全国 人気ホエールウォッチングツアー・ランキング＆時期・服装ポイント特集

冬の人気アクティビティ・ホエールウォッチングを特集します。

ホエールウォッチングの人気スポット、出会えるクジラの種類や時期・ベストシーズンを詳しく紹介。

人気のホエールウォッチングスポットである沖縄や奄美大島、北海道・小笠原や、春～夏にかけてベストシーズンとなる高知・和歌山で体験できる人気ツアーランキングも紹介します！

ホエールウォッチングとは

ホエールウォッチングとは船に乗り、野生のクジラを観察する主に冬のアクティビティ・レジャー。
観察できるのは、マッコウクジラ・ザトウクジラ・ミンククジラ、コマッコウクジラ・ゴンドウクジラ・バンドウクジラ・ニタリクジラなど。

クジラ以外にもイルカやシャチなどほかの生き物を一緒に観察するツアーもあります。

世界的にはアメリカ・カリフォルニアやハワイ、カナダなどがホエールウォッチングスポットとして人気。しかし、海外だけでなく日本国内でも楽しむことができます。

国内では沖縄や鹿児島・奄美大島、北海道でホエールウォッチングを楽しめます。
ほかにも、東京・小笠原や和歌山、高知でも体験可能。クジラを観察できるスポットや時期・シーズンはエリアにより異なります。

続いてホエールウォッチング・ツアーを開催しているエリアごとに時期・ベストシーズンを解説。ホエールウォッチングに適した服装もお伝えします。

沖縄：ホエールウォッチングの時期・ベストシーズン・服装

沖縄のホエールウォッチングは国内でクジラ遭遇率が一番高いのが魅力。沖縄ではホエールウォッチングは冬を代表するアクティビティ・レジャー。

沖縄のホエールウォッチングツアーは12月下旬から3月ごろまで開催されます。
ベストシーズンは1～3月ごろ。

沖縄では多くのホエールウォッチングツアーが開催されているため、選択肢も豊富。半日・1日ツアー、沖縄本島では那覇発で慶良間諸島のホエールウォッチングポイントに行く便利なプランも。

ほかにも北谷発、本部発など発着地を多くの選択肢から選べるので旅行や観光の合間に参加できます。

「野生の生き物だし、クジラを見ることができないこともあるのでは？」と不安な人もいるかもしれませんが、心配は無用。沖縄にはクジラを見ることができなかった場合には「全額返金・全額返済」というツアーも多いので安心です。

ホエールウォッチングだけでなく、パラセーリングや美ら海水族館の入場券がセットになったツアーもあるのでお得！

沖縄 ホエールウォッチングツアー

沖縄離島で人気なのは、慶良間や座間味のホエールウォッチング。
慶良間ではホエールウォッチングとシュノーケリング両方を楽しめる贅沢なツアーもあります。

冬は夏よりも海の透明度が上がり、美しいケラマブルーをより満喫できるシーズン。
慶良間の魅力を堪能したい人はホエールウォッチング＋シュノーケリングツアーがおすすめです。

沖縄・ホエールウォッチングの服装

1年を通じて暖かいというイメージのある沖縄。しかし、冬は風が強い日も多く、ホエールウォッチングを行う海上ではより寒く感じます。ウィンドブレーカーなど風を通さず、防水性の素材を着るのがおすすめ。

奄美大島：ホエールウォッチングの時期・ベストシーズン・服装

鹿児島・奄美大島には12月から4月の間に遠いシベリアの海からクジラがやって来ます。
奄美大島は近年出現数が増加中の注目スポット！

奄美大島では、ザトウクジラは1月中旬から増え、下旬がピークに。2月は子クジラが誕生するシーズン。2月以降は親子で泳ぐクジラの姿が見れる確率が高まります。

アクティビティジャパンでは半日・1日ツアーを体験可能。

2月から3月下旬まで安定的に高確率でクジラに遭遇でき、ホエールウォッチングが可能。
ただし、4月上旬に入ると徐々に数が減少します。そのため、奄美大島のホエールウォッチングのベストシーズンは2〜3月といえます。

