伊豆大島のおすすめ観光スポット12選！人気ツアー＆グルメ特集

東京都心から約1時間45分と日帰り旅行も可能な観光スポット・伊豆大島。

今回は伊豆大島のおすすめ観光スポットを厳選し、紹介します！

東京・竹芝や調布、神奈川・久里浜、静岡・熱海や伊豆からフェリーや飛行機で伊豆大島に行くアクセス方法と所要時間を解説。
ほかにも三原山や裏砂漠、樹海など自然を満喫できる人気ツアー、現地の名物やグルメ情報を紹介します。

休日には、日帰りで気軽に遊びに行ける伊豆大島へ！

伊豆大島の特徴＆見どころ

位置

伊豆大島は東京都心から約120km。南の海上に位置する伊豆諸島最大の島です。

伊豆諸島とは、100以上からなる島々の総称。そのうち人が住んでいるのは、伊豆大島・利島・新島・式根島・御蔵島（みくらじま）・八丈島・神津島（こうづしま）・三宅島・青ヶ島の9つです。

大きさ

伊豆大島の面積は約91.06㎢、周囲は約52km。車だと約1時間で一周することができます。

気候

伊豆大島の気候は、一年をを通じて寒暖差が少ないのが特徴。伊豆大島の年間平均気温は、約16.4℃。対して東京の年間平均気温は約15.8℃です。
また、7月一ヶ月間の平均気温は、伊豆大島が24.6℃、東京は26.9℃です。伊豆大島は東京都心よりも、夏は涼しく冬は暖かい気候、といえるでしょう。

伊豆大島の特徴・魅力

伊豆大島のシンボルといえば、なんといっても三原山です。島の中止部にそびえ立つ標高758mの三原山は、現在も活動を続ける活火山。

伊豆大島には約8,000年前より人々が暮らし、三原山は当時より噴火を繰り返してきたとされています。噴火とともに暮らしていた現地の人々は三原山を「御神火（ごじんか）」として崇めてきました。

伊豆大島は美しい海、雄大な三原山を取り囲むように存在する森や樹海など、ゆたかな自然が魅力。三原山の東には国内でも珍しい黒々とした「裏砂漠」も。
富士山伊豆国立公園に属し、伊豆大島の約97％は自然公園法により景観や生態系が保護されています。人と大地が自然のつながりを楽しみながら学べる場所として「日本ジオパーク」に認定されているのも特徴の一つ。

海・山・森と恵まれた環境で、シュノーケリングやダイビング、トレッキング、四輪バギー、ガイドツアー、星空観察など、バラエティに富んだアクティビティ・レジャーを楽しめます！

特産品・名物

伊豆大島を象徴する存在として、ツバキを思い浮かべる人も多いのではないでしょうか。
島のシンボルともいえるヤブツバキから抽出された椿オイルは、ヘアケア・スキンケア製品に使用されています。

島には約300万本ものツバキが自生しています。毎年開催される「伊豆大島 椿まつり」は国内外から多くの観光客が足を運ぶイベントとして人気です。

ほかには独特な香りと風味が特徴のクサヤ、昔ながらの手法でつくられる塩、焼酎も名物！
天ぷらや佃煮にして食す明日葉も伊豆大島の特産品として人気です。

伊豆大島へのアクセス

伊豆大島には東京・竹芝や調布、神奈川・久里浜、静岡・熱海や伊東から行くことができます。アクセス方法は所要時間が短い順に飛行機、高速ジェット船、大型客船など。
出発地点や所要時間により選択が可能です。

東京・竹芝から伊豆大島へのアクセス

• 高速ジェット船で約1時間45分
• 大型客船（夜行）で約6時間

神奈川・久里浜から伊豆大島へのアクセス

• 高速ジェット船で約1時間

静岡・熱海から伊豆大島へのアクセス

• 高速ジェット船で約45分

静岡・伊東から伊豆大島へのアクセス

• 高速ジェット船で約35分

東京・調布から伊豆大島へのアクセス

• 飛行機で約25分

伊豆大島の人気観光スポット12選

伊豆大島には圧倒的な自然がいっぱい！

日常を忘れてゆったりリフレッシュできる人気の観光スポット12カ所を厳選。特徴や魅力、見どころを紹介します！

1.元町港

伊豆大島の西に位置し、大島町の中心部にある港。
東京・竹芝桟橋や神奈川・久里浜、静岡・熱海港とを結ぶジェット船（気象状況により岡田港に発着する場合もあり）、東京・竹芝桟橋とを結ぶ東海汽船の大型客船などが発着しています。

