来間島の穴場ビーチや夕日を満喫！観光名所・雑貨・カフェを徹底紹介

沖縄・宮古空港から車で約15分。宮古列島の中でも人気の観光スポット・来間島（くりまじま）。

今回は、来間島のおすすめ観光スポットを厳選し、紹介します！

シュノーケリングなどのマリンアクティビティや、来間島ならではの魅力溢れるカフェや雑貨店、秘境風ビーチや観光名所、アクセス方法を徹底解説。

車でも徒歩でも、宮古島から気軽に行ける離島・来間島で沖縄の自然を満喫しましょう！

来間島の特徴＆見どころ

沖縄・宮古島から車で行ける離島・来間島（くりまじま）。
周囲約9kmと小さな離島は、秘境風ビーチを満喫したい人や、SNS映えの写真を撮影したい人にぴったりです。

続いて来間島の特徴や見どころを紹介します。

来間島の位置

来間島は、宮古列島の離島のひとつです。

宮古列島は、来間島（くりまじま）・宮古島（みやこじま）・伊良部島（いらぶじま）・下地島（しもじしま）・多良間島（たらまじま）・水納島（みんなじま）・池間島（いけまじま）・大神島（おおがみじま）の8つの諸島から成り立っています。

近年では、島と島を結ぶ橋が開通し、離島へも陸路で移動できるようになりました。

来間島は、宮古列島の中で5番目の大きさ。宮古島の南西部に位置しています。

陸路を使えば、宮古島から来間大橋（くりまおおはし）を渡って車で最短15分程度で到着できます。

来間島の大きさ

来間島の面積は約2.84㎢、周囲は約9kmです。

島内は自転車で30分、車なら10分程度で一周できる小さな島です。

来間島の魅力・見どころ

来間島には、人口約200名の島民が暮らしています。

島内の大半をサトウキビ畑などの農地が占めている、のどかな有人島です。

来間島の西側には「ムスヌン浜」や「長間浜（ながまはま）」など複数のビーチが広がり、案内板すら出ていないプライベート感溢れるビーチも点在しています。

島の西側に面したビーチが多く、夕日スポットとしても人気です。

海辺でゆったり過ごしたい人にはもちろん、宮古ブルーの海でシュノーケリングやSUP（サップ）体験などのマリンアクティビティを楽しみたい人にもおすすめです。

さらに最近では、島内にカラフルでかわいらしいカフェや雑貨屋も増えてきています。

穴場ビーチで遊んだ後は、SNS映えのグルメを楽しんだり、お土産を買ったりと充実した時間が過ごせるはず。

来間島は沖縄の人気観光地・宮古島から来間大橋（くりまおおはし）を使って車で行けるため、利便性が高く、昨今注目を集めている離島のひとつです。

来間島へのアクセス

来間島（くりまじま）に行くためには、飛行機で宮古島または下地島を経由する必要があります。

宮古列島内には、宮古島の「宮古空港」と下地島の「下地島空港」という2つの空港があり、いずれかの空港を利用します。
ただし、宮古空港と下地島空港では、来間島への車でのアクセス時間や経路が大きく異なるので注意しましょう。

