静岡の秘境!ヒリゾ浜 シュノーケリング体験ツアー レポート【2023】
静岡にある穴場の観光スポットといえば、ヒリゾ浜。
行けるのは例年7月1日から9月30日ごろまでの期間限定&船でしかアクセスできない究極の秘境です!
実は、静岡出身なのにヒリゾ浜に行ったことがないアクティビティジャパン編集部A。
「これは行くしかない!」と、いうことでヒリゾ浜へ。
シュノーケリングツアーに参加してレポートすることに!
目次
- 1 ヒリゾ浜へ行く前に中木港を散策!
- 2 いよいよヒリゾ浜に出発!
- 3 ヒリゾ浜でシュノーケリングを体験!
- 4 ヒリゾ浜シュノーケリングツアーの様子は動画で
- 5 ヒリゾ浜へ行くベストシーズンは?透明度が高い時はいつ?
- 6 ヒリゾ浜 シュノーケリングツアーの魅力は?
- 7 ヒリゾ浜で泳げない人がシュノーケリングをしても大丈夫?
- 8 ヒリゾ浜 シュノーケリングツアーはどんな人におすすめ?
- 9 ヒリゾ浜 シュノーケリングを体験して「あれば便利」だと思ったグッズ・アイテム
- 10 ヒリゾ浜 シュノーケリング体験の注意点&気づいたこと
- 11 地元の人から聞いたヒリゾ浜の楽しみ方
- 12 ツアーに参加しなくても個人でヒリゾ浜には行けるの?
- 13 編集部おすすめ特集記事
ヒリゾ浜へ行く前に中木港を散策!
ヒリゾ浜は静岡・伊豆半島の最南端にある絶景スポットです。
海の透明度がとても高く、関東近郊にあってアクセス良好なのに、気軽に行けると人気。
断崖絶壁に囲まれ、仲木港から船にしかアクセスできないため、秘境のビーチと呼ばれています。
取材当日。
5時過ぎに新宿から車に乗り、シュノーケリングツアーの待ち合わせ場所である中木港近くの駐車場へ。3時間半ほどで現地に到着。
駐車場の向かい側、「中木マリンセンター」の隣にコインロッカー、シャワーがあります。
トイレの正面には更衣室が。アクティビティジャパン編集部Aは家で水着に着替えてきたため、更衣室は使用しませんが、行ってみることに。
シーズン中は混みそうなので、アクティビティジャパン編集部Aのように家から水着を着て行くのがおすすめ。
飲物やおやつ、食べ物、シュノーケリングなどのマリングッズ、魚のエサも販売しています。売店の上には食堂もあります。
タオルや水着、サンダルはシュノーケリングツアーに参加する際に必ず必要なアイテム。
前述しましたが、シャンプーやリンス(トリートメントなど)、ボディソープは備え付けではないので、必要に応じて持参してくださいね。
船に乗る前にこの休憩所で緊急連絡先の記入をしてから、シュノーケリングツアーについて説明を受けます。午前中はグループ・団体でシュノーケリング体験。午後からは自由行動だそう。
ちなみに、午後は乗車券を事業者からもらって好きなときに島に渡ったり戻ったり、乗船券を見せれば何度でも行き来OKとのこと。
ツアーにはお弁当がついています。なので午前中のシュノーケリングが終わったら港に戻って、ショップ専用の休憩所でお弁当を食べてもOK。そこからは自由時間です。
ツアーの説明や注意点を聞いたら、装備の説明を受けます。シュノーケルの付け方を教わってサイズ調整したり、ウェットスーツの着方を教わると、「いよいよヒリゾ浜に行くんだ!」と気持ちが高まるアクティビティジャパン編集部A。胸が高鳴ります。
いよいよヒリゾ浜に出発!
受付時間 | 7:30~16:30 |
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運行時間 | 8:00~16:30 ※9月は16:00終了 ※天候により変更の可能性あり |
受付方法 | 事前予約なし |
料金 | 2,000円(往復) |
船の運行間隔 | 20分間隔 |
船には同じシュノーケリングツアーに参加する人々、個人で利用する人々と一緒に乗船します。
同じシュノーケリングツアーに参加するのは、男性3人、女性5人。
年齢は幅広く、20代前半くらいの女性2人組、30歳代のカップル、ショップの知り合いで地元の方という50代の男性。
ツアー参加ではなく、個人でシュノーケリングセットを持参してヒリゾ浜に渡るのは、ファミリー、カップル、若いグループなどさまざま。
年齢は10歳以下くらいの子供から50代くらいまで。「ヒリゾ浜に行く人」を総合的に見ると、男女比は半々で年代は幅広い感じです。
と、ここでいよいよ船が出発!
船などの乗り物が少し苦手なアクティビティジャパン編集部A。「酔い止め薬を飲んできたけど、大丈夫かな・・・」と少し不安です。
船から見える小さな島のような、岩肌を見ていると2〜3分後にヒリゾ浜に到着!
酔うかと心配でしたが、乗船時間がわずか数分だったので大丈夫でした。
ただし、酔うのが心配な人は乗船する前に酔い止め薬を飲んでおくと安心ですよ!
ヒリゾ浜でシュノーケリングを体験!
アクティビティジャパン編集部Aは「泳げるけど得意ではない」というレベル。なので「シュノーケリングができるか」と少し不安です。
ただし、インストラクターさんによると、「ウェットスーツとフィンに浮力があって浮くことができる」とのことなので、レッツチャレンジ!
