- 6歳~100歳
- 2~3時間
- 11:00 / 11:30 / 12:00 / 12:30 / 13:00 / 13:30 / 18:00
昔ながらの原風景が残る淡路島の内陸部の景色のなかに佇む古民家を改装した「海里」。 店主こだわりの地元食材、器、空間など、一品一品丁寧に仕上げられた料理が味わえ、景色が心を休ませてくれます。 店主のこだわりは、淡路島の季節に応じた「旬」の食材!できる限り地元の人が育てたもの、地元で収穫されたものを使います。愛情をこめて育て上げられた農作物や、大変な苦労や努力をして収穫された魚介類などを、手間ひまをかけ繊細に一皿一皿丁寧に盛り付けていきます。手に入らなければ、店主自ら山菜を採りにいったり、お茶を作ったりもするこだわりようです。食材だけにとどまらず、器、フォーク、ナイフ、お箸、提供する料理に合わせた温度、空間などまで店主のこだわりが感じられます。また、「海里」には決まったメニュー表はありません、そのときに仕入れられる地元食材で考えますので、日々「海里」の玄関に、店主手書きでメニューが張り出されます。 玄関から周囲を眺めると昔ながらの原風景が拡がっています。景色と一体感のある古民家の室内は、囲炉裏や縁側、懐かしくも美しい「模様の入ったガラス窓」や、仕切りの役割を果たしつつも風や光を通す部屋上部の「欄間」など、日本古来の良さを感じられる空間でゆったりとした時間をお過ごしください。
- 12歳~65歳
- 1~2時間
- 10:00 / 13:00
オーナーが世界各地の産地へ赴き、栽培から収穫、輸送に至るまで徹底管理されたコーヒー豆を厳選!「スペシャルティコーヒー」と呼ばれる豆本来の風味が豊かな高品質コーヒーを味わっていただくため、自ら焙煎し抽出します。焙煎の強弱や時間などによってその味わいがガラリと変わるので、お好みの味や香りをイメージして煎り具合を調整します。奥深いコーヒーの世界を体験してみてください。 牧歌的な田園風景が広がる南あわじ市倭文(しとおり)地区のとある場所。車を降りて木々に囲まれた田舎道を歩いて2分、ひっそりと佇む隠れ家的古民家カフェ、「ふくカフェ」の敷地内に併設された淡路島珈琲研究所「BASE COFFEE」が体験の場所。カフェが隠れ家なら、この研究所は"秘密基地"の雰囲気。 嗜好品である珈琲の奥深さ、答えのない魅力に取りつかれたオーナーが、珈琲をより深く知るため、また「人に話したくなる様な、笑顔になれるコーヒー」作りを追求するため、日々研究と研鑽を重ねています。 そんなオーナーが、中南米やアフリカ、アジアなど世界各国の産地から吟味し、栽培から収穫、輸送に至るまでを徹底管理されたコーヒー豆を厳選。その最高品質の豆を使い、コーヒーの味や香りを決定付ける一番重要な過程である焙煎を体験していただきます。 焙煎の作業では、豆の仕入れ国の一つであるエチオピアで実際に使われている「マンカシャカシャ」と呼ばれる焙煎鍋を使用します。 浅く煎って柑橘類のようなフルーティーな香りや酸味を引き出すか、深く煎ってチョコレートのようなコクと苦みを引き出すか、もしくはその中間を狙ってみるのもいいかもしれません。いずれにしても、生豆に含まれている水分を飛ばすため、しっかり中まで熱伝導させなければならない難しさがあります。また手鍋での焙煎は、同じ豆を選んで同じようにやっているつもりでも、豆の転がり方や風の当たり方で熱伝導が変わるので、少しの条件の違いにより一つとして同じ味になることはなく、オリジナルの味を生み出します。スタッフがしっかりレクチャーしてくれますので、安心してチャレンジしてください。 