まず飛行機で宮古島へ向かい、車で来間大橋を渡って来間島へ向かうアクセス方法が一般的です。

東京・羽田空港から来間島へのアクセス

羽田空港→宮古空港→来間島

• 羽田空港から宮古空港まで飛行機で約3時間
• 宮古空港から来間大橋を経由して車で約15分

羽田空港→下地島空港→来間島

• 羽田空港から下地島空港まで飛行機で約2時間半
• 下地島空港から伊良部島の伊良部大橋と宮古島の来間大橋を経由して車で約40分

大阪・関西空港から来間島へのアクセス

関西空港→宮古空港→来間島

• 関西空港から宮古空港まで飛行機で約2時間半
• 宮古空港から来間大橋を経由して車で約15分

関西空港→下地島空港→来間島

• 関西空港から下地島空港まで飛行機で約2時間半
• 下地島空港から伊良部島の伊良部大橋と宮古島の来間大橋を経由して車で約40分

沖縄・那覇空港から来間島へのアクセス

那覇空港→宮古空港→来間島

• 那覇空港から宮古空港まで飛行機で約45分
• 宮古空港から来間大橋を経由して車で約15分

那覇空港→下地島空港→来間島

• 那覇空港から下地島空港まで飛行機で約50分
• 下地島空港から伊良部島の伊良部大橋と宮古島の来間大橋を経由して車で約40分

来間島の人気観光スポット

来間島（くりまじま）は、海に囲まれた離島ならではの絶景観光スポットや、歴史を感じる県指定の文化財など観光スポットが充実しています。

せっかく足を運ぶなら、小さな島だからこそ余すことなく全名所を巡ってみませんか。

来間大橋

来間大橋（くりまおおはし）は、宮古島と来間島を結ぶ約1.7kmの農道橋。

宮古空港より車で約15分ほどの場所に位置する、来間島の玄関口です。

宮古ブルーの海の上にかかる巨大な橋は、車や路線バスはもちろん、自転車や徒歩で横断することもできます。

海の潮風を感じながら、ゆっくり来間島まで散歩するのもおすすめです。

竜宮城展望台

竜宮城展望台（りゅうぐうじょうてんぼうだい）は、宮古空港から車で約25分の場所に位置しています。

高台にある「竜宮城」をイメージした展望台からは、島内はもちろん、近隣の宮古列島や来間島を取り囲むビーチが見渡せます。

特に天気の良い日中は、青い海と白い砂浜が眼下に広がり、来間大橋も望める絶景の観光スポットです。

スムリャーミャーカ

スムリャーミャーカは、沖縄の方言で「長間家（スムリャー）一族のミャーカ（巨石墓）」という意味。
来間集落の南から約800mほどの場所にある、県指定の史跡です。

縦6.5m×横9m×高さ2.3mの墳墓は、大正時代まで使用されていたそう。3つの石室があり、当時は石室の中で遺体を風葬していたのだとか。

文化財として指定されている巨石墓を観て、来間島の歴史や文化に触れてみては。

来間島の人気ビーチ

海に囲まれた離島の来間島（くりまじま）は、宮古ブルーの海が満喫できるスポットが充実しています。

島の西側に面したビーチが多く、海水浴やシュノーケリング以外にも夕日スポットとしても人気です。

それぞれのビーチに特色があるので、巡ってみるのもおすすめ。

長間浜

長間浜（ながまはま）は、来間大橋から車で約6分の場所にあるビーチ。

真っ白でさらさらとした砂質のビーチが約1km続いています。

来間島の集落の間にあり、植物が生い茂った先にある秘境感のあるビーチなので人が少なく、ゆったりとした時間を過ごしたい方にぴったりです。

また、来間島の西側に位置するビーチなので、夕日の絶景スポットとしてもおすすめ。

遊泳やシュノーケリング禁止のビーチではありませんが、自己責任のもと行うようアナウンスされているので、天候や海風の安全面を確認した上で楽しみましょう。

ムスヌン浜

ムスヌン浜は、来間島の西側にあるビーチで、来間大橋と反対の場所に位置しています。

案内板もなく、集落と畑の中にある穴場ビーチのため、初めて行く方はカーナビやマップの用意を忘れずに。

「ムスヌン」とは、沖縄の方言で「虫よけ」「虫払い」という意味を持ちます。
ムスヌン浜では、毎年4月に島民が虫を払って豊作を祈願する「ムスヌン御願」という催事が行われています。

岩場が多く波も高いので、遊泳やシュノーケリングには不向き。しかし、岩場の反対側は、釣りスポットとして人気です。

島の西側に位置するため、ビーチで美しいサンセットを眺めることもできますよ。

長崎浜

長崎浜は、来間島の西側にあるビーチ。宮古空港から車で20分程で到着します。

周辺には海の家やトイレなどの施設が無く、岩場の間にひっそりと佇むプライベートビーチ的な浜です。

海の中にも岩場が点在しているため、素足で歩く場合は注意が必要。マリンシューズなどがあると安心です。
また、潮の流れも早いので、海水浴やシュノーケリングには不向きです。