奄美大島・ホエールウォッチングの服装

奄美大島は沖縄と同じく温暖なイメージですが、ベストシーズン2～3月の平均気温は15.3℃～。東京と比較するとかなり暖かいですが海の上だとかなり肌寒く感じるため、風を通さないウィンドブレーカーやダウンジャケットなどを着用しましょう。

薄着で「思いのほか寒かった」というとカゼを引いてしまうため、「暑いかも」というくらいで脱ぎ着できる服装がおすすめです。

北海道：ホエールウォッチングの時期・ベストシーズン・服装

北海道は国内で一番長くクジラを見られるホエールウォッチング・スポットで多くの観光客が足を運びます。中でも知床・羅臼や室蘭が人気。

北海道では通年ホエールウォッチングを開催しているエリアもありますが、ベストシーズンは3～10月ごろ。

アクティビティジャパンがおすすめするのは知床で開催するホエールウォッチング。
雄大な知床連山と対岸の北方領土・国後島を背景にし、大迫力のマッコウクジラ、華麗な泳ぎを見せるイルカやシャチ、ミズナギドリの大群などを間近で見ることができます。

北海道・ホエールウォッチングの服装

北海道は真夏でも気温が20℃に達しない日も多く、ホエールウォッチングを行う海上では肌寒く感じることも。海上ではカッパやウインドブレーカー、保温性のあるフリースを重ね着し、風を通さないような防寒対策を行いましょう。

春や秋は長ズボンを履き風を通さないようにするのがおすすめ。夏でも肌寒く感じることもあるため、防寒用の帽子や手袋があると安心です。

小笠原諸島：ホエールウォッチングの時期・ベストシーズン・服装

小笠原は東京に属している大小30の島々。なのでホエールウォッチングは東京でも楽しめるんですよ。

小笠原は固有の生物が生息している自然豊かな島で2011年6月には世界遺産に登録されています。小笠原ではホエールウォッチング、トレッキング、星空観察など雄大な自然を満喫できるツアーが人気。

小笠原では年間を通してマッコウクジラを観察することができます。
12月下旬から5月ごろはザトウクジラも姿を現す時期。

生まれたばかりの子クジラにも会うことができる2月～4月が小笠原諸島・ホエールウォッチングのベストシーズンです。

アクティビティジャパンで子供連れの家族に人気なのは、気軽に楽しめる半日ホエールウォッチングツアー。

アウトドア好きのカップルには東京の絶景スポット・無人島の南島に上陸したり、シュノーケリングが付いた贅沢な小笠原1日満喫ツアーが人気です。

小笠原・ホエールウォッチングの服装

小笠原ホエールウォッチングのベストシーズン（2～4月）の平均気温は18～21℃と東京都心と比較すると暖かいですが、ツアーは海上で行うので油断は禁物。

風が強く寒く感じることもあります。ウィンドブレーカーなど風を通さない上着などを持参しましょう。

和歌山：ホエールウォッチングの時期・ベストシーズン・服装

本州最南端の和歌山県 南紀串本エリア・潮岬（しおのみさき）は、春から秋にかけ黒潮に乗って北上するクジラを直接見ることができる最適のポイントといわれています。

港を出ればすぐにそこ黒潮の太平洋が広がり、4月～6月にかけてはマッコウクジラ、ザトウクジラ、ミンククジラ、シャチなどの大型種を、秋にかけてはコマッコウ、ゴンドウ、バンドウなどの小型種やイルカを見ることができます。

そのほか、那智勝浦エリア・クジラの町としても知られる南紀太地（たいじ）の熊野灘も、ホエールウォッチングが楽しめるポイントとして有名。運が良ければ体長16mにも達するマッコウクジラの群れが回遊する圧巻の姿を見ることができます。

