和歌山・日本最南端の清流「古座川」でカヌー体験に挑戦！

今回は日本屈指の清流が流れる・古座川（こざがわ）のカヌー体験レポートをアクティビティジャパン編集部Mがお届けします！

和歌山は川・海・空・山でアクティビティを体験できる魅力的な地。実際に和歌山に来てみると、自然の豊かさを肌で感じます。

古座川があるのは、和歌山の紀南エリア。熊野の中央に位置する大塔山（おおとうざん）から熊野灘まで約60kmに渡って続く清流です。

古座川は豊かな生態系と透明度の高さが特徴。「本州最南端の清流」とも言われる関西有数の人気カヌースポットなんですよ！

実はアクティビティジャパン編集部Mはカヌー初体験。「カヌーを漕げるのか」「きちんとレポートできるのか」若干（というか、かなり）不安・・・。

ですが、「カヌー体験の魅力をみなさんにお伝えしたい！」と気合いを入れ直し、いざ、待ち合わせ場所へ！

和歌山・古座川でカヌー初体験！

待ち合わせ場所の「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」ロビーに到着 「南紀月の瀬温泉ぼたん荘」では宿泊可能＆日帰り温泉も可能（別途料金） カヌー体験後、おなかが空いたら食事処へ

ロビーで真っ黒に日焼けした男性に遭遇。
「もしや・・・」と思い、声をかけるとカヌー体験でお世話になる上田博久（ひろひさ）さんと判明！

1996年より「古座川アドベンチャー倶楽部」を主催している上田さん

約25年間、カヌー・SUP（サップ）体験・トレッキングなどのアクティビティ・ツアーを提供しているそう。
上田さんはとても気さくで人見知りのMも話しやすいです！

「古座川は比較的水温が高いので、川遊びが長時間できるのが魅力。河口が安定しているため生息している生物の種類も多く、魚影が濃く見えることが特徴です」

ますます期待度アップ！

受付後、温泉施設の脱衣所で着替えます。ビニール袋を渡され、脱いだ洋服を入れて各自保管し、感染対策を行っているとのこと。

古座川アドベンチャー倶楽部の車でカヌーを体験する古座川へ。

感染対策のために車内では体験開始までは用意されたビニール手袋を着用

車内の消毒・換気なども実施されており、ここでも感染症対策が徹底されています。

数分後、カヌー体験を行う和歌山・古座川のフィールドに到着！

雨が降っていますが、濡れた木々が美しく、とても神秘的です。

まずはライフジャケットを着用し、最初に上田さんから注意事項の説明を受けることに。

上田さんが川に落ちた時の姿勢や浮かび方を実演！川面には雨が模様を描く

「万が一、川に落ちたらどうしよう・・・」と心配でしたが、事前に対策を学んでおけば安心ですよね！

次に、陸でカヌーの漕ぎ方を学びます。

陸で一人ひとりカヌーのパドルを手にして漕ぎ方を練習。上田さんが一人ひとりを見ながら漕ぎ方を直してくれます。

安全にカヌー体験ができるよう、しっかりと時間を取ってレクチャーしてくれる上田さん。カヌー初心者の私も安心！

どんどん体験へのワクワク感が高まります！

いざ、カヌーに乗って出発！

自然豊かな古座川。雨に濡れた木々が神秘的！

ドキドキしながらカヌーへ。「カヌーを漕ぐことができるのか」「そもそもちゃんと進むのか」が少し不安。ですが、正しい姿勢を意識し、ゆっくりと漕ぎ始めます。

古座川の透明感！カヌーの底が川の水に映っているのがわかりますか？！ 教えてもらった通りパドルを漕ぐと、意外とスイスイいける！

夢中で漕いでいると「楽しい！」とすっかり夢中に。

ふと目線を上げると、雄大な山々と美しい木々が！！！

雨天、且つ、岸に近い場所でこの透明度には感動。次は晴天の時に絶対体験したい！

和歌山・古座川 カヌー体験　まとめ

体験終了、みんなと記念撮影！

カヌー体験や遊びを楽しみながら、和歌山の自然や環境について学習。有意義な時間を過ごすことができました！

上田さんが「多くの方々に古座川のことをお伝えしていく。まずは知っていただき、理解してもらうことが大切。実際に触れて欲しいですね。」と語られていた言葉が印象に残りました。

実際にその土地に足を運び、川の水の流れを肌で感じる。鳥の声を聞き、新鮮な空気を味わいながら楽しむアクティビティ体験。

ただのレジャーとしてだけではなく、普段の忙しさの中で忘れがちな何か大切なことを思い出させてくれました。

古座川アドベンチャー俱楽部 代表 上田 博久さん プロフィール