釣り服装｜海釣り・渓流釣り・ワカサギ釣りの各ウェアと持ち物ガイド

老若男女問わず、人気のアクティビティ「釣り」。本記事では、釣りを始めてみたい！という初心者に向けて、シチュエーションや季節ごとの服装や持ち物を解説します。

海釣り・船釣り、渓流・湖釣り、に加え、人気のアクティビティワカサギ釣りも説明します。
あわせて、アクティビティジャパン編集部が厳選した、初心者におすすめの釣りツアーやプランも紹介しますよ！
気になるプランは早めにご予約くださいね！

海釣りでおすすめの服装は？

防波堤釣り・海岸釣り 基本の服装

海辺は内陸よりも体感の気温が下がります。天気予報で20℃前後の快適な陽気とされていても、羽織りものを準備して行きましょう。

Tシャツや長袖の上に、釣具店やスポーツ用品店、アウトドア用品店などで売られているウィンドブレーカーを羽織ります。
ズボンは、濡れても乾きやすい高機能素材で、動きやすくストレッチ機能の効いたものがおすすめ。 足元は動きやすく動きやすい靴を準備しましょう。

最近では、作業服メーカーから釣りを始めとするアウトドア用ウェアが販売され、人気を集めています。女性用も販売されていますので、一度覗いてみてはいかがでしょうか。

船釣り 基本の服装

船釣りの服装は、基本的に防波堤や海岸からの釣りと変わりません。
大きく異なるのは、船の上では国土交通省の規定によりライフジャケットの着用が義務付けられていること。基本的には釣り船で貸し出しされますが、自身で購入する場合には、「桜マーク」（国が定める安全基準をクリアした印）が付いたものを選んでください。

船上で、足元が濡れることもあります。船の上は滑りにくい長靴などがおすすめ。デッキブーツと呼ばれる船上用の長靴もあります。夏場であれば、安価で購入できる漁業用サンダルなどでもOKです。

船酔いしやすい方は酔い止め薬が必須。また、財布や携帯など小物類を入れる防水バッグがあると役立ちます。

海釣り 夏の服装

夏は短パンや半袖といった軽装でもOKですが、思わぬところに釣り針が引っかかる、足元が濡れていて滑る、といった事故も考えられます。極力肌を露出しないよう上半身にはラッシュガード、下半身は短パンの下に足首までのスパッツを履いておくとよいでしょう。

足元は動きやすく滑りにくい靴を用意してください。
つま先を覆いつつ水抜けのよいスポーツサンダルやマリンシューズが適当。スポーツ用品店や釣具店で購入できます。このほか、日焼け止めや虫除けスプレーを忘れずに。

海釣り 春／秋の服装

春や秋は、日中は快適な気温でも急に冷え込むことがあります。脱ぎ着のしやすい羽織りものを準備しましょう。

秋口や晩春など、比較的気温が高い時季はナイロン素材のウィンドブレーカー、秋の終わりや春先には、防水性のある中綿入りの防寒着などを持っていくと安心です。
防水防寒着は、釣具店、スポーツ用品店、アウトドア店だけではなく、カジュアルウェアショップなどもで販売されています。

海釣り 冬の服装

海風が吹きつける中、じっとしていることも多い冬場の海釣りでは、想像以上に体感温度が下がります！

汗冷えを避けるため綿素材は避け、上下共に速乾性かつ保温性のあるインナーやアンダーシャツを着用します。
中着（ミドルレイヤー）にフリースの長袖やベストを、上着には防水加工を施したダウンジャケットなどを用意しましょう。ボトムスには、防水防寒性のあるパンツがおすすめです。
厚手の靴下にプラスし防寒ブーツを履くなど、足先の防寒対策もお忘れなく！

ニット帽、ネックウォーマー、冬用のフィッシンググローブ、カイロなど、各種防寒グッズも用意しておくとよいでしょう。

川釣り・渓流釣り・湖釣りでおすすめの服装は？

川釣り・渓流釣り・湖釣り 基本の服装

川中に入って魚がかかるのを待つこともある川釣りや渓流釣りでは、ウェーダーと呼ばれる、ズボンとブーツが一体化した胴着があると、濡れずに釣りを満喫できます。水中深くに入らず、川岸や浅瀬で釣りをするだけなら、フィッシングブーツや滑り止めの付いた長靴などでOKです。

湖釣りも、服装は渓流釣りとほぼ同様です。深い場所で釣りを行う場合には、ウェーダーを着用し、浅瀬や湖岸の場合はフィッシングブーツや長靴を履きます。

川釣り・渓流釣り・湖釣り 春／夏の服装

春夏はウェーダーの中に、速乾性のあるシャツや、ストレッチ素材のパンツなどを着ます。
真夏はTシャツでも構いませんが、日焼け防止に、アームカバーがあると役立ちます。なかには、ラッシュガードとTシャツを組み合わせて日焼け対策している方もいるようです。

季節を問わず、デニムやカーゴパンツなど、ウェーダーの中でごわつきやすく吸水して重くなる素材のパンツはNGです。水濡れが気になる方は、薄手のウェーディングジャケットを着用してもよいでしょう。

