大人向けの書道教室は初心者でも通いやすい!選び方のポイントとおすすめ教室紹介
今回は東京の大人向け書道教室を特集。 書道教室を選ぶ際のポイントを10つピックアップします! また手ぶらで気軽に通える書道教室も厳選して紹介。 初心者向けや経験者向け、作品を郵送して添削してもらえる通信コースなど、選択できるクラスもさまざまです! ぜひ自分にあった書道教室・クラスを見つける参考にしてくださいね。
書道教室の選び方:10のポイント
ここからは上記の「書道教室の選び方:10のポイント」を詳しく紹介していきます。
いずれも実際に書道教室を選ぶ際の重要な基準になります。自分のニーズと照らし合わせつつ確認してみてくださいね!
大人・子供・初心者向けから選ぶ
書道教室は、年齢(大人・子供)やレベルによってクラスが分けられている場合があります。
大人で初めて書道に挑戦するのであれば、やはり静かな環境で書に臨める大人向けのクラスがある教室がおすすめです。
レベルに関しては、教室によって「初級」や「上級」といったように、クラスが分かれていることがあります。
書道経験者なら、より高みを目指せる上級クラスがある教室がおすすめです。
初心者の場合は、自分と同じレベルの人たちと一緒に稽古できる環境の方が気軽に通えますよ。
先生で選ぶ
書道教室を選ぶにあたって、「先生」の存在は大きな基準となります。
どのような指導を行っているのか。やさしい人なのか、寡黙な人なのか。 過去の経歴・受賞歴、どの会派・流派に属していてどのような書風なのか。
教室のホームページを確認したり、クチコミなどをチェックして選ぶ際の基準にしてみてください。
書風の好みの合致や、将来的に「あの人のようになりたい」と思える先生に師事するのがおすすめですよ!
エリアで選ぶ
気に入った書道教室があっても、遠かったり通いづらい場所にあると続けるのが難しくなってしまいます。
定期的に通い続けたいのであれば、自宅の近くや勤め先の近くのエリアにある教室を選びましょう。
平日の仕事帰りや休日に通いやすければ、稽古に行く回数も増やしやすくなりますよ!
人数で選ぶ
書道教室の規模は、個人経営の小さなものから学校のように大規模なものまでさまざまです。
一回のクラスの人数も教室によって異なります。 少人数制の方が先生に質問しやすい。大人数の方が緊張しなくていいなどなど。
人によって少人数クラス・大人数クラスの好みは分かれます。 自分がどれくらいの人数だと書道に集中できるか、しっかり把握したうえで教室を選んでくださいね。
書道を行うスタイル(正座・机+椅子)で選ぶ
伝統的なカルチャーゆえに、正座のイメージが強い書道。しかし必ずしも無理をして正座をする必要はありません。
長時間の正座で痛む足をかばって、崩れた姿勢で筆を握っていては本末転倒です。
正座が平気な人なら問題ありませんが、苦手な人は机+椅子を使って書道ができる教室を選びましょう。
段・級・師範が得られるか
書道教室を選ぶ際は、段級位の取得を目指せるかどうかもひとつの基準にしましょう。書道における上達度合いは、段級位によって示されています。
「級」は最初の十級から一級まであり、その後「段」に切り替わります。 初段からは二段・三段と昇段して、最終的には「師範」を取得できます。
「師範」の位を持っていると、自分の書道教室を開く際に関連団体からサポートが受けられます。 書道に関する仕事を探す際に有利ですよ!
