《2018年最新》京都・宇治観光おすすめグルメ・レジャースポットランキングBEST10
日本の中でも歴史を感じさせる観光地として代表的な宇治。平安時代は貴族の別荘地として栄え、江戸時代からはお茶所として有名になりました。特に『宇治茶』の歴史は古く、鎌倉時代に発祥したと言われています。 現在では宇治上神社や平等院といった世界文化遺産だけではなく、本場の宇治茶と抹茶スイーツを味わえるお店やカフェが、観光の目玉となっています。また、源氏物語で宇治を舞台に展開する最終章を『宇治十帖』のあらすじを基にして、源氏物語のファンにより作られた史跡が宇治市全体に存在しています。その源氏物語のゆかりの地を巡りをメインとする恒例行事『宇治十帖スタンプラリー』が毎年秋に開催されており、宇治の歴史と自然を満喫しようと市内外から多くの人が訪れます。 そこで今回は、そんな京都宇治の見どころや観光名所、さらにディープなグルメスポットまで、TOP 10のランキングでご紹介します!
1 京都宇治の観光スポットと言えば・・・やはりココ!世界遺産『平等院』
2 平安時代へタイムトリップするような『宇治上神社』と『宇治神社』
3 『橋姫神社』は、一風変わったパワースポット!?
4 駅舎そのものが名物観光スポット?『京阪宇治駅』の魅力とは。
5 宇治十二景の『興聖寺』は京都の中でも有名な紅葉の名所
6 源氏ファンは見逃せない!『宇治市源氏物語ミュージアム』
7 『三室戸寺』は初夏の京都・宇治へ行ったら絶対に訪れるべき!
8 中国から伝来した聖像を祀る『黄檗山萬福寺』
9 長い歴史を持つ宇治茶の聖地『平等院表参道』
10 団体で宇治を訪れたら欠かせない『宇治川観光通船』
1.京都宇治の観光スポットと言えば・・・やはりココ!世界遺産『平等院』
藤原頼通によって1052年に開かれた『平等院』。長い歴史と広い敷地を持つこの寺院の境内には、様々なたくさんの魅力があります。また、平等院とは反対の東側の山ぎわにある『恵心院』は、訪れる人の少ない静かな隠れた名寺です。恵心院から平等院と東山を見る景色はとても美しいので、平等院の写真撮影のスポットとして最適でしょう。平等院は言わずと知れた名所ですが、改めて代表的な場所をご紹介しましょう。
・鳳凰を屋上に戴く国宝『平等院鳳凰堂』
日本を代表する仏像のひとつ『阿弥陀如来像』と、周りを取り囲む52体の『雲中供養菩薩像』が有名な御堂です。壁扉画と日本三名鐘のひとつ『梵鐘』も、如来像と菩薩像とともに国宝として納められています。また、浄土空間を彷彿させる庭園は名勝に指定されています。
・平等院ミュージアム鳳翔館
旧宝物館の老朽化に伴い、収蔵環境の改善を目的とする先端的設備が導入された第3世代ミュージアムです。名勝に指定された庭園と調和した外観を実現していて、自然光を意図的に取り入れた館内はとても美しい構造の総合博物館です。この『鳳翔館』では、梵鐘、雲中供養菩薩像、鳳凰といった国宝や、重要文化財の十一面観音立像などを見ることができます。
平等院を参拝したい方には、モデルコースがオススメです。平等院を隅々まで知り尽くす90分コースと、基本の見どころを押さえた50分コースの2種類があります。特にオススメのコースは90分コースです。基本コースに加えて、お参りの証と御朱印を頂くことができます。さらに拝観時間に余裕があるので、ミュージアムショップでオリジナルグッズを購入したり、茶房藤花で宇治茶を片手にひと休みできるからです。初めて訪れる際は、是非とも参拝コースを体験してみましょう!
2.平安時代へタイムトリップするような『宇治上神社』と『宇治神社』
平等院の鎮守社として長く崇拝されている神社です。あまり一般的に知れ渡っていませんが、実は世界遺産(世界文化遺産)に登録されています。正式名称は『宇治離宮明神』で、明治維新後に『宇治上神社』と『宇治神社』に分かれました。参道を右に向かうと『宇治神社』、左の朱塗りの鳥居の先が『宇治上神社』です。 宇治上神社の拝殿は住宅建築に酷似しており、平安時代の遺構として歴史深い建造物となっています。本殿は拝殿よりも小さいですが、重要文化財でもある絵が扉に描かれている左殿・中殿・右殿があります。内部の拝観はできませんが、国宝として指定された美しい本殿を見ることは十分に価値があります。 かたや宇治神社は、学問の神様として菟道稚郎子を祀っており、学業成就や合格祈願のパワースポットとなっています。また、七五三などのご祈祷の時期には多くの人で賑わっています。
3.『橋姫神社』は、一風変わったパワースポット!?
