《2018年最新》京都・舞鶴観光おすすめグルメ・レジャースポットランキングBEST5

舞鶴市の東舞鶴周辺エリアは『旧海軍ゆかりの街』として知られています。港に密集する多数の赤れんが倉庫群は、明治34年(1901年)の旧海軍舞鶴鎮守府の開庁に伴い、明治から大正にかけて建設された軍事関連倉庫です。今に至るまで現存することは奇跡的とされ、美しい景観を形成しています。『北吸赤れんが倉庫群』とも呼ばれ、国の重要文化財に指定されました。
平成24年にはカフェや展示施設が入り、『舞鶴赤れんがパーク』としてオープンしました。ここは、不定期でライブイベントやプロジェクションマッピングなどのアートフェスタも開催する場所です。どこか懐かしさとあたたかさを感じるノスタルジックな景観は、映画やドラマのロケ地として頻繁に活用されているそうです。そのため聖地巡礼や、歴史的文化を肌で感じようと、多くの観光客が訪れるスポットとなりました。

ちなみに、ここからが "戦艦好き" 必見の情報です。『旧海軍ゆかりの街』ならではの、最も印象的なポイントは『北吸桟橋』なのです！この『北吸桟橋』は海上自衛隊の桟橋なので、最新鋭の護衛艦などが停泊してる時があります！ただし、残念ながら艦艇の停泊状況は事前把握ができませんので、注意が必要です。幸運な人は訪れたタイミングで見ることができるかも知れませんね♪

西舞鶴エリアは城下町として栄え、現在も寺町の面影を所々に残しています。JR西舞鶴駅近辺には、田辺城跡に建設された『田辺城資料館』がある舞鶴公園があり、他にも様々なお寺や神社などが密集しています。 しかし西舞鶴エリアは、田辺城跡や神社だけが見どころではありません！他にも注目したい魅力あるスポットをご紹介いたしましょう！

日本海側最大級の海鮮市場を持つ道の駅『とれとれセンター』。京都府随一の水揚げを誇る舞鶴魚市場の鮮魚仲介人が出店しているため、日本海で水揚げされた新鮮な海鮮を味わうことができます。店頭に並んだ魚・かに・貝・えびなどを、目の前で調理してもらうことだってできちゃいます！新鮮なうちに調理された海鮮焼きやお刺身を、その場で食べられるシステムは多くの観光客から大好評です。 また、舞鶴初の "かまぼこ手作り体験" ができる『舞鶴かまぼこ工房』も人気スポット。近海でとれた鮮魚のすり身をふんだんに使い、独自の2段蒸しを施した『舞鶴かまぼこ』。シコシコとした食感がとっても美味しいです！アツアツの平てんや焼きたてちくわ、そして舞鶴かまぼこの手作り体験してみてはいかがでしょうか。

東舞鶴エリアの舞鶴港は、明治時代から日本海側で唯一の軍港として栄えた港です。現在は海上自衛隊の基地がある舞鶴港、実は軍艦や戦艦がお好きな方には見逃し厳禁の情報があります。 それが『海軍ゆかりの港めぐり遊覧船』のクルーズです。この遊覧船は、なんと！海上自衛官OBのガイドをしてくれます。そして、海上自衛隊のイージス護衛艦、ミサイル艦、補給艦、さらには造船所を間近で見ることができます！心地よい潮風を感じながら、海軍にゆかりのあるスポットを海からめぐる満喫コースは、マニアにはたまらないクルーズでしょう。

また、『引揚ゆかりの港めぐり遊覧船』というクルーズもあります。こちらは、引揚者の心を癒した舞鶴湾の緑の山々を抜け、復元された引揚桟橋を望むコースとなっています。戦艦マニアではない方には、こちらもおすすめです。 なお、遊覧船と観光スポット巡りが同時にお得になる、プチ情報を記載します！観光にバスを利用される方は、『舞鶴かまぼこ手形』を購入するとよいでしょう。この手形を提示すると遊覧船の乗船料が半額になります！また、舞鶴市内の京都交通バスが乗り放題になりますよ♪

関東大震災の影響で景気の悪くなった日本は、昭和6年(1931年)に中国東北部の満州を日本軍が武力占領しました。満州国を築いた日本は、国の決定で約155万人～200万人の日本人を満州へ移住させたそうです。その後、昭和20年(1945年)にソ連軍が満州を攻撃し始め、移住した日本人たちは満州に住めなくなってしまいました。生き延びた人々が日本へ帰国するため、港までの移動が始まったのです。これが『引き揚げ』と呼ばれています。もちろん、港までの距離は何百キロにも及ぶため、途中で命を落とす引揚者もいました。満州の港へ無事に辿り着けた人たちは、引き揚げ第一船「雲仙丸」に乗って舞鶴に上陸したとされています。

昭和20年から13年間、約66万人もの引揚者をあたたかく迎えた舞鶴は、"戦後の第一歩"を刻む新たな出発点として『戦後復興のふるさと』とも呼ばれる地となりました。 戦争の恐ろしさと犠牲者の無念、そして引き揚げを実行した人々の功績を後世に残すべく、この『舞鶴引揚記念館』は建設されました。当館には様々な実物資料が残されています。当時の物々しさや抑留者たちの困窮や絶望、生き抜く力、家族への思いや帰国への希望、そのような感情が伝わってくるようです。JR東舞鶴駅からタクシーで15分ほどの場所にあるので、舞鶴の歴史を深く知りたい方は、是非とも訪れてみてください。

舞鶴のほぼ中心に位置している、標高301ｍの『五老岳』。頂上からの眺めは『近畿百景』の第1位に選ばれるほどの見ごたえある景色が堪能できます。『五老岳』の頂上にはさらに、高さ50ｍの展望タワー『五老スカイタワー』がそびえ立っています。この展望タワーからは海抜325mの美しく広がるリアス式海岸の舞鶴湾、そして舞鶴市内が一望できます。舞鶴屈指の360度パノラマビューが楽しめるロケーションは、ここを置いて他にはありません！ また、五老ヶ岳公園は、五老ヶ岳山頂に広がる自然公園となっています。自然豊かな山頂の自然と海風吹く散策路は、ファミリーやカップルのみならず、ハイキングを楽しみに来る方々にもピッタリ♪ 舞鶴市と姉妹都市の『ナホトカ』を記念したゾーンの『ナホトカ広場』、小さな子供用の大型遊具や芝生で構成された『こども広場』、様々な紅葉が植えられていて秋が素敵な『もみじ広場』、アカマツが植えられた粋なビューポイント『松の広場』、この4つのゾーンで豊かな自然をたっぷり楽しむことができます。都会の雑踏で日々暮らしている方には、この公園は最高の空間となってくれるでしょう！

いかがでしたでしょうか。今回ご紹介できなかった舞鶴の魅力的なスポットは、他にもまだまだあります。例えば、青葉山(若狭富士)の西国霊場29番札所『松尾寺』などが挙げられます。そして、季節によって様々なイベントが催されています。中でも注目したいイベントは『まいづる肉じゃがまつり』です。実は肉じゃがは、舞鶴が発祥の地とされているので、このようにユニークなお祭りも開催されているのです。

四季折々に変化する景色だけでなく、年間通してお祭りやイベントで街全体が活性化するタイミングは、まさに訪れる絶好の機会です。舞鶴を訪れる際は、是非ともイベント情報をチェックしてから行ってみましょう！ 以上、『京都・舞鶴観光おすすめグルメ・レジャースポットランキングBEST5』でした！