煎り上げた豆を冷ましコーヒーミルで挽くと、ナッツやカラメル、柑橘類などの香りを筆頭に、様々な要素を含んだ香りが立ち上がります。コーヒー豆がその一生のうちで最も香りを発する瞬間です。 その香りの要素は数百種類にも及び、それが複雑で豊かなコーヒーのアロマとなり、多くの人々を魅了します。 そして仕上げの工程です。香り高い挽きたての豆にお湯を注ぎ、そのアロマとフレーバーを最大限に抽出していきますが、お湯の注ぎ方にも適切な方法があります。じっくり丁寧に抽出されたコーヒーを口に含むと、きっと自然に顔がほころび、笑顔になるでしょう。 ※試飲のため焙煎し挽いた豆から1杯分を使いますが、残った豆はお持ち帰り頂けます。
- 12歳~100歳
- 1~2時間
- 10:00 / 13:00
小高い山裾の自然に囲まれ、和風建築ならではの四季折々の優美な表情を見せる春陽荘。 今日では再現が難しい伝統の技、職人の遊び心が光る意匠、そして計り知れない歴史文化的な価値を、古民家鑑定士の資格も有する家主自らが屋敷内をガイドし、解説いたします。 内覧の後は春陽荘が甘味処に早変わり。気品溢れる空間の中、お茶と和菓子で典雅な一時をお楽しみください。 春陽荘は、昭和16 年(1941年)、家相方位学の権威である建築家の山本豊圓氏が風水の思想に基づいて設計し、地元の大工棟梁、斎藤三吉氏らが腕をふるい、実に7年の歳月をかけて完成させた近代和風建築の傑作です。 さらにその後の昭和58年(1983年)に、かの黒川紀章に「名人」とまで言わしめた、建築家の出江寛氏により、塀と門柱及び扉、庭園の改修が行われ、それらが見事に調和し素晴らしい建築景観をつくりだしています。 427坪(約1,400㎡)の広大な敷地には、貴賓館、蔵、客殿、寝殿、常住殿など8棟の建物が配置されており、平成16年には国登録有形文化財に、平成29年には兵庫県景観形成重要建造物として指定されました。 しかしながら、近年の高齢化や効率のみを追い求める社会風潮に伴い、先代所有者による建物の維持・管理が難しくなり、劣化も緩やかに進み、長らく門を閉ざす期間が続いていました。 転機は平成27年。このままでは朽ち果て喪失しかねない貴重な文化財を、現代に活かし後世に残すべく、4代目となる新しい家主が買い受け補改修に着手し、ついに平成28年10月、春陽荘は淡路島の新たな国際観光資源として息吹を吹き返し、再生を果たすに至りました。 当体験プログラムでは、春陽荘の歴史的背景を元に、今日では再現が難しい伝統技法の数々、同じく現在では入手困難な建築素材、随所に散りばめられた職人の遊び心が光る意匠、格調高い調度品など、その魅力を家主自らが解説しながら屋敷内をガイドいたします。 歴史と文化に彩られ、そして伝統技術の粋を尽くしたこの空間を余すところなくご満喫下さい。 内覧の後は、お茶室をはじめお好みの一室にてお茶と和菓子をご用意します。貴重な文化財としてだけではなく、甘味処としての側面も併せてお楽しみください。 ※英語によるガイドも可能ですので、海外からのお客様にも対応しています。 ※春陽荘から徒歩5分の距離に、令和3年(2021年)に創建1100年を迎えた由緒と歴史ある「炬口(たけのくち)八幡神社」があるので、ご参拝もいかがでしょうか。また併せて炬口地域の歴史と風情ある町並みの散策などもお楽しみください。 体験スケジュール(下記は10:00からのスケジュールですが、13:00からの場合は時間を読み替えてください) 10:00 現地集合 10:05 受付けと概要説明 春陽荘のガイド・内覧 11:00 お茶室などでお茶と和菓子をお楽しみください。 11:30 終了