元町港船客待合所の前では、三原山の噴火を表現した迫力あるモニュメントが観光客をお出迎え。
1階には東海汽船のチケットカウンターやコインロッカーのほか売店もあるので、伊豆大島特産のお土産を購入することも可能。2階のレストランでは地元のグルメも楽しめます。

2.波浮港見晴台

伊豆大島の南に位置するきんちゃく型の波浮港（はぶみなと）を、一望できる見晴台（みはらしだい）。
波浮港は、レトロで懐かしい雰囲気が魅力。川端康成「伊豆の踊子」に登場する、踊り子一家が暮らしていたことで知られています。

また、波浮港は作家や画家など多くの文人に愛された土地としても有名で、歌謡曲の舞台になったことも。見晴台の一角には歌碑が建立されています。

3.地層大切断面

伊豆大島の南西、元町港から波浮港に向かう島一周道路に位置。高さ約30m・長さ約600nにも渡って続く、世界的にも有名な地層の断面です。
およそ150～200年に一度発生する大噴火により火山灰などが降り積もり、幾重にも重なった美しい縞模様が見事。伊豆大島の雄大な自然を感じられる観光スポットの1つです。

4.筆島

「筆島（ふでしま）」は波浮港（はぶみなと）の北、筆島海岸の沖にある、高さ約30mの小さな無人島です。小さいながらも歴史は古く、伊豆大島よりも前に誕生したといわれています。
火山活動を終えた島が荒波に削り取られ、マグマの通り道だった硬い岩だけが残り、現在の筆の先のような姿になったとされています。荒波に耐える姿が「神が宿る島」のようだとも言われ、穴場のパワースポットとして人気を集めています。

5.踊り子の里資料館

小説「伊豆の踊り子」でも知られる波浮港。「港屋旅館」は小説のモデルとなった踊り子や旅一座が、芸を見せていたそうです。
資料館の2階には、踊り子の一座と芸を見学する宿泊客が人形で再現されています。「伊豆の踊り子」の小説や映画を知っている人はぜひ、訪れてみては？

6.源為朝の館跡

平安末期の武将・>源為朝（みなもとのためとも）が保元の乱（1156年）の際に捕らえられ、伊豆大島に流されて住んだ館の跡といわれています。
為朝が特別に使用を許可された、朱塗りの赤門が印象的。戦いに備えたという物見台や抜け穴は、必見です。

7.樹海

伊豆大島の樹海は溶岩の上に生息する木々や植物、キョンなどが息づくエリア。伊豆大島の夏は暑いですが、樹海は気温が低く快適。
樹海は道に迷ってしまう可能性もあるため、散策したい場合は現地ガイドが同行するツアーに参加するのがおすすめです。

8.裏砂漠

伊豆大島のほぼ中央にそびえ立ち、およそ100～200年周期で噴火する三原山。東には黒い火山岩（スコリア）で覆われた「裏砂漠」があります。

裏砂漠の付近には火山性ガスが漂い、岩や砂が多く、風も強く吹き抜けるため植物が生えにくい環境。そのため、砂漠のような風景が広がっています。ドラマや映画、CMにも頻繁に登場する伊豆大島の絶景スポット。雄大な大自然のパワーを体感したい人におすすめです。

9.三原山

伊豆大島では欠かせない定番の観光スポット・三原山。山頂は巨大な噴火口が開き、モクモクと噴気を上げる姿に圧倒されること間違いなし！
息づく大地の力を感じられる伊豆大島屈指のパワースポット・三原山の魅力を味わい尽くしたい人に、トレッキングツアーがおすすめです！

10.三原山・山頂口展望台

火山活動によりできた大きな窪地であるカルデラ床、三原山の内輪山、1986（昭和61）年に噴出した溶岩流など、雄大な絶景を一望することができます。
午前中は逆光、午後から日没までは順光、夕方は赤く染まる・・・と、時間帯によりさまざまな表情を楽しめるのが魅力。
近くには喫茶店「御神火茶屋」があるので、散策を楽しんだ後に立ち寄ってみては？こちらのお店では、三原山を眺望できるカウンター席に座るのがおすすめ。昔ながらの「あんみつ」や、地元の名産を使った「島のりのチーズトースト」は絶品です。