自分の上達を実感できる段級位は、書道を続けるうえでモチベーションの向上につながります。
なお段級位の昇級・昇段基準は、会派・流派によって独自に取り決められています。 取得した段級位は、同じ会派・流派の中でしか認められないので注意が必要です。
書道の展覧会があるか
書道教室では展覧会への出展を行う場合があります。 自分の作品をほかの人に見てもらいたいと考えるなら、展覧会は絶好の機会です。
出展する展覧会の時期や費用をあらかじめチェックして、教室選びの基準にしましょう。
しかしまだ自分の腕前に自信がなかったり、作品を仕上げる時間のない人もいるはずです。
もしも展覧会への出展を考えていない・望まない場合は、出展が自由または行わない教室を選びましょう。
月謝・料金&回数から選ぶ
継続して通う書道教室を選ぶ際、やはり料金&月謝は気になるポイント。
東京の場合1回の稽古で5,000円程度、月謝制の場合は15,000円程度が平均的です。
ひと月の稽古回数は、週に1回決まった曜日であったり、好きな日を選んで月4回であったりとさまざまです。
コスパや通うペースを考えて、自分が続けやすい教室を選んでくださいね。
振替制度の有無
仕事や子供の用事などで何かと忙しい大人にとって、急な予定変更は日常茶飯事です。
急な欠席になっても後日に振替ができる書道教室なら、月謝も無駄になりません。
スケジュールが変動しやすい人にとって、振替制度は書道教室を選ぶ際の大きな基準になります。
また教室によっては、「振替は数週間〜数ヶ月以内」といった形で期限がある場合も。
体験入会時やホームページで、振替制度の有無と一緒に期限の有無も確認しておきましょう。
書道の道具は必要か、手ぶらOKか
書道教室に通い始めるにあたって、筆・すずり・文鎮など必要な道具は多岐にわたります。
そろえるのはもちろんのこと、教室まで持ち運ぶのもひと苦労です。仕事帰りに書道教室へ通いたい人にとっては、かなり重い荷物になります。
もしも手軽に書道を始めたいのなら、書道道具一式を貸してくれる教室がおすすめです。
手ぶらで通ってもOKなら荷物を持ち運ぶ面倒がないので、稽古の回数も増やしやすくなりますよ。
書道教室に通う目的・目標を明確にしよう
目的や目標の達成がないまま書道教室に通っては、モチベーションも維持できないはずです。
毛筆はもちろん、単純に字を上手く書けるようになりたい。展示会に自分の作品を出展してみたい。段級位や師範の資格を取得したい、などなど。
目的・目標によって通うべき書道教室・受講すべきクラスが異なります。
前述した書道教室を選ぶポイントをふまえ、書道教室に通う目的や目標を明確にしておくことをおすすめします。
東京でおすすめの書道教室
ここからは東京にあるおすすめの書道教室を厳選して紹介していきます!
ひとくちに東京といっても、通う場所やクラスの内容はさまざまです。
各教室の特徴を確認して、通ってみたい書道教室の候補をじっくりと選んでみてくださいね!
新宿書道教室
「宮崎書道教室 新宿書道教室」は、JR新宿駅新南改札から徒歩で約6分の場所に位置する書道教室です。 さまざまな方面からアクセスしやすい新宿駅付近の教室なので、仕事帰りの人でも気軽に通えますよ。
稽古は完全予約・少人数制で行っており、それぞれの生徒に合わせた丁寧な指導を受けられます。 初心者には筆の使い方や動かし方、字の形の取り方など具体的なレクチャーも行っていますよ。
クラスは「体験コース」と「一般コース」の2種類。
「体験コース」では、基本となる縦画・横画の書き方を学び、簡単な漢字の練習の後に自分の名前を練習します。 「一般コース」では、基礎を学ぶのはもちろん、上級者は臨書(名書を手本に書く)・作品制作指導なども受けられます。
単なる習い事の「習字」から「書道」へとステップアップすることが可能です。
体験後に継続して教室に通う場合は、初回の月謝の一部に充てられる形で体験コースの料金が返金されるのでお得ですよ! 稽古の予約を事前に連絡することで、2ヶ月以内に振替ができます。
余裕を持ってスケジュール変更ができるのは、忙しい大人にとってありがたいポイントです。
書道道具は教室側が用意してくれるので、手ぶらで通うことも可能です。
銀座書道教室
「銀座書道教室」は、文字通り銀座に位置する書道教室です。
アクセスは東京メトロ・都営地下鉄「東銀座駅」、東京メトロ「銀座駅」からそれぞれ徒歩約2分。 仕事帰りでも立ち寄りやすく、書道に必要な道具はすべて貸し出しているので手ぶらでもOKです。
クラスは「体験コース」「書道基本コース」「書道上級コース」「オンライン競書コース」の4種類。
「体験コース」では、初歩の初歩となる筆の持ち方から学べます。 体験当日に教室へ入会する場合は、無料で受講可能です。
「書道基本コース」では漢字・かな・硬筆・小作品などを練習し、のし書きや宛名書きなどを学べます。 「書道上級コース」は展覧会への出展を目指す人や、書家・書道家を志す人向けの本格的なクラスです。 「基本」「上級」と目的や学ぶ内容がはっきり分かれているので、クラス選びで迷う心配がありません。
「オンライン競書コース」は、自宅で解説付きの動画を視聴しながら練習できるクラスです。 平日の帰宅後や休日に、繰り返し視聴しながら練習して上達を目指せます。
作品は郵送ではなく画像で提出するので、提出のたびに梱包する必要もありません。 出される課題に応じて、段級位を取得することも可能です!