まずは水際でフィンを装着。フィンを付けたら前向きに歩くのは難しいため、横歩き(カニ歩き)や後ろ歩きで浅瀬を進みます。
7月初旬の海水は冷たいですが、ウェットスーツを着ているので最初はそこまで寒さを感じません。
腰辺りまで入ったら、顔を水面につけます。
シュノーケリングは水面に顔をつけてぷかぷかと浮かびながら、海中を観察するアクティビティ。
泳ぎにあまり自信がなかったので、始めは不安でしたが、やってみると結構簡単!
「なんの魚だろう?」と思っていると、インストラクターさんが説明してくれるため、わかるのがうれしい!
ウツボ、クマノミ、イワシの群れ、ソラスズメダイなどが見えます。
餌付け体験もできるので、可愛い魚の姿を間近で見ることもできます。
「ちょっと疲れたな」と思ったら、インストラクターさんが手を引き、岩場に誘導してくれます。ちょっと一息。浅瀬にはカニ、魚、貝のほかに、フナムシもいます。
水中に浮かんで魚を見たり、時には休憩したりして、約1時間半ほどのヒリゾ浜シュノーケリングを満喫。
船で中木港に戻り、ショップ専用の休憩所でツアーに含まれている弁当を食べます。
この日は、鮭弁当やハンバーグ弁当など数種類の用意が。ハンバーグ弁当をいただきましたがとても美味しかったです!
海はとってもキレイだし、インストラクターさんはとてもやさしいし、ヒリゾ浜を思い切り楽しみました!
以下では、実際にヒリゾ浜に行ってみたアクティビティジャパン編集部Aがヒリゾ浜やシュノーケリングツアーを解説します!
「ヒリゾ浜でシュノーケリングを楽しみたい」という人は、ぜひ参考にしてくださいね!
ヒリゾ浜シュノーケリングツアーの様子は動画で
ヒリゾ浜へ行くベストシーズンは?透明度が高い時はいつ?
魚を見るなら、9月がおすすめ!7月はまだ魚は小さめ、9月くらいになると大きく成長するそうです。
雨が降った後だと水中が濁っているので、晴れた日がおすすめ。
取材時は午前中は曇りときどき雨、午後は晴れだったのですが、透明度が全然違いました。
ヒリゾ浜 シュノーケリングツアーの魅力は?
疲れたりしたら、インストラクターさんが手を引いてくれるので、初心者はとにかく安心です。また、魚の名称を教えてくれたり、魚が住んでいる場所を知っているので、そこに連れて行ってくれます。
写真や動画も機材を持っていけば、撮ってくれますし、インストラクターさんがカメラを持ってかなり深く潜り、下から撮ってくれたりしました。写真を撮影してもらえるのも、ツアーならではの魅力ですね。
ヒリゾ浜で泳げない人がシュノーケリングをしても大丈夫?
25m泳げない人にはライフジャケットの貸出があったので、大丈夫だと思います。
一緒にツアーに参加した中にはまったく泳げない人もいましたが、ライフジャケットを着てシュノーケリングを楽しんでいました。
ヒリゾ浜 シュノーケリングツアーはどんな人におすすめ?
シュノーケリング初心者の人、あまり泳ぎが得意じゃない人、海のアクティビティを体験したい人、魚など海の生物が好きな人におすすめです。
ヒリゾ浜 シュノーケリングを体験して「あれば便利」だと思ったグッズ・アイテム
余裕があれば、小さいクーラーボックスや凍った飲み物があるといいかもしれません。
また、シュノーケリング中に休憩する場所が岩場で手をケガしてしまう場合があるかもしれないため、マリングローブとかあると安心です。
ヒリゾ浜 シュノーケリング体験の注意点&気づいたこと
とにかく、インストラクターさんの指示に従うことが大切。インストラクターさんは常に声をかけて周りに気を配っています。途中些細なことでも不安なことがあれば相談するのがよいと思います。
取材当日は7月初め&ツアーでは90分ほどずっと水に浸かっているため、途中からかなり寒くなりました。時期によっては寒く感じることもあるので、気候によっては防寒対策をするのがおすすめ。
それと、ほぼずっと90分潜ってるので、結構体力がいると思いました。
また、近くには小さな売店がひとつしかないので、シーズンには混み合うかもしれません。万全な準備はしていきつつ、「足りなくなったら売店へ」くらいの方がいいと思います。
地元の人から聞いたヒリゾ浜の楽しみ方
飲酒後に乗船はNGですが、お酒を持ってヒリゾ浜への上陸はOK。なので、午前中にシュノーケリングツアーを楽しんで、午後の自由時間はお酒を持ってヒリゾ浜で飲むみたいな人もいるそうです。
ただし、飲酒した後、船で港に戻ったらヒリゾ浜には渡れないので注意。飲酒をしたら海にも入らないようにしましょう。ちなみに、お酒は売店で購入可能です。
ツアーに参加しなくても個人でヒリゾ浜には行けるの?
ヒリゾ浜自体には乗船券を買えば渡れます。アクティビティジャパン編集部Aが行った時にも個人で来ている家族連れや釣り人がいました。釣り人は浜にテントを張っていたようです。
ただし、安全面を考えると、現場を知り尽くしたプロがガイドをしてくれるツアーがおすすめです!
※本記事の内容は2023年8月現在の情報です。