【2025】稚内おすすめ観光地8選|日本最北端の絶景&グルメを完全ガイド

日本最北端の地・北海道の稚内市(わっかないし)は、絶景や歴史的建造物、おいしいグルメなどを楽しめる人気の観光地です。
今回は、稚内でおすすめの定番&穴場の観光スポットを特集!
車あり・車なしで楽しむモデルコースや地元グルメなど、稚内の魅力を徹底的に紹介しますので、ぜひ参考にしてください!
北海道北部の稚内ってどんなところ?

北海道・稚内市は、オホーツク海と日本海に面した北海道最北端の都市。
日本最北端の地として知られる「宗谷岬(そうやみさき)」からは、宗谷海峡を挟んでサハリンを望む、雄大な自然が織りなす絶景を楽しめます。
また、稚内は新鮮な海産物の宝庫で、ウニやホタテ、カニなどの海の幸を堪能できるグルメスポットも豊富!
冬には流氷を見ることもできるため、冬ならではの風景を求める旅行者に人気の観光地です。
稚内で定番のおすすめ観光スポット 6選
まずは、稚内定番のおすすめ観光スポットから紹介します!
1. 宗谷岬/日本最北端の地の碑

「宗谷岬」は、北海道本島最北の地として知られる、稚内を代表する観光スポットです。
岬の先端にある「日本最北端の地の碑」は、宗谷岬のシンボル!
すぐ近くにある探険家・間宮林蔵の像とともに、訪れた記念に写真を撮る人が多く見られます。
晴れた日には、北方43km先にサハリンの島影が見えることも!
最北端の地に立ち、広がる大海原を眺めながら、リフレッシュしてみませんか。
【北海道・稚内市】観光タクシープラン(市内サロベツ最北端コース〜稚内公園・ノシャップ岬・サロベツ原生花園・宗谷岬を回ります〜)
稚内市発→稚内空港着の観光プランです。(稚内空港発→稚内市内着のアレンジも同料金で可能です)日本のてっぺん宗谷岬と稚内公園にある氷雪の門と夕日の名所ノシャップ岬を回ります!さらに、ちょっと足をのばして豊富町にあるサロベツ原生花園の湿原センターにも行くコースです!散策しながら季節のお花を楽しむことが出
2. ノシャップ岬

「ノシャップ岬」は、最北端の宗谷岬の西方、宗谷湾を挟んで隣り合う岬。
宗谷岬に次ぐ稚内の代表的な観光地であり、日本海と宗谷海峡を望む絶景スポットです。
夕日の美しい景勝地としても知られ、日本海に沈む夕日は「日本の夕陽百選」にも選ばれるほど!
冬には周辺の沿岸に流氷が流れ着くこともあり、厳冬期ならではの特別な風景を楽しめます。
近くには「ノシャップ寒流水族館」や「稚内市青少年科学館」があるので、あわせて立ち寄るのもおすすめですよ!
3. 稚内公園

「稚内公園」は、市街地を一望できる高台にある都市公園。
園内には「氷雪の門(樺太島民慰霊碑)」や「九人の乙女の碑」など、戦争の歴史を伝え、平和を願うモニュメントがあります。
また夜景スポットとしても人気があり、2018(平成30)年には、公園から見る夜景が「日本夜景遺産」に登録されました。
絶景を楽しみつつ歴史にも触れられる、稚内ならではのスポットです!
4. 旧瀬戸邸

「旧瀬戸邸」は、底びき漁業の親方・瀬戸常蔵の邸宅として、昭和20年代に建てられた建築物です。
戦後まもない昭和の建築物の保存とともに、稚内の漁業の歴史を伝える貴重な施設!
内部は一般公開されていて、邸宅内では当時の宴席風景を再現した展示や、稚内の漁業に関する資料を見ることができます。
昭和の暮らしや、稚内・漁業の文化を感じられる空間なので、ぜひゆっくりと見学してみてくださいね。
5. 北門神社

「北門神社(ほくもんじんじゃ)」は、稚内公園に隣接する、日本最北端の神職常駐の神社です。
御祭神として、天照皇大神(あまてらすおおみかみ)、武甕槌神(たけみかづちのかみ)、事代主神(ことしろぬしのかみ)の3柱を祀り、航海安全や大漁祈願、五穀豊穣など、さまざまなご利益があるとされています。
カニの張り子を網ですくうユニークなおみくじ「いカニもいいみくじ」は、北門神社の名物!
北海道弁のメッセージも楽しめると人気です。
また、「日本最北の神社」の印が入った御朱印も魅力のひとつなので、訪れた記念にぜひGETしてみてください。
6. 北海道立宗谷ふれあい公園

「宗谷ふれあい公園」は、稚内市の市街地の東に位置する複合レジャー公園。
広大な敷地内には、オートキャンプ場、パークゴルフ場といった野外施設から室内遊戯場まであり、家族連れにも人気のスポットです!
宿泊施設や温泉も併設されているので、自然に囲まれながらのんびり過ごすのに最適。
スキーやスノーボードができるゲレンデも整備され、冬もアクティビティを満喫できます。
稚内で穴場のおすすめ観光スポット 2選
続いては、稚内にある穴場のおすすめ観光スポットを2つ紹介します!
1. 稚内港北防波堤ドーム