昔話に登場する「橋姫さん」と呼ばれる女神が祭神の『橋姫神社』は、なんと!"縁切り" の効果があるパワースポットとして名高いようです。 悲しくも恐ろしい伝説の女性『橋姫』は、その昔、自分を捨てて他の女を選んだ男を恨む公卿の娘が、貴船神社に7日間も籠って恨みを捧げました。あわれと思った明神のご神託を受け、宇治川に21日間浸かり、自分を捨てた男と相手の女性を生きたまま鬼と化して次々に殺していったという言い伝えがあります。平家物語や源氏物語にも登場する非常に嫉妬深い女性で、宇治橋を恋人同士で渡ると橋姫に別れさせられると言われています。 このような言い伝えから、不倫や浮気などの断ち切りたい悪縁がある時に助けてくれる縁切りの神様として有名で、今も多くの参拝人が訪れています。もし悪縁があるならば、『橋姫神社』へお参りしてみてはいかがでしょうか・・・?
4.駅舎そのものが名物観光スポット?『京阪宇治駅』の魅力とは。
宇治には、JR奈良線と京阪宇治線の2つ『宇治駅』が存在しています。今回ご紹介する駅は京阪宇治線の『京阪宇治駅』です。この場所は、電車への乗車目的だけでない人々が集まる観光名所となっています。その所以は、1996年に私鉄の駅としては初めて "グッドデザイン賞" を受賞したからです。 建築好きを唸らせるデザインで、風光明媚な風景と近代的な工業地帯が混在したあまりにも "美しすぎる駅" として多くの人を魅了し続けています。『平等院鳳凰堂』や日本三古橋のひとつ『宇治橋』など観光名所が多い宇治ですが、この駅とともに眺める風景は、他に例えがたい素晴らしさ。土地柄のにじみ出る駅が少なくなった昨今、この駅のような宇治の茶畑に着想されたデザインは珍しいのではないでしょうか。是非とも、京阪宇治線の宇治駅へ足を運んでみて、その素晴らしさを目に焼き付けてください!
5.宇治十二景の『興聖寺』は京都の中でも有名な紅葉の名所
『興聖寺(こうしょうじ)』は、鎌倉初期の深草に道元禅師が創建した道場です。山号を仏徳山とした曹洞宗の寺院で、お釈迦様と道元禅師の一仏両祖を信仰しています。
静観ですっきりした境内足を踏み入れると、凛とした空気が流れていて圧倒させられます。竜宮門は中国建築らしい美しさを備えており、楼上には十六羅漢と釈迦三尊を安置しています。また、本堂の見どころとして、伏見城の戦いに参戦した多くの武者の血の手形や足跡が残る縁板が天井に配されています。廊下の鶯張りでも、戦乱で命を落とした人達の生きた証を偲ぶことができます。
『興聖寺』は紅葉の名所なので、紅葉のスポットも紹介しましょう。宇治橋からの散策コースで好まれている『琴坂』は、秋になると参道の両脇に赤々としたカエデが広がります。この紅葉のトンネルが参拝者の魅了しているポイントです。風情のある興聖寺で、古寺の魅力と紅葉を堪能しましょう。
6.源氏ファンは見逃せない!『宇治市源氏物語ミュージアム』
平安文化を楽しみながら学ぶことができる『源氏物語ミュージアム』は、市民や観光客から人気のある施設です。これまでに約217万人が訪れた当施設は、2018年9月にリニューアルを行いました。日本語以外の言語(韓国語、中国語、英語)に対応したタッチパネル式の解説装置や複数の体験型展示を新設されています。また、館内の説明にとどまらず、関連書籍情報や周辺の観光情報を紹介するなど、来館者の興味が広がるサービスも導入されたようです。
実物大の牛車や平安時代の調度品の複製、広大な寝殿造の建物である六条院の縮小模型、映像や音響を多彩に取り入れた「源氏物語の世界」の紹介を常設展示しています。映像シアターで白石加代子主演による映画「橋姫」を上映している以外にも、館内には企画展示室、図書室、ミュージアムショップも設けており、説明しきれないほど見どころがあります。
7.『三室戸寺』は初夏の京都・宇治へ行ったら絶対に訪れるべき!