帽子や虫除けスプレーなどもしておきましょう。

川釣り・渓流釣り・湖釣り 秋／冬の服装

山中にある渓流は、急に冷え込むこともあります。上半身は、速乾保温性の高いインナー、長袖のカットソー、寒ければコンパクトダウンなども着るようにします。さらに、冬用のウェーディングジャケットを着れば、防水だけでなく保温性も高まります。

ボトムスには、裏起毛でストレッチの効くパンツが無難です。

冷え対策として、ネックウォーマー、イヤーウォーマー、フィッシンググローブ、カイロなども用意しましょう。

ワカサギ釣りでおすすめの服装は？

ワカサギ釣りは、多くの場所で10月頃から3月頃にかけて開催されます。

ワカサギ釣りというと、凍った湖面の上で氷に穴を開けて行う穴釣りのイメージが強いかもしれませんが、実はドーム船と呼ばれる、船の上部までがすっぽりとガラスで覆われた船内で釣りをすることもできますよ。

以下で、釣り方に適した服装をチェックしましょう。

ドーム船ワカサギ釣りの服装

通常、ドーム船には暖房が入れてあります。ドーム船で釣りを行う場合、釣り用の特別な服を買い求める必要はありません。
具体的には、長袖のカットソーに羽織りもの、ボトムスはストレッチの効いたパンツやデニムなど、動きやすく快適な服装で臨みましょう。

ドーム船のある釣り場は、都心に比べて冷え込む場所にあります。思いがけず寒い場合に備え、帽子や手袋、カイロなども用意しておくとよさそうです。

穴釣りワカサギ釣りの服装

氷上で行う穴釣りや、テントを張ってワカサギ釣りを行うテント釣りについては、厳重な防寒対策をして臨みたいもの。寒さや水濡れ、風をしのげるスキー・スノーボードウェアが最適です。

上半身は吸湿保温性のインナーに長袖のカットソーを重ね、上にはスキー・スノーボードウェアを着るようにします。ボトムスは、タイツやレギンス、またはストレッチ素材のパンツの上からスキーウェアのパンツを履きます。スキー・スノーボードウェアがない場合は、防水性のあるダウンジャケットや中綿入りボトムスを着用するとよいでしょう。

足元は厚手の靴下と長靴がおすすめ。長靴はひざ下まで隠れる長さがあり履き口が絞れるタイプのものであれば、寒気が入るのを防げます。
ニット帽や、耳まで隠れる帽子またはイヤーマフ、ネックウォーマー、手袋、カイロなどもお忘れなく。

釣りの持ち物リストと解説

釣りには、場所や釣り方別に適した服装や持ち物があります。しかし釣りの種類を問わず、共通して用意しておきたいものもあります。
以下で詳しく紹介しますので、ぜひ参考にしてくださいね！

サングラス

サングラスは、海面や湖面からの照り返しを防ぐ意味もありますが、釣り針が誤って目に入る事故を防ぐためにも重要。目をしっかりとガードできる大きめのサングラスを用意するようにしましょう。偏向グラスのものは、水面に反射する眩しい太陽光をカットできおすすめです。

帽子

帽子は、夏は日差しを遮るため、冬は防寒のために必須です。夏はキャップやつばの広い帽子、冬はニット帽を用意しておきましょう。風に飛ばされてしまうこともあるので、キャップやつばつきの帽子は、ひもやハットクリップをつけておくようにしてください。

ウェットティッシュや飲み物

ウェットティッシュは、汚れやすい手元を清潔にしてくれます。
海釣りでは木陰などがなく、太陽が照りつけるなか釣りをする場面も出てきます。気づかないうちに脱水していることもあるため、ぺットボトルの水などを十分に用意し、こまめな水分補給を忘れないようにしましょう。

ゴミ袋

弁当箱などのゴミを持ち帰るため、ビニールのゴミ袋は数枚用意しておくと便利。

タオル

タオルは、海水や川の水で足や手が濡れたときや、汗拭き、魚を掴むときに使います。洗顔サイズのものを3、4枚用意しておくとよいでしょう。釣具店には、ベルトなどにかけやすいように、中央に金具を通したフィッシングタオルも販売されています。

クーラーボックス

クーラーボックスは、釣った魚の鮮度を保つためにも用意しておきたいもの。さまざまなサイズがありますが、釣る魚の種類にあわせて買い求めましょう。

通常、堤防や河川で小型の魚を釣るときは20L未満の小型、海釣りで真鯛やヒラメなど中型の魚を釣るときは20～39Lの中型、船釣りで大型魚を狙うときは40L以上の大型がよいとされています。初心者やレジャーでこれから釣りを楽しもうという方は、中型のクーラーボックスがひとつあると便利です。

その他

船釣りの際には、酔い止め薬があると安心です。絆創膏や消毒液といった救急セットがあると、もしもの場合に役立ちます。
夏は日焼け止めや虫除けスプレーも忘れずに持っていきましょう。天候が変わりやすい初夏や秋口には、レインコートを、防寒対策が必要な冬は、カイロ類もお忘れなく。

※プランや料金・紹介施設などの情報は2024年9月現在の情報です。