11.三原神社

古くから「三原大明神」として、三原山の山体そのものが信仰の対象となっていました。いつの間にか山頂に小祠（しょうし）が設置され、大正中期には内輪山の中腹に社殿が建立されました。
1950（昭和25）年から1951（昭和26）年にかけての噴火の際、中腹の社殿は埋まってしまいましたが、山頂の小祠は後に建て直されています。
三原神社は、内輪山の山頂に位置しているため視界を遮るものがなく、晴れている日には伊豆諸島や富士山まで眺望できます。まるで天空に浮かんでいるような絶景を楽しめるので、撮影スポットとしても人気です。

12.波治加麻神社

神話や伝説に登場する伊豆大島の東エリア「泉津（せんず）」にひっそりと佇む波治加麻神社（はじかまじんじゃ）。天に向かってまっすぐ伸びた杉からは日差しが漏れ、美しい絨毯のような杉苔と相まって、神秘的な雰囲気を醸し出しているのが魅力です。

波治加麻神社にまつわる「日忌様（ひいみさま）伝説」は、今でも島で語り継がれています。
江戸時代、島人を救うため悪代官を討ち、波治加麻神社の大木で作った船に乗り逃げ出したものの行方不明となってしまった25人の青年達の霊が、毎年1月24日になると戻ってくる、というものです。
彼らの霊による災いを恐れた人々が当日の夜には外出せず家に籠る、という風習は、現在も継承されています。

伊豆大島でおすすめの体験・アクティビティ

伊豆大島の自然を思う存分に楽しめるアクティビティやレジャーを紹介します。
伊豆大島でしか体験できないツアーも満載ですよ！

四駆バギー

伊豆大島のシンボル・三宅島の東に広がる「裏砂漠」。日本では、砂漠を四駆バギーで走行できるエリアは珍しく、とても希少です。
四駆バギーは普通自動車運転免許があれば誰でも体験可能！伊豆大島ならではの裏砂漠を四駆バギーで疾走し、ワイルドな時間を楽しんでみては？

星空観察

街灯の少ない伊豆大島。都会では肉眼で見るのが難しい天の川が見えることも！
フィールドシートまたはベッドに横になり、ゆったりと星空を観察するツアーもあります。現地のベテランガイドがわかりやすく解説してくれるため、小さい子供でも楽しめますよ！

シュノーケリング

伊豆大島は遠浅で小魚が生息する磯場が多いため、小さい子供や初心者でも気軽にシュノーケリングを楽しめるのが魅力。
浮力のあるフローティングベストを着用するツアーもあるので「泳ぐのが苦手」という人でも安心です！

ダイビング

周囲の海が透明度が高く美しいことでも知られる伊豆大島。火山が形成した、変化に富んだ海中の地形も特徴の一つです。
体験ダイビングプランが充実しているので、初心者も安心して参加できますよ！送迎・ランチ。器材レンタル無料など、お得なプランもあり！

伊豆大島の人気アクティビティランキング

海・山・樹海や森など、大自然の中で多様なアクティビティを楽しめる伊豆大島。人気のアクティビティランキングを紹介します！

伊豆大島のおすすめグルメ

港鮨

旬の魚を島とうがらし醤油に漬ける伊豆大島の名物「べっこう寿司」や、新鮮な地魚が堪能できる名店。

歌乃茶屋

三原山登山口にあるレストラン・売店。サクサクした歯ごたえがおいしい「明日葉天ぷらそば」が人気。

伊豆大島観光のまとめ

東京都心から最短でわずか1時間45分！日帰りで気軽に行くことができる伊豆大島の魅力や観光スポットについて紹介しました。

「海や樹海、砂漠などの大自然でアウトドア・アクティビティを楽しんでみたい」「東京から日帰りできるエリアで遊びたい」「気軽にパワースポットに行きたい」という人はぜひ、伊豆大島に行ってみてくださいね！

※プランや料金・紹介施設などの情報は2022年4月現在の情報です。

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