巡礼などで信仰を集めるお寺の『三室戸寺』には、境内に5千坪もの大きな庭園があります。広大な敷地を持ち、四季を通じて色々な花を楽しめる "花の寺" としても知られています。 一部では『あじさいの寺』とも呼ばれているほど、あじさいの咲きっぷりが見事なようです。山門から本殿までの参道には、右手に1万株ものあじさいが咲く広大な庭園があります。例年6月1日から7月中旬頃まであじさいが咲き乱れており、庭園を「あじさい園」として公開しています。杉木立の間をあじさいが所狭しと埋め尽くす光景は、インスタ映えする絶景スポットとして、女性の間でかなり高い評判を得ているようです。初夏の宇治を訪れたら、必ず『三室戸寺』へ行きましょう!もちろん、紅葉の時期も見逃せない景色が待っていますよ♪
8.中国から伝来した聖像を祀る『黄檗山萬福寺』
『黄檗宗』は中国が明時代の頃、1654年に高僧隠元隆琦禅師が日本に伝承した禅宗の一派です。四代将軍家綱公から許可を得て、黄檗山萬福寺を開くことにより、正式に黄檗宗が認められました。 萬福寺は中国が明時代の伽藍様式が取り入れられているため、他の宗派とは異質な中国風の寺院です。アジアで聖域結界となる入口の門や屋根の装飾に使われている摩伽羅像が、総門の屋根の上にあります。また、天王殿正面には、弥勒菩薩の化身とされている布袋尊が祀られています。布袋尊は福徳円満の相で、すべての不平・不満を笑い飛ばすとされています。よって、諸縁吉祥、縁結びの神として崇められ信仰されています。 本尊は阿弥陀三尊を祀っており、中国にあって不空三蔵持念の聖像であったものが、天平勝宝三年(751年)に日本へ伝来したとされております。このような歴史の深い貴重な聖像を祀る萬福寺へ、一度訪れてみてはいかがでしょうか。
9.長い歴史を持つ宇治茶の聖地『平等院表参道』
『平等院表参道』は言わずと知れた宇治茶の名所で、JR宇治駅から10分ほど歩いた場所にあります。京阪宇治駅からは宇治橋を渡ってすぐのところで、室町時代から続く宇治茶の老舗がたくさん並んでいます。こちらではお茶の香りを楽しみつつ、地元の特産品を堪能できてしまう歴史ある表参道です。近年の抹茶ブームの影響で新しいカフェなどが開店して、最近は抹茶と風景のためだけに訪れる観光客がいるほどの人気があります。 その中でも有名な『福寿園』の『宇治茶菓子工房』では、抹茶づくり、ほうじ茶づくりの体験ができるだけではなく、煎茶や抹茶のマナー講座も行っています。さらに、宇治茶を使った和菓子や洋菓子の他、宇治茶銘菓『宇治のみどり』をお土産に購入できます。抹茶ファンにはたまらない、充実した観光体験ができるので、抹茶好きは必見ですよ♪
10.団体で宇治を訪れたら欠かせない『宇治川観光通船』
四季折々の表情を見せる宇治川で、風情を流れるままに体感できる遊覧船があります。それは、京都宇治のお食事処『喜撰茶屋』が提供する『宇治川観光通船』です。 春は桜、夏は真っ青な空と深緑、秋は色鮮やかに染まる紅葉・・・。このような美しい景観を遊覧船からゆっくり眺めるという贅沢さが特徴です。カップル、子供連れのファミリー、友達などの仲間、様々なシチュエーションに合わせて贅沢な時間を楽しめることから、観光客からとても人気となっています。 予約は10名以上からとなりますが、宇治川遊船中に本場宇治茶料理を堪能できる『舟内食プラン』や、宇治の上ほうじ茶と抹茶わらび餅や桜餅など季節のお菓子が食べられる『おやつタイムプラン』が用意してあります。 また、茶屋店舗内でも宇治川の風情を感じながら、宇治の素材をふんだんに使用した季節のお料理を堪能できます。『喜撰茶屋』でゆっくり贅沢に時間を過ごしてみましょう!
京都・宇治周辺のおすすめ観光・グルメ・レジャースポットまとめ
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