クジラの博物館としては世界一のスケールを誇る「太地町立くじらの博物館」では、展示だけでなくクジラ・イルカショーや、触れ合いプログラムなども楽しめます。

温泉地としても有名なので、潮風にあたったホエールウォッチングの後に、温泉で温まってさっぱりできるのも嬉しいですね。

潮岬沖や太地沖で見られるクジラが黒潮に乗って北上するのは、捕食と子育てが主な目的なので、その多くは小さな子クジラを連れています。
大きな親クジラが子クジラを連れて泳ぐ可愛らしい姿に心奪われるでしょう。

和歌山・ホエールウォッチングの服装

4～10月と半年以上ホエールウォッチングが楽しめる和歌山。

ベストシーズンである7～9月の平均気温は24.9～28.4℃と暖かいですが、やはり海上だと陸よりも肌寒く感じるため、1枚羽織れるものを持参しましょう。

高知：ホエールウォッチングの時期・ベストシーズン・服装

高知では主に4月中旬～10月中旬にかけて、複数のエリアでホエールウォッチングが楽しめ、そのベストシーズンは7月から9月ごろの夏の時期。

高知のホエールウォッチングはクジラに出会える確率が高く、なんとその遭遇確率は90％だといわれていますが、ベストシーズンには暖かい時期を好むクジラたちが現れやすく、遭遇する確率が更に高まります。

高知のホエールウォッチングはベストシーズンが一般的な夏休みの時期とも重なるので、家族で参加しやすいことも嬉しいポイント。しかし予約がすぐに埋まってしまう可能性もあるので早めの準備を心がけましょう。

さらに日本では高知・土佐湾でしか見られない珍しいクジラも生息していて、貴重な体験ができる人気のホエールウォッチングスポットとなっています。

土佐湾に1年中棲みついているニタリクジラは、4月～10月末までホエールウォッチングで出会うことができます。
日本では、ニタリクジラは高知・土佐湾でしか見ることができないうえに、棲み処なので遭遇率が高く、人懐っこく船が近づいても逃げないので間近で観察できるのも人気の理由です。

ニタリクジラは上あごに3本の線があり、体長は12～15mにもなる大きなクジラで、海を優雅に泳ぐ姿から「海の貴婦人」とも呼ばれています。
毎年土佐湾で出産するので、運が良ければ親子のニタリクジラを見られるかもしれません。

そのほか室戸市では、観光イベントの1つとして室戸沖でホエールウォッチングが行われています。
ハナゴンドウを見かける確率が高く、他にもゴンドウクジラや、巨大なマッコウクジラ、バンドウイルカ・マイルカなどが現れることもあります。

主に4月中旬～10月中旬にかけて行われる高知県のホエールウォッチングですが、窪津漁港では通年で開催されているホエールウォッチングが人気です。

高知・ホエールウォッチングの服装

高知・ホエールウォッチングのベストシーズン7月から9月ごろの平均気温は25～27℃。

夏ということもありかなり暖かいですが、海上はかなり冷え込むこともあるため、カーディガン、ウィンドブレーカー、長袖のシャツなどを持っていくと安心です。

ホエールウォッチングは雨でも見られる？

ショップにより異なりますが、通常は雨でも、強風でなく船やボートが出向できるような状況であれば、ツアーは開催されます。

ツアーが開催される状況にもかかわらず、「雨が降っているから」と 自身の判断で乗船しない場合はキャンセル料がかかるので注意を。心配な人は自身で判断せず、ショップに確認してくださいね。

ホエールウォッチングの持ち物・あると便利なもの

ホエールウォッチング・ツアーの持ち物やあると便利なものを紹介します。

ホエールウォッチングを集中して楽しめるように事前にしっかりと準備して臨みましょう。

全国 ホエールウォッチング 人気ランキング

アクティビティジャパンで予約されているホエールウォッチングの人気ランキングを紹介します！

ホエールウォッチングの人気スポットはやはり沖縄。那覇発や北谷発、本島本部、恩納村付近、慶良間諸島のツアーが人気です。

ほかのエリアでは鹿児島・奄美大島も人気のホエールウォッチングスポット。

沖縄と鹿児島・奄美大島どちらもホエールウォッチング＋シュノーケリングがセットになったお得なツアーもあるので、ぜひチェックを！

※本記事の内容は2023年10月現在の情報です。

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