透明度が高く、潮が引く時間帯には潮溜まりに海の生物が集まるため、磯遊びや砂浜でゆったり過ごしたい方にぴったりのビーチです。

イン（ム）ガマ／タコ公園下ビーチ

イン（ム）ガマは、「タコ公園下ビーチ」という名称で親しまれているビーチです。

大きなタコのオブジェがある公園の中にあり、岸壁に囲まれています。

来間大橋を渡りきってすぐの場所にある案内板が、タコ公園の入口。宮古空港から車で約15分の場所にあります。
目立った案内板ではなく、駐車場も確保されていないので、見落とさないよう注意しましょう。

イン（ム）ガマは、緑が生い茂る遊歩道を10分程進み、タコのオブジェに到着する手前の上り坂を上がらずに、右手にある広場の奥がビーチへの入口です。

崖に囲まれているので潮風の影響を受けない、静かなビーチ。
遠浅で流されてしまう心配が少なく、色鮮やかな魚がたくさん泳いでいるので、シュノーケリングにぴったり。
特に子供連れの家族におすすめです！

ただし、遊泳が認められたビーチではないので、泳ぐ際には自己責任にて注意しましょう。

来間島を満喫できる！おすすめの体験・アクティビティ

来間島（くりまじま）の海や自然を思う存分に味わえる、体験やアクティビティを紹介します。

マリンアクティビティはもちろん、近郊の離島の名所も楽しめる散策ツアーや、島全体を効率的に巡れる体験プランなどが満載です！

シュノーケリング

来間島の透明度の高い海に潜り、海の生物と触れ合いたいなら、シュノーケリングがおすすめです。

サンゴ礁が群生し、カラフルな熱帯魚が泳ぐ来間島は、海中散歩にぴったり。

シュノーケリングとクルージングやSUP（サップ）がセットのお得なツアーも充実しているので、水上と水中のどちらからも贅沢に宮古ブルーを満喫することができます。

ダイビング

宮古島周辺の来間島エリアは、ダイナミックな地形や洞窟が特徴的。

岩場の隙間から光が差し込む、幻想的な海中の世界をダイビングで楽しめます。

伊良部島の青の洞窟を巡るツアーが組まれていたり、島在住のガイドが地元民だからこその穴場に連れて行ってくれたりと、天候や海況に合わせて最適なツアーを提案してもらえます。