教室まで通う時間がない人や、自分のペースで書道に挑戦したい人におすすめですよ!
東宮たくみ書道教室
「東宮たくみ書道教室」は、銀座にある大人向けの書道教室です。
教室は東京メトロ・都営地下鉄「東銀座駅」から徒歩約2分の好立地です。近くで働いている人はもちろん、仕事帰りでも気軽に立ち寄れますよ!
必要な道具は用意されているので、重い書道道具の持ち運びは不要。いつでも手ぶらで通えます!
クラスの選択肢も豊富です。 漢字を専門的に学んで「漢字教授」の資格取得を目指す「漢字教授コース」。 仮名を専門的に学んで「仮名教授」の資格取得を目指す「仮名教授コース」。 漢字と仮名の両方を学んで「書道師範」を目指す「書道師範コース」などなど。
専門的な書道の技術を身に付けられるクラスが充実しています。
ほかにも書道(漢字・仮名)か、ペン字(筆ペンも含む)のどちらかを選んで習う「一般の部」もあります。
稽古回数が全4回と少なめで、気軽に始められる「書道おためしコース」など初心者向けのクラスもありますよ!
また稽古の日程に関しては、好きな曜日・時間帯で予約できる「フリータイム制」をすべてのクラスに導入。 急な仕事や残業などで教室に行けなくなってしまっても、キャンセルや振替が無料でできます。
自分のスケジュールとすり合わせながら通えるので、忙しい人でも通い続けやすいですよ!
東京浅草橋書道教室
「東京浅草橋書道教室」は、JR浅草橋駅から徒歩2分ほどの場所にある書道教室です。 初心者も多く在籍しており、書道未経験の人にも丁寧な指導をしてくれます。
「大人の書道教室」と「こども書道教室」に分かれているので、稽古中は静かな環境で書に没頭できますよ。 「大人の書道教室」は、「通常コース」と「通信コース」の2種類。
「通常コース」では季節の語句を題材とした「基本書道」から始まり、段級位の取得も目指せます。 ペン字や実用書など、仕事や普段の生活で役立つ稽古も用意されていますよ。
「通常コース」の稽古日は火〜土曜日。 曜日と時間帯はその都度選べるので、自分が通いやすい日程を選択しましょう。稽古は別の日に振替することも可能。急な仕事や用事が入っても安心です。
書道道具はすべて教室で用意されているので、手ぶらで通えるのもうれしいポイントです! もちろん自分が愛用している書道道具を持ち込んで使うこともできますよ。
「通信コース」では、郵送でやりとりをしながら、自宅で書道に挑戦できます。 与えられた課題を完成させて教室に送ると、丁寧に添削をしてもらえます。
手本動画や直接手本も送られてくるので、自宅にいながら本格的な上達を目指せますよ!
自分のペースで書道に向き合いたい人におすすめです!
大人におすすめの書道教室に行ってみよう!
今回は大人向けの書道教室について特集しました。 東京には大人向けの書道教室・クラスがたくさんあります!
ぜひこの記事を参考に、自分にとって通いやすい書道教室を見つけてくださいね。
※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年9月現在の情報です。