人気の釣りツアーを提供する「第２鴨下丸」のコロナ対策と独自の特徴

更新日:2021/02/24

アクティビティジャパン編集部

神奈川県横浜市で釣りのツアーを提供している「第２鴨下丸」。船長の熊谷義樹さんは、明るく親しみやすいキャラクターで「初心者でも気軽に釣りを楽しめる」と人気です。新コロナ対策や自社の特徴、独自の取り組みについてインタビューしました。

横浜・釣り船・第２鴨下丸

1 アクティビティを安心・安全に楽しむために
2 「第２鴨下丸」独自の感染予防対策
3 お客様の健康チェックについて
4 共有する用具の対策
5 「第２鴨下丸」の特徴
6 「第２鴨下丸」の客層
7 感染対策に関するお客様の声
8 独自の取り組み
9 体験できる季節的な見どころや楽しみ
10 お客様へのひとこと

アクティビティを安心・安全に楽しむために

昨年2020年6月に特集した「アフター/ウィズコロナ時代の新しいアクティビティの楽しみ方」の第二弾。今回はアクティビティを提供する事業者に「最新のコロナ感染予防対策」をインタビューします。第七回目は「第２鴨下丸」が登場。

第一弾特集記事アフター/ウィズコロナ時代の新しいアクティビティの楽しみ方

「第２鴨下丸」独自の感染予防対策

スタッフやお客様は必ずマスクを着用。ほかに釣りを行う際には十分に距離を取るなど、政府が推奨している「コロナ感染予防対策」を意識しています。

お客様の健康チェックについて

当日の朝、体調などについて口頭で確認しています。

共有する用具の対策

お客様が使用された釣竿はすべて水でしっかり洗い流しています。

「第２鴨下丸」の特徴

「お客様が気をつかわないような雰囲気にする」のをいつも心がけています。お客様の中には「船長には声をかけにくい」という方もいらっしゃいますので。こちらからお客様にお声をかけるようにしています。

お客様からは「船長が自ら声をかけてくれるところはない」というお声をいただいております（笑）私自身、人と話すのが大好きなんですよね。

釣りの初心者さんは「長靴を履いた後、どうしたらいいかわからない」「バケツはあるけど、どう使えばいいいんだろう」など、次のアクションがわからないと思うんです。釣りの経験がないお客様が多いので、当然ですよね。なので、初心者の方が「次にどうしたらいいんだろう」と立ち止まらないよう、いつも目を配るようにしているので、安心してください。

「第２鴨下丸」の客層

2～5人ほどのグループのお客様が多いですね。男女比は半々。女性1人の方やファミリーも多いです。

小学生から90才まで幅広い年齢層のお客様が釣りにいらっしゃいますよ。
「第２鴨下丸」は通年、アジをメインに釣っています。リピーターになる方は「またあのアジが食べたい」といらっしゃる方が多いですね。うちで釣るものは「黄金アジ・とろアジ」が多く、脂のノリが違う。すごくおいしいですよ！アジの刺身が苦手だったお子さんが「これはおいしい」と食べられるようになることも多いんです。

感染対策に関するお客様の声

「子供と一緒に楽しめた」という声をいただいています。

独自の取り組み

お客様は初心者の方がほとんど。ですので、釣りを始める前に餌のつけ方をレクチャーします。「餌は右手・針は左手に持つ」「針ではなく餌を動かすのがコツ」など丁寧にご説明するので初心者の方も大丈夫ですよ。

餌はアオイソメを使います。「触れない」という女性のお客様はゴム餌を使うんですが、結果的にアオイソメよりは釣れないんですよね。そうすると、「私も頑張ってアオイソメを使います！」と最後はご自身で付けられるようになるんですよ。

初心者の方でも、1時間レクチャーをすれば釣れるようになります。釣れる釣れないに年齢は関係ありません。何かしら家に持って帰っていただきたいですし、お客様が20～30匹釣れるようにとイメージしていますね。クーラーボックスも販売しているので、購入可能です。

体験できる季節的な見どころや楽しみ

「第２鴨下丸」は1年中アジ釣りがメイン。でも、クロダイやカサゴ、イシモチ、スズキが釣れることもあります。3月中旬からはアジが釣れやすくなる時期なのでおすすめですよ。

お客様へのひとこと

もちろん魚が釣れた方がうれしいと思います。でも、お客様は魚釣りをメインにしにいらっしゃるのではないんですよ。朝早く起きて船に乗る・海に出る・友達と一緒に魚を釣る・・・ひとつひとつの体験がすべてパッケージなんですよね。釣りは非日常の体験。ぜひ非日常を体験してください。

「鴨下丸」は4月1日より「第２鴨下丸」として新しくなります。ツアー・プランの内容は変わりませんので、気軽に遊びに来てください！「船長は怖い」というイメージがあるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。「第２鴨下丸」のお客様は「釣りが初めて」という方ばかり。だからいつでも質問しやすいように、こちらからお声を掛けるようにしているので安心してください。