初心者向けのライセンス不要の体験ダイビングや、ライセンス所持者向けのファンダイビングも。

さらにダイビング中の写真を撮影してくれるプランもあるので、宮古ブルーの水中世界での思い出を残せるはずです。

来間島散策ツアー

来間島は小さな島のため、数時間で島の観光スポットを巡ることも可能です。

土地勘に自信がない方や、車の免許を持っていない人には、来間島散策ツアーがおすすめ。
来間島に詳しいガイドの案内のもと、効率的に島の名所を巡れます。

来間島だけでなくほかの宮古列島とあわせて巡る、離島巡りツアーも人気！

来間島に精通したローカルガイドと、自然溢れる来間島観光や穴場の絶景を満喫してみませんか。

来間島周辺で人気の体験・アクティビティランキング

来間島周辺で人気の体験・アクティビティをランキング形式で紹介します！

宮古ブルーの海を全身で感じられるツアーが満載です。

来間島で人気のカフェを紹介！

昨今来間島（くりまじま）では、島食材を活かしたカフェが注目を集めており、竜宮城展望台の近くにはフォトジェニックなカフェが密集しています。

沖縄ならではの食材を、来間島の明るい太陽の下で堪能してみませんか。

AOSORA PARLOR

「AOSORA PARLOR （あおぞらパーラー）」は、沖縄のフルーツや野菜を活かしたスムージーが人気のショップです。

来間大橋を渡り、坂を登りきった正面の辺りに位置しており、後述の雑貨店と3店舗が連なる複合施設です。

可愛いヤギさんたちが出迎えてくれ、テラスの芝生エリアでヤシの木にかかるハンモックに揺られたり、大きなウッドデッキのチェアハンモックでくつろいだりも可能。

宮古島産のマンゴーや石垣島産のパイナップルなど、ご当地のフルーツを使用し、全てのスムージーがオーダーを受けた後に作られるのでとてもフレッシュ。

島内の散策のお供にもぴったりな新鮮なスムージーが味わえます。

島茶屋ヤッカヤッカ

「島茶屋ヤッカヤッカ」は、来間大橋を渡って右手に位置する、来間港の近くのカフェです。

庭にブランコがあったり、大きなココヤシがそびえるテラス席があったりと、来間島の太陽や島風を感じる空間で飲食を楽しめます。

旬の島食材を使った、体にも見た目にも嬉しいメニューが目白押しです。

パニパニ（PaniPani）

「パ二パ二（PaniPani）」は、来間大橋を渡り、竜宮城展望台に向かう手前の右手にあるカフェです。

サラサラの白砂がひかれた店内は、まるでビーチに居るかのよう。

さんぴん茶シロップのかかったかき氷や、塩茹でされた豚肉が挟まれたパ二パ二パンサンドなど、沖縄ならではのメニューをゆったりと味わえます。

楽園の果実

「楽園の果実」は、来間島・宮古島・沖縄県産の食材を使った、地元ならではのメニューを提供するカフェ。
有機JAS認証を受けた農家が経営しています。

竜宮城展望台の手前の、カフェや雑貨屋が密集したエリアに位置しているので、観光中のひと休みにもぴったり。

第1回宮古島マンゴー祭りのマンゴーコンテストにて、最優秀賞を受賞した有機栽培のマンゴーを使った宮古島産完熟マンゴーの数量限定パフェは絶品です。

来間島で人気の雑貨屋を紹介！

来間島（くりまじま）では、カフェに負けじと話題の雑貨屋も充実しています。

南国らしいカラフルなアイテムや、島の素材などを使ったハンドメイド雑貨など、種類も豊富。

カフェが密集したエリアに多く出店されているので、ひと休みした後は素敵なお土産探しをしてみては。

HAKONIWA NAMIMA

「HAKONIWA NAMIMA（はこにわ なみま）」は、ハンドメイド雑貨やオリジナルTシャツが人気のショップです。

伝えたいメッセージを手書きで書き入れられるメッセージボトルには、無料で名前やイラストを刻印してもらえるので、観光の思い出作りにもぴったり。

来間大橋を渡って直進し、来間小学校跡地の正門前を左折してすぐの場所に位置しています。かわいらしい白い外観が目印。

ハンドメイドアクセサリー utatane

「ハンドメイドアクセサリー utatane （うたたね）」は、来間大橋展望台を越えて直進していくと、右手に見えるお店です。

ハンドメイドアクセサリーはもちろん、店内に展示された加工前の素材や島の木を使った家具など、温かみのある雑貨と店内が注目を集めています。

琉球ザッカ 青空

「琉球ザッカ 青空」は、沖縄・宮古島の雑貨を集めたセレクトショップ。

琉球ガラスや沖縄の焼物やちむんなどを中心に、県内で厳選されたラインナップは、お土産探しにぴったりです。

前述のカフェ「AOSORA PARLOR （あおぞらパーラー）」の姉妹店で、ショップは来間大橋を渡り、坂を登りきって直進したカフェの並びに位置しています。

カフェで休憩した後に、あたたかみのあるお土産を選んでみては。

美ぎ島雑貨がじゅまる

「美ぎ島（かぎすま）雑貨がじゅまる」も、前述のカフェ「AOSORA PARLOR （あおぞらパーラー）」と雑貨のセレクトショップ「琉球ザッカ 青空」の姉妹店。

カラフルでかわいらしい3店舗が並ぶエリアは、来間島観光の見どころのひとつにしても良いでしょう。
コンテナハウスを改造したというウッド調の外観はフォトスポットとしてもおすすめです。

店内には、南国感溢れるシェル素材の雑貨やアクセサリー、沖縄観光で着たいエスニックなワンピースなど、ジャンルレスでかわいいビーチテイストアイテムが所狭しと並んでいます。

お土産はもちろん、南国リゾートテイストなアパレルアイテムに着替えて、さらに観光を楽しんでみては。

来間島の景観や文化を満喫しよう

宮古島から車でも自転車でも遊びに行ける、来間島（くりまじま）の魅力や観光スポットについて紹介しました。

「秘境風ビーチでゆっくりしたい」「美しいビーチで夕日を眺めたい」「沖縄らしいグルメや雑貨を買いたい」「透明度の高い海でアクティビティをしたい」という人はぜひ、宮古島から少し足を延ばして来間島に行ってみてくださいね！

※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年5月現在の情報です。

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