バンジージャンプの発祥地と起源

バンジージャンプの発祥地と起源

バンジージャンプってなに?

バンジージャンプとは、高層ビルや橋の上、崖の上などの高い場所から命綱を装着して飛び降りるアトラクションです。バンジーとは「ゴムひも」という意味で、このアトラクションの発案者であるA.J.ハケットによって名付けられました。 1人で飛び降りるだけでなく2人一緒に飛ぶ「タンデム」や、ゴムの伸縮性を利用して下から上に向かって打ち上げられる「逆バンジー」など何種類かのバリエーションがあり、中には命綱を何も装着せずに下にあるネットめがけて飛び降りる「紐なしバンジー」というものまであります。 現在世界一の高さを誇っているのがマカオタワーで、その高さはなんと233m!これは60階建てのビルに相当します。

バンジージャンプの発祥地は?

今のように一般人がお金を払って行うバンジージャンプが初めて行われたのは1988年11月のことで、ニュージーランドの起業家であったA.J.ハケットが、カワラウ川に架かる高さ47mのカワラウブリッジから飛び降りたのがはじまりとされています。 南太平洋のバヌアツ共和国で行われる「ナゴール」という儀式に感銘を受けたA.J.ハケットが、ヘンリー・ヴァン・アシュと共にニュージーランドでスポーツとして成立させました。 現在でもカワラウブリッジからのバンジージャンプは行われており、多くの人がバンジージャンプ発祥地でのバンジーを楽しんでいます。

バンジージャンプの起源は?

バンジージャンプの起源はバヌアツ共和国で行われる「ナゴール」という成人の儀式だといわれています。この儀式は、暴力的な夫から逃げていた妻が木の上で追い詰められて飛び降りたところ、足にツタを巻いていた妻は助かり、追いかけて飛び降りた夫は死んだという出来事から誕生しました。 高さ30mの木のやぐらから足首に木のツタを巻いて飛び降りるというもので、自身の力強さを示し、豊作を祈願するために行われます。 木のツタはゴムと違って伸縮性がないため身体に大きな衝撃がかかり、やぐらが破損したりツタが切れた場合は命に関わります。そのため、「ナゴール」に参加する男達は自分でツタを選び、足に巻きつけます。

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