「稚内港北防波堤ドーム」は、古代ローマの建築をほうふつとさせる美しい石柱が特徴的な防波堤です。
高さ約14m、長さ約427mにわたる巨大な建物で、稚内港に打ち寄せる猛烈な波しぶきから市民生活を守るために建設されました。
デザインの美しさから、現在は観光地としても人気のスポット!
フェリーターミナルにも近いため、旅の途中に立ち寄り、建築美を堪能してみてはいかがでしょうか。
2. 宗谷丘陵(白い道)

宗谷岬の南に位置し、なだらかな草原が広がる「宗谷丘陵(そうやきゅうりょう)」。
地中の水分が凍結・融解を繰り返すことで形成される「周氷河地形(しゅうひょうがちけい)」で、現在でも波状のなだらかで美しい地形が見られることから、「北海道遺産」にも選定されています。
宗谷丘陵には、草原の中、海に向かって一直線に伸びる一本の「白い道」があります。

空の青と草原の緑、そして白い道のコントラストが美しく、インスタ映えする絶景ポイントとして人気!
晴れた日には、利尻山や宗谷岬を望むこともできます。
のんびりと散歩やサイクリングなどで、最北の大自然を満喫してみてください。
稚内で絶対に食べたい名物グルメをご紹介
豊かな海と自然に恵まれた稚内には、絶品グルメも盛りだくさん。
特におすすめのグルメ3種類をご紹介します!
新鮮な海鮮料理

稚内でとれる海の幸は絶品!ウニや宗谷のホタテをはじめ、ミズダコやカニなど、おいしい魚介類がそろっています。
港町や駅周辺では、新鮮な魚介を贅沢に使ったお寿司や海鮮丼が楽しめておすすめです。
宗谷黒牛

稚内産のブランド牛「宗谷黒牛(そうやくろうし)」を使ったステーキやハンバーグも、チェックしておきたい名物グルメ!
やわらかな肉質とコクのある味わいが特徴の黒毛和牛で、食べるとジューシーな旨みが口の中に広がります。
ラーメン

稚内の寒さにぴったりの味噌ラーメンや塩ラーメンが人気。
稚内ラーメンはちぢれ麺が一般的で、スープともよく絡みますよ!
稚内を観光するモデルコース!稚内観光は何日必要?

「稚内観光には何日必要?」と疑問に思う方も多いでしょう。
稚内市内のみの観光であれば、1泊すれば十分に回ることができます。
もし、利尻島や礼文島などの離島への観光も検討している場合は、2泊3日かけてじっくり回るのがおすすめです!
車ありで楽しむ稚内のモデルコース(所要時間:約9時間)
続いては、稚内の観光地を車で回るモデルコースを紹介!
車があれば、宗谷岬や宗谷丘陵など、市街地から離れた場所など広範囲を効率的に観光できます。
ドライブ途中の景色も楽しめるため、カップルや家族連れにおすすめです!
時間 | プラン |
---|---|
8:30 | 稚内市街地を出発 |
9:30 | 宗谷岬 |
10:45 | 宗谷丘陵(白い道) |
12:00 | 稚内市街地でランチ |
13:30 | ノシャップ岬 |
15:00 | 稚内公園 |
16:30 | 稚内港北防波堤ドーム |
17:30 | 稚内市街地に戻る |
車なしで楽しむ稚内のモデルコース(所要時間:約8時間)
公共交通機関を利用するなど工夫すれば、車なしでも稚内を十分に楽しむことができます!
以下では、稚内の観光地を徒歩+バスで回るモデルコースを紹介。市街地に絞った観光ルートで、ゆったりと散策を楽しみたい人に最適です。
タクシーを組み合わせることで、無理なく名所を巡れます。
時間 | プラン |
---|---|
9:00 | JR稚内駅周辺を出発 |
9:15 | 稚内港北防波堤ドーム |
10:15 | 稚内港フェリーターミナル |
11:30 | JR稚内駅近くでランチ |
13:00 | 稚内公園 |
14:30 | ノシャップ岬 ※ノシャップ岬へ行く際にはバスの利用がおすすめ |
16:00 | 稚内市街地に戻る |
【北海道・稚内市】観光タクシープラン(市内サロベツ最北端コース〜稚内公園・ノシャップ岬・サロベツ原生花園・宗谷岬を回ります〜)
稚内市発→稚内空港着の観光プランです。(稚内空港発→稚内市内着のアレンジも同料金で可能です)日本のてっぺん宗谷岬と稚内公園にある氷雪の門と夕日の名所ノシャップ岬を回ります!さらに、ちょっと足をのばして豊富町にあるサロベツ原生花園の湿原センターにも行くコースです!散策しながら季節のお花を楽しむことが出
北海道の稚内で観光を満喫しよう

本記事では、北海道・稚内でおすすめの観光地を厳選してご紹介しました。
紹介した定番・穴場スポットはもちろん、モデルコースや地元グルメも参考にして、稚内観光を思いきり楽しんでください!
※本記事の内容は2025年3月現在の情報です。
アイキャッチ画像提供:PIXTA