約1時間40分 | 約3時間 | 約2時間20分 |
料金の目安(片道) | 10,000円 | 伊東〜大島5,000円 大島〜神津島4,000円 |
4,500円〜9,000円 |
どんな人におすすめか | ・船酔いが心配な人 ・神津島へ出発する前に温泉を楽しみたい人 |
・大島観光も楽しみたい人 ・神津島へ出発する前に温泉を楽しみたい人 |
・現地をマイカーで移動したい人 ・神津島へ出発する前に温泉を楽しみたい人 |
神津島 行き方:神奈川・久里浜からのアクセス
神奈川・久里浜から神津島への行き方は、季節航路の高速ジェット船のみ!
東京を発ち、久里浜を経由して伊豆諸島へ向かう便を利用します。
2024(令和6)年は、4月3日〜6月30日の土日祝日、7月1・2日、9月30日、10月1日に運航予定。
久里浜港を経由する高速ジェット船は他にも運航されていますが、いずれも大島止まりのため、注意が必要です!
ちなみに、春の大型連休や夏季には、久里浜経由の便はありません。
もしゴールデンウィーク(GW)や夏休みに神津島旅行を計画するなら、久里浜からではなく、ほかの出発地からの行き方を前提に予定を立てましょう。
手段&区間 | 高速ジェット船(久里浜港→神津島港) |
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所要時間(片道) | 約3時間10分 |
料金の目安(片道) | 9,000円 |
神津島でおすすめ&人気のツアー!
神津島とその近辺では、離島の豊かな自然を満喫するツアーに参加できます。
なかでも、魚の種類・地形のバリエーションが豊富な海に潜るダイビングは、神津島の定番アクティビティ!
初心者は穏やかな入江で体験ダイビング、ライセンスが必要なファンダイビングは、ボートで近辺のスポットにアクセスします。
資格の有無で体験内容・場所が異なるので、ダイビング未経験の人でも安心して参加できますよ!
また、美しい星空で知られる神津島。
天体望遠鏡で星を観察するスターウォッチングも人気です。
沖縄・西表石垣国立公園に次いで、国内2番目の「星空保護区」に認定された神津島。
集落が島の片側に集中しているため、ひとたび村を離れれば周囲は自然のみ。くっきりとした星々を観察可能です。
島内の街灯も空に光が漏れにくいものに交換されているため、人工の光による「光害(ひかりがい)」を抑えた環境で、満点の星空を楽しむことができますよ。
体験にはガイドが同行しさまざまな質問に答え、解説してくれます!
以下では、神津島で体験できるダイビングと星空のおすすめツアーをご紹介。
気になるプランを見つけて、東京の離島で大自然を満喫しちゃいましょう!
【東京・神津島でダイビング】未経験者・初心者大歓迎!透明度の高い海に感動の体験ダイビング
伊豆諸島の神津島で初めてのダイビング体験なんていかがでしょうか?砂浜の海岸や、近海を流れる黒潮が育む豊かな自然に囲まれての初ダイビングはきっと特別な思い出として皆様の心に残ることと思います。
【東京・神津島でダイビング】ボートからの2ファンダイブで神津島の海を堪能!
神津島のボートポイントは東西に15カ所ほどあり各ポイントまでの所要時間も最長で20分ほどです。白砂の美しいポイントからダイナミックな地形のポイントまでバリエーション豊富。タカベやイサキ、ツムブリの群れや色とりどりのウミウシ等のマクロの生物もダイバーを楽しませてくれます。様々なリクエストに最大限お応え
【東京・神津島でダイビング】2ダイブで伊豆諸島の海を満喫!ビーチからエントリーするファンダイブ(器材レンタル代無料)
神津島のビーチスポットは水深も浅めで流れもほとんど無く、時間をかけてのんびりまったりとお楽しみ頂けます。久しぶりのダイビングやのんびりと島時間を過ごしたい方にお勧めです。
【東京・神津島】東京都初の「星空保護区」でのスターウォッチングツアー!!
光害を抑えた美しい夜空を舞台に、経験豊富な星空ガイドが宇宙の世界へ皆さんをご案内いたします。当ツアーでは、本格的な天体望遠鏡を使用。鮮やかに輝く恒星や万華鏡のような星団、惑星やお月様も観察できるかも知れません。
神津島への行き方・アクセスを学んで遊びに行こう!
今回は、東京・静岡・神奈川から、神津島への行き方・アクセスを紹介しました。
都心から遠く離れた場所にある神津島ですが、さまざまな方法でサクッと訪れることが可能です。
今回の特集を参考に神津島への行き方・アクセスを学んで、気軽に遊びに行きましょう。
※本記事の内容は2024年8月現在の情報です。
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